02/02
 新番組「クラッシュギアNitro」

 主役ギアが未完成のためか、あるいは作画が間に合わなかったのか、OPアニメが未完成。
 
 伝説のギア「ガルダフェニックス」を駆る、街のヒーロー、クラッシュキッド。
 彼のスローインで、ガルダは垂直にリングに落下、激突した後に走行に入っていたんだが、あれではギアが傷まないか? というか、激突の瞬間に破片が飛び 散ってたぞ(汗)
 キョウスケが見たら、問答無用で殴り倒してるな..
 
 佐奈間ラボが開発したIODシステム(間欠式動作制御装置)は、タイマー制御でストッパを突出させ、ダッシュタイプギアを強制的にスピンさせるものらし い。
 おもちゃ(というか実物)でも再現されるのか? だとすると、ベイブレードのエンジンギアみたいなゼンマイ仕掛け?
◆あ、リアウェポンの位置に装着されているんだから、当然モータ出力を伝達、減速して動かすに決まってるよな(苦笑)
 

「忍風戦隊ハリケンジャー」

 巨大化して「怒りの矢」「嘆きの弓」を手にしたタウ・ザントは、ついに「あれ」を出現させる。
 だが、ついに本性を現したサンダールはタウ・ザントを海に沈め、巨大化忍法でハリケンジャーたちに襲いかかる。
 って、タウ・ザントとサタラクラがえらい手間暇かけてたというのに、サンダールはえらいお手軽に巨大化したな。
 
 巨大化したサンダールは轟雷旋風神を圧倒。
「見せてもらおう。地球忍者のカラクリ巨人の性能とやらを!!」
「当たらなければどうということはない!!」
 さすが声が池田秀一だけあって、まるでシャアのような言い回しだ。
 
 そういえば、先週サタラクラが怒りに任せて巨大化する際「ハリケンジャーもジャカンジャも、みんな嫌いだぁぁっ!!」って叫んでたけど、あれもガンダム (エルピー・プル)からか?
 はっ、そういえばサタラクラ役の島田敏はパプテマス・シロッコ..
 
 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 真理と巧、カバンを間違えまくりすぎ..(苦笑)

 一彰を殺してしまった勇治は投身自殺を図るが死ねず、スマートレディによって高級マンションの一室に保護される。
 純粋な(?)マシンであるファイズギアと、ホラーを通り越してファンタジー風のオルフェノク。
 関係しているのはどちらもスマートブレイン社。その総帥が娘にファイズギアを送り、スマートブレインに保護されているオルフェノクがそれを狙う。
 考えるのがめんどくさくなってきた。
 
 今週からOPが放映開始。
 歌詞に「仮面ライダー」がないのが厳しいが、「絶叫する勇治のイメージを背景にしてファイズに突撃するホースオルフェノク」の図には「燃え」があった。
 オルフェノクにも主役がいるから、主題歌に「仮面ライダー」の一語がない?

 勇治に殺された一彰は、他の被害者と同じくやはり一度生き返った後、千恵の目の前で灰になって崩れ落ちた。
 千恵は態度を一変させて勇治にすり寄るが、事情聴取にやってきた刑事に脅え、その場しのぎに勇治が犯人だとわめき散らす。彼女の変化も自分の変化も受け 入れた勇治は彼女を殺害。現われたスマートレディと共にその場を立ち去る。
 一彰を殺した時には逃げ出していた勇治が、今度は静かに立ち去ったのが印象的だった。
 
 ところで千恵って、重要な役回りの割には、苗字がないな。
 
 園田真理が東京に向かう目的は、ファイズツールを送り届けた義父に真意を問いただすこと。そして、理容師になるためだった。
 津上翔一役の賀集利樹は、役者やモデルをやる前は理容師志望だったというから、それを反映した設定だろうか。
 
 今週まで見た限り、オルフェノクにはみな、人間体(本来の姿)、二足歩行の「獣人体」(筆者命名)の他に、下半身がヒレや四つ足に変化した「半獣体」 (同)があるらしい。
 半獣体の下半身はCGなんだけど、一年間あのクオリティを保てるのだろうか..?
 
