01/04
「機動戦士ガンダムSEED」

 地上編開始ということで、もうOPが変更された。
 新レギュラーに新ガンダム(ストライクの新換装パターン?)、さらにフレイの微妙ぶりが微妙に描かれていた。

 今日は総集編と番組世界の解説編だったんだが、宇宙生物の化石らしい石版を前にして、プラント最高評議会のクライン議長がタカ派のザラ国防委員長に、
 「我々には時間がない。これ以上戦火を拡大してどうする」
 この世界の地球圏は、スパロボみたいに異星人の脅威にもさらされているのか?


 01/05
「激 闘! クラッシュギアTURBO」「永遠の好敵手(ライバル)」

 帰国準備に追われるトビタクラブ宿舎を、カルロスと飛田タカヤが訪れる。
 前回のファイトをきっかけに、表情や心境の変化こそ具体的に描かれなかったものの、やはりカルロスも「心をつなぐギアファイト」に目覚めていた。
 彼はガルダイーグルをコウヤに渡し、自分だけのギアファイトを見つけるべく、タカヤと共に(おそらく故郷のブラジルへ)旅立って行った。
 シェーンよ、彼にアークキャバリアーを託してみないか?
 
 コウヤは万願寺にハインリッヒの居場所を教えてもらい、彼に会いに行く。
 コウヤはハインリッヒに、彼がユウヤの墓前に備えたワールドカップチャンピオンバッジを返し、もう一度ギアファイトに復帰してくれと頼み込む。
 それだけ伝えて帰るつもりだったのだが、なんとハインリッヒは自分からギアファイトを申し出る。
 
 今回初めて明らかになったんだが、真理野ユウヤとハインリッヒ・ガンクは互いに認め合うライバル同士でありながら、直接会ったのは廊下ですれ違った一度 だけで、言葉を交わしたことは一度もなかった。
 なんて遠回しで熱い友情なんだ..
 
 勝負は3分間1本勝負。ハインリッヒとブリッツフォーゲルの前に「必殺技はむやみに使うものじゃない」とわかっていてもやはり最初からトルネードで仕掛 けるコウヤ。ハインリッヒもそれに応えて必殺技を発動してシャイニング・ソードブレイカーを相殺。
 ハインリッヒとブリッツフォーゲルは、これまでどのファイターやギアが見せたこともない優美で流麗な回避やアタックでガルダイーグルを翻弄。コウヤも負 けじと食い下がるが、時間切れでドロー。
 ハインリッヒはコウヤに「僕は君の中に真理野ユウヤを探そうとしていた。でも君はあくまで真理野コウヤだ。これで僕は彼の死を受け入れることができる」 と礼を言い、「シャイニング・ソードブレイカーはあくまでユウヤの技。君には君だけのシャイニング・ソードブレイカーがあるはずだ」と激励した。
 そしてコウヤが帰った後、「僕たちの時代は終わった。真理野コウヤ、万願寺タケシ。彼らが新しい時代を切り開いて行くだろう」
 おまえ.. 歳いくつだよ..? ワールドチャンプを目指さないのなら、後身を育てるとか何とか、他にすることあるだろう。天才すぎて、逆に教育者には 向かない?
 でも、物凄い大金持ちみたいだし、健全な団体に寄付するとか、ファイターやマスターの養成校を設立し、自分はスポンサー兼お飾りの理事長になって後身を 見守る、という手もあるよな。
 
 ユウヤ、コウヤ、そして万願寺タケシもまた、ハインリッヒが認めたファイターだった。
 確かにこれまでの言動から、彼が単なる金持ちや壊し屋でないのはわかっているが、次代を担う資格もあるということか。
 決勝戦で彼は何をつかむ? 覇王翔龍撃は、ギアさえ壊さなければいい技なんだよな。
(つい彼と一緒に技の名前を叫んでしまうため、ギアが壊されると後味が悪い)


「忍風戦隊ハリケンジャー」

 おぼろ博士とシュリケンジャー、そしてパイロット役の黒子ロボの奮闘により、天空神の量産に成功。天空神、天空旋風神、天空轟雷神の同時稼働が可能に なった。
 戦隊ロボの量産。確かに天空神はサイズといい簡単な変形機構といい、量産向けといえば量産向けだな。

 お正月ということで、おせちを囲むハリケンジャーたち。
 霞兄弟、和やかにくつろぎすぎるぞ(笑)
 それと、「シュリケンジャーはそうやって食べるのか〜」って、どう食べてたのか教えてくれ鷹介ぇぇっ!!
 あの場でもあの格好ということは、やはり彼はクグツ忍者?
 
