06/29
「仮面ライダーガヴ」第41話「にじりよる眼鏡」
ショウマの人間側の親族を探していた絆斗は、ついにショウマの行きつけの駄菓子屋の主人が、彼の母みちるの兄、優(まさる)であることを突き止める。
しかし、失踪事件の真相と、ショウマと優が既に知り合いであることもあって、話すに話せずに苦悩する。
奇しくも、ショウマが自分の素性を長い間絆斗に打ち明けられなかったこととそっくりな状況になったな。
ボッカはグロッタの死に動じることもなく、ニエルブに次の計画を進めさせる。
ショウマたちは、人々が不審な行動を取る不可解な事件を追う中、ニエルブと、倒したはずの酸賀に遭遇。
酸賀は絆斗に倒された後も息があったが、グラニュートとの融合手術の影響で死亡し、今はニエルブの命令通りに動くだけの傀儡となっていた。
大勢の人間を人体実験で使い潰してきた酸賀が、今はニエルブの実験材料。
本人が知ったら.... まあ、酸賀のことだからあの世で苦笑してるかも。
改造したニエルブもニエルブで、「この酸賀さんはもう元の酸賀さんじゃない」、「君たちに敗れた酸賀さんを拾ってね」と、実験材料として好き勝手いじくり回した
割には「さん」付けをやめないのは、マッドサイエンティストなりに情があったということなのか。
酸賀に融合させられたグラニュートの遺体は、ボッカの対立候補のものだった。
選挙の対立候補を暗殺とか、南米やアフリカの独裁国家かよ。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第19話「ふたつの心でホワイトバーン」
吠の前に、かつてノーワンワールドで出会い、はぐれた高梨嶺が現れる。
しかし彼女は、既にノーワンとの適合に失敗して死亡し、クオンによって操られる身だった。
クオンは吠の目の前で嶺を射殺することで彼を闇落ちさせようとしたらしいが、吠は嶺の最期の言葉によって逆に奮起。
彼の決意に勝手に共感した真白によってテガソードはグーデバーンと合体。
完成したテガソードホワイトバーンは、クオンのブラック大獣神を撃破した。
クオンは、真白に背中の傷や内心の焦りを見透かされて珍しく動揺。
真白って、伊達や厨二病で神を名乗ってたわけじゃないんだな。
「LAZARUS(ラザロ)」#13(最終話)「The World Is Yours」
結局あの殺し屋とか出す意味あった?
2時間位にまとめてどっかで配信すりゃ良かっただけでは?
06/25
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第12話(最終話)「だから僕は・・・」
紆余曲折の末、「シャロンの薔薇」とシュウジは元の世界に帰っていった模様。
世界線を作り、改変してきた「シャロンの薔薇」が失われたことで、GQX世界は良くも悪くも独自の歴史を歩み始めるということか。
ギレンとキシリアを失ったジオンは、アルテイシアを女王(?)に迎えたことで再建される模様。
連邦のエースパイロットだったアルテイシアが擁立されたということは、アルテイシア派は連邦とも話をつけているということなのかな。
連邦にしても、戦争という浪費を抑える形で共存なり併合なりを望む勢力はいるだろうし。
今後、アルテイシアが存命のうちに軍縮や民主化を進めつつ連邦との距離の取り方を模索していくんだろうな。
ガンダムのテレビシリーズでパラレルワールドの存在を肯定するというのは「ターンAガンダム」の「黒歴史」でも描かれてきたけど、滅亡した過去ではなく併存
する世界として描かれたのは初めてか?
