11/01
「超星神グランセイザー」


 強盗事件の容疑者を追う警察官、神谷豪(「ブルースワット」ショウ役の正木蒼二)がセイザートラゴスに覚醒。
 正義感は強いが、装着すると暴力的になるのが弱点か。
 
 トラゴスの武器はスパイラルホーン。必殺技は高々度からの突撃「ペネトレイト・サンダー」
 タウロンを見た時、「黄色いし武骨だし、なんか土木作業ロボっぽいかっこよさだな」と思ったんだが、こいつも土木っぽいデザインだな。
 
 その容疑者、赤木の恋人(本当は幼なじみ)ということで重要参考人として追われる早乙女蘭もまた、グランセイザーだった。
 佐伯カリンに拉致された彼女は、仲間になるから彼を助けてくれと頼み、洸と涼子が難色を示す中、仁だけは快く赤木の救助を買って出る。
 下心見え見えではあるけど、それはそれで、まあまあいいヤツだな。
 でも装着や必殺技の「叫び」には、もうちょっと張りが欲しいところだ。
 
 強盗事件の犯人は別にいて、赤木は運転手役を強要されただけだった。
 ひょっとして次回は、グランセイザーがその真犯人をぶちのめすことになるのか?

 一方、堀口博士はどこかの砂丘で大地の超星神を探索中、松坂直人と出会う。
 さすが、天馬や洸の居場所を突き止めただけあって、超星神の埋まっている場所まで本能で見つけ出した?
 
 ところで、堀口博士のスポンサーの御園木って敵、味方?
 最初は「佐伯とぐるになってグランセイザー同士を潰し合わせようとしている異星人」と考えていたんだけど、グランセイザーの全滅とか超星神の奪取が目的 であれば、もっと人数がそろってからにしないだろうか?
 堀口博士に暗号化携帯電話を渡したり、いつもビルの一室にいたりするということは、一連の活動を一般社会に知られたくないこと以外に、佐伯ら未知の敵か ら身を隠す意味もある?
「佐伯とは別口の悪の異星人」という可能性もまだ否定できないけど、「宇宙連合の穏健派の異星人」「冷凍睡眠等で生き延びた超古代人」という可能性もあり うる?
 
 
 前から気になっていたんだけど、洸の声ってときどき池田秀一(というかシャア)のように聞こえなくないか?


 11/02
「クラッシュギアNitro」「なつみ、涙の猛特 訓」

 今日は国府田が出ていたんだが、あくまでなつみが自転車に乗れるようになるまでの話だったので、アライグマの時と同じく、JCや由宇と戦った時ほどの 「燃え」が感じられなかった。


「爆竜戦隊アバレンジャー」


 トリケラが「人間になりたい」と願うと、翌朝彼は人間の少年になっていた。
 その少年に扮していたのは、「仮面ライダーアギト」の「黒い神様」幼年体役の神木隆之介で、ちょっと懐かしかった。
 
 トリケラを人間にしたのは、気のいい神様だった。
 神様オチを持ってくることとか、その神様がエミぽんやスケさんそっくりなこと以前に、ふたりの頭上の輪っかを支えるプラスチック部品が無修正モロ出しで テラテラ光っていたことの方が、筆者には衝撃的だった。


 11/03
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」

 ジャスティス5第1戦。大地VSミンミン。
 リックとパワー勝負を繰り広げた大地だったが、なんとミンミンはその大地とも競り合えるパワーの持ち主だった。
「お前みたいなチャラチャラしたネーチャンに負けるかあっ!!」と飛ばす大地だったが、怒ったミンミンはついに本気を見せる。
 アイドルモードに変身して持ち歌を歌い出すミンミン。大地を混乱させる気かといきり立つタカオたちだが、ここで今試合、ミンミンにメロメロになりまくっ ていたキョウジュが、初めて冷静な意見を口にする。
 「彼女は、歌を歌うことで集中力を高めるブレーダーなんです!!」
 相手が本物のブレーダーであることを喜ぶ大地だが、ミンミンの精神力はその大地をも凌駕。
 ガイアドラグーン・メタルスパイクは場外に弾き飛ばされた。
 気力を使い果たして倒れたミンミンに、大地は手を差し伸べ、自分の偏見を詫びた。
 こうして1戦目は敗れたGレボリューションズだったが、BEGAの作戦が「正々堂々真っ向勝負」であることを確信するのだった。
 
 一方、バトルを分析していたヴォルコフは、ヘビーメタルシステムベイの性能と、それを作り上げたキョウジュの頭脳に驚愕する。
「BEGAの科学陣が総力を上げて開発したベイと互角以上..
 我々が真に警戒すべきは木之宮タカオなどではなく、彼だったのかもしれん..!!」
 この場面は単にキョウジュのすごさを説明するものだったのか、それとも後の展開に関係するのだろうか?
 でもキョウジュをBEGAに勧誘するにしても、ジャスティス5はこの日と明後日で終わりなんだから、今さら彼我の戦力差は変えられないよな。

 ところで、ジャスティス5に勝利したところで、ヴォルコフは本当に勝ったと言えるのだろうか。
 BEGAがベイブレード界の主導権を握れば、確かにヴォルコフには多大な富と名声、具体的に言えば現金とベイブレード界での権力が手に入る。
 だがそれは、ミンミンやブルックリンたち主力ブレーダーたちも同じこと。
 ヴォルコフは恐怖支配を辞め、ブレーダーの自由意志を巧みに利用することでBEGAに協力させているわけだが、彼とブレーダーの意志が決定的に相容れな いものとなった時はどうするのだろうか。
 また、BEGAは全ブレーダーのIDを登録し、その実力や順位を常に把握しようとしているわけだが、逆に言えば、ヴォルコフやその方針に疑問や敵対心を 抱いているブレーダーがいてもBEGAに所属している限りは公平に扱わなければいけないことでもある。
 タカオたちGレボリューションズを倒せたとしても、ヴォルコフは身内に第2第3のGレボリューションズ予備軍を抱え続けることになるのではないだろう か。
 いっそのこと、本物の善人にでもなるか? それはそれで楽しいかもしれないぞ。
 って、実際今も結構楽しんでいないか?