 せっかくおせちをこしらえた七海だったが、覚羅だけが箸をつけてくれない。
 不安な彼女は戦闘が手に付かず苦戦するが、一転、早く帰って御前様におせち食べてもらおうと奮戦。逆転のチャンスを作る。
「天空旋風神になるとハリケンドルフィンがヒマになる」という設定を、見事に逆手に取った話作りだな。
 
 覚羅は、肉体に封印された「嘆きの弓」のメダルによって不老となり、さらに食事の必要すらなくなっていた。
 七海の心情を察した館長は覚羅にその事を伝え、覚羅はやっと箸をつけて彼女を安心させた。
 配下の心情がわからないわけではないんだろうけど、食べないことに慣れきってきたんだろうな。
 以前「メダルを奪われたら死ぬかもしれない」と書いたけど、普通の肉体に戻るだけで済むかもな。最後にジャカンジャが倒されて地球が守られれば、彼女は ガオシルバーのように500年におよぶ封印や戦いから解放され、普通の人生を歩みはじめる、とか。


「仮面ライダー龍騎」

 神崎士朗は真司、蓮、浅倉を教会に集め、劇場版と同じく「戦いをあと3日で終わらせろ」
「残ったライダーは、オーディンを除いて3名」
「北岡はどうした?」
「ここに来なければ、脱落と見なす」
 北岡は後でその事を聞いて「へ〜、俺、脱落なの」って言ってたけど、ちゃんと招集をかけたのか士朗?
 
 佐野満ももう少し生きてたら、脱落の道を選べたのだろうか?
 
 ところで、浅倉が生きていたというのに、真司も蓮も全然驚かないな。
 前回、浅倉を探し回る真司に蓮が「あいつがいるわけがない」って言ってたから、少なくとも蓮は彼が死んだと判断したと思ったんだが。
 まあ、浅倉だからな。彼が奇跡の生還を果たしたくらいじゃいちいち驚いてられないか。
 
「残ったライダーは、オーディンを除いて3名」
 ファムもベルデもリュウガも出さないのか。「映画だけの仮面ライダー」は伊達や先走りではなかったか。
◆ひょっとして、時間がなくなったので歴史を操作し、3人ともいないことにした?

「へ〜、俺、脱落なの」
 もう自分の命やライダーバトルへの執着を捨てた? そんな彼と、彼が不治の病であることを思い出して泣き崩れる島田の姿が対照的だった。
 
 真司と蓮は神崎兄妹にかかりきり。北岡は動かない。
 戦いに飢えた浅倉はレイドラグーンを次々に叩き潰すが満たされず、戦いを求める絶叫が空しくミラーワールドの空に響き渡る。
 結果的に、ものすごく世の中に貢献してる..
 
 戦いを止めようと優衣は自殺を図るが、ガルドストームにさらわれ、神崎邸に軟禁される。
 彼女はそこで、自分と士朗が両親によって幽閉され、寂しさをまぎらわせるために夢の世界ミラーワールド、自分たちの守護者ミラーモンスターの絵を書き続 け、ついには現実化させてしまったことを思い出す。
 いよいよ次回は、ふたりが幽閉された理由、神崎邸の事件の詳細が明かされるんだろうな。
 知りたいような知りたくないような、痛い話になりそうだ..
 