今後、宇宙世紀に限らず既存作品のIFや、スパロボのような多元世界をまたぐ話が作られるかもしれない。
この「ジークアクス」だって、まだオデッサ作戦とかアルテイシア編とかを描く余地が残っているし。
06/22
「仮面ライダーガヴ」第40話「追憶のアラモード」
デンテの死にショックを隠せないショウマたちだったが、ショウマは自分よりも幸果を気遣う。
たしかに彼女は、闇バイトやビターガヴが倒される(死ぬ)のは何度か見てきたけど、友人としてのグラニュートの死を目にするのは初めてだった。
あらためてショウマの洞察力と強さに驚かされる。
ショウマたちは、デンテと共に食べるために作ったプリンアラモードを、彼の思い出を語り合いながら食べるという形で、彼を弔う。
なんというか、「笑顔で送るお葬式」みたいな感じか。
ラキアは、デンテが遺したメッセージや、犠牲者を出さないために奮闘するショウマの姿、さらに失踪事件によって家族を失った人々の苦悩を目にしたことで、復讐心
を捨てることを決意。
その決意を目にしたショウマのガヴから新たな「プリンテゴチゾウ」が創造される。
アラモードモードに変身したラキアと、ゴチゾウ100体を揃えられずケーキングに変身したショウマはグロッタを撃破。
なんとか戦場を離脱したグロッタの前に現れたのは、やはり生きていたランゴだった。
ランゴのことを「死の間際に現れた幻」と思い込んだグロッタは、デンテに指摘された通り「自分は本当は寂しかった」ことに気づいて絶命。
彼女の死を看取ったランゴは「立て直す、ストマック家をなんとしても」と決意を固める。
双子にはひたすら冷淡だったランゴも、さすがにグロッタの死には「まさかお前まで....」と驚きと悲しみをにじませていた。
戦闘後、アラモードを食べるラキアの元にはプリンテゴチゾウがいたんだが、これもケーキと同じく消滅しない個体なのか?
実際、作る喜び、食べる喜び、分かち合う喜びに加えて、ケーキングでは「幸果さんを悲しませない」、プリンテでは「これ以上犠牲者を出さないためにも、ここで果
てるわけには行かない」と、どちらも「生きて帰るという決意」が込められているしね。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第18話「ミステリGP(グランプリ)! 探偵は里にいる」
テガソードはグーデバーンを呼び出し、「お前はやつ(真白)を知らない。 やつは油断ならぬ男だ」と警告するのだが、「勝手に生んでおいて偉そうにするな!」と
拒絶される。
そりゃ、何がどう油断ならないかを具体的に説明しなきゃ、キレられるよ。
角乃とミステリノーワンの推理対決。
ノーワンが最初からゴジュウジャー打倒を目的に(?)動くのは初めてか?
というか、ブライダンはとっくに、喫茶「テガソードの里」がゴジュウジャーのたまり場であることを把握しているはずなんだけど、今回も含めて店自体を攻撃対象と
して認識してはいないような。
他の戦隊と違って、地下に研究所とか神殿とかがあるわけじゃないので、「単に集合場所として使っている店」くらいの感覚なんだろうか。
(ゴジュウジャーはどちらかというとファンタジー系だし、その力の源といえるテガソードは普段は別時空にいるようだし)
要は喫茶「どんぶら」と一緒か。
「笑点」
トランプがイラン攻撃を開始した当日に、たい平がトランプのものまねを始めた。
06/21
「ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(シーズン3)」最終話「語
り継がれていくもの」
エディオムを通して様々なウルトラマンたちの活躍を見聞きしてきたウルトラマンゼットは、「誰かから受け継いた思いをまた誰かに受け継いでいく」という自分
なりの「ウルトラの絆」にたどり着く。
そしてエディオムは、ゼットから「座学の師匠」の称号をもらったんだが、素直に喜んでいた。
すっかり総集編番組専用レギュラーが板についてきたエディオム。
今後も登場してくれるのだろうか。
ゲントやブレーザーの前にも現れてくれないかな。
06/20
「それいけ! アンパンマン」「マゴマジョとおかしの国」「ロールパンナとやみの女王」
「マゴマジョとおかしの国」
おかしの国。
はしゃぐショウマ。
甘くないお菓子が見当たらず、居心地が悪そうな絆斗。
その辺の石ころまでお菓子でできていることに「だる」と苦笑するラキア。
「お菓子はひとりじめするものじゃない! みんなで分け合って楽しむためのものだ! 変身!!」
ガヴ・オーバーモード
「どうする? 二度とおかしの国に関わらないか、この場で俺たちに倒されるか!!」
「うるさいうるさ〜い! バイキンパーンチ!!」
『ダブルパーンチ!!』
とかいろいろ妄想が進んで話の内容が頭に入らず、もう一回観た。
ほうきで飛んでいる途中、ジャムおじさんたちが乗る気球と鉢合わせして落下するマゴマジョ。
ここ最近、地上波で「ミッション・インポッシブルシリーズ」をやりまくってるせいか、思わず「自分に命綱を巻き付けて気球からダイブしてマゴマジョを受け止
めるトム・クルーズ」を想像してしまった。
「ロールパンナとやみの女王」
「カスタード流星群」という単語が出て来たが、特にそこに関連した既存、新規のゲストはなし。
06/18
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第11話「アルファ殺したち」
マチュとニャアンの戦い。
「シャロンの薔薇」の影響か、突如達観したような話しぶりになるコモリ。
そしてすべてを持って行く、「BEYOND THE TIME」と「薔薇の世界」からやってきたRX-78ガンダム。
06/15
「仮面ライダーガヴ」第39話「探し求めていたのに」
今回の様子だと、ショウマたちは斎藤の失踪(実はグロッタに殺害された)について知らない模様。
人間界のお店でお菓子が食べたいとごねるデンテのために、幸果たちはプリンアラモードの材料を揃え、洞窟内で作ることにするのだが....