 ファイズの必殺技は、キックと同時に足のファイズポインターからレーザーを照射、形成された真紅の錐に突っ込んで相手を貫く「クリムゾンスマッシュ」
 レーザー照準のライダーキックか!!


 02/03
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」

 疾風のジンは、大転寺会長がタカオたちのために連れてきたブレーダーだった。
 第1シリーズから「2002」に入った際、
 ・聖獣と精神論ばっかりでベイそっちのけ
 ・つまらないダジャレに覆い尽くされた次回予告
などなど、つまらない点がやたらに増え、今シリーズでは解消されていたんだが、
 ・やたら弱々しい大転寺会長
も修正されるようだな。
 あとは、「防御タイプであることが完全に忘れ去られていたマックスとドラシエル」がどうなるかだな。
◆ドラシエル・グラヴィティは相手の攻撃を受け流し、さらに攻撃の力に転化させるという、まさに攻防一体のベイとなっていた。


 02/09
「クラッシュギアNitro」

 主人公の真羽勝(マッハ・マサル)に敵対心を燃やすヒデは、佐奈間ラボの最新ギア「ウイングラプター」を盗み出し、勝に挑む。
 ラプターが盗まれたことを知った佐奈間は、事件を隠すためにその登録を抹消。さらに存在そのものも消すために、エースファイターの阿久沢由宇を送り込ん だ。
 う〜ん、いくら「ギアの鼓動」を感じたからって、盗んだギアを自分のものにするというのは、番組の対象年齢を考えるとまずいのではないか?
 それに万願寺ラボといい佐奈間ラボといい、セキュリティ激甘..


「忍風戦隊ハリケンジャー」最終回「風と水と大地」
 
「あれ」を撃破したのが現実時間(画面左上の表示)で7時34分。
「邪悪なる意志」の力で復活した巨大タウ・ザントを撃破したのが37分。
 一年間引っ張り続けた割にはあっさりケリがついたな。その後はやはり「邪悪なる意志」の力で復活した暗黒七本槍と等身大タウ・ザントとのバトルになった が、しょせんは再生怪人。館長や博士の生存を確認し、気合いが入りまくったハリケンジャーとゴウライジャーの敵ではなかった。
 
 でも、カラクリ巨人全機爆砕はまだいいとして、御前様に疾風流、迅雷流の大部分が死亡したわけだから、流派存続の道が残されたとはいえ、手放しでは喜べ ない勝利でもあるな..
 
 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 千恵を殺した勇治はスマートレディに連れられて、用意されていた車に乗り込む。
 そこへ、やはり生き返った千恵が現われて車にすがりつき、そこで崩れ落ちた。
 オルフェノクに殺された人間は家族や知人の所に戻る習性があるようだけど(って、それが普通か)、千恵が頼る相手は、自分の心臓を剣で貫いた勇治だけ?
◆後の話によると、オルフェノクに殺された者は、殺された時の記憶が曖昧になるらしい。

 あとは、家と両親の遺産を売り飛ばした伯父だけだが、勇治はどうする気だろう? 「恋人を奪った男」や「自分を裏切った恋人」に比べたら小物すぎて殺意 わかない?
 
 遠縁の家に預けられていた長田結花は、家族や同級生から陰湿ないじめを受ける毎日。
 雪の日、帰宅途中に歩道橋から転落した彼女はオルフェノクに覚醒。
 こっちは殺す相手が多そうだな。
◆最初の変身でいきなり13人。

 勇治はスマートブレイン本社に連れて行かれ、社長に会う予定になっていたが、急用が入ったとかで会えず。
 代わりに渡されたメッセージには「王の眠りは深い」
 勇治はオルフェノクの王となるべき人間で、その完全な覚醒にはまだ時間がかかるということ?
 と思ったら、午後に立ち読みした雑誌に「勇治はオルフェノクの王ではなく、長田結花らとの共同生活を続けるうちにオルフェノクの使命を自覚し..」と書 かれていた。
 
 その「オルフェノクの使命」ってなんなんだろう? 第1話から追撃に現われているオルフェノクたちはむやみに人を殺すばかりで、崇高な使命に従って動い ているようには見えなかったが。
◆むやみに殺すのも使命のうちだった。
 
 ファイズギアを狙うのは「ギアとその装着者が自分たちの『天敵』となりうるから」か?
 