 11/04
「GUNGRAVE」

 同名人気ゲームのアニメ版。
 第1話では主人公ビヨンド・ザ・グレイブの復活を描き、第2話以降では、
 ・街のチンピラだったハリーとブランドンが、いかにして「組織」に入り、その両翼を担うまでにのし上がったか
 ・ハリーはいかにして野心に走り、親友であるブランドンと対立し、彼に鉛玉をぶち込んだか
 ・死んだはずのブランドンが、いかにして不死身の男、ビヨンド・ザ・グレイブとして生まれ変わったのか
 
が詳細に描かれようとしている。(今話では組織に入って数ヶ月目のところまで)
 つまり現時点ではスゴイ銃も超人的なアクションもまったく見られないんだが、「チンピラとはこういうもの」「組織(もちろんマフィア)とはこういうも の」というコテコテかつ重たい場面がこれでもかと言わんばかりに描写されていて、かなり面白い。
 
 でもちゃんと「最後」まで描かれるんだろうか。盛り上げるだけ盛り上げといて「ハリーとの決着はゲームでね」なんてオチにならないか心配だ。


「わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん」「激 走!荒野の大レース」

 今日は妖精学校の自転車レースということで、学校関係妖精総登場。
 人間キャラたちも審査員ということで全員登場していたんだが、やっぱり今回は妖精中心の話なので、安純や桃が型通りにしか動けていなかった。
 さらに、パートナー妖精のいない(気合いを入れて応援する相手が特にいない)沙織もこういう時は立場なさげだった。
 
 今週のラットは作戦立案と準備のみで戦闘には参加せず、やはりヤマネとは顔を合わせなかった。
 やっぱり考えて動いている?


 11/06
 衆院選の選挙活動で社民党の議員が「平和国家日本を世界に発信し..」とか言ってたけど、数十年にわたって他国の侵略(数十人単位の拉致)を受け、毒ガ ステロを起こした組織が今も野放しになっている日本が平和国家か?


 11/07
「GUN SLINGER GIRL」 今週は放映休止

 社会福祉公社はイタリア政府の組織なので、もし「スーパーガンアクション大戦」なんてのを作るとしたら、
 ・ヴァチカンの要請でヘルシング機関や「最後の大隊」と戦う
 ・マフィア相手の作戦中にビヨンド・ザ・グレイブと出くわす
なんてシチュエーションが作れそうだな。
って、ヘンリエッタたちがアーカードやグレイブと同居するのはきついか?


 11/08
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ♪」


 毎週のようにるちあと海斗の恋愛ネタばっかりなんだけど、せっかく「歌で戦うヒロイン」という斬新な点があるんだから、主人公が視聴者も実践可能な方法 で歌のレッスンをする話があってもいいのではないだろうか。
 

「超星神グランセイザー」

・強盗事件の犯人を追い詰めた豪だが、落ちてきたガレキに手を挟まれて装着ポーズを取れず、蘭に助けてもらった
(絶対にポーズを取らなきゃいけないの?)
・ガンシーサーが埋まっている砂漠にやって来た豪たちだが、とっくに来ていたはずの直人がなかなか合流してこなかった
・ガンシーサー・ライブモードの4足歩行は、ゾイドやバクゥを見慣れた目にはしょぼく見えた。

 なんか今週は、ひっかかるものが多いな。


 新 番組「ボボボーボ・ボーボボ」

 原作は未見なんだけど、すごく笑えた。
 よくもあれだけ、意味のないギャグを立て続けに出せるもんだ..
 
 ボーボボの声は子安武人、しかも口調がヴォルコフ風。
 来週以降、ヴォルコフが口にする台詞すべてを笑わずに聞くことができるだろうか..?


 11/09
「クラッシュギアNitro」「世界大会のゆくえ」

 自分以外の全選手99人と戦う世界大会も、残り20戦。アニーは選手たちのレポート作りを迫られていた。
 要は総集編かと思ったら、必殺技とか以外はほぼ新規映像。
 かと思ったら、国府田とクリント一家の双子の弟のファイトはほとんど使い回しだった(笑)



 村上社長に「ようこそ、SUPERヒーロータイムへ」って言って欲しい。


「爆竜戦隊アバレンジャー」

 リジェが急成長して誕生したリジュエルは、子育てに苦しむ親をさらい、親を奪われて悲しむ子供の涙を集めて宝石を作ろうとしていた。
 それって、「兄弟拳バイクロッサー」のローカル秘密結社デスターと同じじゃん..
 しかも「今日のブラキオのお言葉」は「男の意地は伊達じゃない、守り抜くんだ、君の笑顔を」
 これは、同じテーマの「バイクロッサー」の前作「星雲仮面マシンマン」..
 
 リジェが成人化してイメージが崩れるんじゃないかと思ったけど、そうでもないな。
 というか、リジェの言葉遣いがだんだん汚くなっていったのはこのための準備だったのか?


「仮面ライダー555(ファイズ)」

 ブラスターファイズは素手でも北崎ドラゴンとオクラオルフェノクを圧倒。さらにファイズブラスターソードはオクラを近くに停めてあった電気機関車ごと両 断し、ブ ラッディキャノンが北崎を蹴散らす。
 なんとか逃げ延びた北崎は、初めて怒りや憎しみをあらわにした。
 
 ブラスターファイズが強いのはわかるんだけど、ファイズフォンがベルトに収まっていないというのはなんか物足りないな。
 アクセルファイズ用ミッションメモリーみたいに、ブラスター用ギアがあそこに装着されたりはしないのだろうか。
 
 巧はやはり真理たちのところに戻ろうとはせず、ファイズギアを真理に渡してそのまま立ち去った。
 巧が向かったところはクローバー。彼は冴子に「ラッキークローバー全員と決着を付ける」と挑戦状を叩きつける。
 クローバーを出た巧の前に澤田が現われた。なぜ真理は巧や自分を信じようとするのか。そう問い掛ける澤田の指がまたも灰化し始める。
 澤田はついに同窓会の真実を語り出した。
 北崎らによって殺された流星塾生たちは、人工的にオルフェノクを作り出そうとするスマートブレインの研究の実験台にされ、オルフェノクの「記号」を組み 込まれていたのだった。
 しかし計画は失敗。唯一オルフェノク化に成功した澤田も、肉体が限界に近づいていた。
 
 劇場版で人類の大部分のオルフェノク化が実現したのは、その実験が同窓会以降も継続され、成功したからか?
 でも同窓会って、花形がやらせたことだよな? 今の村上のやり方と何が違う?
 花形はなぜスマートブレインからライダーズギアを奪い、地下に幽閉された?
 