ビターガヴになってもショウマに勝てなかったことでジープはニエルブに詰め寄るが、「移植したガヴが体になじむには個体差がある」と素っ気ない返事。
勝てなかったのは単にオーバー/マスターとのスペック差じゃないかと思うんだけど。
実際、ヴラムを圧倒するスペックはあったし、ベイクマグナムをブースターや必殺技の相殺に使うなど、戦闘技術自体も高いし。
ただ、ニエルブが言うことにも一理あるかもしれない。
ショウマやこれまでのビターガヴ変身者というと、
・ショウマ : お菓子を食べる喜びを人々を守る力に変えて戦ってきた。
・ダークショウマ : 破壊活動を楽しみ、主人である酸賀の役に立てることを喜んでいた。
・マーゲン : 闇菓子を好きなだけ食べるために改造手術を受け、戦いや破壊活動自体も楽しんでいた。
と、みんな方向性は違えど前向きだった。
対してジープは、これまでさんざん蔑んできたショウマと似たような形のガヴを取り付けられることを、他に手がないから、リゼルから応援(という名のプレッ
シャー)を受けたからという理由で嫌々承諾。
これで「外科手術で取り付けられた変身システム」が早々になじむだろうか。
実際、初めての変身の際はガヴのハンドルが拒絶反応を見せていたし、あれは彼の心とガヴの不整合が原因だったのでは?
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第17話「キラッと輝け! ナンバーワン運動会!」
真白はユニバース大戦で勝利した後、時空の狭間に1万年間氷漬けにされていたが、グーデバーンの誕生と世界改変による影響で覚醒していた。
指輪争奪戦が1回で終わらなかったのは、1回目で何かトラブルがあったのか。
それにしても、各世界の時間の流れ方が、清々しいくらいにバラバラだな。
テガジューンはブーケに対し、彼女の反対に耳を貸さずに世界改変を強行したことについて「お前の言う通りだった」と、やや遠回し気味ながらも詫びる姿勢を見
せる。
意外と聞き分けとか学習能力もあるのか?
運動会に出たくない飯島碧を頼まれもしないのに救うべく、運動会ノーワンと対決する真白。
いつも吠たちには億単位の報酬を要求する真白だが、払わなくとも取り立てる様子もなく、弁当代わりに高級フレンチを「俺のおごりだ」とタダで振る舞い、子供
相手には「タダ働きもいいもんだ」と無償の善意も辞さないなど、彼にとって金の要求とはただの挨拶や冗談なのかもしれない。
というか、彼も指輪集めをしているはずなのに、払えないことを口実に指輪を奪おうとしないのは、いつでも奪えるという余裕があるからなのか。
また、ノーワンに有利な判定しかしない審判を買収する際には碧をあらかじめ避難させており、金に物を言わせることが必ずしもきれいでも正しくもないことを理
解自体はしている?
(相手は一方的に攻めて来た侵略者なんだから、こっちが何しようと卑怯もクソもなくはないんだけど)
06/11
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第10話「イオマグヌッソ封鎖」
マチュが捕らえられてからどれくらい経ったのかは不明だが、ジオンが地球環境回復のために建造したとされる「イオマグヌッソ」が完成。
マチュはソドンの営倉とジークアクスのコクピットを往復するような生活を送っているようだが、それでもコモリを「こもりん」、シャリアを「ヒゲマン」と呼ぶ程度
には周囲と打ち解けていた。
ついに登場、ギレン・ザビ。
・・・・そして退場、ギレン・ザビ。
ギレンの秘書官がキシリアを侮辱している最中に自分の首を鷲づかみにして苦しみだすから、一瞬、キシリアがダース・ベイダーみたいに念力で首絞めているのか
と思ったよ....
