09/01
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」

 先週は悪役らしさを見せなくて「あれ?」と思わせたヴォルコフだが、今日は全編悪役顔。
「よかった、やっぱり悪いヤツだった」「なんだ、やっぱり悪いヤツか」という思いが半分半分だ。

 ユーリたちネオボーグが、BEGAを叩き潰すため来日。
 その目的は「ヴォルコフに不幸にされる者をこれ以上増やさないため」
 世界大会も、そのための技術向上の場として利用したにすぎないとのことなんだが、あの頃のユーリたちからは、ベイブレード界の未来のために戦おうという 人格者ぶりは微塵も見られなかったような..

 BEGAの中堅ブレーダーをあっという間に倒したユーリたちだが、精鋭ブレーダーのひとり、ガーランドによってボリスとセルゲイが瞬殺されてしまう。
 カイの特訓に付き合わされたり、BEGAに倒されたり。ボリスとセルゲイって、出番とセリフのある回に限ってひどい目に遭うな。


 09/03
「出撃! マシンロボレスキュー」


 誠は特殊才能育成法で医師になった少女、早乙女亜希と親しくなるが、彼女は余命いくばくもない体だった。
 火災に巻き込まれた亜希は誠とポリスに救出されるが、その直後「いっしょにたくさんの人を助けよう」と笑ったまま息を引き取った。
 警視庁マシンロボ部隊へ転属すべきか迷っていた誠は、これを気にレスキューひとすじを貫くことを決意する。
 今回はMRRでは珍しい、ゲストキャラがその回で死亡してしまうという悲しい幕切れ。火災もデザスターとは無関係で戦闘シーンもなく、ほぼ人間ドラマに 費やされていた。
 いちばん描きにくい(?)戦闘シーンのCGがないということは、手の込んだ見せ場なり新しいマシンロボなりが準備中ということか?


 09/06
「機 動戦士ガンダムSEED」「悪夢は再び」

 ニュートロンジャマーキャンセラーの設計図を手に入れたアズラエルは、さっそく核ミサイルを大量生産させ、プラント本国への直接攻撃を実行させる。
 地球軍は手始めに、本国を守る宇宙要塞を核攻撃で消し去る。自分の渡した「鍵」がもたらした結果に、フレイは涙する。
 フレイは「キラに会えるかもしれないから」という理由でドミニオンに残り、通信オペレーターを務めていた。
 って、いつの間に研修なり訓練なりを受けたんだろう? でも初めて軍人らしいことをしているな。
 
 ところで「キラに会いたい」って、まさか会った途端にグサリってことはないだろうな。
(今週の「ファイズ」を見た後に、録画していた「SEED」を見たので、なんとなく) 
 
 核攻撃を阻止しようとするイザークが見たものは、ラクス艦隊から先行し、発射された核ミサイル群を全機撃墜した、ミーティア装備のフリーダムとジャス ティスだった。
 パトリック・ザラは秘密兵器「ジェネシス」の使用を命令。イザークはとっさにキラとアスランに「射線上から離れろぉっ!!」と叫ぶ。
 故郷を助けてもらった借りは返す。もうちょいだな。
 
「ジェネシス」とは、ミラージュコロイドで存在を隠匿され、露呈後はPS装甲で防御を固めた巨大建造物。
 オペレーターのセリフに「ニュークリアカートリッジ」って単語があったけど、指向性EMP照射器か?


 09/07
「クラッシュギアNitro」「海の上のギアファイター」

 今日は国府田の魅力満載。「言えない、言えるはずがない..」と言いながら、客船でバイトしている理由をぺらぺらしゃべったり、誠のことを終始「真羽勝 の弟」と呼んだりと、相変わらずのズレぶり。
 
 国府田はバイトにもニトロを使い、残像分身で皿洗いをこなしていた。
 た、確かに、ニトロはギアファイトにしか使っちゃいけないものじゃないから、生活費のために使ったって問題はないわな。
 
 国府田は阿久沢由宇に指名されてギアファイトを開始。
 ニトロでギアと一体化すると、ギアが感じる船の揺れまで伝わってくるため、由宇は不調。いっぽう国府田は、イカダで漂流していた(笑)中で波とのニトロ も果たしていた。
 行き倒れたり漂流したりと常人離れした生活を続けているけど、その中で何かをつかみ取るところが彼の強さか。
 
 国府田有利で進む中、観戦しようとマストに登っていた誠が降りられなくなってしまう。
 とっさに駆け出す国府田。勝負を捨てたかとだれもが思った中、なんとW(ワイルド)アイアンウルフは彼の魂を受け継ぎ、自力でキングシュバルツNとの ファイトを続行。シュバルツ・ラビーネで凍結されてもその氷を溶かし、高空からのワイルド・バイトでキングシュバルツを倒す。
 アイアンウルフと国府田の危機や奮闘が交互に描かれる演出は、見事のひとことだった。
 
 由宇は国府田の健闘を称え、金一郎と共にフィールドを後にする。
「今度はギアの自意識も視野に入れなくてはな」「そうですね」
 ギアの自意識。すごい会話だ。
 
 自分が世界大会にエントリーされていることを知らないまま、国府田はまたイカダで旅に出た。
 勝たちが調べてみると、なんと彼は何人もの出場者と戦い、13勝もしていた。
 自分が世界大会にエントリーされていることを知らないまま、各地で出場者と戦い続ける国府田猛。
 ギアファイターの本能か? なんかすごいかっこいいぞ。

 次回、勝とレオンが対戦「進化! ヘビースパイクF(フォース)」
 ファングやフレアじゃなくてフォースか。パワーアップや後継機を示す言葉としては斬新だな。



「爆竜戦隊アバレンジャー」

 デズモゾーリャの通訳に飽きたリジェは、アナザーアースへ遊びに行き、同じく退屈が嫌いな仲代とコンビを結成。
 ところでリジェって、だんだん言葉遣いが悪くなっているような..?

