01/02
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ♪」
年明け早々、マリアは仲間とレズ姉妹を集めて合同作戦を提案するが、例によってケンカするばっかりで全然まとまらず。
ミミがエリルたちを「毎度毎度なんの作戦もなしに挑んでは、一曲歌われて戻ってくるくせに」ってバカにしていたけど、作戦の有無はともかく、歌に弱いの
はお前らだって同じだろう..
CM時間に「トランスフォーマー スーパーリンク」の予告が流れていたのは、海斗役の岸尾大輔が主人公をやっているからか?
01/03
「出撃! マシンロボレスキュー」最終話
「なんで犬のボンが人語をしゃべれるのか」「なぜ行方不明の火星探査船が月の地下にあったのか」についてはまったく説明されず。
主人公のレスキュー隊員としての自覚も話によってあったりなかったりで、特に破綻のない最終話にもあまり感動できなかった。
◆いや、劇中延々ダジャレを飛ばしまくるショウの姿は、悪役時代のフレイやアラスカとパナマの大虐殺なみに痛々しいものがあったな。
01/04
「クラッシュギアNitro」
後番組は「かいけつゾロリ」
って、クラッシュギアの商品展開はこれで終わりか?
まあ「ニトロ」自体、メンテやカスタマイズといったメカアニメ的側面がほぼカットされてたしな..
「爆竜戦隊アバレンジャー」
デズモゾーリャ復活記念に作られたトリノイド「ナナクサルンバ」が、人々を凧や羽子板などの正月グッズに変えて行く。
そういうグッズに変えられた凌駕たちが幸人の整体で元に戻るというのは、いかにも「アバレンジャー」らしかった。
せっかく仲代が味方っぽくなったが、先週は夢オチ、今週は正月ネタのため、あまり出番なし。
「仮面ライダー555(ファイズ)」
巧ファイズと照夫に襲いかかるライオトルーパー部隊。
勇治の頼みに「人間のため」と信じて参加した直也だったが、「話が違う」とベルトを突っ返して離反。
詳しい事情を説明せず、半ばだますようにして引き入れた勇治だったが、さすがに「絶交だ!!」の言葉には苦渋の表情を浮かべていた。
草加と三原も駆けつけたもののかなり苦戦を強いられたらしく、OP終了後、草加はふらふらの状態で地下道を歩いていた。
そこで彼はまたも耳鳴りに襲われて倒れ、花形に連れ去られた。
目覚めた草加は花形から、流星塾事件はスマートブレインの一部の者の独走であること、草加に組み込まれた「オルフェノクの記号」はカイザの力を支え切れ
なくなっていることを告げ、さらに「オルフェノクは急激な進化と引き換えに種としての寿命が近づいている」と、自らの灰化しつつある手を見せる。
だが草加は、オルフェノクの滅亡を待つのではなくあくまで自分の手で滅ぼすと宣言してスマートブレインを後にした。
花形はベルトを送った理由を「人間の未来を、逆境を生きてきた強さを持つ流星塾の子供たちに託したかった」と語っていた。
その結果が「現時点での流星塾生生存者、たった4名」かよ。
勝手に戦いに放り込むなら放り込むで、せめてオルフェノクのこととか王のこととか滅亡に瀕していることとか、もっと詳しい説明書を付けた上でベルトを送
れよな。
それに、現時点で全滅を免れている理由の大部分は、まったく想定外の存在である巧の活躍にあるんじゃ..
というか、最初から自分でベルト着けて戦った方が早かったんじゃ..
あれ、流星塾事件や人工オルフェノク化実験の首謀者が花形でも村上でもないとすると、いったい誰?
北崎にそんな大プロジェクトを率いるような能力や人徳があるようには見えないしな。
なんつったって飽きっぽいし。
草加と入れ替わりに現れた勇治に、花形は「君なら人間のために滅びを受け入れる強さと優しさを持っている」と社長に推薦した理由を語る。
しかし勇治の人間への絶望と憎しみに、もう後戻りは効かなかった。
花形は三原を通じて真理たちに会いに行く約束をするが、その花形の前に草加が立ちはだかる。
花形は「その必要はない」と、草加の目の前で崩れ落ちた。
寿命で死亡する場合には、炎を発しないんだな。
容姿も言動もすごく大物っぽい花形だったが、冷静に分析すると上記のようにあらの多い後半生だった。
オルフェノクの存続のために王を守る決意をした勇治は、真理を拉致して草加をおびき出す。
せっかく社長になったのに自分の手でクロロホルムをかがせたりしたのは、澤田と同じく人間、特に親しかった真理への未練を断ち切るためか?