キシリアによるギレン暗殺が成功し、キシリア派が決起。
ギレン派の護衛戦力であるビグ・ザム(画面上には少なくとも4機)をエグザべ率いるギャン部隊が撃破。
なるほど、遠距離からのビーム攻撃が通じないビグ・ザムを倒すためのギャン量産か。
ニャアンはジフレドをイオマグヌッソに接続し、ギレン派の主戦力の拠点であるア・バオア・クーを崩壊させる。
イオマグヌッソの正体は、「シャロンの薔薇(エルメスとララァ)」をコア、ジフレドをトリガーとした、人工的にゼクノヴァを発生させる装置だった。
「歴史探偵」「後醍醐天皇と南朝」
筆者が学生の頃の教科書には載っていなかった気がするが、実は室町時代には、南北朝統一後も「後南朝」と呼ばれる勢力による騒乱が度々起きていた。
ジオン残党みたいなもんか。
06/09
「午後のロードショー」「ザ・コンサルタント」
イリノイ州で会計事務所を営むクリスチャン・ウルフは、各国の犯罪組織やテロ組織の会計の不備を修正し、それだけの機密を知りながら消されることもないだけ
の戦闘力を持つという裏の顔があった。
そんな彼に表の仕事がひとつ舞い込むのだが....
ウルフは自閉症によって天才的な頭脳と日常生活が困難なほどの完璧主義や知覚過敏を抱えていたが、軍人だった父親によって時間をかけたカウンセリングではな
く徹底した戦闘訓練で鍛え上げられ、さらに、ある事件で知り合った裏社会の金庫番と呼ばれる男から経済の知識も学んでいた。
かなり一般倫理から遠い人生を送ってきたウルフだったが、言動は常に事務的で無感情なものの、表の仕事の顧客となった老夫婦に対しては、わずかな手がかり
から根掘り葉掘り質問攻めにした末に納税額が少なくて済むよう取り計らったり、事件に巻き込まれた女性はちゃんと助けたり、世話になった療養施設には寄付をし
たり、恩人の敵討ちをしたりと、意外と情は持っている模様。
ウルフが老夫婦の家の庭を借りて射撃練習をする際、対物ライフルのバレットM82を使っていたんだが、wikiによると民間人でも州によっては所持できるら
しい。
「ガンゲイル・オンライン」で描かれていたような「撃たれた相手が粉々になる」というほどの描写はなかったものの、ラストで記者が「対空砲で撃たれたという情
報も〜」と発言している。
よくある「悪党たちが舐めてかかった相手が実は凄いやつだった」という話なんだが、主人公の活躍と回想に並行して、財務省職員が「裏社会の会計士」に迫る姿
が描かれることで主人公の肉付けが進み、さらに終盤とラストでは「ああ、あれがそうつながるのか」と驚かされた。
日本公開が2017年、続編が今年配信開始とのことなんだが、あんまり有名でない(?)のが不思議なくらいの傑作。
06/08
「仮面ライダーガヴ」第38話「憎しみの向こう側」
和菓子屋「あんどう」の職人、斎藤建二の正体は、絆斗の母親をさらった闇バイトだった。
絆斗が持ち歩いていた「怪物の絵」ではガヴの部分が赤く塗られていたためネットでは物議を醸していたが、実際は人間の歯茎と同じピンク色で、目撃したのがほ
ぼ一瞬だったことによる記憶違いらしい。
彼は作戦として「あんどう」に入ったものの、元々グラニュート界でも菓子職人をしていたこともあり、先代の主人との交流の中で菓子職人としての生き方を思い
出し、ストマック社の仕事を放棄して「あんどう」のために尽くしていた。
絆斗は怒りに任せて銃を向けるものの、「店を立て直せる新商品ができるまで待ってほしい」と懇願され、やむなく引き下がる。
そして当日、絆斗はグラニュート態となった斎藤を一発殴り、チョコドンフォームの必殺技をわざと外して撃つことで、彼なりの折り合いをつける。
斎藤を許せない気持ちは消せなくとも、母を奪われた自分が、安藤親子から斎藤を奪うことも出来ない。
それが絆斗の答えだった。
しかし、グロッタは闇バイトへの見せしめのために成績不振者の粛清を始め、その対象者には斎藤も含まれていた。
不幸中の幸いは、斎藤はひとりでいるところを襲われ、安藤親子には危害が及ばなかったことと、遺体が残らない形で殺害されたため、親子に正体を知られずに済
んだことか。
その代わり、「突然失踪して安否不明」という形で心配をかけることになるんだが....
