09/29
「マジンガーZ/INFINITY」(2018年)

 U-NEXTで視聴。

「グレンダイザーU」が始まった時、まだ観ていないことを思い出したんだが、「U」の雲行きが怪しくなってきたので、そっちが終わるまで視聴を我慢していた。
(「INFINITY」が傑作で「U」の出来が正反対だった場合、「U」の視聴意欲が萎えるかもしれないから。
 実際は「INFINITY」を観なくとも「U」11話で萎えたが)

 我慢して正解だった。
 尺は90分台と決して長くはないはずなんだが、シリアス、ギャグ、メカアクションがメリハリ良く盛り込まれ、恋愛描写もうるさいどころか重要な要素として機能し、短さを感じない傑作。
 とにかく物量で攻めてくる機械獣軍団を相手にした、序盤のグレート、終盤のZの無双ぶりが最大の見どころ。
 サザンクロスナイフ、冷凍ビームといったマイナーな武装が使われているのも嬉しいポイントだった。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ31「華麗なる挑戦」

 ミラのバイト先のカレーショップ「ゴン」が、ライバル店の出現で経営危機に。
 大也は経営の立て直しを引き受けるが、高価なスパイスを買い揃えたり、向こうの店を買い取ろうとか言い出したりと、大金持ちならではのズレた思考で周囲を困惑させる。

 そのライバル店は、ハシリヤンの店だった。
 トケイグルマー・セカンドの加速能力で超高速でカレーを作り、ディスレースが鍋に呪いをかけることでカレーに依存性を持たせ、食べた客はトケイグル マー・セカンドの加速能力によって味わう時間もないままカレーを食べ尽くし、客に依存性と物足りなさを植え付けることで延々とカレーを食べ続けさせ、なお も満たされない客のストレスからギャーソリンを集めるという作戦だった。

 大也はハシリヤンの動きに気づくも、重度の依存症に陥った客たち(錠と先斗もいた)に阻まれ、店に近づけない。
 しかし、「ゴン」の店主、江戸川レイカは父譲りの精魂込めたカレーを完成させ、ミラが客たちの口にそのカレーを無理やり突っ込むことで依存性は解消され、形勢逆転。
 ミラがカレーを先斗や錠たちの口に突っ込むシーン。 つい1、2年ほど前にはできなかったんだろうなと思うと感慨深い。


「仮面ライダーガヴ」第5話「思い出がヒリヒリ」

 老夫婦と別れた後、ショウマはまたも行き倒れるが、ひとりのグラニュートに助けられる。
 彼はデンテ・ストマック。 ショウマの大叔父(祖父の弟)であり、人間をスパイスにする技術の開発者、ニエルブの師、そしてショウマを改造した人物だった。

 デンテとショウマを介してショウマと母みちるの過去が語られたんだけど、父ブーシュのやってたことって、愛情はあったのかもしれんがショウマたちや視聴者から見れば単なる暴力や犯罪でしかなく、悪い意味で「昭和のスパルタ親父」のような印象。
 ただ、ブーシュの頼みでショウマに改造手術が行われ、それが後々ショウマと人間を守る力になったことも否定できない。

 ストマック社の活動はグラニュートの世界でも違法であり、彼らは自分たちに捜査の手が及ぶ前に支配層を取り込むべく、より中毒性の高い闇菓子を必要としていた。
 敵もさほど余裕はないということか。

 絆斗はモンスター(ゴチゾウ)の目撃情報を追ううちに、エージェントが縮小化された人間を集める現場に遭遇。
 仮面ライダーに助けられた彼は、解放された人々が「紫色のモンスター」に怯える姿を見て「彼は俺達を救ってくれた『仮面ライダー』だ!」と必死にかばう。

