淫狩 Pochette女の子と仲良くなるタイミングがあわずに悶々とする主人公。そんな彼の元に教育実習生として学園に忍び込んだ悪魔がささやきかける。魔力を使い女を陵辱せよ・・・・ と言う感じに鬼畜系な感じのゲームなんですが・・・・・何にも起こりません。悪魔のあの字も出てこないし。パケージにはしっかり陵辱されている女の子のCGはあるし、悪魔から授かった魔力で女の子を思うがままに陵辱するとか書いてあるのに・・・・・・。 まずこのゲームのシステムを説明すると、休み時間、昼休み、放課後の3つの時間帯で体育館、図書館など8カ所のうちの一つに移動し、たまにイベントが発生するという感じのADV。攻略可能な女の子は4人+α。とにかく女の子に会わないと何も話が進まないようです。 そんなこんなでとにかくそのままプレイを進めるとようやく出てきましたよ、悪魔が! 長い道のりだった・・・・・。で、悪魔からもらった魔力は、周りの空間を遮断し女の子と2人きりになれる「遮断」、女の子を自由に操れる「傀儡」、女の子を淫らにさせる「催淫」の3つ。さらに魔力を使い女の子を陵辱した後は悪魔が時間を戻し、みんなの記憶も消してくれるというありがたさ。悪魔さん、ありがとう!これで僕も一人前の漢になれるよ! Hシーンに関しては一人当たり10回くらいあるので良いのですが、ゲームとして自由度が高いとはいえず、なんとなく物足りなさを感じました。前作の「契約」がひたすら鬼畜系のHシーンの連続で罪悪感を感じたのかもしれませんが、ゲームの2/3を使った恋愛ゲー的前振り部分も時間がかかる割に薄々でやはり物足りず。やっぱり恋愛ものじゃないと!とかHappyEndじゃないとダメ!とかいう意見も採り入れたそうだけど、そういう人はあんまりこういうゲームはしないんじゃない? こういう企画を立てた時点でそういう意見は無視しても良いのでは・・・。 まぁ、主人公が悪魔に心を売るまでの過程をきちんと説明しているというのは良いのですが、そんなのは最初の10分くらいのプロローグで片が付くと思います。もし前半部分が女の子に会った回数でフラグが立つようなシナリオではなく、選択肢でシナリオが分岐していくようなものであったなら、それなりに意味はあるのでしょうが、単なる一本道シナリオでは意味がないですよねぇ(^^;(00.10.31) 評価:55 |