 その頃、戦いから逃げたがる三原はデルタギアを道路に投げ捨て、それを拾おうとした里奈がトラックにひかれてしまう。
 病院で命を取り止めた里奈は、「私たちに帰る家はもうないの。だからみんな一生懸命生きているじゃないかな。一生懸命生きれば、そこが自分の家になるか ら」
 ついに三原は腹を決めた。
 
 巧は意識を失った澤田を廃屋で休ませる。目を覚ました澤田は、真理が自分や巧を信じようとする理由を理解し、巧を気絶させ、真理に彼を任せると巧が指定 した決戦場へと向かった。
 もちろん惨敗。肉体の不調、3人の攻撃に加え、ラッキークローバーに倒される前に彼を倒そうとする草加カイザのゴルドスマッシュに深手を負う。
 澤田は駆けつけた巧と真理に看取られ、人間の姿で静かに燃え尽きた。
 
 草加、三原、そして巧が一堂に会する。
「草加、俺は戦う。人間として、ファイズとして!!」
 劇場版「JustiΦ's」が流れる中、ついに3人は同時変身を果たした。
 
 こういう重要な回の割に出番のない勇治は、EDの輪投げ一発勝負に出ていた(汗) 
 
 次回、添野らの前に小川敦史ふんする警察上層部の男が現われる。
 そのころ結花はラッキークローバーに勧誘され、警察からはオルフェノクとして追われる身に。
 以前に戸田(イカオルフェノク)が「人間とオルフェノクの戦争」という言葉を口にしていたが、ついにオルフェノクと戦う人間側勢力が表に出始めた?
 
 結花を虐待していたバカ一家がまだ手つかずだったけど、やっぱりオルフェノクとして生きることを決意した結花に「門出の狼煙」として虐殺されるのか?
 
 ところで、当初は花形と並んで「すべての謎の鍵を握る男」と思われた草加だが、真理が記憶を取り戻したり実は巧も同窓会に居合わせていたり、真相を話す のが澤田だったりと、なんかおいしいとこ全部持って行かれているような..
 でも「本当は草加も同窓会に出席していたのに、なぜ欠席していたかのように他の塾生の記憶が操作されたのか」がまだ説明されていないな。


 11/10
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」


「ボーボボ」放映開始の影響か否か、今日はヴォルコフせりふなかったような。

 ジャスティス5の第2戦、レイ対モーゼス。
 この日はモーゼスの妹モニカの手術の日だった。
 やっぱりヴォルコフは、この辺も考えて手術なり試合なりの日付を調整した?
 
 技術でもベイの性能でも勝るレイに一時は圧倒されるモーゼス。だが「モニカのため」というただその一念で互角の勝負を繰り広げる。
 必殺技の激突の衝撃で、一瞬意識を失うふたり。コントロールを失った双方のベイはそろってスタジアムアウトかと思われたその時、モニカの兄を想う一念が 通じ、砕けたスタジアムの破片がギガスの落下軌道を変え、モーゼスを勝利に導いた。
 モニカよ、退院したら兄と一緒にベイブレードを始めろ。お前たち兄妹なら世界を獲れる。
 
 自分の勝利を「偶然だ」と認めようとしないモーゼスだったが、レイに「お前の妹への想いが、オレの思いを上回ったんだ」と励まされ、感極まって号泣。
 2連敗でもう後が無いGレボリューションズだが、着実に対戦相手との友情を育むのはさすがだ。

 次回の対戦はマックスとミステル。
 変幻自在のミステルに、防御型のマックスが勝てるのか。疑念を見せるタカオたちにマックスが反発。
 番組の内容上、ここで勝たないと話が成り立たないので、この二重の苦境からどう勝利するのか楽しみ。



 11/11
「わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん」

 ダアクに命じられてアクミたちのサポートに回るはずのワルモ団だったが、作戦を巡ってケンカしてる間にみんな終わってしまい、ダアクにイモ虫に変えられ ていた。
 ダアクは人間界に分身を残して以来、鏡や水のあるところならどこにでも出現できるようになったんだが、それだけ小回りが利いてさらに実力行使ができるの であれば、自分でミルモや楓を倒しに行けよ(汗)


 11/12
「出撃! マシンロボレスキュー」「マシンロボ出場不 能!」

 MRR基地のすぐ近くで起きた電磁推進客船の事故。その際に生じた異常な電磁波により、ジェットら全リーダーロボとコマンダーロボが機能を停止。エース らはサポーターロボとトランスポーターを活用して救助作業を成功させた。
 今回の事故ではデザスターは無関係。彼らはこの日、MRRを壊滅させる最大のチャンスを逸した。
 というか、すべてのロボットが自我を持っているデザスターも、やはりあの場には近づけなかった?


