09/01
 先週の「エンジェリックレイヤー」をやっと見る。
 アニメ版では前から兆候があって気になっていたんだが、ついに珠代が「ほんとは虎太郎ちゃんが好きなの!!」と泣き崩れた。
 今まで原作同様に、みさきち、みさきち、って、みさきラブラブだったのはなんだったんだ?
 まるでテレビ版の「影技」「パッパラ隊」を見ているようなイヤな気分になった。

 しかも、いっちゃんが「エンジェリックレイヤーの開発者」であることが、あっさりとみさきらにバラされていた。
 やっぱり「続き、もしくは真のエンディングは原作でね」という終わり方をするんだろうか。
◆原作、アニメとも、ほぼ同時期に完結した。

 09/02
 戦隊もので6人目が現われても、OP映像では字幕でしか紹介されないのが通例だったが、ガオシルバーについては変身前後の映像がちゃんと挿入されていた。

 ボウリングオルグに対抗しようと、プールバーにボウリング玉を持ち込んでマスターに取り上げられるシルバー。
 真面目にやってる分、すごく笑えた。

 真澄に忍び寄るクラブロード。だが、割って入ったオルカロードに止められる。
 ひとりを狙うより、固まったところを狙う方が確実ということか?

 クラブロードに襲われて負傷した克彦は、真魚に念動力があるかのように芝居をしていた事を詫び、息絶える。
 治癒能力を使わなかったのは、生きるのが辛くなったからのか、あるいは力の使い過ぎで枯渇してしまったからなのか。

 克彦の死と共に真魚の力が覚醒。周囲の枯れ草が一斉に花を咲かせる。
 次回はこの力で涼を生き返らせるようだが、枯れ草に花を咲かせるくらいの力だったら、白骨や灰からでも人間を蘇生できるんじゃ..?

 久しぶりに使用された、マシントルネイダー・スライダーモード。
 前もそうだったけど、乗り物というよりは、必殺技を強化するためのカタパルト、ていう感じの使い方だな。

 少しずつ公開される「G4」本編映像。
「アントロード軍団に挑みかかるギルス」「街中で、謎の青年を前に変身ポーズを取る翔一」と、朝の眠気がふっ飛ぶような映像ばっかりだった。

 09/03
「スクライド」と「シャーマンキング」のオープニングCDを購入。
 後者を聴きながら「アルター能力者たちの必殺技大博覧会」を想像すると、笑いが止まらない。
(やっぱりカズマと劉鳳とクーガー、あと瓜核やあすかあたりがジグマールに必殺技ぶちこんでキメ?)

「♪ 正義のその奥に 闇が息づいてる 見極めろ すべてを」
という歌詞を、ぜひ劉鳳に聴かせたい。

 09/05
 インナーの街に、シェリスと共に踏み込む劉鳳。
 少年が投げつけた石を受け止めるなり、絶影を発動。付近の家屋を壊して、隠れていたチンピラたちを白日の下にさらし、
「なぜ隠れる? 貴様たちにも大義や正義があるのなら、この少年のように振る舞って見せろ!!」
 かっこいいぜ劉鳳。でもカズマと戦い慣れてしまったせいか、安易に降参するチンピラたちに、言いようのない怒りを覚えているようだった。
「カズマなら、アルターごと腕をちぎられても反抗し続けるだろう。それに引きかえ..」とか考えていたかも。

 エマージーのアルターは、勇者ロボ型の「スーパーピンチクラッシャー」
 しかも「ピンチバード」と「超ピンチ合体」して「グレートピンチクラッシャー」になり、必殺武器はラストチャンスソード。
 さすがサンライズ。作画、BGMや合体、必殺技の演出に「たかが脇役にそこまでやるか?!」というくらい気合い入りまくっていた。

 ところで、ファンロード連載「あなうめくん」の実録コーナー「ピンクチラッシャーHashi」を思い出したのは筆者だけだろうか?
(確か、作者のC38破死本がピンクチラシ配りのバイトした時の体験を描いた話だった)

 グレートピンチクラッシャーを真シェルブリットで撃破するカズマ。
 あの背中のパーツはプロペラだったのか。
 気になる使用回数は、一回だけらしく、しかもその強大な力ゆえに、カズマの肉体を確実に蝕んでいく..