海岸におびき出された草加はカイザに変身。
カイザフォンをセットして、ためらいながらコンプリートする動作が絶妙だ。
草加カイザはラッキークローバー3名の前に苦戦。さらに自身の灰化に動揺した隙を突かれ、北崎の光弾に吹き飛ばされる。
抜け出した真理は草加を探すが、消波ブロックの外側に落ちた彼を発見できず、そのまま通り過ぎてしまう。
その直後、草加はベルトを奪ってカイザとなった勇治に首を折られ、絶命。
なんか、「龍騎」の佐野満のような悲惨な死に方だな..
唯一の救いは、炎を発することなく、人間として死ねたことか。
そのころ直也は三原と共にライオトルーパーをひとりずつ倒そうとするが、考えを読まれていたのか全員の待ち伏せに遭う。
駆けつけた巧はアクセルファイズに変身。ファイズエッジであっという間にライダー部隊を全滅させてしまった。
やっぱりライオトルーパーって、数そろえてなんぼだな。
その直後真理から連絡が入り、巧たちは海岸へと向かう。
「待ってろ草加、草加ぁっ!!」
あれだけ邪険にされたっていうのに、ほんとうにいいやつだな。瀕死の草加に止めを刺すためにわざわざカイザに変身した勇治(でも彼の気持ちもよくわか
る)と
はまさに好対照をなしている。
結局ファイズアクセルやファイズブラスターの出所については一切言及なしか。
そういえば、あれだけベルトを欲しがってた村上があのアイテムについては全く興味を示していなかったような。
アクセルファイズやブラスターファイズと戦って生きていたのはラッキークローバーくらいのものだから、彼の所まで報告が行っていなかった?
01/05
新
番
組「B-伝説! バトルビーダマン」
「ビーダー」とか「ビー! ファイアー!!」とか「ビー魂」とか、容易に「ベイブレード」を連想させるような単語が多くて、あまり燃えず。
01/06
「GUNGRAVE」
ビッグダディの邸宅にやって来たハリーとブランドン。
業務報告を終え、グラスを傾ける彼らの前にマリアが現れる。
彼女はブランドンの気持ちに応えるように、ふたりの目の前でダディの肩に手を置き、ねぎらいの言葉をかけて見せた。
さらにブランドンは彼女がダディの子を宿したことも知り、心から祝福する。
そのお腹の中の子が、後に自分と共にハリーと闘うことになるなど、この時のブランドンには知る由もないわけで、ブランドンの優しさと重なって、泣かせる
ね。
ビッグダディがファミリーを招集。
誰もがハリーのボス就任を疑わなかったが、ダディが指名したのはアルザック・ティーノ。
ブラッド編で初めて彼の名前が出たのは、この時のための伏線、というか視聴者に顔と名前を覚えてもらうためか。
誰もが次のボスはハリーと思っていたため、アルザックが指名されたことに一同は沈黙。
その沈黙を破ったのはハリーの拍手。遅れてベアも手を叩き、議場は拍手に包まれる。
だがハリーに見つめられたアルザックはびびりまくっていた。
アルザックはこの3ヶ月後に「危篤で倒れた」とのことだが、原因はハリーに毒を盛られたとかではなく、それが恐くてストレス過多にみまわれたからで
は..?