 11/13
「GUN SLINGER GIRL」「人 形 -bambola-」

 トリエラは生理痛に苦しんでいたが、「これも生きている証し」と、気遣うヘンリエッタに意地を見せる。
 心優しいヘンリエッタは、「私はそこもなくなっちゃったから、トリエラと代わってあげたいくらいだよ」
 そ、そんなにあっさりと言うなよ.. と突っ込んだ直後、リコが部屋に現われて、
 「トリエラ、ヒルシャーさんが呼んでるよ」
 って、口から血ィだらだら流したまま明 るい顔でいうなぁ〜っ!!(がびーん)
 ジャンにぶたれたらしいんだが、それでものんきに笑っていられるのは「条件づけ」のおかげか。
  
 というか、殴られても笑っていられるって、公社は洗脳する方向を間違ってはいないだろうか..

 ふと思ったんだが、ヘンリエッタたち義体少女とジョゼたち担当官の関係って、電人ザボーガーと大門刑事、ロボット刑事Kと芝刑事の関係に似ていないだろ うか。
 対物、対戦車ライフルを軽々と取り回せるのであれば、ヘンリエッタたちでもΣ団のメカアニマルやバドーの犯罪ロボットに限らず、巨大化可能なタイプ以外 の怪人はだいたい倒せそうだな。
「スーパーガンアクション大戦」を作るとしたら、銃器が必殺武器のKやザボーガーも加えてみるか?
 じゃあ「クウガ」の一条刑事もありだな。 
 
 ・義体の扱いを巡って公社と対立し、彼女らの負担を少しでも減らそうと最前線に身を投じる一条刑事。
  それを複雑な思いで見つめるジョゼ。
 ・Kのポエム作りを応援するヘンリエッタたち
 ・アーカードとグレイヴの超絶弾幕
 ・法儀式済み武装で吸血鬼化ナチス兵を蹴散らすブローアップKとストロングザボーガー
 ・突然鏡の中から現われ、リコにマ グナギガのカードを渡す神崎士朗
 「リコ、そのカードはどうしたの?」
 「知らないおじさんがくれたの。これでおまえも戦えって」
 

 11/15
「超星神グランセイザー」

 カリンの攻撃に巻き込まれ、天馬の同僚マキが重傷を負う。
 担ぎ込まれたのは伝通院洸が勤める病院。ふたりはお互いにできること(輸血用血液の輸送と手術)を果たした後、決着を付けるべく対決。だが天馬は止めを 刺せず、それを「甘い」と言いながらも洸もそれ以上反撃しようとはせず退却。
 洸と涼子は、「地球を守るため」と言いつつ一般人の犠牲も辞さないカリンのやり方に、ついに疑念を抱き始めた。
 ついに和解の取っ掛かりができてきたな。
 
 今週の豪は、血液を運ぶために法定速度以上で飛ばす天馬を自転車で追いかけようとしてヘトヘト。
 戦闘にはまったく参加せず(汗)


 11/16
「クラッシュギアNitro」「マルコの真実」

 世界大会編に入って以来、戦った相手とその後も親交を深めるという描写が見られなかったんだが、今週は妹ビアンカのために由宇との試合に八百長すべきか 悩むマルコ・ロッジオを勝たちが応援するという、いかにもスポーツ根性ものっぽい話だった。
 というか、最終的にマルコを動かしたのはビアンカであり、勝たちはまさに応援や傍観がメインだったような。
 
 マルコの事情を知った由宇は、「君は間違っている。君がどうしようとボクに勝つことはできない」
 いかにも氷の帝王・由宇らしい、言葉だけなぞると偉そうだけど、「本気で来い!!」という温もりのこもった言葉。そして彼の言葉通り、キングカイザーは ハンマーシャークルーザーを撃破。マルコは優勝圏からはずれ、八百長と引き換えの映画出演の話も蹴り、ビアンカや勝と共に笑って会場を後にした。
 こういうズッコケのないラストシーンは「ニトロ」では珍しいかも?
 って、「荒野のギアファイター」とかでもうやってたか。


「爆竜戦隊アバレンジャー」


 リジュエルは「壬琴が他の女に目移りしないように」という理由でトリノイド・ルージュラフレシアを作らせ、地球の女性すべてを花に変えようとしていた。
 女性すべてってことは、田中真紀子とか野村沙知代とか土井たか子も「圏内」なの?
 
 ところで笑里の両親って、林家ペー・パー子みたいなカラーリングだな。

 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 3大ライダーVSラッキークローバー。
 さすがに北崎は1対1では強すぎたが、巧ファイズと草加カイザのダブルグランインパクトと三原デルタのブラスター攻撃を同時に受け、外装を排除して撤 退。
 北崎の敗北を見て、それまで彼に対して卑屈だった琢磨が、ついに偉そうな態度を取り始める。
 いいのか? 北崎が負けたって言うだけで、琢磨が強くなったわけではないだろう。
 度が過ぎるとそのうち殺されるぞ。
 
 ところで、デルタフォンとデルタムーバーを合体させた銃も「フォンブラスター」という呼称でいいのだろうか。
 
 こうして巧は再びファイズに、三原はデルタの装着者に落ち着いたわけだが、草加はやっぱりイヤなヤツ度全開。
 三原にはまた弱気になるかもしれないと言い、巧には人間の心を無くすかもしれないと言い、巧と勇治がつるんでるのを見ると「オルフェノク同士、仲がいい なぁ」
 じゃあ聞くけど、お前は人間の友達とか人間の心とかを持っているのか?
 
 ところで巧は「流星塾生はスマートブレインの人工オルフェノク化実験の失敗作」という、本人たちにはとても告げづらい事実を澤田から渡されてしまったん だよな..
 
 村上が冴子たちにライダーズギアの存在意義を説明する。
「3つのベルトの前では、北崎さんであれ、勝つのは難しいでしょう。
 あれはオルフェノクを倒すために作られたものです。我々の王を守るために」
 ああなるほど、だから「王のためのベルト」がいくつもあったわけか。
 
 そして村上は、次のラッキークローバー候補として、長田結花を推薦。
 村上って、今もクローバーたちに信用されているのか? 彼が前に選出した巧は、またファイズになる道を選んだんだけど..
 