 ショウマは自分も他の人々も幸せに暮らせるよう生きることを決意し、第2話で厄介になった、何でも屋の甘根幸果に再び世話になることにした。


 酸賀がきれいな屋敷に住んでいるのに対し、デンテは洞窟に最低限の物資のみを置いて住んでいるので、酸賀の正体がデンテということはない模様。


 エージェントって、OPでは大勢いるから「今作の戦闘員枠」のように思われていたけど、前回といい今回といい、1対2の状況だったとはいえかなり強いな。
 闇バイトが「内蔵ビーム砲やサイコミュ兵器を持ったドーベン・ウルフやゲーマルクなどの重MS」とするなら、エージェントは「人型機械としての性能をとことん突き詰めたRX-78やジムスナイパーカスタム」というのは例えがややこしいか。

 ショウマはデンテがくれた激辛ポテトチップで変身するが、姿はザクザクチップスのままで、剣に炎属性が追加されるという珍しいパターン。


 ラスト、塩谷さん....
 戦隊や他のライダーであれば助かりそうだけど、ショウマの母親のことがあるし、次回予告での変身した絆斗の戦いぶりは、明らかに敵討ちを思わせる乱暴なものだったし....


 09/28
「グレンダイザーU」第13話(最終話)「美しきこの地球のために」

 デュークへの排斥圧力が高まる中でこのサブタイトル。

 今までの三角関係のぐだぐだを吹き飛ばすかのような、ちゃんとしたロボットバトル。
 テロンナが、マジンガーXに剣を投げ渡したり弓教授がいる病院を救ったりと、割とまともに描かれていたんだが、だったらここまでの扱いをなんとかして欲しかった。

 第2話で甲児が負傷してデュークが輸血をした際「あれで甲児も大なり小なりスターカー因子を持つようになったのでは?」と思ったんだが、グレンダイザーの暴走を止めようとした甲児がグレンのコクピットに転送される場面があったので、意外と当たっていたかも知れない。

 第2期の有無は不明。
 ただ、今度はテロンナの代わりにさやかが、甲児とマリアの間で「ひとりドロドロ」をはじめるんじゃないかという不安があるので、だったらもうやらないでくれとも思う。

「ガンダムSEED FREEDOM」を成功させた福田己津央が総監督を務めただけに期待したんだが、FREEDOMの新規カットを作るのに忙しくてこっちに構えなかったんだろうか。
 戦闘シーンは少ない、代わりにドロドロ三角関係が長い、と「昭和のロボットアニメのリメイク」を求める層が求めない要素が多すぎた。
 パロディ作品とも言える「勇気爆発バーンブレイバーン」の方がはるかに王道かつ普通だった。

「ヴァルヴレイヴ」は主人公とメインヒロインに感情移入しづらいが、メカデザインと戦闘シーンは手放しで評価できた。
「グレンダイザーU」はメカデザインはいいけど戦闘シーンが少なめ。

 ざっくり評価すると、「境界戦機」よりははるかにマシだが「ヴァルヴレイヴ」にはやや劣る、という印象。


「ウルトラマンアーク」第12話「お前はギヴァス」

 ユウマらは、クロコ星人ヌマタの協力を得てギヴァスのメッセージを解読。
 ギヴァスと搭乗者のメグマ星人は母星を救うために新たな「月」を探していたが、既にメグマ星は滅亡し、搭乗者も死亡していた。
 ユウマはギヴァスの新たなギヴァス(友)となり、攻撃を決断した防衛隊から彼を守るべく、地球の月へと逃げるよう促した。


 09/26
「モーサテ」

 野村證券が国債の先物取引で相場操縦を行い、148万円の利益を取得。
 証券取引等監視委員会が2176万円の課徴金納付を命じるよう金融庁に勧告。

 そんな.... たった148万ぽっちのために相場操縦なんて....

 って、ほんとに?! 機械の操作ミスとか事務手続き上のミスとかじゃなくて、毎日何億とか何十億とか動かしてるはずの野村證券が、ほんとにたった148万円のために相場操縦したの?!