 ところでエマージーのランクは何級なんだろう?
 これまでカズマが倒したうち、立浪ジョージがC級、橘あすかがB級。通常のシェルブリットが通用しなかったからA級か? とも思えるが、エマージーの場合は戦闘能力はともかく、発動条件がかなり限定されるしな。
 でもシェリスが彼と組むのを嫌がる(?)一方で、
晩夏 「エマージーをつけるなんて、隊長はよほどあの坊やにご執心のようね」
ジグマール 「崖っぷちのスーパーピンチ、久々に拝めそうだ」
と、かなり期待されている人材でもあるらしい。

 カズマに撃破され、断崖絶壁から海に落下したエマージー。
 だが予告によると、しっかり生きていた。
「(アルターに)助けてもらうのが、そんなに楽しいか?」とかみつかれた「崖っぷちのエマージー」は、崖から落ちて何かをつかめたのだろうか。

 真相を公開しようとしてジグマールらに拘束される水守。
 イーリャン、ダース(仮面部隊)に加え、晩夏、仲夏、初夏の三姉妹(?)も、同じく隊長派らしい。

 予告ナレーションの「水守が想いを馳せる、クールでいなせな、あの男」とは、やはりクーガーか? 劉鳳は「いなせ」ではないしな。

 次回、幽閉された水守に迫るイーリャン。その出現シーンは、まるであのゾンダーのようであった。
 今まで数秒しか出てこなかったイーリャンのアルターだが、いよいよ大活躍か。
 でも偵察やハッキングに使うアルターを、水守相手にどう使うんだろう? 洗脳?
◆水守が真相を書き留めていたPDAを破壊し、脅しをかけるに留まった。

 では次回は「クーガーVSイーリャン」? 高速戦能力者VS情報戦能力者?
◆イーリャンでも知覚できない超スピードを見せたので、クーガーの勝ち。

 ところでジグマールの野望とは?
 水守が言っていた「人間が侵してはならない聖域」とは?
 ひょっとしてジグマールは、アルター能力者差別をなくすために、全人類のアルター能力者化を企んでいるのではないだろうか?

「スクライド」のEDで、かなみとシェリスが水辺で寝そべっているシーンがある。
 でもこのシーン、かなみが水に手足を浸しているのに対し、シェリスは水面に指一本ふれるかふれないかの微妙なとこで止めている。
 これって、
      かなみ:カズマとの精神感応力
     シェリス:劉鳳に気持ちを打ち明けられない複雑な乙女心

を表現しているのではないだろうか。

 09/07
 この前の台風の時もそうだったが、梅雨の時に降らなかった分を取り返すかのように、今日はよく降っている。

 09/09
 何者かにとりつかれ、恐い顔をもっと恐くして「人でないものは、滅びよ」とオルカロードを真魚らにけしかける真澄。
 先週オルカロードが、真澄を殺そうとしたクラブロードを制止したのは、このためか?
 真澄の行く先々のあかつき号関係者を殺していったのも、彼女を精神不安にさせて、何者かがとりつきやすくするためだったのかもしれない。

 ところで、誰がとりついたんだ? 一瞬「あの青年?!」と思ったが、
・超能力者の出現を認めないにもかかわらず、その完成形であるはずのアギトに新しい武器を与えた。
・同じくギルスを助け、さらに彼の攻撃を、抵抗することなく受け入れた。
・沢木に人間の超能力を覚醒させる能力を与えた。

と、ラスボスのくせに(?)やたら超能力者に親切な彼が、今になって方針を変える理由が思い当たらない。
◆OPをよく見ると、「水のエルの声:梁田清之」とあった。

 圧倒的な力でアギトをねじ伏せ、真魚らに迫るオルカロード。だが、真魚の力でよみがえった涼が立ち塞がり、ギルスに変身。
 涼の変身って、いつも劇的だな。

 クウガ、アギト、ギルス。
 三者の変身ポーズに共通しているのは、「走りながらポーズが取れる事」ではないだろうか。
 ちょっと違うが、G3も走行中のGトレーラー内で装着変身してるな。

 今月の「ニュータイプ」を読む。
 再来週の「アギト」のあらすじ、
「謎の存在との接触以来、アギトとして戦うことに不安を覚える翔一。涼は、自分を生き返らせてくれた真魚の頼みを受け、翔一の護衛にあたる」
 あれ、来週で誤解は解けるのだろうか? それとも来週時点では「アギト=翔一」とばれないのか?