 添野、沢村コンビの前に上層部の男、南雅彦が現われる。
 彼はオルフェノク絡みの事件に関わるふたりを捜査から外そうとしていたが、彼らが長田結花を追っていることを知ると態度を一変させる。
 その直後、沢村は結花の尾行を始め、彼女の変身に驚きながらも、手はず通り捕獲班に連絡を取っていた。
 もうオルフェノクのことを説明されたわけ? なんかあっけないな。
 
 
 ところで「オルフェノクの王」って誰なの? これまでの村上の言動からすると、村上でも花形でも北崎でも勇治でもなさそうなんだけど。
 ひょっとしてまだ見つかっていないか、あるいはどこかに確保されていて、まだ画面に出ていないだけ?
 前者だとすると、最近影の薄かった結花が一気にラスボス化、という線もありうるか?

 劇場版で「帝王のベルト」が作られたのは、あの世界ではすでに王が倒されてしまい、次の王を見つけるだけでなく、王そのものの戦闘力を上げる必要に迫ら れたからかもしれないな。
 量産型のライオトルーパーが作られたのは、帝王のベルトにコストを集中すること以外に、スーツ単体の性能を下げることにより、ひとりやふたりの裏切り者 が出ても優位が崩れないようにするためか?


「お宝映像クイズ 見ればナットク!」

 来週は涼平が出演するので、ファンは要 チェックだ。
 
 筆者はあまりこの番組を見ていなかったんだが、松田悟志とか照英とか、この番組はヒーロー俳優の出演率が高いのか?

 
 11/17
「爆 転シュートベイブレード Gレボリューション」

 第3戦はマックスVSミステル。
 360度からの連続攻撃を得意とするミステルにマックスの防御戦法が通じるのか。観客も仲間たちも疑念を抱き、信じてもらえないマックスはヤケ気味にな るが、リックの乱暴なアドバイスに、自分のスタイルを守ることは自分を信じることだと考え直す。
 バトル開始。マックスのドラシエルはいきなり攻めに出るが、それはミステルのポセイドンを自分優位のポジションに追い込むためだった。
 ミステルは障害物を砕くのにパワーを削がれた上に激突のタイミングを微妙にずらされ、決定打を与えられないままどんどん消耗して行く。
 だが消耗しているのは絶妙の回避行動を続けるマックスも同じ。ミステルは勝負に出た。
 必殺の一撃はドラシエルの巻き起こす津波で減殺されながらも本体を直撃。粘るマックス。
 結果は、両者スタジアムアウト、引き分け。
 こうして1日目はGレボリューションズの2敗1分けで終了。まさに崖っぷちの状況ではあるが、やっぱりふたりは固い握手を交わした。
 
 Gレボリューションズが残り2勝しても、BEGAと同じ2勝2敗1分け。
 最強の相手であるブルックリンと戦うのは、5戦目はカイで、6戦目がタカオ?
 
 次回は廃人状態のカイの復帰を描くのかと思ったら、主役はFサングレのロメロ監督?!

 で、結局ミステルって、なんで仮面つけてるの?


 11/18
「わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん」「素 直なフェアリー・ミルモ?」

 ラットたちに追われる楓は桐生と出くわし、彼が通ってきたはずの道を逃げるが、そこは行き止まりだった。
 桐生がダアクの「使徒」であることは想像してたけど、彼は沙織と違って自宅に住まわされていないの?

 ラットは魔法スプレーで楓の性格を正反対に変えようとしたのだが、ミルモが楓をかばってスプレーを浴びてしまう。
 普通こういう「入れ替わりネタ」というのは、元の姿と入れ替わった時のギャップを楽しむものなんだが、今回はミルモを元に戻すための楓の奮闘がメイン だったような。
 でも、気持ち悪いほど礼儀正しいミルモというのは、ヤシチたちでなくとも見ていて辛いものがあった。
 例えるなら、フレイの暴言とは何かが同じで何かが正反対、というか。
 
 ミルモを元に戻すには、彼の心の中に入り、1000人のミルモの中から本物を見つけ出さなくてはならない。
 最終的に見つけた本物は、512番のゼッケンを付けたミルモだった。
 512、コ・イ・ツーというわけか。


 11/20
「TVチャンピオン・木のおもちゃ王」

 関係ないけど、筆者は小学校の木工で、キングギトラを下絵に描いてジグソーパズルを作った。
 深い考えはなかったんだが、キングギトラは首が3本で尻尾が2本。
 どれがどの頭か尾かわからないようで、みんな完成するのに苦労していた。



 11/21
「GUN SLINGER GIRL」「約 束 -promessa-」

 事故でのケガが元で軍警察を退役になったラバロは、復帰を手助けするという条件で公社へ。
 クラエスの担当となった彼は、戦い方さえ教えればいいわけではない義体の教育を面倒がりながらも、彼女に釣りや読書、園芸などを教えていった。

 ある日クラエスは、実地訓練として地下鉄のチンピラを騒がれずに制圧するよう命じられる。
 正当防衛以外では撃つなといわれていたが、彼女は発砲。死体を引きずって申し訳なさそうに戻ってきた。
 腹にナイフ刺さってるよ..

 ラバロはクラエスたち義体の存在や力に疑問や恐れを抱いたらしく、彼女に自分の部屋の鍵と、彼女が公社に来る前に使っていたメガネを渡した。
「これを付けている間だけは、おとなしいクラエスでいてくれ。これは書き換え可能な命令ではない。
 血の通った約束だ」
 その直後ラバロは、「ひき逃げに遭って死亡した」
 彼が新聞社と接触しようとしていたこと、クラエスに死亡を伝えたのがジャンであることから、公社の実態や義体の存在を公にしようとして消されたのは間違 いないだろう..
 