 09/25
「WBS」

 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントで7兆円規模の投資信託を運用しているクリスチャン・ヒューのインタビュー。
 彼のようなプロ中のプロでも、ここ数年のエヌヴィディアの急成長を予見できず、投資信託にエヌヴィディア株を組み込んでなかったことを後悔していると発言。


 09/24
「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。」

 第1話だけ観てそれっきりだったけど、地デジ番組表のあらすじで興味を持って終盤数話も視聴。

「冒険者として芽が出なかった男が、長い修行を経て最強になる」という点で同時期放映の「パリイ」と似ているが、主人公が自他の戦闘力を割と理解している、ツッコミ役の常識人がいる、対個人戦がメインと差別化されており、こちらもかなり楽しめた。

 OP主題歌が串田アキラで、作詞が田村直美と監督の片貝慎。 武闘会編メインゲストのケルヴィン(小西克幸)の主演回ではキャスト表の筆頭に彼らの名前が来るなど、かなり気合いが入った作品。


「パリイ」と並んで、「グレンダイザーU」への失望感を埋めて余りある傑作。


 09/23
「異世界ゆるり紀行」

 神の手違いで死んでしまった青年が異世界に転生し、装備やスキルなどをやたら優遇されて大きな苦労をすることなく旅を行く。
 初期の環境や人間関係がギスギスだった「サクナヒメ」と好対照(?)といえなくもなかったような。
(いちおう、主人公の優遇ぶりについては理由付けがされている)


 09/22
「仮面ライダーガヴ」第4話「マシュマロおかわり!」

 これまでにショウマに倒された闇バイトは、ストマック家の次男ニエルブに改造された者たちだった。
 ショウマのガヴがメカっぽいのも、改造によるものか。

 ショウマは親切な老夫婦に世話になっていたが、シータとジープの放ったエージェントの襲撃を受ける。
 老夫婦からもらったマシュマロから得た新フォームでエージェントを撃破したものの、彼らの所に戻って安心させると「幸せな人間」としてスパイスの材料にされかねない。
 ショウマは老夫婦に無事を告げることなく立ち去る。


 エージェントやシータたちの襲撃を受けた際、ショウマは「シータ姉さん、ジープ兄さん」と言っていたが、あの双子の片方は男だったのか。
 しかもよくよく調べてみたら、女性的な服装の方が兄で、男性的な方が姉だった。

 ショウマの母は、闇菓子の材料として縮小化された挙句に潰され、ショウマはグラニュートとの混血故か縮小化を受け付けなかったために連れて行かれ、そこから第1話冒頭へとつながっていた。
 長男ランゴたちはショウマたち親子を最初から殺すつもりでいたから、「実はショウマの目の前で潰していたのは、母親とは別の縮小体」というのは考えにくい。
 あの場にいたショウマの異母兄弟全員が、彼にとっての母親の仇ということか。

 エージェントはグラニュートそのものではなく「眷属」にあたるためか、必殺技を受けると爆発ではなく消滅。
 ショウマの最後通告もシータ、ジープに向けられていた。

 また、今回はバイクでの移動シーンはなし。


 一方の絆斗は、グラニュート研究家を名乗る酸賀からグラニュートや闇菓子の存在を知る。
 酸賀の持つ知識は視聴者が知るものと概ね一致しているが、塩谷は「あまりにも詳しすぎる」と不自然さを感じる。
 酸賀の正体、普通に考えればグラニュートっぽいけど果たして。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ30「暴走は俺の物」

 ディスレースによって復活したマッドレックスは、かつての記憶や魂を持たない戦闘マシーンと化していた。
 マッドレックスに記憶を取り戻してもらうため奮闘するサンシーター。
 失敗に終わったかに見えたが、かつてマッドレックスを倒したブンブンジャーロボナイトへの合体を誘導できたことで、密かに記憶を取り戻していた。


 09/21
「グレンダイザーU」第12話「ルビーナ」

 第4話では「第拾(十)使徒サハクィエル」のような使われ方をしていた高速戦闘支援型円盤獣ダリダリ。
 今回は太陽近傍に陣取ってエネルギーを集め、曲射ベガ砲にエネルギーを送信するという、ガンド・ロワのような使い方をされていた。

 テロンナがデュークをさんざん卑怯者呼ばわりしていたのは、彼女自身がこれまでにもルビーナに化けてデュークと会っていた卑怯者であるという自覚と、それを認めたくない心情の裏返しだったらしい。
 だからどうしたという話ではあるんだが。


「ウルトラマンアーク」第11話「メッセージ」

 星元市に飛来した謎のロボット。
 発する音声から「ギヴァス」と名付けられたそのロボットのメッセージを解読し、対話を試みるユウマたちだったが....