 一方、士朗の研究資料を手に入れた令子と大久保は、ついにミラーワールドとミラーモンスター、そして「仮面ライダー」の存在を知る。
 そして、神崎邸を訪れた令子は、士朗、オーディンと決着をつけようと変身する真司を目撃。
「主人公が変身ヒーローであることを身内に知られてしまう」というのは、ヒーローもの全体からみれば珍しい話ではないが、毎週のように意外な新展開が続く 「龍騎」では、逆にすごく新鮮に見えた。
 

 01/06
 新番組「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」「タカ オ、勝負だ!」

「2002」でまったく音沙汰のなかった海外チームだが、OPアニメによると少なくとも中国、アメリカチームは再登場するらしい。

 子供たちにベイバトルを教えていたタカオは、いきなり挑んできた少年、皇大地とバトル。
 大地が聖獣を出さなかった(まだ出せない?)ためか、タカオも青龍をほとんど出さず。ほとんど気合いや精神力のみだった「2002」と比べて、作戦を読 み合う駆け引きがあったり、相手のアタックを利用して跳び、上空から仕掛けたりと、かなり楽しめる内容だった。


 01/08
 新番組
「出撃! マシンロボレスキュー」「レスキュー合体、はじ め!」

「電童」を見た時の印象が「大人たちが協力的なエルドランシリーズ」だったんだが、今回は主人公の子供たちが12人に増え、ますますその様相が増した。
 でも、アリス・ベッカムとか、歌田兄弟とか、狙い遅れたような名前がちらほら..(苦笑)

 この世界では「特殊才能育成法」により、実力さえあれば年齢に関わらず様々な職業に就けることになり、主人公たちはマシンロボレスキュー隊の第一期生。
 子供や、育成に当たる大人たちにしっかりした自覚や責任感さえあれば有効な制度だと思うんだけど、この世界では災害や戦争で人工が激減したり、あるいは 構造改革を先送りしすぎたツケが回ってきて、そこまでしないと建て直せないくらい危機的な状況なのだろうか?
 
 レスキューが任務のマシンロボだが、謎のロボットの襲撃を受ける。
 周辺に被害が及ばないよう、ジェットロボは本来はシミュレーション訓練に使う亜空間展開システム「ゾーン」を展開、自分と敵ロボットを通常空間と切り離 して戦闘を開始。
 すごいな、ディバイディング・ドライバーや四次元ポケットに匹敵するくらいのテクノロジーじゃないか。
◆四次元ポケットも、プロトタイプはあれくらいのでかさだったのかもしれない。
 
 マシンロボ、敵ロボット、基地施設、ゾーン内部に再現された市街地は3DCG。
 敵ロボットのクラッシュギアみたいな高速スピンはいいとして、「マトリクス」みたいな「画面一時停止、視点がくるっと回って移動開始」が使われているの には白けた。
 あれだけの3DCGが作れるんだから、安易なパクリなんかやらず、もっと自信を持った戦闘シーン作りをしてほしい。
 

 01/10
「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」

 第1話を見た限り、ちゃんとしたロボットアニメとして作られているようで安心。


 01/11
「機動戦士ガンダムSEED」「それぞれの 孤独」

 フラガが受け取った大気圏用戦闘機「スカイグラスパー」には、ストライクのアタッチメントを空輸、換装する機能がついていた。
 監督が同じだけあって、今度はセルファイターか。同じついでに、ハッピーエンドにもして欲しいぞ。
 これだけ見るのがイヤになりそうなくらい痛い「ガンダム」は初めてだ..
 
「ところでキラが、ストライクのことを『ガンダム』って呼んでたけど?」
「ああ、あれはOSの起動画面に出てくる、なんたら..って言葉の頭文字を略したものですよ」
 そういえば、本編中ではほとんど「ストライク」とか「イージス」とか「Xナンバー」としか呼ばれてなかったな。単に面倒くさいとかでなく、「ガンダム」 が正式呼称じゃないからなんだな。
 
 豹変したフレイの目的は「キラにひとりでも多くのコーディネーターを殺してもらった上で、戦死してもらうこと」
 彼女は恋人のサイと縁と切り、傷つきやすいキラを戦わせるため、自ら癒しの泉となった。
 最終決戦で生還したら、絶対ナイフでぐさり、ってやりそうだな。
 
 
 