 東映HPに「アギト」のストーリーダイジェストが載っていた。
 そういえば、沢木は「最初のアギトを殺した」ことから、青年の「使徒」に選ばれたんだったな。
「最初のアギト」とは翔一の姉、雪菜で、彼女の自殺を止めなかった事が「最初のアギトを殺した」という事になるのだろうか?
◆木野アギトが登場したくらいだから、回想シーンに「雪菜アギト」が登場する可能性もありうるか?
 

 今日の「笑点」大喜利を見て思った。
 いつもハゲ、ハゲ、って言われてる歌丸だけど、小遊三も同じくらいではないだろうか。

 ところで、サングラスをかけた井上陽水って、「偉大なる首領さま」に似ていないだろうか..

 09/10
 日経平均株価、1万0千100円台。
 今週中には1万円切るな。

 09/11
 アメリカで、テロリストが次々にジャンボ機を乗っ取って、ペンタゴンおよび国際貿易センタービルに特攻テロ。
 ハリウッド映画でもやらないような現実に、なんか実感が沸かなかった。

 こういう逐一情報が入ってくる状況だと、CMの入らないNHKは強いなと思った。

 09/12
 アメリカの同時テロの影響で、株価はあっさりと1万円を切った。

 ジャンボ機がビルに衝突した瞬間の映像が次々に入手され、一日中どこかのチャンネルで延々流され続けている。
 事件の非現実ぶりも手伝ってか、あの激突の瞬間に大勢死んでいるという実感が、まるで沸かない。
 

 自分が知り得た全てをPDAに書き留めようとする水守。だが、現われたイーリャンがPDAを分解し、ついでに水守に脅しをかける。
 あれ、今までに登場したアルターは、用が済んだり能力者がダメージを受けたりすると、霧状になって消えてしまうんだが、イーリャンが去った後、彼にアルターに変えられていた独房の壁は、元の壁に戻っていた。
 コンピュータを操るだけあって、変換した物質を元の材質、形状に戻すことも自在なのか?
◆そんな彼をもってしても、クーガーの超スピードを捉えることはできなかった。

 水守が思いを馳せる相手は劉鳳だったが、助けに来たのはやっぱりクーガーだった。
 彼の能力は、自動車をスーパーカーに作り変えることだけと思っていたんだが、他の物体からもアルターを作り出せる上に、しかも空まで飛べるらしい。
 果たしてどんなアルターだったのか。今回、姿がはっきりと見えなかったのは、おそらく今後も活躍させるからだろう。

 クーガーに救出された水守は、彼の説得を受け、本土へと戻ることに。
 一般空港から一般機で戻ったようだが、追っ手はかからなかったのか? イーリャンなら空港のコンピュータや監視カメラへの介入くらいやりそうなものだが。

 今週は、前半を水守による「スクライド」世界の説明に費やしていたんだが、「劉鳳が真絶影を発動した2年前の事件」には触れられていなかった。
 彼女がロストグラウンドへ来たのはつい最近だから、その事は知らないのか、

 先週の予告にはエマージーが映っていたんだが、回想(説明)シーン以外に出番はなかった。
 君島の台詞によると、先週から丸二日たったらしいが、まだ劉鳳と合流できていないらしい。
 この作品では人が死ぬところを直接描写することが少ないんだが、果たして彼はどうなっただろうか。

 台詞もなく、動いているところも見かけない、まるで背景画のようなHOLY隊員にも、ちゃんと名前が設定されているらしい。という事は、彼にもそのうち活躍の機会があるのか?
 

 日本生命のCM「生きていると、心配になる」「生きていると、すぐ忘れる」を見ていると、「銀英伝」のシェーンコップ大佐が、
「秘密情報部員というのは、起きている限り油断できない」
と、バグダッシュ少佐を冷凍睡眠カプセルに放り込んだ(原作では強力睡眠剤を飲ませた)ことを思い出す。

 09/13
 アメリカのテロ事件を契機に、日本の改憲、有事法制議論が活発化しそうだが、野党はどう出るだろうか。
 いつも通りに「憲法第9条を死守せよ!!」「日本からは一兵たりとも出すな!!」だったら、もう終わりだろうな。

 今週の「新潮」と「文春」を読む。
 一週ごとに、大仁田厚の愛人が増えてるような..