「どんな文明も、その星が持つ太陽の数に影響を受ける」と、解読の手がかりに「太陽の数」を取り入れるのは、中国のSF小説「三体」の影響か?


 09/20
 大谷翔平が1シーズン50盗塁50ホームランを史上初めて達成。


「俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜」

 無敵にして超鈍感な主人公だったが、さすがにドラゴンのブレスをパリイしたことや、自国が他国からの侵略を受けていたことくらいは、いちおう理解できていた模様。

 最終話の内容は、町の復興に励む主人公ノールと、彼に関わりながらもその才能を理解しきれなかった六聖の回想。
 ノールが冒険者になれなかった理由は、

・六聖は優秀な冒険者パーティで互いの付き合いが長い一方、それぞれが抱える養成所の教官としては連携が取れておらず、ノールが各養成所で発現させた能力 やスキルから彼の実力を総合的に判断することが出来ず、ようやく気づいた時には彼はもう王都を出て山で修行を始めていた。

・この世界ではなんらかの戦闘用スキルがないと冒険者になれないらしく、「あらゆる攻撃を弾く【パリイ】」、「弓の名手でも撃墜困難な鳥を落とせる【投石】」、「幼少期に祝福を受けることなく発現させた【ローヒール】」では冒険者になれないという制度的な問題があった。
(他作品の冒険者ギルドであれば、薬草摘みや低レベルモンスター討伐くらいならやらせてくれそうなんだが....)

・六聖の回想によると、どうも彼らはノールについての評価を心の中に留めて本人の前であまりはっきりと口にしておらず、それがノールの自己評価の低さにつながった可能性がある。
 たとえば隠聖カルーは「彼が冒険者を諦めたなら王都の諜報部隊にスカウトしよう」と考えていたが、それを本人の前で口に出していれば違った未来があったかもしれない。

といったところか。

 ただ、六聖は十数年後の現在でもノールのことを覚えており(ひとりは指摘されてようやく思い出していたが)、魔導皇国侵攻の際には彼の成長した姿を喜ぶ一方で当時の自分たちの見る目のなさを恥じてもおり、いわゆる「追放ものの勇者パーティ」とは真逆の存在と言える。


 いちおうシリアスな話ではあったんだが、ノールの毒物耐性獲得のくだりや、彼が皇国軍の武器や戦略兵器群を一方的に【パリイ】で吹き飛ばす姿など、ギャグと紙一重の痛快さのおかげで、観ていて楽しい作品だった。
 次があったらまた観たい。


「それいけ! アンパンマン」「ドキンちゃんとザーマス・ボンド」「フランケンロボくんとおやこどんちゃん」

 ボンドが放ったジャムおじさん向けの救難信号を受けて、しょくぱんまんも駆けつけるという珍しい展開。

 フランケンロボくんの声が高山みなみに変更。


 09/18
「魔王軍最強の魔術師は人間でした」

 全話見たけど、そんなに面白くはなかった。
 なんというか、テンポが悪い。 魔王軍内部の反乱とか海賊退治とか、もっと話数を短縮できなかったのか。
 また、遠景や「睨み合う両者を交互に映す」などの細かい尺稼ぎがところどころあり、まるでフリーザと戦っていた頃のアニメ版「ドラゴンボール」を思わせるところも。

 タイトルにあるとおり、魔王軍の内部で主人公だけが人間である設定なんだが、直属の上司セフィーロやトップである魔王ダイロクテンは彼の正体を知ってい る上、彼が掲げる「人間と魔族の共存」という夢にも理解を示しているため、潜入捜査官もののような「正体を隠して行動するスリル」が視聴者に伝わってこな い。