 デズモゾーリャの肉体が朽ちはじめ、新しい肉体を欲していると知ったジャンヌは「これ以上、ここに留まる意味があるのだろうか..?」
「ジャンヌはアスカに『自分はマホロの肉体を乗っ取ったエヴォリアン』と説明していたけど、本当は何か理由があって自らエヴォリアンに参加しているマホロ 本人ではないのか?」というのは前から考えていたけど、その理由がいよいよ明らかになるのか?

 なんと、リジェはジャンヌの娘だった。てことは、アスカの娘でもあるということ?
 この親子は、激動をくぐり抜けて仲良く暮らせるようになるのだろうか?


 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 冴子とその手下から真理を救った澤田だったが、彼は真理を助けたかったのではなく、自分で彼女を殺すことで人間の心を完全に捨て去ろうとしていたのだっ た。
 真理は澤田に殴られて重傷を負う。草加は澤田を信じて真理を任せた巧を責め、さらに勇治に、巧が直接真理に怪我を負わせたかのように吹き込み、ふたりの 関係を完全に決裂させる。
 巧に裏切られたと思い込んだ勇治と、オルフェノクそのものが信じられなくなった巧は、川辺で静かに変身し、血みどろの戦いを始めようとしていた。
 真理の負傷を悲しむのは本心からなのに、それすら巧と勇治の潰し合いに利用するとは、なんていやらしいヤツなんだ草加。
 
 すっかり落ちぶれた琢磨は、眠っている北崎からデルタギアを奪ったものの、すぐに気づかれてコテンパンにされていた。
 せっかく一度はデルタギアを奪えたんだから、それで変身して戦えばいいのに、なんでオルフェノク体で挑んだりなんかしたんだろう..?

 北崎のオルフェノク体はドラゴン。
 これまでのオルフェノクのモチーフは実在の昆虫や動植物だったけど、架空の動物とは珍しいな。
 いや、オルフェノクがいるくらいだから、「ファイズ」世界にドラゴンやペガサスが実在していたっておかしくはないか。
 でもドラゴンなら、変身ベルトなんかなくたって充分強いはずだよな。やっぱり北崎や流星塾の連中が言っていたように、デルタのベルトを付けているといい 気分になれるのか?
 
 一方、いい加減な伝言で巧と勇治の仲を引き裂いたことなど知りもしない直也と啓太郎は、火事で逃げ遅れた子供を救う。
 てっきり「泣いている子供が顔を上げたらオルフェノクの紋様が浮かんだ」「ふたりを助けるために直也が変身する」といった展開かと思ったが、特に驚くよ うなシーンはなし。せいぜい「一度はふたりを見捨てて逃げ出した直也がやっぱり戻ってきた」くらいか。
 
・草加が巧に「君は俺の過去に興味があるようだけど、自分の過去については何も話そうとしないね」
・勇治と対峙した巧は、ポーズを取らずにファイズフォンを握りしめ、小さく「変身」と叫んでフォンをベルトに叩き入れる。
 劇場版を見た者には感慨深いシーンだな。
 
 ファイズに変身できる巧がもしオルフェノクだとしたら、第1話でいきなりオルフェノクと遭遇した時にあまり驚いた様子を見せなかったことにも説明がつく な。
 
 次回、頭が半透明なオルフェノクが出現。
 そういえば村上役の村井克行が雑誌のインタビューで「私の変身する怪人のデザインを『ハカイダーみたいにしてください』と頼んだら、本当にそういうデザ インにしてくださり、非常に感激しました」って言ってたっけ。じゃああれが社長オルフェノクか。
 
 そして草加が3つのライダーギアのアタッシュケースを広げ、デルタに変身?!
 巧だけでなく、北崎からもベルトを奪うの?!
 

 09/08
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」「ふざ けるな!」

 ガーランドは、有名スポーツ選手を数多く輩出してきた一族の出身。彼はプロベイブレーダーになる道を選び、BEGAに参加していた。
 あのう、格闘技を取り入れたベイバトルをするくらいなら、最初からKー1とかを目指したらどうだ?
 
 ユーリはガーランドと対戦するが、直撃を紙一重で避けるガーランドには決定打を与えられない。
 圧倒的な戦力差に観客が冷めることを嫌ったヴォルコフは、対戦ルールを急遽、どちらかのベイが停止するまでの鉄格子デスマッチに変更。ガーランドは相手 をねちねちいたぶって喜ぶタイプではないが、「これも栄光をつかむため」と命令を了承。時間稼ぎをしばらく続けた後、必殺技でユーリを破る。
 そんな戦い方で、栄光とやらがつかめるのか?
 
 ユーリは息も絶え絶えに、タカオたちに世界大会の裏の事情を説明する。
 バルテズ・ソルダは、ヴォルコフが送り込んだテストチームだった。
 それを知ったユーリたちはネオボーグを結成。自分たちが優勝し、BEGAへの不参加を表明することで、BEGAとヴォルコフの権威を失墜させようとして いたのだった。
 ミハエルたちがバルテズから離反したことで、ヴォルコフの計画は失敗したかに見えたが、ヴォルコフは旧ボーグと同じ強制や恐怖による支配を辞めた代わり に、ブレーダーの自由意志を巧みに利用した現在のBEGAの支配体制を確立したのだった。
 具体的には語られなかったけど、今回ネオボーグがBEGAに挑んだのは、自分たちが勝てばそれで良し、もし負けても、その結果BEGAの本性を明らかに することができれば、タカオたちに後を託すことができる、という読みもあったらしい。
 漢やね。
 
 バルテズはヴォルコフの手下だった。
 相手チームへの細工、違法改造、猿芝居をやらないと勝たせられないようなしょぼい監督が、世界征服を企む男の尖兵だったなんて、納得しろと言われてもつ らいな。
「クラッシュギア」で言えば、ミン・ウー(ザコ)と藤原金一郎(大物)くらいレベルが違うよな。
 
 タカオ、大地、マックス、キョウジュ、ヒロミはBEGAと戦うことを決意。レイ、カイ、仁も会場に駆けつけるが、なんとカイは、BEGAの側に回った。
 お前は本当に、タカオと戦えさえすれば、所属陣営はどこでもいいんだな(苦笑) それこそがブレーダーの自由意志を利用するヴォルコフのやり方だっての に。
 
 BEGAの精鋭は、ブルックリン、ガーランド、ミステル、モーゼス、ミンミン、カイの6人。
 新生BBAの陣容は、タカオ、大地、マックス、レイ。あとのふたりは仁とキョウジュか?
 

