2002 6 24

雨が降っている。寒い感じさえする。

さて、明日は準決勝。予想ではブラジルが勝ち、韓国が敗れるというのが一般的かも知れませんが、
トルコが負け、ドイツが勝つとも思えない。混沌として、予測は出来ないのが正直なところ。
案外韓国とトルコの決勝戦が横浜であるかも知れない。
ただブラジルとドイツの決勝戦がワールドカップの決勝戦にふさわしいと書けばそう書ける。
いやアジアでのワールドカップなんだから、韓国とトルコがふさわしいのかも。
いやいやブラジルと韓国が日本で決勝戦をしてみれば、滅茶苦茶に面白いのかな。
と色々と想像してしまう。

2002 6 22

トルコがセネガルに勝利。どちらも個人の身体能力はすごい。ついでに書くと、世界のトップの
身体能力は日本のそれの比ではない。日本のサッカーのスピードは確かにすごいけど、これは組織での
ボール運びのスピードが優れているということで、個人のスピードのことではない。
世界の壁はやはり敢然としてある。と思ったりした今日の試合。

2002 6 19

敗因についての論がメディアを踊る。僕は踊る論を眺めている。
試合についての酷評はされるだろう。何故と疑問符が無限に続く。

歴史にイフが無駄なように、無駄なイフは必要ではない。
必要であるのは充実した大人になることだ。
充実した瞬間を堪能することだ。

2002 6 18

どうであれ、現実は受け入れるしかない。

韓国では夢が赤く燃え、日本には静かに夜の時間が流れている。

8年前の日本にはワールドカップは夢の舞台だった。夢は眼の前にあるのだけれど、
指の先は届かず、ちょうど夜空の星のようなものだった。
手を伸ばせばそこにあるのだけれど、手に入らないもどかしさ。
4年前の日本にはワールドカップは現実の舞台ではあったけれど、それは舞台に上がる資格が
あっただけというものだった。「戦い、そして勝つ。」というフレーズはどうにも贅沢な夢で、
せいぜいがメディアの夢の観測を心地よく眺めていただけだった。
この日本がここまで来た。
さて、これからの4年間をどう過ごそうか?

2002 6 17

明日、決勝トーナメントに進出した日本はトルコと戦う。場所は仙台。

2002 6 4

日本の初戦のキックオフは午後6時、今日はそれに合わせて仕事をしてたみたいです。
シャッターは午後6時に降ろす。以後、サッカーの世界に没頭する。

夜10時頃に、ある人から電話が入る。またしても例の件。
実は今、学校に大勢がいるとの事。出かけて見ると運動場に確かに誰かがいる。
5,6名かと見当を付ける。学校への侵入者なのだから、警察官と一緒に入るべきなのだが、
交番に警官は不在で、結局は僕一人で夜の学校へ入る。
侵入者は運動場に群れていた。僕は何者かと聞く。中の一人が携帯で連絡を取るのが分かる。
暗くて誰かまでは分からない。といって、侵入者が僕に危害を加える様子もない。
しばらく話をしていて気が付いた。僕はこの連中を実は知っていた。
数年前に新聞に大きく報道された事件を起こした連中で、現在は暴走族をしている連中だ。
つまりは不良集団で、不良集団なのだから、学校の進入ぐらいは、当たり前のようにする。
といって知らない連中でもないので、大して腹も立たない。僕が無事でこれを書いているのは、
彼らも僕の事を知っていたせいだろう。彼らは何故か僕を嫌っていないのは分かるから。

ところで、この件はやはり報告の必要があるのだろうかと考えている。
そういえば、電話をくれた人と話していたら、やはり僕を心配していてくれた。
そういえば、妻も心配で学校の近くまで迎えに来ていたな。
考えたら学校の暗闇で6人の侵入者に話を付けに行った訳だから、人は心配もするだろう。
ただ、書いておきたいのは、これが僕の仕事でもあるということだ。
学校の近隣協力員という名の微職でも、これは仕事であるということだ。

2002 6 3

昨日は西区のグランドゴルフ大会で、場所は庄内緑地。
だから、朝7時に起床して、バイクで緑地まで出かける。緑地までの必要な時間は20分。
とにかく暑い日で、日差しは散々に僕の皮膚を焼く。だから、今日は日焼けで腕が痛い。
日焼けの話はさておいて、通常この手の行事は午前で終わる。
終わるはずが終わらないで、次の事件に続く。

グランドゴルフが終了したのは午後1時を過ぎていて、ちょうどその頃に僕の携帯に連絡が入る。
相手はいつも運動場を使ってサッカーをしている青年たちで、だから急いで帰宅する。
学校の鍵を空ける必要があるので、それがどうにも気になる。帰宅に要する時間は20分。
どうにも腹が空いていたのは、何も食べていなかったせい。だから帰宅して大急ぎで
カップめんをぱくついたりしてみる。どうにものどが渇いていたせいもある。
これは日差しのせいなのだろう。
で、学校の鍵を区政委員長の家まで受け取りに走り、ついでに学校まで出かけてみる。
午後2時には間にあったという感じ。そこには夏の運動場という感じの運動場があって、
ついでに学校での運動会のあと片付けがしてなかったので、その光景も僕の目の前に広がっている。
どうにも暑いので、テントに入って休んでいると、10数名の生徒がやってくる。
彼らは最近よく僕が付き合っている連中で、近くの予備校の生徒たち。
なんで連中と付き合いが始まったかを書くととても長くなるので、それは略す。
とにかく彼らと一緒に運動場の使用をはじめる。彼らはサッカーを初め、僕はストレッチと
ダッシュで身体をほぐす。ワールドカップが日本で始まったのだ。
僕も一緒にボールを蹴ればいいのだけれど、彼らに付き合う体力は僕にはどうにもないので遠慮する。
彼らは延々とサッカーを続け、僕も何となく延々とダッシュを繰り返す。
知っている人は知っているでしょうが、これはきつい。相当にきつい。
きついのは午前の仕事のせいもある。とにかく疲労感が満ちている。
そろそろ帰ろうかと時計を見ると3時半に近い。で、いつものように彼らにあとを
頼んで帰宅する。テレビではサッカーが始まっていた。
それを横目にシャワーを浴びて横になっていると、息子が買い物に行きたいという。
で、買い物に付き合う。帰宅すると、娘が買い物に行きたいと言う。これにも付き合う。
ついでに学校に寄り、門を閉じようとして、僕は初めて愕然とする。
何というか、学校が荒らされていた。

以後、電話が続く。こうした時は携帯は本当に便利だ。
大体の事情が分かり、区政委員長宅に行き、一緒に学校へ行く。
二人で点検し、ひとまずは帰宅する。

で、今日の朝、区政委員長から学校が警察に連絡を入れ、早速に警官が2名来たとの連絡を受ける。
僕も2度教頭に電話をする。ついでに某さん宅にも電話を入れ、いろんな情報を仕入れる。

学校というところは、教師がいなくなればいろいろな事件がよく起きる。土曜日が休業日になったので、
事件は一層起こるようになる。何といっても無人です。