 また、魔族の中にはセフィーロやロンベルクのような角も尻尾もない完全な人間型の個体もいるため、主人公がわざわざスケルトンに化ける必要性もあるのかと思った。

 最終話ラストのエピローグで「魔王軍最強の魔術師アイクは、様々な苦難を乗り越えて平穏な世をもたらしました」とざっくり締められているので、第2クール以降はない模様。
 魔王ダイロクテンは、火縄銃を持っていたり「で、あるか」が口癖だったりと、「美少女に転生した織田信長」を思わせるところがあったが、そこも触れられず。


 09/15
 夏休み中は、U-NEXTで「トリプルX」3部作を観ていた。
 第2作「ネクスト・レベル」は評判が悪かったとのことだが、実際に觀てみるとそう悪くもなかった。
 冒頭でいきなりトリプルX作戦班の基地が襲撃を受け、「第1作主人公のザンダーが、直接的な描写こそないものの死亡と明言された」、「状況が状況なので、第1作のような『遊びの延長で世界を救う』というノリが失われた」というのが、失敗とされた原因か。
 結局第3作「再起動」で、ザンダーを「死を偽装して各地を転々としていた」という設定で再登場させざるを得なくなったんだが、第2作での「主人公がかつ てのワル仲間と手を組んで戦う」、「第1作では出番の少なかったオタクの秘密兵器開発担当者がチームの一員として行動する」といった要素が形を変えて盛り 込まれており、第2作も決して無駄ではなかったなと思う。

 面白いことは面白いんだけど、ザンダー役のヴィン・ディーゼルが、割と内容がかぶる「ワイルド・スピードシリーズ」の主演でもあるためか、4作目以降が作られないのが残念。
 第3作で「当初黒幕と思われた男が『自分やギボンズのような汚れ役が必要とされる世界』を壊そうとしていた節がある」、「トリプルXプログラムが停止され、ザンダーらがお尋ね者になる」といった伏線が張られてはいたんだけどね....


「わんだふるぷりきゅあ!」第33話「マルっとアニマルスマイル」

 トリマーの仕事って大変、かつ偉大。


「仮面ライダーガヴ」第3話「ソーダパンチは罪な味」

 今日の敵は女性怪人かと思ったら、怪人態では男性の声だったので、人間女性の姿はあくまで擬態らしい。

 絆斗はついにSNSで「仮面ライダー」と呼ばれているガヴと接触。
 同時に、グラニュート研究家を自称する酸賀研造も現れる。

 ここ数年のライダーシリーズを観ていて、「城戸真司みたいに私物のバイクで移動するシーンを入れるだけでも『仮面ライダー』ぽくなるのにな」と思っていたので、今作のショウマが毎回バイク移動シーンを見せてくれるのは、ほんとにうれしいよ。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ29「スパイとファミリー」

 射士朗は常槍の依頼を受けて、第1話に登場した青里ファミリーの家を捜索。
 彼はそこでハシリヤンのイグニッションキーを発見、回収する。
 青里ファミリーはキャノンボーグから「ハシリヤンが地球を縄張りにした暁には、青里ファミリーを地球一番隊に任命する」と約束されていた。
 サンシーターが何も知らなかったところを見ると、キャノンボーグはワルイド・スピンドーに反逆する準備を前々から進めていたということか、ただ単に三下に知らせる義理などなかっただけということか。

 さらにラストで、キーを受け取っていたのは青里ファミリーだけではないことが判明。
 常槍は地球の安全保障を理由に各地に配られていたキーを回収し、内藤と共に「ハシリヤン利権」を独占しようとしていた。

 他にも「射士朗の親もスパイだった」、「ブンドリオが落下したのは大也が保有する土地だった」など、新情報多数。

 今日の怪人はゴンググルマー。
 射士朗と先斗にボクシンググローブを強制装着して武器使用を封じるいっぽう、1対2で戦うことを卑怯呼ばわりしないという、卑怯なのかそうでもないのか。


 09/14
「グレンダイザーU」第11話「テロンナ」

 グレンダイザーとアクアダイザーの戦闘中、マリンスペイザーが不意打ちしてアクアダイザーが破損。
 テロンナ「デューク! この卑怯者め!!」
(でも本当は、カサドとヒカルが勝手にやっただけ)