◆最終話でハリーが、アルザックを手にかけたことを明言していた。
ハリーは内心の動揺を隠し、明るい顔でアジトに戻る。
帰ると会議場を盗聴していた文治たちが落胆を露にしていた。
ハリーが彼らの使っていたレシーバーをなにげなく耳に当てると、ダディとブランドンがふたりで話していた。
ハリーへの疑念を隠せないダディに、ブランドンは「ハリーは決して裏切りません」と言い切る一方、「裏切り者は決して許さない」とあくまで組織への忠誠
を誓う。
ハリーはブランドンの気持ちを自分で確かめるべく彼をドライブに誘い、ふたりが育った孤児院などを見て回る。
ブランドンはチンピラ時代の仲間たちの墓参りをしようと言うが、ハリーが彼らの名前を忘れていたことに戸惑う。
信頼し合うふたりの初めてのすれ違い。そして、会議場へ向かうエレベーターの中で、ついにハリーは決定的なひとことを口にする。
「ボスを殺ろう。そうすればマリアはお前のものだ」
ブランドンはハリーを張り倒し、銃を抜く。ハリーは覚悟を決めるが、ブランドンは一度は彼に向けた銃を捨ててしまう。
しばらくの沈黙の後、ハリーの銃が火を吹いた。
一発目でガラス璧に叩き付けられるブランドン。ハリーは泣き笑い入り交じったような表情でさらに何発もぶち込み、最後に左目に銃口を突き当て、ブランド
ンを階下へ撃ち落とした..
空を向いたまま落下していくブランドンのモノローグ。
おぼえているのは青い空
おぼえているのは輝く雲
おぼえているのは..
ここでサブタイトル「DIE」
決して珍しい演出ではないけど、これははまりすぎ。
しかもEDアニメが全部白黒..
ブランドンに銃を向けられた時、ハリーは確かに殺される覚悟を決めていた。
そしてブランドンが撃たないとわかると、容赦なく撃ちまくった。
ハリーの強さや恐さがよくわかるな。
公式ページの掲示板を見るとハリーのファンもかなりいるんだが、確かに彼には巨悪としての強い魅力がある。
01/07
新
番
組「SDガンダムフォース」
少年との友情パワーを「ソウルドライブ」で増幅して強くなるガンダム。
って、なんか「ダイガンダー」みたいだな..
01/08
新
番
組「マリア様がみてる」「波乱の姉妹宣
言」
「紅薔薇の蕾(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」の小笠原祥子さまはとても規律に厳しい人で、以前彼女の気を引こうとわざとタイを緩めて歩いた生徒
は、無視された挙げ句に彼女のお姉様が注意を
受けたらしい。
祥子さま恐ぇぇっ!! というか、かっこよすぎっ!!
罰則や暴力で支配しているというわけでもないのに、山百合会(生徒会)のこの影響力。
日本を代表する非18禁百合小説のアニメ化ということで期待して見てみたんだが、あ
る意味マフィアものに近い? みんな気品に満ちているし言葉遣いきれ
いだし思慮深いし、女子高生なのにまるでビッグダディ時代のミレニオンの重鎮たちみたいだ。
こうして筆者は「GUNGRAVE」と重ね合わせるという、かなりひねくれた形で「マリみて」にはまった。
マリア様 ←→ お天道様
リリアン女学園 ←→ 組織
山百合会 ←→ ファミリー
グラン・スール ←→ 兄貴
プティ・スール ←→ 舎弟
ロザリオ ←→ 杯
ぴったりだな(おい)
新
番
組「十兵衛ちゃん2 シベリア柳生の逆襲」
第1シリーズは未見なんだが、台詞のテンポむちゃくちゃ早ぇ..
01/09
新
番
組「超重神グラヴィオンZwei」
あ、いきなり見るの忘れた。
さらにストーリー説明によるとリィルのメイド姿もあったらしく、二度がっかり。
新
番
組「トランスフォーマー スーパーリンク」
最初の感想「長島雄一、はりきり過ぎっ」
主人公キッカーは、幼いころ父の研究の都合でセイバートロン星に連れて行かれたり、そこで超感知能力を開花させられたりしたためか反抗期まっ盛り。今日
も「メシを食いに行く」というすごい理由で研究都市オーシャンシティを勝手に浮上させて怒られていた。
って、ガレージの電動ドアじゃあるまいし、人工島を所長でもない一個人の判断で勝手に浮かべたり沈めたりできるっていうのはかなり問題じゃないのか?!