 ラバロを失ったショックで廃人同然となったクラエスは、記憶を消され、義体の新型パーツの実験台として、再び公社での生活を送るようになった。
 それでも彼女は、記憶にないはずのラバロから教えられた読書を楽しみ、約束通りメガネをかけ続けていた。

 そして現在、ふと家庭菜園作りを思い立ったクラエスは、ヘンリエッタを誘って庭へ向かう。その途中、
「クラエスは、ひとりでお留守番していてさみしくないの? 私だったら、ジョゼさんがいなかったらさみしくて死んじゃうかも」
「幸せなおちびちゃん。 私がさみしいかどうかは、私が決める の」
 かっこいいじゃねぇか、クラエスお姉様よぉ!!
 ふたつ名は「孤狼」でどうだ。トリエラと同室だけど。
「弧狼クラエス」 内藤泰弘風(?)にいうと「クラエス・ザ・ロンリーウルフ」
 って、国府田猛みたいだな。
 
 かくして孤狼クラエスはヘンリエッタを従え、農作業にいそしむのだった。
 
 すごく重い話なのに、うすた京介風のツッコミに事欠かない話だな。
 ・血ィ出てる〜っ?! (がび〜ん)
 ・刺さってる〜っ?! (がび〜ん)
 ・こき使ってる〜っ?!(がび〜ん)


 ヘンリエッタ → 兄がわりのジョゼを溺愛       → 可憐
   リコ   → よくジャンに叱られるドジっ子    → 花穂
  トリエラ  → ツインテール、なんかリーダーっぽい → 咲耶
  クラエス  → メガネ、読書、部屋にこもりがち   → 鞠絵
 アニメ未登場のアンジェリカはどうだろう? HPによると「おっとりさんで優しい」とあったので亞里亞?
 たぶんアニメや原作を見れば見るほど、「こんな可憐や亞里亞がおるかい?!」って自己ツッコミを入れる日々が続くんだろうな..

 この手の「組織出身のロボットや改造人間」が主人公の物語では、「主人公を元にして作られた完成体や後継機」が敵として登場することがちょくちょくあ る。
(「サイボーグ009」の0010以降やサイボーグマン、「大鉄人17」のワンエイト、「企業戦士YAMAZAKI」のクロサキ、「ロボコップ」でも「ロ ボコップが古くなった(裏切った)から処分する」というわけではないが、競合機や後継候補機が敵として登場した)
 ヘンリエッタたち5人の前に現われる新たな義体は、敵か味方か。


 11/22
「鋼の錬金術師」


 錬金術とは物質を分解、再構成して任意の物質や物体を作り上げることであり、主人公兄弟は母親を生き返らせようとして失敗したものの、水やカルシウムな どの物質を再構成して、生命体らしき存在を作ってしまっている。
 生命体らしきものを作ることができたということは、細胞や染色体やDNAを作ことができたということであり、高い精度で分子や原子を任意の座標に配置で きたということになる。
 ということは、この世界の錬金術師に我々の世界のコンピュータやナノマシンの概念や構造を教えたとしたら、彼らはこっちの世界の現代科学でも作れないよ うな微細配線のCPUやナノマシンも作ってしまえるということか?


 11/23
「クラッシュギアNitro」「狼の孤独」

 国府田はようやく、自分が世界大会を戦っていたことを知るが、負け知らずの彼がいきなりの2連敗。
 彼は極度のアガリ症で、生活のかかっているバイト以外では人前での行動が大の苦手だったのだ。
 確かに孤独な一匹狼というものは、大舞台だと調子が狂うかもしれないな。
 
 ニトロしたギアの視界でものを見れば観客を見なくて済む、と、国府田は目隠しをして勝に挑む。
 勝もそれに応えて目隠しをするが、彼はハンデを合わせたかったのではなく、単に「目隠しファイト」をしたかっただけらしい..


「爆竜戦隊アバレンジャー」


 鎧の力に魅せられた仲代は、アスカを倒してその力を奪おうとしていた。
 仲代がもっと強くなるのは厄介だけど、鎧を奪われたアスカが生き残りさえすれば、それはそれでプラスだよな。

 
「仮面ライダー555(ファイズ)」


 三原と里奈は草加に、創才児童学園で働くことになったと告げる。
 そこって、スマートブレイン経営のいわば「第2の流星塾」じゃないか。資料とか面接とかで気づかなかったの?!
 
 その時草加は、サイドバッシャーを洗車していた。
 啓太郎のワゴンを洗っていた時には気づかなかったんだが、草加が洗車する場面が多いのは、やっぱり彼の潔癖性ゆえか。
 
 ところで、サイドバッシャー・ロボモードはもうやらないの? あの火力なら、距離さえ取れれば北崎ドラゴンや社長ローズ相手でも少しはやれそうな気がす るんだけど。
 フルCGというのも良し悪しだな..

 オルフェノク化の兆候に脅える真理は、草加から自分たちはスマートブレインのオルフェノク化実験の失敗作であること、草加自身は記憶消去前に脱走してい たことを知らされる。
 草加のくせに、本郷猛みたいな過去だな。
 
 ところで、同窓会の惨劇の映像というと、
 ・次々に惨殺される塾生たち
 ・北崎ドラゴンによって絶命する真理と澤田
 ・助けに入った巧ウルフ

 巧はあの後どうなったの? 北崎か誰かに気絶させられた後、記憶を消されて帰されただけ?
 筆者は最近「劇場版のレオはライダーズギア用に調整された、人工オルフェノクの最 高傑作」という説を思いついたんだが、巧がそのプロトタイプという可能性は考えられないだろうか。
 巧がファイズギアやデルタギアのある場所に偶然現われるのも、そうなりやすいように因果律を操作されたからなのかも。
 
 警官隊に追われて彼らを殺傷してしまった結花は警察に出頭。
 彼女は南らの実験施設に連れて行かれ、オルフェノクを変身不能にする実験台にされてしまう。
 その時、彼女の悲鳴にクラブオルフェノクが息を吹き返し、彼女を救出。
 駆けつけた巧は草加と三原からカニを守るため、ファイズに変身。カニは彼らから逃げ延びながら消散した。
 結花を助けたあのカニは、どういうやつだったんだろう。やっぱり勇治や結花のように人間として生きていたかったのに、何かの理由で変身してしまい、それ を見られて追い回され、捕獲されたのだろうか。

 一方、結花を預かった勇治は、変身して警官隊と交戦。
 結花だけでなく、彼も人間への不信や敵意を決定的なものにしてしまうのか?
 