 ルビーナがデュークとふたりきりで話そうとしたら、甲児とさやかもついてきた。
  テロンナ「デューク! この卑怯者め!!」
(でもふたりは、弓教授の要請で勝手についてきただけ)


 第11話のテロンナの行動。
 視聴者「テロンナ! この卑怯者め!!」



「ウルトラマンアーク」第10話「遠くの君へ」

 ユウマの学生時代の同級生、木崎カズオは、アマチュア無線機を使って異星人のフィオと交信を続けていた。
 何光年離れているのかわからない者同士がなぜタイムラグもなしに交信を続けられたのかは、最後まで不明のまま。
 ただ、劇中の台詞によると1年前から通じるようになったとのことで、電波を光年単位で瞬間移動させるような時空の歪みか何かがその時発生している?
 それってひょっとして、モノゲロスやディゲロスとも関係しているのか?

「ブレーザー」のデルタンダル回と並ぶ大空中戦。
 ノイズラーと交戦する防衛隊戦闘機をアークが援護した直後、アーグが戦闘機の援護を受けるという熱い展開が見られた。


 09/08
「仮面ライダーガヴ」第2話「幸せザクザクチップス」

 ショウマがお菓子を食べる度に、彼のパンツからこぼれ落ちるゴチゾウ。

 第1話で辛木田絆斗が取材していた主婦は、グラニュートとは無関係の普通の(?)殺人犯だった模様。
 過去回想によると、絆斗は子供の頃に母親を怪物にさらわれ、それ以来、ジャーナリストになって失踪事件を追い続けるようになったらしい。

 グラニュートにとって、人間は闇菓子のスパイスに過ぎないとのこと。
 つまり、人間はグラニュートにとって、食べなければ死んでしまうというほど重要なものではなく、にも関わらず大量の人間が殺され続けているということ?!
 なんというか、ただとにかく「悪質」と呼ぶしかないな。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ28「光を振り切って」

 OPの集合図からブンオレンジが消えている。
 EDはほぼいつもどおりだけど、EDのミニコーナーだけは玄蕃が未登場。

 先斗は玄蕃に「俺を雇え」とブンブンジャーではなく始末屋としての協力を持ちかけるが断られる。
 ブンブンジャーはネオングルマーに苦戦するが、錠は「玄蕃さんが戻ってくるまで、自分たちが玄蕃さんの分まで戦う!!」と奮起して立ち向かう。
 錠がここまで玄蕃のことを信じ続けるのは、カセキグルマーを匿う時に倉庫を用意してもらった恩もあるんだろうな。

 ネオングルマーの撃破後、常槍は射士朗に接触。
 さらにディスレースは、ブンブンジャーロボを見て、見覚えがあるかのような反応を見せる。


 09/07
「グレンダイザーU」第10話「立ち上がるエックス」

 グレンダイザーとアクアダイザーが戦闘の末、逢神島に墜落。
 ここで、少しは改心するのかと思われていたカサドが行動を起こす。
 テロンナの救助のためにグレンダイザーからデュークが降りたところを狙ってグレンを奪い、ふたりを攻撃。
 カサドを「いい人」にすることをあきらめたヒカルは、グレンのコントロールを奪ってカサドをコクピットから強制排除。
 それでもなおデュークに切りかかるカサドに対し、ヒカルは「永遠の孤独と絶望を与える」と称し、彼を消し去った。
 ブラックホール兵器で縮退破壊していたようにも見えたけど、「永遠の孤独と絶望を与える」ということは、真っ暗闇の何もない空間にでも追放したのか?

 その頃、光子力研究所では弓教授が重傷を負いながらも新たなマジンガーを起動。
 グレンダイザー由来の技術が組み込まれた「マジンガーX」は、未完成のため想定の30%の出力しか出せないながらも、エネルギー吸収能力を持つ試製光波円盤獣コアコアを圧倒、破壊した。

 う〜ん、新しいロボの登場回なんだからもうちょっと肯定的な感想を書きたいんだけど、使った武器はルストハリケーンの強化版のクロスハリケーンだけで、 マジンガーZの改良型だったらロケットパンチとかブレストファイヤーとか、もっといろんな武器や技を使ってほしかったな....