HPに書いてあった世界設定の説明は本編ではまったくなし。
でも第1話でまったく説明を入れず、後で小出しにする手法もあるので今後に期待か。
今シリーズでコンボイたちは「スーパーリンク」と呼ばれる合体能力を身に付けたんだが、合体した途端にコンボイもホットショットも当たり前のように空を
飛んでいたのには驚いた。
さらに敵側に量産型のザコメカが現われるようになったので、「山ほどやって来る敵をどかどか壊す主人公ロボ」というトランスフォーマーでは珍しい場面が
見られるようになった。
01/10
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ♪」
始まってからだいぶ経つけど、敵味方とも人数が増えることはあっても減ること(戦死、粛清、裏切り、改心など)がないというのは珍しいな。あ、
「東京ミュウミュウ」もそうだっけ。
リアルな言い方をすると、「第1話からずっと膠着状態」か..
「超星神グランセイザー」
相変わらずインパクターはリヴァイアサンや水のトライブを中心に襲っていた。
やっぱり彼らは魚とか鯨のような生物から進化した種族なのか?
地球にやって来たインパクターの行動隊長ラディアは仲間のルシアを愛していたが、彼女の想いが上官のロギアにしか向いていないことに苦悩する。
いっぽう、一向に覚醒できない三上辰平は、やっと覚醒した恋人・魚住愛(セイザーパイシーズ)が苦戦し、洸(セイザーレムルズ)に助けられる姿をただ見
ていることしかできず苦悩する。
おお、単純明快なストーリーの中にも、ひねりが出て来たな。
そのころ堀口博士は、御園木から超星神に関係あるらしい謎の物体と、ガントラスと呼ばれる巨神の壁画を見せられる。
やっぱり超星神って、合体するんやね。
「京極夏彦 巷説百物語」
「小林沙苗ふんする魔物が活躍する話」と書くと「ぴちぴちピッチ」とおんなじだが、この重さやかっこよさの違いは何?(苦笑)
01/11
「クラッシュギアNitro」
由宇は勝との試合に勝ったもののニトロに溶けてしまい、アロラ、タジリに不戦敗。
かくして委員会は、96勝3敗の勝、国府田、由宇の3人による総当たり戦を行うことを発表。
由宇が溶けたことにショックを受けた金一郎はすっかりふぬけになっていたが、キングカイザーに導かれて勝、MU、QT、JC、そしてZETのフィールド
カーまでが阿久沢邸に集結。「こうなりゃやることはひとつ」と、ギアバトルロイヤルを開始。
その戦いに刺激を受けた金一郎は、ついに自分の手でキングカイザーをシュートする。
って、これまでの20年間は何だったんだよ..
それに、ニトロに溶けたって戻ってこれることは何度も証明されているのに、何をのんきにふぬけていた?
やはりファイトに刺激を受けて由宇が復帰。無事決勝戦が行われることになった。
ラストにちょっとだけ登場した国府田がひとことも発しなかったのは、話の都合とはいえ物凄い違和感があった(笑)
「爆竜戦隊アバレンジャー」
エヴォリアン侵攻当時から人間世界に潜伏していたトリノイド第1号「ドラゴンドラン」は、カリスマ占い師・出雲蘭となって願い事が何でも叶うカードを配
る一方、湖の底でデズモゾーリャの肉体作りを進めていた。
そして最終段階、蘭はテレビを通じてカードを持つ人々に呪文を唱えさせ、彼らをデズモゾーリャの生け贄にしようとしていた。
そんな計画があるんだったら、これまでエヴォリアンの存在が公になるような行動は控えた方が良かったんじゃ..?
ドラゴンドランは強敵。4人のアバレモードでも歯が立たず、仲代の奇襲と5人の武器を合わせたスーペリア(Superior?)ダイノボンバー、さらに
アバレンオー、キラーオー、マックスオージャの必殺ビーム「アバレ爆竜大進撃アタック」によってやっと倒された。
あの強さはやっぱり、北崎とバランスを取るため?
「仮面ライダー555(ファイズ)」
海岸に駆けつけた巧と三原は、草加が持ち歩いていた真理の写真と、彼の亡き骸らしき灰を見つけ、号泣。
草加にしてみれば、なんで彼らが自分の死を本気で悲しむのか、わけわからんだろうな..