 09/10
「出撃! マシンロボレスキュー」「誇り高き消防団」

 太陽は旅行先で、貧弱な装備でも経験と強い使命感で救助活動を行う消防団の姿を目の当たりにし、改めてレスキュー隊員としての決意を新たにする。
 それはそれでいいんだけど、視聴者に説明する必要があるとは言え、太陽が「消防団?」「土石流?」なんて口にする様は、とてもプロのレスキュー隊員には 見えなかった。


 09/13
「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」

 沙織がテレビに出ることになった。
 ダアクは沙織と全国放送を利用して日本中の人々を争わせ、悪意や憎しみに満ちた空気を作りだし、復活を遂げようとしていた。
 アクミやワルモ団を配下にした意味が全くないような..


「機動戦士ガンダムSEED」


 フリーダムとジャスティスが登場してだいぶ経つけど、Aパートアイキャッチが相変わらずストライクのままだな。
 
「ジェネシス」は、核エネルギーを利用したガンマ線レーザー砲。直撃を受けた地球軍艦隊は壊滅し、ドミニオンを含む残存部隊はキラとアスランの援護を受け て一時撤退する。
 地球軍の核ミサイルを撃墜したり、地球軍の撤退を援護したり、ザフト軍のジェネシスを攻略したりと、ラクス艦隊は大変だな。
 
 再び集結を始める地球軍と、ジェネシスの2射目を準備するザフト軍。それに割って入らんとするラクス艦隊。
 出撃を前に、アスランとカガリ、マリューとムウがキスを交わす。
 軍規に縛られない反乱軍ならではだな。
 
 ラクスはキラに指輪を渡していたけど、これでフレイが最終回で、ふたりのどちらかを刺す理由ができたな(汗)

 ジェネシスに迫り来る地球軍とラクス艦隊。クルーゼはジェネシス防衛と称して第3のザフト製ガンダム「プロヴィデンス(天帝)」を駆り、ムウとの最後の 戦いに挑 む。
 メビウス零式の映像を背景に「あの男に扱えて、私にできないはずがない」と言っていたけど、プロヴィデンスはガンバレルのような無人戦闘機を積んでいる の か?
 ザフト製だけに、レールガンに代わってビーム砲、誘導方式も有線から無線になっているかもしれないな。


「土曜ワイド劇場 西村京太郎トラベルミステリー 青函特急殺人ルート」

 村上社長役の村井克行が、真犯人をゆすろうとして殺されかけるものの、亀井・十津川コンビに助けられる男の役で出ていた。


 09/14
「クラッシュギアNitro」「進化!ヘビースパイクF (フォース)」

 次の戦地は日本。勝たちは久しぶりに自宅でくつろいでいた。
 一方、由宇と共に阿久沢邸に居着いた金一郎は、お茶の味にうるさいらしく、メイドさんに恐れられていた。
 シリアス一辺倒に見える金一郎も、やっぱりニトロ世界のキャラだったんだな。

 勝はいつの間にか、レオンと互角に戦えるほどのファイターになっていた。
 しかし、マッハジャスティスソニックは勝のニトロに耐え切れず、さらにヘビースパイクFのアタックを受けて粉々になってしまった。
 一方、阿久沢邸では、由宇と金一郎が新たなギア「キングカイザー」を完成させていた。
 主人公メカの交代劇は、二段構えだったのか?!

 ところで、ヘビースパイクFとはレオンとヘビースパイクが本気で戦うための真の姿であり、サブタイトルの「進化」という言葉は間違っていると思う。


「爆竜戦隊アバレンジャー」

 ハエマツ、ツタコタツ、ラッコピーマンと、最近はトリノイドのネーミングセンスが上がってきた(というか名前が短くなった)な。
 
 リジェって、ハリケンブルーやアバレイエローよりも歌がうまくないか?

 次回、ダイノアースに渡った仲代が、アバレヴォリアンを結成?!
 第3勢力が一時にしろ敵組織を乗っ取る例は「ターボレンジャー」であったけど、地球人が異次元人の組織を乗っ取るというのは珍しいな。

 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 北崎は「飽きたから」といういかにも北崎らしい理由でデルタギアを澤田に差し出し、澤田は流星塾メンバーと決着を付けるため、彼らの戦力として草加にそ れを渡してしまう。
 そして真理のことで落ち込んだ巧は「俺にファイズの資格はない」とファイズギアを啓太郎に預け、さらに啓太郎は「ぼくが持っててもしょうがないから」 と、やっぱり草加へ。
 
 北崎に「デルタギアを裏のごみ捨て場に捨てた」とウソを教えられた琢磨は、必死でゴミをあさり、通行人に気味悪がられていた。
 もっとオルフェノク(しかも大幹部)としての自分の力に自信を持てよ!!(涙)
 
 村上は勝手にデルタギアを手放した澤田を責め、ローズオルフェノクに変身して彼を打ちのめす。
 社長はバラ怪人だったの?! 「クウガ」のバラ女が最期まで怪人体を見せなかったのを残念に思っていたけど、まさか男怪人でバラが見られるとは。
 しかも、ハカイダー風のバラ怪人..
 