 そういえばベガの「吉良国君」とラミアス艦長の「キラ君」は、響きがそっくりだよな。


 01/12
「激 闘! クラッシュギアTURBO」「運命のラストファイト」

 キョウスケは決勝までの一週間、ガルダの予備パーツを作りまくっていた。
 1ラウンドごとに交換しても、10ラウンド以上は戦えそうだ。真理野ユウヤはアジアカップ決勝で20ラウンド以上戦ったというから、それを想定したのだ ろう。
 
 王虎たちは決勝戦を中国で観戦していた。
 ミンが何か仕掛けるにしても、彼らが割って入ることはできないか。
 
 いよいよ決勝戦開始。どっちが勝つにしろ、良くも悪くも真理野ユウヤに影響され続けた人々の人生に、一つの区切りがつく。
 

「忍風戦隊ハリケンジャー」

 ハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャーは心を一つにし、宇宙統一忍者流が完成。
 疾風流と迅雷流の「全面戦争に至らない程度の対立関係」は、「『あれ』を狙う外敵の襲来に備えて忍者の技術の維持、発展を図るため」と考えていたんだけ ど、そういうわけではなかったようだな。
 
 次回はハリケン、ゴウライ、シュリケンジャーの偽者が登場。
 最終回直前に偽者ネタとは珍しいな。

 
「仮面ライダー龍騎」

 戦いを終わらせるため、優衣はタイムリミットを待たず消失の道を選ぶ。
 真司はレイドラグーンから少女を守って背中を刺され、戦闘後に絶命?!
 それを看取った蓮は、決意を秘めてオーディンに挑む。
 北岡は永遠の命への執着を捨てる一方、最後に浅倉との決着をつけようとデッキを手にする。
 その浅倉には、警官隊の銃口が迫っていた。
 主人公が最終回直前に死んでしまった(?!)ので、どう終わるのか全くわからなくなったな。
 
 レイドラグーンは今週で全滅? なんであんなに増殖していたんだろう?
 

 後番組「仮面ライダー555(ファイズ)」って、女性仮面ライダーが主人公?!


 01/15
 昨日の小泉首相の靖国参拝に、中国と韓国が批難の声明。
 本当に中国と韓国の2国だけだな。マレーシア、インドネシアにシンガポール、それとアメリカやイギリスが非難しているのを見たことがないような。
 北朝鮮は核問題で日米を叩くのに躍起で、靖国で叩く余裕がないみたいだな。
 小泉首相はこの時期に参拝を行うことで、中国と韓国がどれだけ北朝鮮そっちのけにできるか、どれだけ(政府としての)反日感情が本物かを計ろうとしたの か?(この時期にそんな賭けをする必要はないか)


 01/18
「機動戦士ガンダムSEED」

 フレイ、さっさと服着ろや。
 彼女が次に何をやらかすかばかり気になって、話に集中できないぞ(笑)
 
 フラガ少佐のスカイグラスパーって、発艦はいいとして着艦はどうするんだろう?
 VTOLだとは思うけど、それでも甲板への位置合わせが大変そうな..
 
 ニュートロンジャマーは地下深く無数に打ち込まれているため、撤去は不可能に近いとのこと。
 あれ、「核反応を妨害する」「地下深く打ち込まれている(酸素供給が得られない)」ってことは、ジャマーの動力源はバッテリだよな。未来のバッテリだか らかなり長く持つだろうけど、それでも戦争が終わって新たにジャマーを使う必要がなくなれば、いずれは核発電所や電波通信が復旧するということか。 


 01/19
「激 闘! クラッシュギアTURBO」「リングを翔ける疾風(かぜ)」

 決勝戦。コウヤは終始押され気味。ラウンド1はあえなくリングアウト。
 ラウンド2。シャイニング・スマッシャーとソードブレイカーの連続攻撃を見舞うが、バッテリ不足によりリングアウトは叶わず、万願寺の燃えるようなオー ラを込めた覇王翔龍撃が発動..というところで「つづく」
 話のあちこちで真理野ユウヤの存在が引きずられていて、見ていてこれほど楽しくないファイトは初めてだった。