「あんどう」のその後の経営も気になるが、斎藤は絆斗に討たれるつもりで一度は書き置きを残して店を出ていたので、新しい和菓子の製法についても書き残してい
たかもしれない。
今回、ショウマは斎藤が罪を悔いていることを理解しつつも、絆斗の復讐に積極的に反対はしなかった。
ショウマは憎しみや復讐心をあらわにすることがほとんどないが、それでも結果的に母親の仇であるシータとランゴを倒しているし、そんな自分が口出しすべき
ではないと思ったのかもしれない。
ショウマに勝てないことに苛立つジープは、ニエルブからビターガヴへの改造を提案されるが、さんざん侮蔑してきたショウマと同じようなガヴにされると聞いて
ヒステリックに拒絶。
ここまで精神状態がボロボロになっても、まだ捨てられない一線があるつもりだったのか。
結局、ニエルブに「じゃあ一生勝てないままだ」と突き放され、リゼルにも後押しされたことで、やむなく改造を承諾。
ジープはビターガヴ・バキバキスティックフォームに変身。
スティック状のパーツが全身に突き刺さってフォーム形成が行われるというのが、すごく不穏。
2つの目がスティック状パーツで分割されて4つ目に見えるのは、シータの想いも背負っているという暗喩か。
あと、GQX版連邦軍のモビルスーツのようにも見える。
ジープはラキアを変身解除に追い込むも、マスターのスピードの前にはどうすることも出来ず、オーバーのパンチに咄嗟にベイクマグナムの砲撃を撃ち込むも、相
殺しきれず敗退。
変身を解除され、ふらふらになって逃げるジープを、ショウマは追えなかった。
(ゴチポッドの時間切れや空腹、疲労は起きておらず、心情的な問題だった模様)
ランゴ戦で損傷したラキアのヴラスタムギアは、特に問題なくデンテに修理されたんだが、今回登場したジープ変身のビターガヴには短時間で変身解除に追い込ま
れていた。
そろそろ新しいフォームが出るのか。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第16話「真・救世主ナンバーワン!」
テガジューンによって再構築された世界。
記憶を改変された吠は違和感を感じながらも第1話のコンビニでバイトしていたが、謎の男・熊手真白によって記憶を取り戻す。
って、なんか別の番組がはじまったっ?!
いちおう「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」と表示されてはいるが、OPの映像や主題歌がゴジュウポーラーメインに差し替えられてる....
吠はなぜか、前回奪われたはずのゴジュウウルフの指輪を所持しており、テガソードとの接触に成功した彼は、真白についての話を聞く。
熊手真白は、前回の指輪争奪戦のチャンピオンであり、初代のゴジュウウルフでもあった。
って、指輪を全部集めたらそれで終わりじゃなかったのか。
最後の勝者が決まることで世界が再構築される。
しかも再構築の際には鐘が鳴る。
ほぼデザイアグランプリやん(苦笑)
テガソードは、吠が指輪を所持していたことについて「何者かがウルフの指輪を守った」と言っていたが、その直後に場面がクオンに切り替わっていた。
真白は「俺様が救った世界は俺様のもの」という理屈でブライダン相手に「世直し」を挑む。
世界の改変が中途半端に終わっていたのは「破滅の王子」テガナグールが自分の存在理由がわからずに苦しんでいたためだったが、真白は「俺様がお前の神となっ
て導いてやる」と告げ、新たに「グーデバーン」の名を与える。
テガナグールという名前を「なんかセンスねえ」と言う割には、グーデバーンもどうなんだ....