 ほとんどの雑誌には「大砲を持ったエレファントオルフェノク」の写真が載っていた。
 先週倒したのとは別の人間が変身する、同じ姿の個体がいるのか? そういえば今週のオックスオルフェノクは下半身が変身しなかったけど、それをやるヤツ もそのうち出て来る?
 
 オックスオルフェノクの特徴は、巨大な二本角と巨大な拳。
 モチーフは「仮面ライダーストロンガー」の鋼鉄参謀? 改造魔人と人間が変身した魔人。ぴったりかも。
 
 オックスオルフェノクの怪力の前にファイズ(巧)が苦戦。
 が、殴り飛ばされたおかげで間合いの取れたファイズはフォンブラスターを展開。近づいて来るオルフェノクを前に落ち着いてコードを入力し、零距離で撃ち 抜く。
 余裕だな巧。なんだかんだいいながらも、説明書を熟読した?(笑)
 
 再び間合いを取ったファイズは、ファイズショットを抜き、ミッションメモリーを装着。ナックルモードに変形させると、腰のファイズフォンを開いて ENTERキーを押し、ふたをパタンと閉じてナックルを構え、必殺パンチでオルフェノクを撃破。
 ・携帯電話で変身するのはいいとして、デジカメで殴るかふつう?!
 ・ギリギリの距離でブラスターを撃って「はぁっ..」って感じの動作や、ファイズフォンをパタンと閉じる
 動作が浅倉(王蛇)っぽい(スーツアクターが同じ?)
 ・あれだけ強力なライダーパンチはライダー史上を通じても珍しいのでは?
と、いろんな意味で驚けた。
◆しまった、「強力なライダーパンチ」は、バーニングアギトもやっていたよな。
 
 悪人ではないがとてつもなく口の悪い巧と真理。それに底抜けに人が良くて落ち込みやすい啓太郎が加わった。
 で、次回はその啓太郎がギアを盗んでファイズに変身。変形したオートバジンがそれを殴り倒す?
 ライダーマシンが変形したロボットが、ライダーを殴り倒す。すごい初登場だな。

 地下鉄(?)の工事中に落盤事故に襲われた作業員たちは、そこで小学校らしき建造物を目撃する。
 OPの少女は真理で、彼女はそこで普通教育と、何らかの処置をを受けていた?
 だとすると、変身できる巧や啓太郎が特殊なのではなく、変身できない真理が特殊なのか?

 東映HPの次回予告
> 雪のなか、歩道橋で転落した結花は、オルフェノクとして覚醒した。
> 人間ではあり得ない聴覚で義妹・道子の危険を察知するが…


「が..」ってことは、見殺し? どんな死に方になるか知らないけど、心臓を消されて灰になるよりはマシ?


 02/10
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」


 疾風のジンの正体は、父と共に研究旅行で日本を離れていた、タカオの兄、仁(ひとし)だった。
 彼がタカオたちに勝負を挑んでいたのは、新たな日本チーム「BBAレボリューション」の監督として、その実力を見極めるためだったのだ。
 って、あのなあ、タカオ。いくら覆面していたとはいえ、仁は以前に別れた時点ですでに声変わりしていたんだし、実の兄だってすぐに分からんか?(汗)


 02/11 
「剣客商売」

 しまった、新シリーズが放映されていたのか。
 でも、三冬と大治郎のキャストが変わってる..


