UP DATE 2004.05.16

平成16年5月15日。助手席側パワーウィンドーに八木澤さん製作オートウィンドーを取り付けました。
助手席パワーウィンドースイッチをダブルクリックするだけで
運転席側と同様に自動全開、自動全閉するようになり、大変便利になりました。

 

*** 必要な部品 ***

部 品 名 数量 部品代 取り付け作業
八木澤さん製作
オートウィンドーユニット AWU01
5,800円(送料別) DIY
エーモン
丸型圧着端子 AV1.25sq (M236) 
適宜
絶縁テープ 適宜 適宜
注意 オートウィンドーユニットはAWU01とAWU02の2種類があります。

    ・AWU01 助手席側、運転席側の両方ともオートウィンドー化するタイプ。
    ・AWU02 運転席側のみオートウィンドー化するタイプ。

    今回は両方ともオートウィンドー化するためAWU01を選択しました。
  八木澤さん製作オートウィンドーユニットはこちらで製作有償配布中です。

八木澤Webページ

 

*** 取り付け作業の詳細 ***

オリジナル電子回路で有名な「八木澤」さんが
助手席側ウィンドーをワンタッチで自動全開、自動全閉する
オートウィンドーを開発!
早速爆音号のオートウィンドー化に挑戦しました。

助手席、運転席側スイッチの両方をオートウィンドー化するため
オートウィンドーユニットは助手席スイッチ側に取り付けます。

運転席スイッチ側に取り付けも出来ますが
その場合は運転席側スイッチのみオートウィンドー化になります。
ドアの内張りを外すため
先にドアミラー裏の三角カバーを外します。

三角カバーは上側1箇所、下側2箇所、計3箇所を
金属クリップで固定されており、上側から手前に引くように外します。

が、固定がきつくてなかなか外れない。

思い切って引っ張ったら下側2箇所が壊れてしまいました。
上側1箇所でも固定できるので気にしない気にしない(^◇^;)
(画像をクリックすると壊れた裏側が表示されます)
次にドアアームレストを外します。

プラスドライバーでドアハンドル中央のネジ1本を外します。
(画像をクリックするとネジを拡大します)
ドアアームレストを上に持ち上げるように外し
ドア内張りを固定しているネジ(矢印)2本を外します。
次にドアノブを固定しているネジ(矢印)を外します。

そしてドアノブを前方(画像では右側)にスライドさせ
ドアノブをドア本体より切り離します。
ドア内張りはドア本体に8本のクリップで固定されているので
ドア内張りを下側から手前に引くように外します。

ドアノブは画像のように、上側を手前にねじるように回し
ドア内張りの下側を持ち上げながら開口部から抜きます。

ドアノブを強くねじり過ぎ、裏側のロッドが外れた場合は
ドア内張りを外した後で元に戻します。
ドア内張りが外れた状態です。

矢印はドア内張りをドア本体に固定する
8本のクリップが入る穴です。

またドア内張りを上に引くように外せば
ドアロックピンは外す必要はありません。
次にドア本体に貼られている防水シートを剥がします。

防水シートはクリーム色の粘着ゴムで貼られているので
粘着ゴムが他に付かないように気を付けて剥がします。
(剥がした防水シートは再使用するので保管します)

防水シートを剥がさなくても取り付け作業は出来そうですが
今回は慎重に作業するため、防水シートを剥がしました。
八木澤さん製作の
オートウィンドーユニット AWU01
5,800円(送料別)です。

小型のユニットに接続されている配線は6本でした。
電装いじりのお約束
バッテリーのマイナス端子を外して作業開始です。

まずパワーウィンドーモーター側の配線を接続します。

パワーウィンドーモーターの配線は矢印の2本の配線で
作業をし易くするため配線同士を固定している
黒のビニールテープを剥がします。
パワーウィンドーモーターの配線を上下に見て
真中辺りをペンチで切断します。
(画像をクリックすると拡大します)

配線は2本ありますが、トラブル防止のため
切断は1本ずつ行います。
切断したパワーウィンドーモーターの配線に
オートウィンドーユニットの配線を接続します。
(画像をクリックすると拡大します)

スイッチ側(切断した上側)
青/赤配線に灰配線、青/白配線に白配線

モーター側(切断した下側)
青/赤配線に青配線、青/白配線に緑配線
を接続します。

スペースも狭くショート事故防止のため
今回は直接接続し熱収縮チューブで絶縁保護しました。
次にオートウィンドーユニットの電源を接続します。

スイッチ側の緑/黒配線に
オートウィンドーユニットの赤配線を接続します。
(画像をクリックすると拡大します)

こちらもスペースも狭くショート事故防止のため
直接接続しハンダ付け、絶縁テープで保護しました。
オートウィンドーユニットの黒配線に丸型圧着端子を取り付け
パワーウィンドーモーターの固定ボルトに共締めします。
(画像をクリックすると拡大します)

最後にバッテリーのマイナス端子を元に戻し動作テストです。

まず助手席パワーウィンドースイッチをダブルクリック
操作した方向にウィンドーが全開、全閉すればOK!です。

次に運転席側パワーウィンドースイッチをダブルクリック
操作した方向にウィンドーが全開、全閉すればOK!です。
(自動作動中はオートウィンドーユニットのLEDが点灯します)
オートウィンドーの取り扱い説明書にも記載されているとおり
パワーウィンドー回路には大電流が流れています。

動作テストが完了したら、ショート事故防止のため
オートウィンドーユニット全体を絶縁テープでぐるぐる巻きにします。

また各配線接続個所も確実に絶縁処理します。
オートウィンドーユニットをドア裏側に両面テープで固定
配線が干渉しないようにタイラップで固定します。
(画像をクリックすると拡大します)

最後に外していた防水シートを貼り、ドア内張りを元に戻して
全ての作業終了です(^o^)∠※パン!
助手席パワーウィンドースイッチをダブルクリックで
ウィンドーが全開、全閉されるので大変便利になりました。

ただし、挟み込み検出機能はないので
操作時に誤って手などを挟まないよう気を付けてください。
特に運転席側から操作する場合
同乗者の状況が見えにくいので十分注意が必要です。

オートウィンドーで初期型ステップワゴンがますます便利に!
八木澤さんありがとうございました。

 

*** 注意事項 ***

本改造はパワーウィンドーの電気系の改造です。
同様の改造をされる場合は個人の責任でお願いします。

本ユニットに、挟み込み検出機能はありません。
操作時に誤って手などを挟まないよう十分注意が必要です。

 

*** 関連リンク ***

八木澤Webページ
アンサーバックユニットや車速感応ドアロックユニットなどオリジナル電子回路の販売ページ
by @八木澤さん
八木澤Webページ
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