世界も自分も滅ぼしかねない力を持つ機械生命体が、名前と導き手を与えられたことで安定化する。
これって、「魔法少女リリカルなのは」のリインフォース?!
そういえば母親のテガジューン役は、2代目リインフォースを演じたゆかなだった。
ブライダンを退けた真白は、吠たちに「俺様がテガソードを超える神となる」と宣言。
う〜ん、ラノベとかでちょくちょく見かける「魔王を倒した後に暴君になる勇者」のようにも見えるが、そっちに比べるとマシといえばマシなのか....?
あと、「ガヴ」といいこっちといい、氷のCG表現がよく出来ている。
「LAZARUS(ラザロ)」#10
第3話でクリスがスキナー宅で錠剤を拾ったことが、9話でようやく思い出される。
分析の結果、スキナーへの重要な手がかりが見つかる。
クリスの「元・ロシア工作員」という設定はどこに行ったんだ。
それに、スキナー宅は「もうFBIが捜索に入った後」と説明されていたはず。
尺が余って仕方がないので無理やり引き延ばしている感じがある。
あらためて第5話を見直してみると、いろいろ伏線があったことに気づく。
・アクセルにはハプナが効かない可能性がある(飲んですぐ鉄格子に頭突きしたら痛かったとのこと)
・エレイナが解析して出て来た画像を見て、ハーシュが「ハプナの臨床試験データ?!」と口走る。
・デルタ社でハプナの実験に使われていた最初の猿が死亡する際、他の猿も苦しんでいる。
・この頃から長官への査問会が準備されている。
見直していて気づいたけど、デルタ社の警備員の無線機をハッキング装置が仕込まれたものに交換させたのはどこの勢力?
◆結局最後まで触れられなかった。
06/07
「ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ」
「ウルトラマンオメガ」に登場する「メテオ怪獣」の情報が解禁。
二足歩行恐竜型の「レキネス」と、ロボット風の「トライガロン」
レキネスはアースガロンに似ていなくもないようなんだけど、ひょっとしてV99との接触歴があるのか?
撃墜してしまったV99の宇宙船を分析したブレーザー世界の防衛隊は、記録メディアからレキネスとトライガロンのデータを発見するものの、データの破損により、
レキネスを「◯◯ガロン」と誤認。
レキネスに似せた二足歩行恐竜型ロボット兵器を「アースガロン」と命名した、とか。
06/04
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第9話「シャロンの薔薇」
ジオンに身柄を拘束されたマチュだったが、スマホの所持は許され、「通話はだめだけどメッセージは検閲ありで認める」という破格の扱いを受けていた。
そのスマホには母親のメッセージや着信履歴の他に、同級生からのものも多数含まれていた。
テロの容疑者として指名手配されたのに、心配してくれている?
あるいはサイコ・ガンダムのテロで家族が死傷したのか....
マチュの父親らしき人物からの着信は見当たらなかったんだが、仕事が外交官とのことだから、早くに身柄の拘束やスマホの没収等をされたのかもしれない。
謎のメッセージを受けてソドンを脱走したマチュはジークアクスで地球に降下。
そこで出会ったのは、この世界のララァ・スンだった。
そのララァの話を総合すると、シャアは様々な並行世界で「白いモビルスーツのパイロット」に殺され、別世界のララァはそれを阻止するためにいくつもの世界に干渉
しているらしい。
つまり、我々が知っている、最初に放映された「機動戦士ガンダム」から始まる宇宙世紀世界は、ララァがシャアをかばって死ぬことで発生した、ララァにとっては最
も納得できる展開の世界だったということ?
おかげでアムロは罪悪感に苦しみ、シャアは逆恨みと女癖をこじらせることにはなったが、ふたりは「逆襲のシャア」で相討ちになり、「ガンダムUC」のラストでは
3人仲良く成仏したかのようにも描かれていたような。
そしてジークアクスが探し当てた「シャロンの薔薇」の正体は、GQX世界では建造が中止された巨大モビルアーマー「エルメス」だった。
そのエルメスの引き揚げ作業で、しれっと登場したGQX版ゴッグとマッドアングラー。
06/01
「仮面ライダーガヴ」第37話「忘れたことはない」
OPのランゴの顔アップがボッカに切り替え。
つまりシータのように消えてはいない。
ランゴらによる大量失踪事件は規模が規模だけに、テレビでも取り上げられる事態となっていた。
そんな中、ショウマたちは和菓子屋の息子・寛人から店の立て直しを依頼され、知恵を絞る。
一方ジープは、ランゴの死の責任をグロッタから責め立てられ、さらに夢の中でシータにも責められたことで、自分の手でショウマを倒そうとするが....