 村上は、逃亡した澤田をふたりの男に追わせる。
 そのふたりはカブトムシとクワガタのオルフェノク。
 さすがにカブトとクワガタだけあって、すごくかっこよくて強そうなデザイン(しかも実際すごく強い)。
 1〜2話で倒されるにはもったいないくらいだ。

 澤田と、彼と決着を付けにやって来た草加カイザはふたりに苦戦。草加は持って来ていたデルタギアでデルタに変身。必殺キック「ルシファーズハンマー」で まずカブトを倒す。
 専用銃「デルタムーバー」で光の杭を撃ち出して相手を拘束し、両足キック。後に作られたファイズ、カイザのギアでブラスターとポインターが別々にされた のは、「銃をホルスターに戻す」という動作を省き、拘束してからキックまでの動作を円滑にするためか。

 医師によると、真理は現代医学では考えられないような高度な治療を受けた形跡があった。
 澤田は流星塾メンバーたちを「みんなある意味、人間じゃない。失敗作が肩を寄せ合って生きているのが気に入らない」と嘲笑う(顔は笑ってないけど)。
 流星塾には九死に一生を得た子供たちが集められたということだが、「オルフェノク化していたかもしれないから」というあやふやな理由で集められたのでは なく、「彼らは大けがをしていた上に、近しい家族もいないので、人工的なオルフェノク化実験の素材にちょうどいい」ということだったのか?
 で、同窓会が「最後の仕上げ」だった、と。

 医師の必死の治療にも関わらず、真理はついに絶命してしまう。
 って、灰にもオルフェノクにもならず、心停止のまま?
 次回、草加が「真理を生き返らせて見せる」と言っていたけど、どんな方策が?
 ひょっとして、真理は澤田に裏切られたショックから、自身のオルフェノク化を拒絶していて、だから灰にもオルフェノクにもならず、人間体を維持してい る?

 いっぽう巧は村上に接近。さらに勇治に、
「俺はお前を倒す。ラッキークローバーに入るために!!」
 やっぱり劇場版のあれは、テレビシリーズでも有効なんだな。


 劇場版が壮大すぎたためか、今年はテレビスペシャルはなし?


 09/15
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」

 ヴォルコフはタカオたちに、1ヶ月後に5対5のバトルを行うことを提案。マスコミには正々堂々のバトルを強調する一方でIDカード制を導入。BEGAに 加盟しなければパーツひとつ買えない状況を作り出してしまう。
 さすがはバルテズの親玉。姑息は姑息でも、スケールが違うな。
 
 BEGAの主力はブルックリン、ガーランド、ミステル、モーゼス、ミンミンと、新規加入のカイの6人。
 確実に出て来るのはブルックリン、ガーランド、ミステル、カイ。あと加わるとしたら、家族の生活費を稼ぐために少しでも早く知名度を高める必要のある モーゼスか。ミンミンは既にアイドルとして有名だしね。
 
 タカオたちのチームの5人目はどうするんだろう? キョウジュはブレーダーとしての参加には消極的なので、あとはマックスと組んだリックか、レイと組ん だライが順当なところか。
 
 パーツが調達できないことに焦りを覚えるタカオたちだったが、大地の「なけりゃ自分で作ればいいじゃん」の一言にやる気を取り戻す。
 って、おい。第1シリーズの序盤とかならともかく、お前ら一度でも市販のパーツを使ったことなんかあるのか? お前らのベイって全部が全部、本人やキョ ウジュ、あるいはジュディが手作業で作り上げた少量生産の特注品じゃなかったのか?
 最終決戦を前に、しらける会話をしないでくれよ..
 
 決戦を前に、世界大会でフルにタカオと戦えなかったレイは、改めて彼と対戦。その実力を見極めたレイは、改めてタカオと共に戦うことを決心する。
 公園で行われたそのベイバトルは、池の水を竜巻に変え、橋を吹き飛ばし、地面に大穴を空ける凄まじいものだったんだが、まずいな、「ドラゴンボール」と 同じで、強さの表現に限界が見えてきている。
「ドラゴンボール」では、主人公が惑星を壊せるレベルになったあたりが限界だったけど、「ベイブレード」でも今回や世界大会決勝のような、スタジアムだけ でなく会場そのものを壊してしまう演出が目立ってきた。
 しかも、気合いの入れ方やオーラの色や形がまんま「ドラゴンボール」だったし、さらにニトロにも目覚めたのか、ベイのダメージがブレーダーを直撃する場 面もちらほら..
 
 次回、ブルックリンを鍛える仁を見てガーランドが、
「ブルックリンをその気にさせるとはさすがだ。だが、やつにうかつに関わると、地獄を見るぞ」
 地獄って、なに? あの小鳥を愛する温和そうなブルックリンには、邪悪で残虐な一面とかがあるのか?!


 09/20
「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」「ダアクがよみ がえる時」

 実は、第1シリーズ最終エピソード「時の宝珠編」の裏で、アクミはダアクを復活させていた。
 それを知ったガイア族の神々は、たまたま楽器が壊れてしまったミルモたちに強力な新しい楽器を与えることで、ダアクの完全復活に備えていたのだった。
 この手のアニメにしては、なんて長くてきちんとした伏線なんだ。
 でも「たまたま人間界で生活していて、たまたま楽器が壊れたから」というだけで邪悪と戦う戦士に選ぶというのは、いくら何でも適当すぎだぞ神様。
 
 10月からゴールデンタイムに移行するんだが、ということは、今週やっと復活したダアクは、来週でもう倒されるの?(汗)


「機 動戦士ガンダムSEED」「終末の光」

 ジェネシスの第2射で地球軍の月基地と射線上の艦隊が壊滅。
 アストレイ3人娘があっけなく全滅。カガリはその怒りでSEED発動するも、フォビドゥンに追い詰められる。
 その彼女を救ったのはなんとイザーク。フォビドゥンはバスターの散弾砲に深手を追いながらもデュエルに直撃を浴びせるが、デュエルはアサルトシュラウド を排除して肉薄。サーベルでコクピットを貫く。
 カラミティは、ジャスティス・ミーティアの巨大ビームサーベルに両断されて爆砕。
 ムウはクルーゼの駆るプロヴィデンスのドラグーン(いわゆるファンネル)攻撃に深手を負う。
 ナタルは葛藤の末、ドミニオンからクルーを退艦させ、自分ごとアズラエルをブリッジに閉じこめる。
 錯乱したアズラエルはナタルを撃ち、アークエンジェルにローエングリンを見舞うが、ムウのストライクが割って入る。
 アンチビームシールドは異常なまでの強度で陽電子ビームを弾くが、やはり耐え切れずストライクは爆砕。マリュー怒りのローエングリンを喰らい、アズラエ ルは錯乱したまま、ナタルは安らかな顔で消滅した。
 
 今日の主役は間違いなくナタル。敵も味方もジャカスカ殺されまくって、見ていて気が滅入ったが、彼女とマリューがアズラエルを葬り去ったことで、人類の 未 来に少し光が見えてきた。

 そんな中、ラクスがSEEDに覚醒。
 って、ジェネシスにエターナルをぶつける気か? いや、それはバルトフェルドの旦那の役目?
 アイシャがあの世で待っていそうだし..