草加の死を確認した三原は、恐らくこれまで見せたことのない漢の顔を見せる。
「草加、俺の中で生きてくれ。お前の強さを俺にくれ」
草加は嫌がるだろうな..
オルフェノクの滅亡の運命を知った冴子と琢磨は、勇治と同じく王を守る決意をする。
だが北崎は「ぼくが死ぬわけないじゃない。ぼくが王様を倒して新しい王になるよ」と言い出す。
ふたりは腹を決めた。
草加を殺したのが勇治であること、オルフェノクが滅びの運命にあること、王が覚醒すればオルフェノクが救われる替わりに人間が滅ぼされることを知った巧
は自暴自棄になるが、真理は「草加くんの思い出を確認したい」と、巧たちをすべての始まりの地、流星塾の跡地へと連れて行く。
三原や里奈だけでなく、巧も啓太郎も仲間であることを知ってほしかったわけだな。
その彼らをラッキークローバーが強襲。
しかし北崎ドラゴンは冴子ロブスターと琢磨ムカデに背後を突かれ、さらに三原デルタの至近射撃でできた隙にダブルライダーキックを受ける。
ファイズとデルタのマークが刻まれ、ついに決まったかと思われたが北崎はそれでも逃走。
その彼を追いかけてきたのは、ライダーではなく琢磨。彼は日頃の恨みとばかり北崎をびしばしムチでぶちまくる。
お前な..
そこへ王が現れる。王は逃げ惑う北崎を撃ち抜き、石化した彼を、ばりばりと貪り食った。
琢磨は子供のような悲鳴をあげて、その場を逃げ出した。
いくら人殺しが平気でも、やっぱり「共食い」は気持ち悪いみたいだな..
王が照夫であることを知った巧は躊躇いながらも彼を殺そうとするが、事情を知らない直也、カイザとなった勇治に止められ、さらに自身の灰化に驚愕。その
場を逃げ出し「つづく」
最終回いっこ前というと確かに主人公不利の状況が多いけど、ここまで来て主人公の決意が揺らぐという展開は珍しい?
ついに次回は最終回。たとえ人類は助かっても、巧やまっとうに生きてる他のオルフェノクたちの未来は?
ところで添野刑事って、最後までオルフェノクのことをなんにも知らないまま?
01/12
今年も成人式で、ただ単に20年間生命活動を継続したというだけの有機物の塊が、自分がいかに価値のない、あるいはマイナス価値の有機物であるかを懸命
にアピールしていた。
「人を人とも思わない」って言葉があるけど、連中は自分自身をヒトと思っているのだろうか。
もっと極端に言うと、ブランドンやおかしくなる前のハリーたちの方が世の中の役に立っていないか?
「B-伝説! バトルビーダマン」
先週「燃え」がないと書いたが、「ベイブレード」によく似た部分への偏見をさっ引いて見ると、
・戦いの中で才能を開花させていく主人公
・なんだかんだ言いつつも主人公を助けたり、戦いの中で仲良くなっていくライバル
と、基本的な「燃え」は押さえているな。
01/13
「GUNGRAVE」「HARRY」
ブランドンの墓標の碑文
Memory of Blandon Heat
Born-Unknown,19635
Died January 05,19662
19635とか19662って、なに? この世界の年号?
ブランドンの死は「組織への裏切りの結果、ハリーによって射殺された」と報告された。
無論ビッグダディは真相を見抜くが、すでに組織の8割を掌握したハリーの前では、武力に訴えたところで結果は見えている。
ダディは「私を殺せ」と迫るがハリーは逆に、組織の調和を守る代わりにボスの座の譲渡とその後ろだてとなることを要求。マリアとお腹の中の我が子を危険
に巻き込むわけには行かず、ダディはやむなく承諾した。
ハリーは意外にも(?)約束を守り、いわゆる「血の粛清」は行われず。反抗の機運のある幹部らは有形無形の圧力で動きを封じられ、ブランドンの直轄だっ
たトゥルー・グレイヴは文治に引き継がれ、ブランドンに職場を改善してもらったウィッジとゲーリーにも理不尽な弾圧は加わらなかったらしい。
しかし文治はトゥルー・グレイヴを九頭組と改称。ブランドンのやり方を否定し、女子供を巻き添えにすることも辞さない残虐ぶりをあらわにしていく(ブラ
ンドンのしてきたことも決してきれいなことではないが..)
