ZZRのユーザ車検 Vol1

『ユーザ車検記』 準備


ここでは去年の5月東京都立川市にある多摩陸運局におきまして、ZZRのユーザ車検を行った際の体験記を掲載致します。必ずこの通りで大丈夫という保証はありませんが、これから挑戦される方の参考になれば幸いです。

<車検で気になる車両データ>
STRIKER手曲げマフラー(JMCA認定無し)
FCRキャブレータ(K&Nパワーフィルタ仕様)
ブローバイ大気開放(オイルキャッチタンク無し)
輸出用(右側通行用)ライトAssy
高効率ハロゲンGOLDバルブ
スモークスクリーン(ロックハート製)

この車両データで絶対に問題なのは高効率ハロゲンGOLDバルブです。これは光に青色やらが入ってるのが問題(白か黄色しか認められてない)なのでノーマルバルブへ戻せばいいのですが、ヘッドライトが輸出用ライトAssyのままなので光軸検査で引っかかるかもしれません。一応新規登録の際にバルブには右側への配光を遮へいする板を溶接してありますが、ちょっと心配です。光軸だけは予備試験場でテストしてみる事をお勧めしますが、僕は目見当で光軸を合わせました。この時の手段はハイビームを壁にあてて、そのまま1メートルくらいバックしても光軸の高さが変わらなければたぶんOKです(いいのか?)。

次に問題有りそうなのはスクリーンですが、色は大丈夫だろうとの事だったので(これが以外な盲点でした)、スクリーンの末端処理だけを確認しておきました。ロックハート製は末端処理をしてあるので大丈夫なんですが、切りっぱなしのタイプだったら縁ゴムを取り付けましょう。

お次ぎはFCRですが、これ自体はK&Nパワーフィルター仕様にしてあるので問題無しです。もしファンネル仕様だと元に戻すかパワーフィルタ仕様にしないと駄目ですね。流行のラムエアーが有効なのかは判りません。ただしオイルキャッチタンクが無いのはちと問題です。これは引っかかったら空缶取り付けて回避しようという事にしました。ブローバイの大気開放はバイクの排気ガス測定はないから問題無し。ただ今後どうなるかは判りませんよ!

お次ぎはJMCA未認定マフラーですが、これは添付のバッフルを装着すれば全くもって静かです。そんな物無いとかそれでも音が大きいなんて場合はノーマルに戻すしかないですね。程度によればグラスウール交換が効果あるカモ。裏技としてなるべくエンジンかけないなんてのもあるそうです。

この他には丁度交換時期だったブレーキパッドとブレーキフルードの交換をショップに依頼(僕はブレーキ周りは自分でやりません)し、自賠責保険の継続手続きを行いました。これは車検場近くでもできるので慌ててやる必要はありませんが、知人が代理店だったのでお願いしました。そうそう、よく言われる定期点検整備記録簿の記入ですが、現在は車検後の点検でもいいので特に問題はありません。実際に提出の要求はありませんでしたし。

ここまで準備ができたらあとは車検の予約です。最近は大抵電話による自動受け付けなので、週間天気予報を確認して電話で予約しました。ここでのポイントは予約はできるだけ午前にとる事です。空いてて検査官ものんびりしてるし、その日の内だったら再挑戦する時間がありますもんね。

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