「忍風戦隊ハリケンジャー」


 サンダールの仕掛けた二重三重の罠によって、ついに「嘆きの弓」のメダルが奪われてしまった。
 メダルを抜き取られた御前様は、止まっていた500年の歳月の逆流により、あっけなく消失。
 メダルを奪われるところまでは想像ついてたけど(そうじゃないと話が進まないし)、それは死に直結することだったのか。てっきり「ジャカンジャも『あ れ』も撃破した後、すべての重責から解放された彼女は人並の暮らしを営みはじめる」と考えていたのでショックだった。
 
 メダルがふたつ揃ったので、いよいよサンダールが裏切り、「あれ」が出現するのかと思ったら、次回は他の未解決テーマ「サタラクラとの決着」「シュリケ ンジャーの正体」が描かれる?

 
「仮面ライダー龍騎」最終話

 優衣の誕生日。だれも帰ってこない花鶏で、おばさんは優衣を待ち続ける。
 士朗が別れ際に言った「二十回目の誕生日に優衣が消える」 彼女はなぜかその言葉を信じていた。
「ゆい〜、早く帰ってらっしゃい。ゆ〜い〜っ」
 放送で見る分にはそうでもなかったけど、思い出しながら書くと泣けてくる。

 王蛇のドゥームズデイによって、マグナギガはジェノサイダーのブラックホールに蹴り込まれ、ゾルダも致命傷を負う。
 だが、変身を解除されたゾルダの中から現われたのは吾郎。
 北岡はバトルに出る直前、眠るように息を引き取っていた。
 事情が飲み込めない浅倉はやり場のない怒りを警官隊にぶつけ、射殺された。
 
 一方、オーディンとの対戦権を与えられた蓮は、最後のライダーとして戦いに臨むも、その圧倒的な力に苦戦。
 しかし、新しい命を拒み、ミラーワールドに留まり続けることを選ぶ優衣の決意に、に士朗は動揺して絶叫。実体を維持できなくなったオーディンは消滅し、 新しい命は蓮に与えられるが、その蓮も恵里の目覚めを見ることなく力尽きた。
 優衣と士朗、そして12年前の優衣と士朗は、「みんなが仲良く暮らす絵」を書き続ける。その絵が部屋を覆い尽くした時、歴史は変わった。
 取材に出た真司は、立ち寄った花鶏でちょうど店から出てきた蓮と出会う。
 互いに既視感を覚えながら別れるふたり。おばさんがひとりで切り盛りする店内には、肩を寄せ合って笑う優衣と士朗の写真が飾られていた。
 
 なんて詩画的で、感動的なエンディングなんだ。特にふたりがじっと顔を見合わせるシーンは、
「悲劇そのものはなかったことにできても、記憶までは(辛いことも楽しいことも含めて)簡単に消せはしない」
と、感じた途端に涙があふれてきた。

◆優衣は士朗を説得する際「また繰り返すの?!」という意外な言葉を発している。
 劇場版もテレビスペシャルも、リセットされた「真の歴史」のひとつだったということ?
 あの2作では、ライダーがほぼ同時に全滅して誰も願いをかなえられず、士朗も命の回収ができなかった?
 だからテレビシリーズの話になるまで何度もやり直したの?
 じゃあ、何度リセットしても「偶然」ライダーバトルに巻き込まれてしまう城戸真司って一体..?
 

 01/26
「激 闘! クラッシュギアTURBO」最終話「輝け! 熱きギア魂」
 
 バッテリが残り少ないにも関わらず、ガルダフェニックスは覇王翔龍撃をかわし切り、鎧輝をリングアウトさせる。
 いいバトルはこれだけだった。
 ラウンド3は、「九頭龍VSフェニックスの騎士」のイメージ映像ばっかりでギアそっちのけ。
 脱力
 なんでライバル番組「ベイブレード2002」の悪い部分をそっくりパクる?!