シータの死には直後にしか動揺を見せなかったグロッタだったが、ランゴの死には明らかに半狂乱になっていた。
しかもジープを締め上げる際の顔が、照明の当たり方の関係でひどく青ざめて見え、かなり恐い。
あの様子だと、ジープがランゴの襲撃場所をショウマに伝えたことは、リゼル経由でグロッタに伝えられた?
リゼルはジープを壊して遊びたいわけだし。
でも先週も書いたけど、ショウマたちはゴチゾウでグラニュートをある程度探せるし、ランゴが次に狙うライブ会場は幸果たちの友人である佐藤律が遊びに行った先で
もあるから、おそらく最初から最優先でゴチゾウが配置されていた。
つまりジープが行動しなくとも、ショウマたちはランゴの元にたどり着いていた。
先週のジープの行動は、ランゴに面倒な仕事を余計に押し付ける程度の気持ちからだったのだろうが、逆に自分がとんでもない仕事とプレッシャーを押し付けられる結
果になった。
ショウマと相対したジープは恨み言をわめきちらしながら斬りかかるのだが、ショウマはかけ声以外はほぼ無言のまま圧倒。
ショウマはシータ戦後も様々な戦闘フォームを生み出して戦闘経験を蓄積し、さらに絆斗との離別や和解をはじめとする様々な苦難を乗り越えて成長し、仲間を得てき
た。
しかしジープは、シータを失ったことで戦闘面での最大の強みである連携を失い、さらに本当の意味での家族や仲間が今は誰もいない。
ショウマが強くなり、ジープが弱くなったんだから、そりゃ負けるよ。
ふたりは肉親の敵同士なわけだが、わめきちらすジープよりも、ほぼ無言を貫くショウマの方が逆に痛々しい。
しかもショウマは、ブリザードソルベフォームに加えて、シータを倒した剣(ガヴホイッピア)を携行。
リゼルの妨害が入らなければ確実に殺すつもりでいた。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第15話「ストップ・ザ・ジューンブライド」
・テガジューンはテガソードの模造品だが、彼女はオリジナルを超える存在になろうとしていた。
・ノーワンワールドやそこに住む者たちもテガジューンに生成されたもの。
・ノーワンがナンバー1を目指すのは、テガジューンの乗り手に選ばれるため。
といった、作品の根幹に関わる設定が一気に説明された。
テガジューンが人間であるクオンに説明するというのはわかるんだが、幹部のくせに乗り手云々についての設定を全然覚えていないファイヤキャンドル。
視聴者に重要設定を説明する都合とはいえ、扱いひでぇ....
テガジューンは「我は人によって作られた」と言っていたけど、いったいあんなものを誰が作れたんだ。
とはいえ、これまでのシリーズでもドクターマンや大教授ビアスのように恐らくひとりで悪の組織を立ち上げた天才がいるし、近年では五色田夫妻、異星人や異世界人
も含むのであればフリント・ゴールドツイカーやヤンマ・ガストなんてのもいるか。
テガジューンはすべての指輪が揃うのを待たずに「儀式」を強行。
現世に現れたテガジューンはクオンを乗り手に迎え、吠が召喚したテガソードに無理やりキスして「破滅の王子」を生み出し、世界は終わった。
しかし、
世界は終わっても番組は終わらない!(スポンサー提供画面より)
「LAZARUS(ラザロ)」#9
スキナーが指定した期日まであと10日。
ラザロの上官の上官であるNSA長官のアベルが、なぜか査問会にかけられる。
そりゃラザロはあちこちで騒ぎを起こして、いろんなものを壊してはいるけど、そんなこと、スキナーや特効薬の件が解決してからいつでもできるだろう。
現に、そんな人類の姿を予想したかのような、スキナーの苦言混じりの新たな声明が流れ、査問会は中止に。
ネタ集もくじへ
表紙へ