 直也は関り合いを恐れ、結花を出頭させようとしたりマンションから出る準備をしていた。
 彼は自分勝手ではあっても、ここまで薄情だったっけ?
 
 オルフェノクのことを知らされたのは沢村のみで、添野は定年間近で戦力外と見なされたのか蚊帳の外。
 その沢村に、巧と勇治は自分たちの身柄と引き換えに結花を解放しろと要求。沢村は彼らと知りあうと同時に、彼らがオルフェノクであることを知った。
「ベテラン俳優のオマケ」のイメージが強かった沢村だけど、急に存在が大きくなってきたな。
 
 次回、南が村上と接触?
 オルフェノクの世界を作ろうとする村上と、オルフェノクを滅ぼそうとする南。お互いがだまし合い、利用しあう関係か?
 
 草加は巧や勇治に「オレや真理は人間だが、お前らオルフェノクはバケモノ」という態度を取り続けているが、南たちなら草加たちのことも「いつバケモノに なるかわからない危険な輩」と解釈しかねない。
 その場の一時しのぎにしても、「草加カイザとスマートブレイン側オルフェノクの共闘」がいずれありうる?

 カニオルフェノクの声は、秋山蓮役の松田悟志。
 先週の東映HPに「友情出演を頼む という事は、その役には、忙しいスケジュールの中を友情や義理で演じてもらうだけの価値があるのか、その役を演じることで本当に本人のためになるかを考え なければならず、非常に難しい」と書かれていた。
 カニオルフェノクの役どころは、「オルフェノクを怪物としか見ようとしない一部の人間の悪意」と「同じ境遇の結花を救うという人間らしい心」を対比さ せ、結花と勇治が人類の敵に回る(?)決意を固める(?)きっかけを作ること、と思われる。
「女性を助けて死亡する」という最期はもちろん秋山蓮のそれを意識したものだろうけど、確かにライダー出身俳優を起用する価値のある役どころではなかった だろうか。


 11/24
「爆 転シュートベイブレード Gレボリューション」

 病院のユーリを訪ねたカイは、彼の枕元のドランザーを見て再び生気を取り戻す。
 港の空き倉庫で特訓に励むカイの前に現われたのは、たまたま通りかかったFサングレの監督ロメロ。
 カイはロメロの巧みな挑発に自分の戦う理由を思い出し、さらに自身の才能により、タカオたちでさえ難航したヘヴィメタルベイの操作をたったの数時間でも のにしてしまった。
 一方タカオは、明日の2試合に続けて出ようと、スタミナも考えずに特訓に励んでいた。
 仲間たちが音をあげる中、まだ続けようとシュートされたドラグーンをドランザーが撃ち落とす。
 振り返るタカオ。たっぷり間を置いて、「おせぇよ」

 次回、早くもカイのリベンジが実現。ついにブルックリンの表情から余裕が消える。
「えっ、どうして? これ以上戦ったら、君は..」
 確かに、努力などしたこともないブルックリンには、コマのために本当に死ぬ気になれるヤツの気持ちはわからんだろうな..

 ブルックリンが「天才なので努力しなくとも強い」のに対し、カイは「努力して強くなる天才」
 展開の都合上、ブルックリンは次の試合でカイに敗北する。
 彼はついに努力することに目覚めるのか?


 11/26
「出撃! マシンロボレスキュー」「デザスターの秘密」

 ジェイと誠はマシンコマンダーの操縦訓練中、積乱雲の中に隠されたデザスター基地に飛び込んでしまう。
 ふたりはそこで、デザスター総帥カイザーGと、その正体ドクター・カイザーの姿を知る。
 カイザーGの声が長官役の中田和宏で、ドクター・カイザーはコマンダーロボ役の速水奨か、ややこしいな。
 というか、コマンダーが今回ひとことも発しなかったのはそのせいか(苦笑)


 11/27
「コメディー・お江戸でござる」

 何をやってもうまく行かない金太は、首を吊るための木を探している途中、死神(笹野高史)の通行手形を拾う。
 死神はそれがないとあの世へ帰れず、弱みを握った金太は彼をこき使い、死の床にある人々を次々に回復させて暴利を貪って行った。
 しかし、お重によって手形は死神の手に戻り、金太は人々の死の運命を先延ばしにした分だけ自分の寿命を減らされ、死神に追い回されて「完」
 
 こうやってあらすじを書いてみると、「お江戸でござる」でなけりゃ充分ホラーで通用する話だな..
 エッチマンガでも行けるネタだよな。エッチマンガにはエッチマンガなりの魂や寿命の喰らい方がある。


 11/28
「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」「決 死(しんねん)」

 やっとユニクロンの存在を認め、トランスフォーマーが力を合わせる必要性を知ったメガトロン。
 だが彼の頭の中にあったのは、「司令官はふたりもいらぬ。コンボイを倒して、サイバトロンの指揮権も手に入れてやる」という、いかにもメガトロンらしい 発想だった。
 ふたりの一騎打ちに割って入るスタースクリーム。ユニクロンの脅威に触れ、トランスフォーマー同士の争いを長引かせたくない彼は、「メガトロンを倒し、 自分がデストロンの支配者となってサイバトロンとの共闘を貫く」べく、メガトロンに挑む。
 すべてのスパークをウイングブレードに込めたスタースクリームは、スターセイバーを手にしたメガトロンとも互角の勝負を繰り広げる。
 「お前のくだらぬ信念とやらにも、少しは敬意を払わねばならんようだな」
 「あんたのつまらぬ意地にもな」
 そしてスタースクリームは、相討ちとなるはずの最後の一撃でブレードのエネルギーを切り、スターセイバーに貫かれる。
 彼は自分の命を賭けて、サイバトロンとの共闘を訴えようとしたのだった。
 ユニクロンの攻撃が始まる中、スタースクリームは残りのスパークを光線キャノンに込めて放つが、ユニクロンには届かず、彼は降り注ぐ直撃を浴びて消滅し た。
 
