Windows XPでショートカットを作成すると、これは必ず絶対パスによる指定となる。
これを相対パスで指定してみようというのが今回の趣旨だ。
パスとは要するにパソコン上の住所。
現実世界に置き換えると、たとえば自宅の隣の家を「○県×市△丁目」という住所で示そうというのが絶対パスによる指定。
ただ単に、「ウチから見て一軒となり」と表現するのが相対パスによる指定となる。
相対指定の良いところは、町村合併などでその町の名前が変わろうと、「ウチから見て一軒となり」という表現でご近所をあいかわらず指定できる点にある。
逆に絶対指定だと、町の名前変更を反映させ正確な住所を一からすべて書き立てなければならない。
結論からいうと、相対パスのショートカット作成は可能である。
そのためには、以下のような指定の仕方をすれば良い。
(長いので2行に分かれて見えるかもしれないが、入力する際は1行に繋った文字列となる)
%windir%\system32\RunDLL32.exe Shell32.dll,ShellExec_RunDLL "相対パス"
伝わる人にはこれで伝わるだろうが、メモついでに詳しいやり方を次項に記しておく。
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