 02/12
「出撃! マシンロボレスキュー」「緊急! 大隊出場」

 全マシンロボを出場させる「大隊出場」 その最初の事件とは「少年に依頼されてのネコ探し」
 人型ロボットと少年隊員によるマシンロボレスキューならではの話だな。サンダーバードやテクノボイジャーではとてもここまではできないだろう。
 
 少年の名前がヒデキで、ネコの名前がローラ。狙いすぎ。
 
 ネコ探しのための大隊出場に教官たちは面食らうが、コソ泥をつかまえ、過積載トラック運転手をつかまえ、さらに攻めてきたデザスターまで撃破とオマケが いっぱいついたためか、長官の評価は上々。
 ところで長官は何か研究中らしいが、パワーアップや新型ロボ登場の伏線か?
 そういえばCMでやってるエクス合体がまだだったな。いくらジョイントが共通とはいえ、実際に合体させたり動かしたりしようとするといろいろ大変なのか も。
 てことは、ブラッド長官はこの作品におけるマシンロボの生みの親? ロボットを作った博士が司令官を兼任するのはよくある話だしな。
 でも、だったらデザスターのガラゴロやステルスロボを見て何か反応したりするよな..

 才能や実力さえあれば、年齢に関係なく様々な仕事に就ける「特殊才能育成法」。
 必要とあれば、内閣や総理大臣の承認なしに戦闘を行えるマシンロボレスキュー。
 一体この世界の日本では過去に何があったんだ? 構造改革や規制緩和、有事法制の先送りしすぎで、滅亡の危機に瀕したことがあるのか?


 02/14
「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝 説」

 やっとのことでマイクロンを手に入れたスタースクリームは、その力でサイバトロンを圧倒。さらに増長しまくって同僚やメガトロンの反感を買う。
 いかにもスタースクリームらしいな。昔のシリーズを知っている者にはなんかうれしいぞ。


 02/15
「機動戦士ガンダムSEED」「おだやかな日に」

 地球で、プラントで、それぞれが戦いのない日を過ごす中、プラント最高評議会では大規模進攻作戦「オペレーション・スピットブレイク」が可決された。
 だがその裏で、ザラ国防委員長とラウ・ル・クルーゼは「真のオペレーション・スピットブレイク」を決行しようとしていた。
 穏健派のクライン議長を暗殺して最高指導者の座を奪う気か? アスランとラクスの行く末は果たしてどうなる?
 
 クライン議長は戦火の拡大と、コーディネイター第3世代の出生率低下を憂いていた。
 やはり遺伝子操作による急激な進化(?)には限度や問題があるということか。

 クルーゼは何か持病を抱えているらしい。あれもコーディネーターの限界を示すものなのか?
 ところで「持病持ち」というのは、シャアやゼクスには見られなかった特徴だな。東方先生は持ってたけど。


 02/16
「クラッシュギアNitro」「覚 醒! マッハジャスティス」

 由宇とファイトする勝の前に現われたクラッシュキッド。
「ギアの鼓動とギアファイターの魂が一つになった時、新しい命が生まれる!!」
 キッドが投げたクレイモデルとガルダフェニックス。ふたつのフロントウェポンの切っ先が重なった時、フェニックスの魂を受け継いでクレイモデルの中から 白銀のギア「マッハジャスティス」が誕生!!
 本当は、銀二郎が作った完成品をクレイモデル風に偽装していたんだろうとは思うけど、やっぱりこういう展開は燃えるよな。
 

 新番組「爆竜戦隊アバレンジャー」

 邪命体エヴォリアンによって滅ぼされた平行世界の地球「ダイノアース」
 生き残った戦士アスカは、エヴォリアンを追ってこちら側の地球へ。彼は「ダイノガッツ」を持ち、「爆竜」と共に戦える戦士を探すが、爆竜の声に応えて集 まったのは女子高生の今中笑里(えみり)と老紳士の杉下竜之介のふたり。しかもダイノガッツが既定値に足りず、変身しようとしてもブレスに弾かれてしま う。
 いくら成功しなかったとはいえ、どう見ても60過ぎの老人が変身ヒーローに選ばれ、一度は首から下まで変身したというのはすごいよな。

 杉下竜之介に扮するのは、日本人のだれもが名前は知らなくとも顔は知っている脇役俳優の大御所、奥村公延(こうえん) 御年69。
 特撮作品では確か「ドキンチョ! ネムリン」に「タイムスリップおじさん」役で出ていたと思うが、まさか変身ブレスつけてポーズ取るなんて、出演依頼が来る日まで絶対考えもしなかっただろ うな..
 