 次回、最終話「終わらない明日へ」
 なんか、キラが行方不明になる終わり方のような?


 09/21
「クラッシュギアNitro」「新たなる黒の王」

 勝は砕け散ったマッハジャスティスソニックの破片を接着剤でつなぎ合わせるが、やっぱりすぐに粉々になってしまう。
「TURBO」の真理野コウヤと同じことやってるな..(苦笑) 違うところは、勝は破片をつなぎ合わせるためにSEEDに目覚めたこと(!!)と、ジャ スティスの鼓動から新たなギアの姿をつかんだことか。

 由宇と金一郎の新型ギア「キングカイザー」 その最初の対戦相手はZDのマイティゼロデルタ。
 デルタウォールの直撃にも耐えるキングカイザーの前に、マイティゼロデルタはリングアウト。だがキングカイザーを得た由宇のニトロはなおも増大。見てい たレオンが乱入し、必殺技の相殺で由宇の暴走は止まったが、引き換えに(?)レオンが溶けてしまった。
 金一郎や勝の例があるので、レオンや由宇が溶けたところで、そのうち戻ってこれるのでは?
 ニトロに溶けることの危険性がいまいち伝わってこないような。
 

「爆竜戦隊アバレンジャー」

 仲代に惚れ込んだリジェは、彼をエヴォリアンの宮殿に連れてきた。
「デズモゾーリャ様がお目覚めになれば、どんな目に会うか..」
「もう出て来ないんじゃないの? 気配なんてぜんぜん感じないも〜ん」
 邪命神の言葉を伝える巫女にしては、忠誠心ぜんぜんなしかよ(笑)
 
 再生トリノイド「邪命戦隊エヴォレンジャー」を倒した仲代は、強引にエヴォリアンの支配者に就任。
 さっそくウイングペンタクトで描いたイメージに邪命体の卵を融合させ、自分の分身「キラーゴースト」を生み出す。
 零號スーツやウイングペンタクトって、なんでもありかい(って、この番組自体がそうか)
 
 仲代は、バキケロとディメノコを囮にアバレンジャーとアバレンオーをおびき出す。待ち受けていたゴーストはすべての爆竜を吸引し、アバレンジャーは爆竜 が消化される前にゴーストを倒す必要に迫られてしまった。
 これが仲代の次の「ゲーム」 ゴーストが強すぎて、ほとんど仲代有利なのは確かだけど、もしアバレンジャーが勝てばせっかく下僕にしたバキケロとディメ ノコを失うことになる(吸引された時点で洗脳が解けていた)ので、いちおう勝ち負けを気にする必要はあるわけだな。
 
 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 村上の手先を撃退した草加は変身を解き、デルタギアを投げ捨てる、そこに澤田がカイザギアを投げて寄越す。

 「やっぱり君には、カイザのベルトの方が使いやすいようだ」

 やっぱり? 単純に使用経験のことを言ったのか、それとも同窓会や草加の肉体の謎と、カイザギアの特性や設計思想には何か関係があるということ? 装着 者の精神を変調させてしまうデルタギアや、ノーマル時の出力は低いもののアクセル、ブラスターへのアップグレードの余地が残されているファイズギアに対 し、カイザギア独特の機能はというと「?」だしな。
 まさか、カイザのΧ(カイ)は、×(ペケ、できそこないのオルフェノク)の意味も含んでいるのか?!

 真理が死亡し、巧は勇治を呼び出すが、殴られても変身しないのはもちろん、殴り返そうともしない。
 画面ではここで終わっていたんだが、巧が抵抗しないしないことを不審に思った勇治は一方的に引き揚げてしまったらしい。病院の真理を訪ねた彼は、啓太郎 から真理を殺したのが巧でないことを知る。
 
 草加は3つのベルトと引き換えに村上に真理の蘇生を頼もうとスマートブレインに向かうが、村上が生き返らせてくれる保証がどこにもないこと、自分の目的 があくまでスマートブレイン打倒であることに気づき、ついてきた巧を振り切る。
 巧がついてこないことを確認し、ひとりになると、草加はライダーズギアのアタッシュケースを次々に投げ捨てて泣き崩れる。 
 いっぽう巧はその村上に頼み込む。村上はやんわり拒絶するが、ファイズギアを渡すか、澤田を排除してラッキークローバーに加入すれば考えてもいいと返 答。
 澤田と草加らの乱戦に飛び込んだ巧は、啓太郎が投げたファイズギアを捨て、絶叫と共にウルフオルフェノクに変身。
 って、狼だったの?! 筆者はずっと「猫舌だけに、ネコオルフェノクだったのか」と思い込んだまま劇場版と今日の放送を見ていた..
 