 総合的には決して面白いと言えない「マイクロン伝説」だけど、デバスター、ランページ、メガトロン、スタースクリームら「不器用な漢」の描きぶりだけは 評価したい。


 11/29
「超星神グランセイザー」

 カリンと風のトライブが特殊部隊の襲撃を受ける。
 御園木は堀口博士に、自分は国防省の人間であり、日本の国防のためにグランセイザーと超星神の探索に協力していたことを明かした。
 あれ、「カリンとは別口の侵略異星人」とか「現代に生き延びていた超古代人」とかじゃなかったのか。予想が予想だったので、なんかスケールちっちゃく見 えるな。
 じゃあ第1話で天馬に博士への配達を頼んだのは単なる偶然で、彼がグランセイザーの遺伝子を持っていたことは知らなかったの?
 
 当然博士は「グランセイザーは地球を守るための力」と御園木への協力を拒否し、拘束された。
 御園木は天馬らには真相を告げず、「博士が風のトライブに誘拐されたらしい」と、彼らに捜索を命じる。
 ファイズほどでないにしろ、話が面倒になってきたな。
 
 カリンのやり方に不信を抱いていた涼子(と彼女にくっついてきた仁)は、襲撃の隙を突いてカリンの元を離れるが、アケロン人の正体を明かしたカリンの襲 撃を受ける。
 駆けつけた天馬、未加、豪は、涼子を助けてカリンを撃退。ついに涼子は炎、大地のトライブと和解した。
 これまで炎と大地の人たちは、涼子にさんざん罵られたり殴られたりしてきたはずだけど、彼女がカリンにだまされていたことがわかったからか、もともと心 が広いのか、仲良くなるのが本当に早いな。
 
 仁は装着する間もなくカリンに殴られて気絶。気がついた時にはとっくにカリンは逃げ去り、涼子や天馬たちはニコニコ笑い合っていた。
 天馬、豪とならんでギャグキャラ決定。というか、いくら多人数ものとはいえ、変身ヒーローがあんなやられ方でいいのか?!
 
 豪は和解した涼子と固く握手。のこのこ起きてきた仁は、それを見て悔しがっていた。
 ペネトレイト・サンダーでぶっ飛ばされるわ、涼子に手を握ってもらえないわと、仁は豪に勝てない運命(さだめ)なのか?


「鋼の錬金術師」

 軍人さんたちはあったかそうな服を着ているのに、ウィンリィは涼しそうな格好。
 ここ、季節いつ?


 11/30
「クラッシュギアNitro」「運命の兄弟対決」

 金一郎の時もそうだったが、ZDの足のケガがなぜ彼のクラッシュギア生命に関わるのかどうにも納得いかず、TBが兄のケガを知って戦いを躊躇することに 感情移入できなかった。


「爆竜戦隊アバレンジャー」

 マホロの決意によって、アスカは鎧から解放されたが、今度はマホロがジャンヌに戻ってしまった。
 しかし、「鎧は前の持ち主を倒した者に取り憑く」という連鎖は断ち切られたし、ジャンヌになったとは言えマホロの記憶や人格はそのままなので、前よりは 事態が好転したと言えなくない。
 

「仮面ライダー555(ファイズ)」

 先週「巧は流星塾事件の際、ライダーズギア向けに調整された」という説を書いたけど、草加もその実験の被験者だったのではないだろうか。
 草加は自分がオルフェノク体にならないことから「自分は乾や木場とは違う」と思い込もうとしているけど、彼は人間ベースの「ライダーズギア専用オルフェ ノク」のひとつの完成形なのではないだろうか。
 こう考えると、草加が記憶消去前に脱走したというのも怪しくなってくるな。最初から脱走するように暗示をかけられて記憶消去を逃れ、スマートブレインへ の憎悪からカイザギアの力を引き出すよう仕向けられた、とか。


 カニオルフェノクを助けるため、巧ファイズは草加カイザと三原デルタの間に割って入り、敵意がないことを示すため変身を解く。三原も変身を解いて草加を 止めに入る。
 意外にも草加は変身を解き、巧を殴ろうとした拳を収め、「人間とオルフェノク、どっちにつくか考えておけ」と言い捨てて立ち去った。
 その後、マンションを引き払った勇治が、結花を啓太郎宅に預けに来た。草加はなぜか彼らがオルフェノクであることを真理たちに暴露しようとはせず、「彼 女を預かるのはやめておけ」と言ったきり、それ以上の干渉をしようとはしなかった。
 草加はどうしたんだ? 「世界をまっぷたつにしての人間とオルフェノクの全面戦争」を予感して、目の前のオルフェノクのひとりやふたりなど、どうでも良 くなったのか?

 オルフェノクが「普通の人間」の迫害を受け続ける中で、どこまで共存の道を貫けるのか。
 村上と対面した勇治と巧の間には、彼の言葉を巡って溝が生まれ始める。

 ふたりと対面した後、村上は南の訪問を受ける。
 村上は、人間として警察のオルフェノク研究を援助することで、人間側のオルフェノクへの心理や対抗策を知ろうとしていたのだった。
 南は村上を全面的に信頼しているわけではないようだが、村上がオルフェノクであることも計算のうちなのか?
 
 結花と啓太郎がお互いのメールの相手であることを知った直後、ふたりの前に冴子が現われる。
 結花は、自分をかばおうとする啓太郎を助けるためオルフェノクに変身。光の翼の一撃で冴子を撃退。
 立ち去ろうとする彼女の背中を、啓太郎ががばと抱きしめて「つづく」
 やるべき時は、本当に絶妙のタイミングでやってくれるな、啓太郎。
 でも、「オルフェノクとの共存を訴える啓太郎が警察に殺され、人間を襲ってはいけない理由を無くした結花は..」という線もありうるよな..


 

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