 09/14
 マイカルが自主再建を放棄。
 つぶれるべき理由を何年も前から積み重ねてきた上での再建放棄のはずなんだが、時節柄、やっぱりテロがとどめを刺したのか? と思えてならない。

 09/15
「G4」登場のアントロード軍団って、倒されるとやっぱり爆発するんだろうか。
◆爆発したりしなかったりで、そこらじゅう火の海、ということにはならなかった。

 ところで、涼がギルスになるきっかけになった「事故」の内容って、まだ明らかになってないな。

 09/16
 ガオブルー、死亡。
 で、来週はイエロー、ブラック、ホワイトも死に、レッドとシルバーがたったふたりでウラ究極体に挑むことに。
 なんでこの時期に死んで生き返るのが、レッドでもシルバーでもなく、他の四人なんだろう。
 涼の死と復活が時間をかけて描かれていたせいもあるのか、どうしてもこっちが安っぽく見える。
 

 自分がアギトと同じ存在であることを知り、驚愕する涼。
 そういえば涼って、自分の変身体の名前が「ギルス」であることをまだ知らないのでは?

 氷川説に疑問を抱き、アンノウン事件の被害者の経歴を調べ直す北條。
 ここから「あかつき号」事件とアンノウン事件のつながりを突き止めるのだろうか。
 動機はすごく不純だが、着眼点は正しいな。

 これまで、やたら超能力者に気前の良かった謎の青年だが、水のエルの出現を機に、ついに「自分が愛せない人間」の絶滅に本腰を入れはじめた。

 ギルスの正体が人間であると知り、あらためてアギトの正体と目的に疑問を持つ小沢さん。それに対し、「アギトの正体は、人間愛にあふれる、高潔な人間に決まっています!」と反論する氷川。
 悪意はないけど、たまにトゲのある台詞を吐く、あの津上翔一だと知ったら、どうするんだろう。

「水のエル」の正体は、クジラ型の「エルロード」
 クジラと言われても、クジラに見えないんだが..

 真澄にとりついていたエルロードは、青年によって完全なる復活を遂げる。
「あなたが目覚めれば、全てが解決するでしょう」
って、青年には解決能力(アギトやその候補者を根絶やしにする能力)がないのか? ないからこそ、これまでほぼ傍観を決めこんでいたんだろうけど。
 三浦智子を、普通の人間のように針金で絞殺したのも、その辺の事情だろうか。

 青年の言葉によれば、エルロードは「あかつき号事件」の時からずっと、真澄にとりついていたらしい。
 ではオルカロードが、真澄を殺そうとしたクラブロードを押し止めた理由はこれか? 同じ海洋哺乳類型のロードでないと、真澄の中のエルロードに気づけなかったのかもしれない。

 先週あれだけアギトを圧倒していたオルカロードだが、その後ギルスとG3−Xに負わされた傷が癒えていなかったのか、今週は意外にあっさり撃破されてしまった。

 今まで、アンノウンが「アギト候補者」ばかりを狙い、「完成したアギト」を狙わないのが不思議でならなかったんだが、今週はオルカロードもエルロードも、まっすぐ翔一を狙っていた。
◆ロード(アンノウン)は、超能力者の出す「気」とか波動とかを探知して現われると思うんだが、「アギト」や「ギルス」の段階にまで覚醒すると、その波動とかの放射が抑えられるのではないだろうか(一流の格闘家が気配を消せたり、高位の魔物が妖気を殺せるのと同じ理屈)。
 エルロードは高位ロードだけあって、その「アギト」の出す、ごくわずかの波動すら探知できるのではないだろうか。現に、翔一や涼が直接狙われる場合は、一般ロードにエルロードが同行していることが多い。

 エルロードが、以前にアギト(翔一)を殺したと言っていたが、回想シーンから考えて、翔一は「あかつき号事件」の時点で、すでにアギトに覚醒していたという事か。

 次回、G3−Xに迫るエルロード。
「お前は、アギトではない」
 確かに、アギトではなく、「第4号」がモデルだからな..