 敗れた万願寺はクラッシュギアを引退し(?)、スペースシャトル「鎧輝」のパイロットとして再出発することになった。
 ああなるほど、鎧輝が超低温と超高温を連続で起こして平気だったのは、スペースシャトルの素材を使っていたからか。
 
 万願寺の取り巻きゴマノとモミタは、彼の言うことを聞いてトビタクラブに戻り、今度はコウヤの取り巻きになった。
 彼らには今後「コウモリ」「裏切り者」「金魚のフン」などと、陰口を叩かれ続ける人生が待っているだろう。
 誰にも理解されない「取り巻き道」という茨の道を、ふたりは自ら選び、突き進むのか。
◆ゴマノ、モミタ役の立野香奈子、松岡美佳は、「クラッシュギアNitro」の近藤、斉藤役で続投。
「大財閥次期総帥の取り巻き」から「町のガキ大将の子分」ということで、相対的に親分との身分差が小さくなった。
 それに万願寺と違ってヒデは毎回登場するので、彼らも毎回、少なくとも「ヒデの後ろに突っ立ってる」くらいの出番ができた。


 次の主人公には、過去にとらわれない熱血バカぶりを見せてほしい。


「忍風戦隊ハリケンジャー」

 おぼろ博士がようやく突き止めた「あれ」の正体とは、「あらゆるものを無に帰す巨大な穴」
 すごいことはすごいけど、割とシンプルだな。でも、宇宙的組織のジャカンジャはともかく、霞一鬼はなんでそんなものを欲しがったんだろう?
◆「あれ」は「あらゆるものを無に帰した後、新たな世界を創造するもの」でもあるらしいので、霞一鬼は自分の理想が支配する新たな宇宙を作りたかったのか もしれない。
 
「あれ」の出現にはタウ・ザントを巨大化させることが必要。
 そのために人間の生命エネルギーを集めていたサタラクラは、集めたエネルギーを勝手に武器に使ったことでサンダールに斬り捨てられ、シュリケンジャーの 自爆によって倒された。
 仮面の下の素顔が少女マンガ調(?)であることを、だれにも突っ込んでもらえないまま。

 
 新番組「仮面ライダー555(ファイズ)」

 木場勇治は事故で両親を失い、自らも植物状態に陥っていたが、2年後に覚醒。
 だが、家や遺産は親戚に売り飛ばされ、恋人の千恵はいとこの一彰に横取りされていた。
 人ならざる力に目覚めた勇治はホースオルフェノクに変身し、一彰を殺害。
 近しい人々に突然裏切られ、同時に人知を超えた力を与えられた男。「悪い方に行ってしまう葦原涼」ってとこか。
「アギト」と「龍騎」では怪人の存在感や存在意義が極限まで切り詰められていたけど、今回は「クウガ」以来の「怪人側のドラマ」が見られるようだな。
 
 中核キャラだからか、ホースオルフェノクってすごく精悍なデザインだ。
 
 園田真理が所持し、乾巧に託されることになった変身ツール。
 携帯電話型アイテム「ファイズフォン」に「555」と入力し、変身ベルトに装着すると変身機能が発動。
 すごいハイテクな携帯電話の割には、暗いところでボタンが光らないのがちょっと悲しい。
 
 おもちゃのCMによると、かなりがちゃがちゃといろんなパーツを抜いたり合体させたりと忙しそう。
 ライダーというより戦隊のツールだよな。特にナンバー入力のあたりは電磁戦隊メガレンジャー..

 次回、居場所をなくした勇治は、スマートブレインのイメージガールに保護される?
 グロンギ怪人は廃屋を転々としていたけど、オルフェノクは設備の整った所に住めるのか?


 01/27
「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」「オ レの道はオレが決める」

 中国に渡ったレイは白虎族の旧友たちと、アメリカに渡ったマックスはPPBチームと合流。
 一年間のブランクがあるにも関わらず、各チームの声優に変更がない(筆者が覚えてる限り)のはうれしいな。


 01/29
「出撃! マシンロボレスキュー」

 ファイヤーロボと佐々木教官って、声(置鮎龍太郎)だけじゃなく性格もよく似ている気がするんだが、ひょっとして人格移植AI?

 
 
 


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