 杉下は、
> 恐竜フリークが昂じて、『恐竜や』という和風喫茶を経営する風流人。ファッションやアン ティーク、着物などに造詣が深い。
> また、サイドカーを乗りこなすアクティブな面も。人生経験に培われた暖かい目で、若いヒーローたちを暖かく見守る。

(テレビ朝日「アバレンジャー」ページより)


「ヒーローの正体や素性を知り、協力する、一般人自営業者」
 これってほとんど、旧ライダーシリーズの「おやっさん」の役回りだな。本家に全然出てこないのに業を煮やしたか?
 
 
「仮面ライダー555(ファイズ)」

 ベルトを追うオルフェノクふたりはガソリンスタンドで燃料補給。
 代金を請求されると、ひとりがカクタス(サボテン)オルフェノクに変身して店員を殺害。もうひとりが「目立つ真似はするな」と叱りつける。
 大企業に養われてる割には、バイクを奪ったりガソリン代払わなかったりとケチくさいな。
 それとも、金のあるなしの問題ではなく、オルフェノクになってしまうと人を殺すことなどどうでもよくなってしまう?
(たとえば、車が通っていない横断歩道で信号無視をするのと同じ感覚とか..)

 それに安易に人を殺しすぎる。事件のもみ消しまではできないみたいだし、あんな怪しい殺し方では確かに目立つ。「時が来るまでは自重しろ」とか命令、統 率できるような幹部会とかはまだできていないのか?
 勇治や結花がそれをやる?
 
 殺された店員が立ち上がり、去って行くふたりに「ありがとうございましたぁっ」と言い終えるなり崩れ落ちた。
 血しぶきも内臓露出もないけど、立派なホラー描写だった..

 結花はオルフェノクの力で、義妹の道子が当て逃げされたことを察知するが、道子は救出されるなり「結花に突き落とされた」とわめき散らし、結花は家を追 われるはめになった。
 なんで結花をそこまで憎む?! 彼女は「いじめてオーラ」でも出してるのか? あるいは彼女はああ見えて、いじめが始まるまでは成績優秀でスポーツ万能 で明るく誰とでも仲良くなれて、それが妬ましかった?
 
 でも、カツアゲする相手がいなくなったら、道子は今後どうやって生活していくんだろう?
 あ、今後の心配なんて、もうしなくていいのか。
 
 それでも翌日登校した結花だったが、バスケ部の連中に靴と靴下を切り刻まれ、衝動的にクレイン(カラス)オルフェノクに変身。いじめグループを虐殺した 後、地下道で泣いているところを木場勇治に保護された。
「だれ..?」
「君の..仲間だ」
 勇治は柔和な顔立ちなのでちょっと頼りなさげな気もするけど、あの状況下で「仲間だ」と言われたらやっぱり心強いよな。
 
 クレインオルフェノク、「アクエリアンエイジSagaII」のジリアン・マキャフリー、「プリンセスチュチュ」のプリンセス・クレール。
 2002〜3年は「黒鴉の魔女」の当たり年か?
 
 真理たちの事情を知った啓太郎は、彼女たちに人助けする気がないのを知ると、ギアを奪ってひとり東京へ。
 だが、現われたオルフェノクを前に変身しようとすると、真理と同じくエラーが出てベルトに弾かれてしまう。
 ベルトを奪ったカクタスオルフェノクは、一度人間体に戻った後、なんとファイズに変身。普段から命令口調だったマンティスオルフェノクを殺し、啓太郎 と、駆けつけた真理、巧に迫る。
 当たり前のように変身していたけど、オルフェノクはみんな変身できるの? じゃあ巧も死ねばオルフェノク化する可能性があるということ?
 