 スマートブレインと戦うためにライダーを続けようとする草加。
 ライダーを辞め、スマートブレインに降ってでも真理を救おうとする巧。
 元々あわないふたりだけど、今度も見事に分かれたな。

 村上は巧にラッキークローバーの話をしたものの、「冗談ですよ。ラッキークローバーに入れるのはオルフェノクだけです」と話を打ち切った。
 スマートブレインって、オルフェノクが覚醒するとすぐに接触してくるけど、それだけ監視態勢が完成されているのに、なんで巧がオルフェノクでいることに 気づかなかったんだろう?
 それに普通、巧がファイズに変身できるのなら、彼がオルフェノクである可能性を考えて、素性調査とかしないか? 村上の巧への態度を見ると、素性を調べ たとか、調べたけど何も見つからなかったという感じは全く見られなかった。
 かなり突飛な仮説なんだが、巧が花形の実子であるという可能性はありえないだろうか?
 オルフェノクの監視、保護のシステムは花形の代で完成し、村上もそれを信じ切っていた。
 巧は何らかの事情でスマートブレインのリストには載せられず、そのためノーマークだった。
 って、やっぱり無理があるか? ゴートオルフェノクとは顔見知りのように見えなかったし。
 あるいは彼は、生まれながらのオルフェノクであるために、覚醒時に発生する(?)反応を感知されなかったとか。
 
 次回、真理の手術が開始され、琢磨がいやらしい口調で「お迎えに上がりましたよ、乾さん」
 勇治はわけわからんだろうな。草加の言うことは信用できないらしいけど、かといって巧は巧でラッキークローバーというあからさまな敵に回ってしまうし。
 
 村上は真理の蘇生を拒否した。
 しかし今の真理は流星塾生のひとりである上に、オルフェノクに殺されたにも関わらず灰にもオルフェノクにもならず人間体のまま生命活動を停止している。
 流星塾や同窓会の謎に迫る上で、これほど貴重かつ都合のいいサンプルはないはず。
 巧が何もしなかったとしても、いずれ真理の収容や分析は行われたのではないだろうか。もちろん命の保証などしてくれないだろうけど。
 
 
 09/22
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」「地獄 を見るぞ」

 BEGAの切り札であるブルックリンは練習などしたことがなく、一度理論を教え込まれれば、即座にそれを発展させた技術を編み出してしまう、まさに天才 的なブレーダーだった。
 って、あれ? 彼にうかつに関わるとどう「地獄を見る」のか、今日は説明なしか。
 
 次回、ネオボーグ以外の世界大会出場全チームが合同合宿?
 ミハエルたち旧バルテズ・ソルダは、過去の不正行為を盾にBEGAへの参加やタカオたちへの非協力を強要されたりはしていない?
 ジュリアとラウルは大道芸人ということでベイブレードの商業利用には抵抗ないはずだけど、だからといってBEGAに参加したりはしない?



「水戸黄門」2時間スペシャル「決戦! 加賀百万石」
 
 加賀藩を牛耳る悪家老に雇われていた忍者軍団がしょぼすぎ。
 徳川家への復讐のために加賀を起点にのし上がろうという野心だけは立派だが、主席家老派の若侍たち、しかもたった4人を始末するのに集合場所の荒れ寺を 焼き討ちしたり、屋形船を爆破したりと、やることが大げさすぎ。しかもすべて御老公一行のおかげで失敗。
 最後は、鬼若との決着を邪魔されたくない鳴神の夜叉王丸に全滅させられ、家老には「しょせん忍びの術などまやかし。直接手を汚したくないから使っていた だけだ」などと気にしてももらえなかった。
「子連れ狼」の柳生一族は毎週一刀にズバズバ斬られてはいても、もうちょっといいところまで行ってるんだけどなぁ..
 

 09/24
「出撃! マシンロボレスキュー「謎の超人キャプテン・ミラクル」

 先週の予告ナレーションが水道橋博士だったので、てっきりキャプテン・ミラクルって博士のバレバレの変装(クラッシュキッドのような)かと思ったんだ が、本編を見たら単なるテーマパークのイメージキャラクターだった。
 謎とちゃうやん。
 
 水道橋博士は車椅子が必要な体で、自分が現場に出られない分、マシンロボや隊員たちに期待を寄せていた。
 そういう設定を作りたい気持ちはわかるんだけど、マシンロボを作れるくらいのロボット工学やコンピュータ技術、さらにそれをKボーイにまとめるくらいの 小型化技術があるのなら、車椅子がいらなくならないか?
 あるいは、人間の治療に使うにはまだ採算が合わない?
 
 博士はマシンロボを決して間違った方向に使わせたくないと、祖父たちプロジェクトチームの写った写真を見つめる。
 あの写真の中に、後にカイザーGを名乗り、デザスターを組織した者がいるんだろうな。


 09/26
「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」「地 球(きき)」

 スターセイバー、コスモテクター、アストロブラスターの反発力を利用した「ヒュドラキャノン」
 デストロンによる地球砲撃を阻止するため、コンボイはスパークを全開してそのビームを受け止めて押し戻し、そして真っ白な灰となった。
 宿敵の壮絶な最期に、メガトロンも素直には喜べず、次の砲撃を中止し、撤退を命じた。
 主人公が番組途中で死亡するというのは決して新鮮ではないが(城戸真司とか)、メガトロンが「コンボォォイッ!!」とその死を心底嘆くというのは本当に 驚いたぞ。


 09/27
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ♪」「かれんの歌」

 このままではマーメイドプリンセスに勝てないことにやっと気づいた水妖4人娘は、フォーメーションを組んでるちあたちを攻撃。前奏の最中に攻撃すること で(苦笑)歌エネルギーバリアの破壊に成功する。
 やりゃあできるじゃん。
 
 でも結局、4人目のマーメイドプリンセス、かれんの奇襲により、作戦は失敗。
 でもこいつも歌がへた。「主人公のピンチに駆けつける」というおいしいところを持って行き切れていない。
 
 次回、歌を歌う水妖が出現?! 声優がベテランだったりしたら、二重の意味でピンチだぞ。

 マーメイドプリンセス。あんなのをプリンセスと呼んでいいんだろうか。ちゃんとまじめに故郷や人類のために戦っているGプリンセス・ラクス&カガリに悪 い気がする。


「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」「ゴールデンな ミルモ」

 ミルモたちはセッション魔法の連射でワルモ団とアクミを倒し、ダアクが潜む鏡の中へ。
 ミルモはムルモ、リルム、ヤシチのセッション魔法でパワーアップ。そして楓とのお互いを想い合う心、沙織を利用された怒りを込めたゴールデンけつアタッ クでダアクを倒し、封印に成功する。
 結局ダアクの姿は人間サイズのシルエットのまま。てっきり鏡から出た途端に妖精サイズに縮むのかと思ったので、ちょっと残念。
 でも、完全復活した悪の化身と戦うというのはこの番組の主旨には合わないので、これでよかったのかも。
 
