UP DATE 2013.01.06

平成25年1月6日。爆音号のリモコンエンジンスターターの設定をフットブレーキ検出に変更しました。

 

*** 設定を変更する理由 ***

リモコンエンジンスターターでエンジンを始動すると Err15(エラー15) が発生!
エンジンが始動しません。


「取扱説明書の確認」
Err15(エラー15) P/N検出エラー2
P/N検出が設定されていません。

取扱説明書34ページを参照の上、P/N検出の設定を行ってください。
P/N検出が正常に行えない車両の場合は、本体の設定スイッチ2(フット/PN切替)を「フット」(0FF側)に切り替えて
フットブレーキコード(車種別専用ハーネスの細い紫コード)を配線してください。

「現状の把握」
P/N検出は取り付け時に設定済みなのに、なぜ
Err15(エラー15)が発生したのか?
原因は分からないものの、再度P/N検出を設定、リモコンでエンジンが始動するようになりましたが・・・。

その後、頻繁に
Err15(エラー15)が発生するように
特に冬の寒い日の朝などバッテリーが弱っている時に
Err15(エラー15)発生するようです。

「原因の推察」
バッテリーが弱ったことにより、セルが回った瞬間、リモコンエンジンスターター本体へ供給する常時電源が途絶え
常時電源が途絶えたことにより、P/N検出の設定が消えて
Err15(エラー15)が発生する。

「対応」
RKステップワゴンを新車で購入してもうすぐ3年
バッテリーは弱ってはいるが、キーでのエンジン始動は問題ないのでバッテリーを交換するのはもったいない。
リモコンエンジンスターターの設定を、P/N検出からフットブレーキ検出に変更して対応することにしました。

「操作の変更点」
今回の設定変更によりリモコンエンジンスターターでエンジン始動中は
フットブレーキを踏むことによりエンジンが停止するようになります。
(以前はシフト操作でエンジンが停止していました)

 

*** 設定変更作業の詳細 ***

リモコンエンジンスターターの本体へアクセスするため
運転席のドライバロアカバーを外します。

ドライバロアカバーの外し方は
リモコンエンジンスターター取り付けを参照してください。
運転席の足元から上を見上げた位置に
リモコンエンジンスターターの本体があります。
車種別専用ハーネスの取り回しの関係で
リモコンエンジンスターター本体が上下逆さまなので
設定スイッチは上の方(黄矢印)になります。
取扱説明書P32を参照

スイッチ番号2
P/N検出、フットブレーキ検出をONからOFFにします。


ON  P/N検出(標準設定)
     ↓
OFF フットブレーキ検出
次にフットブレーキ検出コードを
フットブレーキスイッチの配線に接続します。

画像中央の緑色のフットブレーキスイッチから
白いカプラを爪を押しながら引き抜きます。
フットブレーキ検出コードは
車種別専用ハーネスから出ている細い紫線です。

白いカプラの緑線に
フットブレーキ検出コード(紫線)をワンタッチカプラで接続します。

※白いカプラの緑線は2本ありますが、どちらでもOKです

白いカプラを元に戻して、リモコンでエンジンが始動するか確認
ドライバロアカバーを元に戻して完成です。

フットブレーキ検出に変更によりErr15(エラー15)は回避
確実にエンジンが始動するようになりました。

今回の設定変更によりリモコンエンジンスターターでエンジン始動中は
フットブレーキを踏むことによりエンジンが停止します。
(以前はシフト操作でエンジンが停止していました)

 

*** 注意事項 ***

本改造は電気系の改造です。
同様の改造をされる場合は個人の責任でお願いします。

 

*** 関連リンク ***


カーメイト TE−W2300 取付説明書・取扱説明書
リモコンエンジンスターター取り付け
 爆音号に カーメイト TE−W2300 を取り付けました。

 


アクティ号の
ワイパーブレード交換
爆音号改造記録 スノーブレード交換