 敵ファイズを前にして、真理、啓太郎と逃げようとする巧だったが、昨晩の真理の寝言「にげんなよ、ひきょうもん」にトラウマを刺激されたのか、自前のバ イクで敵ファイズに突っ込む。啓太郎も鉄パイプで殴りかかるが、まったくの無力。
 ふたりのピンチに真理が叫んだその時、オートバジンがロボット形態に変形。敵ファイズを殴り倒して変身を解除させ、反撃のチャンスを作る。
 ファイズは敵にも味方にもなりうるけど、オートバジンは真理を守るために作られた(プログラムされた)?

 今回の一件で何か動かされたらしく、巧は真理からギアを借り受けて一緒に東京へ向かうことになり、啓太郎もついて行くことになった。
 とは言っても、東京に着くまで、やっぱりフェリーの中ではケンカしまくりだったんじゃ..?
 
 第2話で登場した、添野、沢村の両刑事が再び登場。
 添野刑事(石田太郎)は「添野錠二」とフルネームが設定されているから、レギュラーか準レギュラーのようだな。
「クウガ」と「アギト」では人類防衛の最前線、「龍騎」では完全に部外者だった日本警察だが、今回はどんなポジション? 警察に量産型ファイズ部隊が配備 されたりしない?

 ところで木場勇治の扱いはどうなってるんだろう? 彼が甦生した直後に一彰と千恵が怪死し、同時期に姿を消しているわけだから、重要参考人として追われ ている?

 石田太郎で思い出したんだが、最近「刑事コロンボ」って放映されたっけ?
 

 02/17
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」「オ マエ次第だ」

 日本チームの編成が決まった直後、他のブロックでも出場選手が決まる。
 ロシアブロックの優勝者は、ネオボーグのユーリ。
 ネオボーグ、って、お前らまだ世界征服をあきらめてなかったの?! それとも単に旧ボーグの出身者というだけで、征服したいのはあくまでベイブレードの 世界だけ?


 02/20
「コメディー・お江戸でござる」

 おばさん(神崎沙奈子)役の角替和枝(つのがえ・かずえ)が初登場。
 恐いおばさんの役だったので、メイクがかなり恐かった。 


 02/21
「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝 説」

 今日はラッドたちの住む研究都市の創立記念祭。人目も気にせず街に出たマイクロンたちは、すぐに子供たちの人気者。大人たちも「ここって二足歩行ロボッ トの研究もしてたっけ?」と大して驚かず、事なきを得る。
 HONDAが二足歩行ロボットを実現してくれたおかげで、「着ぐるみ」なんて不名誉な勘違いをされずに済んで良かった。


 02/22
「機動戦士ガンダムSEED」「砂塵の果 て」

・カガリはソードパック搭載のスカイグラスパーを強奪同然に持ち出し、対艦刀を展開して敵艦を叩っ斬る。
・バルトフェルドとアイシャはバクゥ改「ラゴゥ」を駆ってキラのストライクと対戦。ストライクはPS装甲ダウンに追い込まれるも、キラのバーサーカー発動 により、実剣ナイフで止めを刺す。
 これ本当に、リアル系ガンダムか..? でもフレイがらみで鬱屈しがちだった物語に、悲しいながらも突破口が開いたような気がした。
 
「砂漠の虎」ことアンドリュー・バルトフェルド(置鮎龍太郎)。搭乗機は虎型MSのラゴゥ。
「銀河戦国群雄伝ライ」がモチーフか。

 あのふたり、最後までキラの名を知らないままだった。


 02/23
「爆竜戦隊アバレンジャー」

 アバレンジャーのスーツの正式名称は「アタック・バンディット・レジスタンススーツ」
 笑里「アタック・バンディット・レジスタンススーツ.. やっぱりアバレンジャーで大正解!!」
 笑里が命名した「アバレンジャー」の名を正当化させるために、すっげーこじつけくさいネーミングをしたもんだ..