でもそれって、今までの口癖だった「極道としての筋」に反していないか?
すでに無血で組織を獲れるところまで来ていたのに、なんでハリーはブランドンに「ボスを殺ろう」などと言ったのか。
それはすぐに明らかになった。
ネクロライズの起動実験の視察に向かう車中で、ハリーは一軒の店から見習い店員が叩き出される姿を目にする。
ハリーはその少年から店長を恨んでいることを聞くと、店長をあっさりと射殺。もちろん恨みや殺意が実現して素直に喜べる人間などそうそういるはずもな
く、少年は動かなくなった店長にすがりついて泣き崩れる。
ハリーにはそれがわからなかった。戸惑うハリーの中で、ブランドンを殺して以来保ち続けてきた平静さや余裕が崩れ去る。
「ブランドンが裏切ったんだ.. 俺よりあのじじいを取りやがったんだ..
俺は裏切られたんだ.. 許せるわけないだろうっ!!
だから俺が! この手で殺ったんだ
よぉぉぉぉぉっ!!」
ブランドンはずっと、他人のために傷つくことをいとわなかった。だから組織を守るために殺し屋になり、ベアのためにシドを撃ち、マリアとダディのために
身を引
き、組織のためにハリーを撃とうとし、ハリーのために撃てなかった。
しかし、ハリーはいつしか金や暴力にものを言わせ、奪い、手に入れ、与えさえすれば誰もが喜ぶと思い込むようになってしまっていた、ということか。
少年ほったらかしで泣き崩れるハリーだったが、現実は彼に逃避の自由を与えない。
ネクロライズの起動実験が失敗、死人兵士たちが暴走しているとの報が飛び込む。
施設や人員の大部分が壊滅。トキオカは「神に背いた報いか」と覚悟を決める一方で、別に用意していた一体の死人兵士を起動させる。
炎上する大地に立ち上がったそれは巨大な二丁拳銃を駆使し、通常の銃器が通用しない死人兵士たちを次々に撃ち倒し、真の闇へと葬り去る。
第1話でハリーたちが、浅葱ミカ抹殺に送り込んだオーグマンが全滅したとの報を受けた時「13年前と同じだ」と言っていたが、それが今回の事件か。
暴走事件のどさくさの中で、ひとりの科学者がケース片手に逃げ、トキオカは「あんな暴走が起こるはずは..」と言っていた。
あの科学者の仕業か。トキオカを追い落としてネクロライズ研究の実権を握りたかったのか、あるいはあのまま逃げ延びて次回作「GUNGRAVE
O.D. 」の敵、コルシオネファミリーに駆け込むのか?
「わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん」「育
て! ワルモキッズ」
例によってミルモたちにやられまくる、というか今回は気付いてもらえないうちに自爆しまくるワルモ団。
「負け続けるのは優秀な部下がいないから」というやたら無責任な結論に達した彼らはさっそく部下探しをはじめるが、路上にたむろしてる不良(妖
精界にもいるんだな)にはフクロにされそうになるわ、幼稚園児をさらって悪の英才教育を施そうとしても、逆に翻弄される始末。
って、お前らは他人に「悪の英才教育」を施せるような悪なのか?
でも、「GUNGRAVE」を見た後なので、すごく心がなごむな〜。
01/14
「SDガンダムフォース」
各次元を侵略しているダークアクシズは各地で「ガンダム」の抵抗に遭っているらしく、ザッパーザクの報告を受けたコマンダーは「この次元にもガンダムが
いるのか?!」と驚いていた。
そのコマンダーの声は、なんと池田秀一。姿を見せずシルエットだけの登場なんだが、ファンネルを飛び回らせていたところを見ると、サザビーか?
各次元で侵略者と戦う「ガンダム」 って、「Gガン」よりもスーパー度高いな。
01/16
「マリア様がみてる」「胸騒ぎの連弾」
音楽室での祐巳と祥子さまのシーンを見て、思わずブランドンと文治の
「どうだ?」
「っ?! 兄貴、気配を殺しすぎですぜ..」
を思い出してしまった。