「ウルトラマンアーク」第9話「さよなら、リン」

 着ぐるみ流用怪獣であるネロンガ、ガボラ、パゴス、マグラーについて、「シン・ウルトラマン」では「設計を流用して様々な用途向けに作られた生物兵器」という解釈が取られていたが、本作では「祖先が同じ」という解釈になっていた。

 防衛隊情報部は、富裕層向けに怪獣細胞を密売している人物を突き止める。
 SKIP本部分析班の山神サトル。 リンの恩師、というか初恋の人だった。
 彼は怪獣がただ倒されるだけの現状に不満を抱き、怪獣が持つ様々な特殊能力を人類の役に立てるため、その資金を得るために密売を繰り返していた。
 彼は、自分が売った細胞が巡り巡ってテロ組織や敵性宇宙人に渡ったり、それが去年生まれたばかりの我が子に危害を及ぼす可能性をちゃんと考えていたのだろうか....


 09/01
「わんだふるぷりきゅあ!」第31話「ニャンフルエンサーまゆ」

 ガオウ一味は、いろはたちの世界の動物までガオガオーン化する能力を持っていた。
 でも、ガオガオーン化する、つまり相手の意志や自由を奪うということは、自分たちを絶滅させた身勝手な人間たちと何が違うというのか。


 新番組「仮面ライダーガヴ」第1話「おカシな仮面ライダー!?」

「ガッチャード」も面白いんだけど、最近ようやくレインボー登場あたりまで視聴したところ。


 主人公が異世界人、しかも青い服を着ているというと、去年のプリキュアを思い出す。

「お菓子がモチーフの仮面ライダー」という触れ込みで始まった本作だけど、

・人間による殺人事件。
・お菓子の材料にされるためにさらわれる人間。
・助けた相手からバケモノ呼ばわりされても人間を守ろうとし、怪人には殺される覚悟、自分には殺す覚悟を問う主人公。
・必殺技発動の際には眷属の命を使い潰すことを双方承知の上で怪人を倒す主人公。

と、テレビ地上波向けに若干表現をマイルドにした「仮面ライダーアマゾン」や「アマゾンズ」とも取れるハードな内容。

 人間と「グラニュート」のハーフである主人公ショウマに加え、純粋な人間である辛木田絆斗も今後ライダーになる模様。
 絆斗の上司の塩谷は厳しくも良き人物として描かれているけど、絆斗がライダーになるための最後の一線が彼の死だったりしないか、早くも心配になってきた。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ27「甘くない選択」

 ゲスト・島本和彦


 玄蕃は惑星ブレキ出身の異星人で、本名はゲンバード・デ・リバリー2世。
 宇宙規模の通販王デ・リバリーの息子だが、ハシリヤンによって父を無実の罪で投獄され、乗っ取られたブレキの通販網はハシリヤン通販へと改名させられていた。
 序盤からちょくちょく使われていたハシリヤン通販に、そんな重い背景があったのか....

 その際のハシリヤンの担当者がディスレースであり、彼を目にしたことで復讐心を思い出した玄蕃はブンブンジャーからの離脱を申し出る。
 大也は「俺たちが玄蕃のハンドルを握るわけには行かない」とそれを認める一方、玄蕃が返そうとしたブンブンチェンジャーについては「お前には必要だ」と、受け取ろうとはしなかった。


 そのころ、内藤と常槍はハシリヤンを利用し、ブンブンキラーロボを量産しようとしていた。
 これ絶対、後で奪われるパターンだろ。
 大也の恩師である内藤は、このまま単なる「悪の異星人を利用しようとして逆に利用される小物」で終わってしまうのか、あるいは彼なりに何か考えがあるのか。
 利権が欲しいのは事実だけど、自分が失脚した場合はライトニング・テック社を大也に譲り渡す用意もできている、とか。




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