 爆竜とは、
「絶滅を免れたダイノアースの恐竜が、6500万年の間に超進化したもの」
と説明されていたんだが、サイボーグ改造も遺伝子操作もされていない生物が、どういう経緯を経て、人型に合体できるように進化できたんだろうか?
「(アバレンジャーが)融合することで合体できる」と説明されていたから、あれは憑依とかシンクロとか、イタコやシャーマンがやるような儀式のダイノアー ス版であって、そのひとつの発現形態として「人型ロボットのような形態への合体」がある、という感じだろうか。

「元気爆雷、アバレッド!!」
「本気爆発、アバレブルー!!」
「勇気で爆進、アバレイエロー!!」
「爆竜戦隊! アバレンジャー!!」(ドカーン)
 決めゼリフと同時に背後で爆発(しかも合成でない本物)が起こるのって、すごい久しぶりのような..(燃)
 
 ティラノ、トリケラ、プテラの三匹が爆竜合体した「アバレンオー」
 右腕がトリケラ、胸とヘッドギアがプテラ、あとは全部ティラノ。
 しかも左腕がドリルアーム(ティラノのシッポ)
 なんて大胆なデザイン!!
 
 ところで、「アバレンジャー」って即興でつけた名前だけど、「アバレンオー」もそうなの?

 前回はとりあえず戦ったものの、「ギャラがもらえない」という理由で出て行ったアバレブルー・三条幸人。
 だが、友達と作ったラジコンカーを取り戻そうとがれきと格闘する少年と出会い、彼のためにアバレンジャーに変身し、アバレンオーでがれきをどけてやる。
 友達とか友情って言葉に、彼が守銭奴になった理由が隠されている?
 というか、第2話(というか第1話後編)でブルー中心に話を進めるというのもすごい展開だな。
 
 幸人はカリスマ整体師なんだが、要求額が普通じゃないので、アバレンジャーの専属医師兼任、とは行かないんだろうな。
◆ブラキオの首とかおやっさんの肩とか大リーガーの腰とか、意外にもタダ働きばっかり。
 
 
「仮
面ライダー555(ファイズ)」


 次の刺客として送り込まれていた戸田英一(スクィッドオルフェノク)は、スマートレディから任務変更の連絡を受ける。
 その任務とは、木場勇治と長田結花の教育係。
 つい最近オルフェノクになったばかりのふたりを教育することは、ベルトの奪取よりも大事なのか?
 あるいはオリジナル・オルフェノクはそれほど貴重ということ?
 
 戸田のいう「オリジナル」とは、勇治や結花のように他人の力を経ずにオルフェノク化したもの。
 そして戸田は、呼ばれてやってきたバイト社員を無造作に殺して説明を続ける。
 オリジナルは、人を殺し、オルフェノク化させることで仲間を増やすことができるが、多くはそのエネルギーに適応できず、一時的に生き返った後に灰と化 す。
 これが、オリジナルが貴重視される理由? でも一彰やいじめグループがオルフェノクになったら面倒だったろうなぁ。それとも吸血鬼みたいに、自分をオル フェノクにした者には絶対に逆らえないとか?
 その線で行くと、この物語は「勇治と結花の、大幹部サクセスストーリー」?
 
 目の前の惨劇に脅えるふたりに、戸田は「どうした? お前たちも同じことをやったんだろう?」
 オルフェノクの真の恐ろしさとは、変身した姿や能力ではなく、この常人とかけ離れた価値観や残酷さなのかもしれない。
 
「エネルギーに適応できない」っていう点では、ベルトにエラーと判断された真理や啓太郎も同じだな。
 ひょっとしてファイズギアの正体とは、「肉体を変質させずに人間を一時的にオルフェノク化させるもの」?
 旧シリーズや「クウガ」と同じく、ファイズ(仮面ライダー)とオルフェノク(怪人)は同じ次元の存在?
 