 ダアクに利用された自責の念からフルートを捨てようとした沙織だが、楓の説得で思いとどまり、これを境にふたりはこの番組の人間キャラでは珍しい、名前 で呼び合う間柄になった。
「ダアクの傀儡」という、良くも悪くも特徴がひとつ消えた沙織が第3シリーズでどう描かれるか。スタッフの力量が試される。
 

「機 動戦士ガンダムSEED」最終話「終わらない明日 へ」

 キラはクルーゼの攻撃から間一髪、フレイが乗るドミニオンの脱出艇を救うが、その直後、ファンネルの第2射が無情に艇を撃ち抜く。
 すべてのしがらみから解放されたフレイの思念は、キラに素直に自分の過ちを詫び、「私が守るから」とキラとひとつになった。
 すでにほとんど改心していたけど、死ぬことで改心を完了したわけか。
 
 バスターはプロヴィデンスのファンネル攻撃で大破。プロヴィデンスの相手がフリーダムに移ったことで一度は難を逃れるが、次はヤク切れで半狂乱のクロト が襲いかかる。
 イザークはバスターの超高インパルス長々距離狙撃ライフル(長っ)をもぎ取り、レイダーを撃ち抜いた。
 って、あれって本体からちぎり取っても撃てるものなんだな(汗)
 
 戦況有利にも関わらずあくまで地球攻撃、ナチュラル絶滅を主張するパトリック・ザラは、反対する幹部と撃ち合いになって共に死亡。
 さらに執念深いことに(クルーゼの陰謀か?)、セットされたジェネシスの自爆装置は、発射装置と連動していた。
 アスランはジェネシス中枢でジャスティスを核自爆させ、カガリとストライク・ルージュで脱出。
 キラはフリーダムをボロボロにされながらも、アスラン譲りの両刃ビームサーベルでプロヴィデンスを貫き、クルーゼはジェネシスの自爆に巻き込まれて消え た。
 クルーゼの身勝手な屁理屈にいちいち受け答えしながらファンネルをよけまくるキラは、やっぱりすごいよ。
 
 ザラ議長の死で浮き足立つ強硬派たちは穏健派のクーデターによって鎮圧され、臨時最高評議会は地球との停戦と和平交渉を開始。
 フリーダムから放り出されたキラが、アスランとカガリによって救出されようとしたところで「完」
 地球は月基地、プラントはジェネシスを失い、戦争即絶滅の可能性はひとまず消えたけど、ブルーコスモスやコーディネイター至上主義が完全に消滅したわけ ではなく、キラたちはこれからも苦しい道のりを歩かなければならないんだろうな。
 でも、ここまで殺し合った後だから、地球、プラントのどちらからも、人道的な意味でも打算を含んでいても、停戦や共存を求める声が大きくなるのではない だろうか。
 そうでなければパトリック・ザラが死に、アズラエルとクルーゼを殺した意味がない。


 09/28
「クラッシュギアNitro」「入魂! マッハヴィクト リー」

 由宇の氷のニトロに対抗するため、ヒデ、近藤、斎藤は防寒服を着込んでファイトに臨むが、あっさり氷づけ。
 次に由宇と対戦するのがTBだと知ると、ヒデは真面目な顔で「がんばれよ」と防寒服を渡す。
 忘れてる。防寒服が無駄だってことを忘れてる..
 
 TBは由宇にニトロを使わせまいと、速攻でライトニング・スパークをぶつけるが、由宇はやはりニトロ発動。
 ライトニング・スパークの電流ネットを凍結して砕き、スーパーサンダーブレイカーをリングアウトさせる。
 高圧電流でできたネットが、凍りついて粉々。この非科学的だけどかっこいい演出が「ニトロ」に限らず少年マンガの醍醐味。
 
 TBを倒してもなお、由宇のニトロは止まらない。
 そこへ勝が駆けつけるが、シュートする段になってようやくギアがないことに気づく(笑)
 そこへ銀二郎が現われ、凍結したスタジアムをスケートで走破し、完成した新たなギアを手渡す。
 さすがクラッシュキッド。職人なのに大した運動神経だ。
 
 ギアの鼓動を感じた勝は「マッハヴィクトリー」と命名しシュートイン。
 名前の割にはリングアウトを喫したが、ファイトの楽しみを見失っていた由宇を目覚めさせ、ニトロの暴走を止めたので、これも勝ちといえば勝ちだな。
 
 世界大会編に入って、金一郎のやり方が変わってきたな。
 ZET時代は学園生に相手ギアの破壊を強制し、由宇という理想のファイターを見つけるや、MUたち四天王すら見捨てるなど横暴の限りを尽くしていたが、 由宇に対しては憎しみだの破壊だのを押しつけようとせず、負けてもなじるようなこともなく、かなり対等に近い関係を築いてはいないだろうか。
 思えばZETというのは、負ければギアを壊される、僻地へ飛ばされるなどといった極限状況にファイターを放り込み、その中で金一郎が望む理想のファイ ターが生まれるのを待つための実験場であり、憎しみとか破壊というのはあくまでファイターを追い込むための方便だったのかもしれない。
 金一郎がZETにスカウトして日が浅い由宇を重用したのは、由宇が既に彼が求めるものを持っていたことに加え、MUやJCらが「世界最強のギアファイ ターになる」ことより「ZETを支配する」という、彼にとってはどうでもいいことにこだわりはじめていたことも理由にあったのかもしれない。
 
 
「爆竜戦隊アバレンジャー」

 アスカが削り出した石の盾にアバレンジャーがダイノガッツを注ぎ込むと、アバレッドはアバレマックス(やっぱりエミぽん命名)にパワーアップ変身。
 五代雄介風に言うと「金のアバレッド」か。

 アバレマックスは亜空間にキラーゴーストを引き込み、その圧倒的な力でゴーストを倒す。
 って、これは宇宙刑事シリーズの魔空空間?! なつかしすぎっ!!
 