 戸田は言った。「これは戦いなんだ。人間とオルフェノクの」
 オルフェノクはわかるとして、「人間」はどこまで対オルフェノクに動いているんだろう?
 ファイズギアの開発にはそれなりの組織や人員が動いていたはずだが、第1話冒頭で壊滅したのか、以降動きが見られない。木場一彰、いじめグループ死亡事 件に関わる添野刑事らにも今のところ、圧力がかかったり真相が知らされている様子がない。
 オルフェノクと敵対する「人間」とはどこらへんを指すのだろうか。
 
 実地研修とばかりに、戸田は立ち寄った喫茶店で無差別殺人を行う。「そんなことはできない!!」と勇治は結花を連れて逃げ去る。戸田はたまたま店に来た 巧ファイズと交戦。クリムゾンスマッシュの直撃を受けながらもふたりに追いつき、
「最後の授業だ、オルフェノクの死を教える。完全な消滅、それが俺たちの死だ」
 そして、崩れ去り、燃え尽きた。
 たった一話だけの登場だったけど、存在感たっぷりの男だった。 
 
 ところで、結花があの鬼畜一家に預けられていた理由ってなに?
 ひょっとして、2年前居眠り運転で勇治一家に激突した運転手って、彼女の父? 彼は事故で死亡したか刑務所送り。母親は事故前にすでに他界していたか事 故後の心労で死亡?
 だから周囲は結花を冷遇していた? でも、愛することより憎むこと、励ますことより蔑むことを、誰にも強要されず、自らの意志と責任で選んだ以上は、返 り討ちにされるリスクも背負ってもらわないとな。


 02/24 
「ワンピース」(原作だけ)をアラバスタ編(ルフィがクロコダイルに砂漠に沈められたあたり)から読んでいるんだけど、おもしろいな。
「ドラゴンボール」では、一度ドラゴンボールを見つけた後は戦いと修業の繰り返しだけになってしまい、筆者は界王神が出てきたあたりで白けてしまい、読む のをやめてしまった(それでも粘った方か?)。
 それに、ドラゴンボールが単なる「死んだ人生き返らせグッズ」になってしまったのもまずかったよな。
 それに対し「ワンピース」では、戦いや特定キャラを倒すことも目的のうちだけど、「秘宝『ワンピース』を探す」「海賊王になる」といった大目標がはるか 先に設定され、さらにその過程で「戦争を止める」「空島へ向かう」「黄金を探す」などの様々な目的を達成することが物語の核となっている。
 さらに、主人公たちが元々すごく強かったり、あるいは戦いの中で強くなっていったり咄嗟の機転で大逆転したり、さらに各キャラごとに全く異なるタイプの 技(悪魔の実の能力、剣技、蹴り技、部分的身体能力加速など)を使ったりと、読んでいて飽きない。
 

 02/26
「出撃! マシンロボレスキュー」

 山岳救助に向かった太陽とジェット。遭難者の救助には成功したものの、ジェイとステルスの襲撃により、ふたりとも負傷。責任を感じた太陽はMRRを去っ て行った。
 太陽の行動に致命的なミスはなかったし、そもそも救助隊が軍事組織に攻撃を受けること自体が想定外のはず。太陽に責任はないし、被災地に飛び込むレス キュー活動を続ける以上、ミスだけでなく不可抗力によって被災者、自分、仲間が死亡することはいずれ起こり得る。
 ここを乗り切れば、確実に彼は強くなれるな。特殊才能育成法は、人生経験の少ない子供を精神的に潰してしまう危険性もあるけど、成人前に心身共に鍛え上 げられた人材を創り出す可能性を秘めているわけだな。
 
 ところで、マシンロボレスキューの長官と敵組織の黒幕が同じ声優(中田和宏)というのは、あらぬ誤解を招くと思うぞ。
 ひょっとして双子の兄弟? いや、これこそ「あらぬ誤解」か。
 

 02/28
 今日の「金曜エンタテインメント・浅見光彦シリーズ」に、小沢澄子役の藤田瞳子が浅見家の家政婦役で出ていた。
 小沢さんがすごく態度のでかい役だったので、彼女が「光彦ぼっちゃま」などと口にするのはすごく違和感がある一方、可愛らしくもあった。

   


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