 キラーゴーストを倒したことで、ティラノ、トリケラ、プテラ、そして洗脳の解けたバキケロ、ディメノコが再び仲間になった。
 でも仲代はあまり悔しそうな顔をしない。そりゃ確かに、キラーオー単体でもかなり強いしな。
 
 仲代がエヴォリアンを乗っ取ったというのに先週全然出番のなかったヴォッファは、巨大要塞生命体アノマノガリスIIと、暴走連結生命体バルギゲニアの創 造につきっきりで、それがついに完成しようとしていた。
 つまり先週と今週が番組折り返し点のウォーミングアップで、次回が本番なんだな。

 
「仮面ラ イダー555(ファイズ)」
 
 ウルフオルフェノクに変身した巧は、澤田と冴子を圧倒。澤田は断崖から転落し、巧は彼の武器を持ってスマートブレインへ。
「約束は守った。これで俺はラッキークローバーの一員だ!!」
 あのう、オルフェノクの武器が原形を留めているということは、澤田はまだ死んではいないということなんだけど..
 しかもちゃんと生きてたし。
 
 そのことを知ってか知らずか、村上は巧のラッキークローバー入りを快諾。冴子が反対するのも聞かず、前払いと称して真理の蘇生手術を実行させる。
 その手術の最中、真理の中で同窓会の記憶が甦る。
 次々と青い炎を上げて倒れる同窓生たちと、ウルフオルフェノク?!
 映像が断片的なので、巧が犯人とは言いきれないが、少なくとも巧がこれまで自分が普通の人間であるかのように振る舞ってきた(オルフェノクであることを 受け入れずにきた)ことや、第1話でファイズに変身させられても驚いた様子を見せなかったことと関係がある?

 戦いを拒んでいた流星塾生・三原は、草加にデルタギアを渡されてもなお戦いを拒んでいたが、クワガタオルフェノクに襲われ、やむなく変身。クワガタを倒 す。
「やってみるさ.. 自分に何ができるかわからないけど..」
 やる気は出たみたいだけど、おかしくはなっていないみたいだな。いや、やる気が出てからがやばいのか?

 真理の快気祝いと巧がオルフェノクであることへの現実逃避をかねて、啓太郎は皆をバーベキューに誘う。
 なんだかんだ言いながらも、オルフェノクだからといって今さら巧を拒んだりしないところが啓太郎らしいな。
 
 そこへ琢磨と冴子が現われる。草加は応戦、巧も迷いながらもファイズに変身するが、約束を守らなければ真理をもう一度殺すと脅され、ひるんだところでベ ルトを飛ばされてしまう。
 真理を救うため、ウルフオルフェノクに変身する巧。その時、真理の記憶がはっきり甦り、彼女は恐怖を露にして巧の前から逃げ出してしまう。
 劇場版では、巧がオルフェノクになってもなお彼を受け入れることで希望のある結末を迎えたんだが、テレビ版ではどうなる?
 やっぱり「巧は流星塾生を殺してはいなかった」という真相にならないと収まらない?
 
 ファイズ、カイザにデルタを加えた、変身ベルトの合同CM。
 やっぱり顔出しで変身しているのは巧のみ。デルタは最終的な装着者がまだ不明で(?)、顔がシルエットになっているのはわかるんだが、カイザに変身する 人物は首から下のみ。
 やっぱり草加は、おもちゃのCMには出しづらいのか。
 
 
「FIRESTORM」最終話「ファイナル・シグナル」

 国連常設軍ストームフォースと、犯罪組織ブラックオーキッドに擬装したゾリオン星人侵略部隊の攻防もいよいよ最終回。
 ゾリオン本星から地球に迫る、数万隻の大船団。その宇宙船に窓がないことにきづいたマッキャリスター司令官は、地球に設置されていた誘導電波発信機を太 陽に運ばせる。
 そして目論み通り大船団は次々と太陽に飛び込み、全滅した。
 よかった〜、ゾリオン星人の科学力がそれほど高くなくて。どうやら彼らの宇宙船には、地球からの電波を受信する装置はついていても、太陽が発する莫大な 量の熱や放射線や重力波を感知する装置は何もついていなかったらしい。
 って、よく太陽系まで無事に来れたよな..


 09/29
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」「BBA の最終兵器」

 エミリーらの持ってきたパーツで、新型ベイ開発のメドはついた。
 しかし BEGAに勝つためにあまりの高スペックを求めたため、高いコントロール能力が必要となり、世界中から駆けつけた皆と共に特訓することになった。
 参加メンバーは、
 タカオ、大地、レイ、マックス
 ライ、マオ、ガオウ、キキ
 リック、マイケル
 ジュリア、ラウル、マチルダ
 エミリーとミハエルは、キョウジュと共に開発に回った。
 全員BEGAへの闘志は満タン。さらにリックたちも、代表5人の中に加わるつもりではりきっていた。
 タカオと大地、それにミステルとの決着が付いていないレイはまず残るとして、あとの2人は直前までわからないわけだな。燃え。
 
 この合宿で、世界大会で全くからみのなかったマオ、マチルダ、ジュリアがすっかり仲良くなった。
 こういう配慮はうれしいな。 
 
 完成したベイブレード「ドラグーン・メタルストーム」
 その発射の反動は凄まじく、タカオは反動で吹き飛ばされ、コントロールどころではない。
 モーゼスがバズーカ型シューターを使っているのは、彼のパワーに並みのシューターが耐えられないことに加え、メタルベイのコントロールを確実にする意味 もあるのか?


 09/31
 アウン・サン・スー・チー氏は有名だけど、ミャンマー軍事政権の指導者って誰だっけ?
   
 
 

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