 あらためて、「アギト」世界の「4号」と「未確認生命体」とは何者だったのか? アンノウンとの関係の有無は? といったことが気になるな。
(雑誌や資料本とかはともかく、本編中では誰も、一度として「クウガ」とか「五代雄介」とは言っていない)

 真魚に頼まれて、翔一の護衛にあたる涼。
 本人は「(生き返らせてもらった)借りがあるから」と言っているが、内心では、自分の「力」が頼りにされていることに、驚きを隠せなかったのではないだろうか。
 

 狂牛病が蔓延するかもしれない。
 エイズウイルス入り非加熱血液製剤がばらまかれた時とそっくりだ。
 外務省の汚職事件をきっかけに「国民の生命財産を預かるのは警察と自衛隊だけじゃない」と気がついたんだが、農水省もまた、国家安全保障の最前線であることに気がついた。

 09/17
 筆者が以前に書いた「ジグマールは全人類にアルター能力を持たせようとしている」という説を、もう少し詳しくまとめてみた。
 ロストグラウンドの制圧が完了すれば、その任にあたっていたHOLYは、間違いなく解体もしくは縮小され、アルター能力者たちは再び差別や迫害にさらされる。
 だが全人類にアルター能力が発現してしまえば、混乱の収拾や能力の制御などについて、HOLYおよび所属アルター能力者の持つノウハウが、半永久的に生かされる事になる。
 ジグマールの「HOLYがHOLYであるために」という言葉は、ロストグラウンド制圧以降もHOLYが生き残るための決意ではないだろうか。

 今日の朝刊テレビ欄
「水戸黄門 最終回2時間スペシャル『陰謀と裏切りの果てに』 黄門さまにあのヒゲが!」
 よっぽど苦情がすごかったんだろうな..

 本編を見てみると、確かに黄門さまがヒゲを生やしたり、将軍綱吉と和解したりして、この世界でも前シリーズ同様の歴史の改変(こう書くと艦隊シリーズみたいだ)に成功したか、という感じだった。
 次のシリーズでは、うっかり八兵衛や弥七、飛猿もしくはそれに相当するキャラの登場を期待したい。

 テロの首謀者とされるビンラディン氏のいるアフガニスタンは、旧ソ連でさえ侵略できず、撤退に追いやられたほどの複雑な地形を持つ難所。
 去年の2月ごろ、地球の詳しい地形図を作るためにスペースシャトルが上がった時、筆者は中国、北朝鮮のミサイル基地付近の地形図を作れると書いたが、アフガンの詳しい地形図も作られていて、今ごろは巡航ミサイルや侵攻軍のコース設定とかに使われているんだろうな。

 09/18
 有事向けの新法成立に、また野党が難色見せている。
 反米主義者が「日本はアメリカの領土もしくは属国」と解釈して攻撃をかける、くらいの予想もできんのか。
「日本が中国や韓国を侵略して勝利し、植民地化して、レイプや虐殺を繰り返す」
という、相手国の軍事力や愛国心を無視した無礼極まりない誇大妄想に、いつまでしがみつき続けるのだろうか。

 扇千景、保守党党首を辞任。
 いままで保守党の事を「自民党の金魚のフン・その」と呼んでいたんだが、果たしてそれ以上の存在になれるであろうか。

 カルーセル麻紀、大麻所持で逮捕。
 週刊誌が書いていた「いしだ壱成逮捕を機に、芋づる式に摘発される芸能人」の最初のひとりだろうか。
09/28発売の新潮によると、いしだ壱成の逮捕とは無関係とのこと。

 09/19
 クーガーに襲いかかる晩夏、仲夏、初夏。だがクーガーのスピードを、誰も捉えられない。
 あの三人は、暗殺担当なのか?

「クーガー、貴様どちらの味方だ? 我々か、それとも、人間か?!」
「無粋なことを聞きますなあ。 オレは、オレの味方です
 クーガーの台詞もかっこいいが、アルター能力者と一般人を明らかに区別したジグマールの台詞も気になるぞ。

 エマージーは一命を取り止めたものの、記憶や精神が幼児期にまで退行していた。
 時期が時期だからかもしれないが、狂言とはいえ無差別爆破をちらつかせた代償としては、適当かもしれない、と思った。

 立浪といい、エマージーといい、OPアニメに登場しないHOLY隊員は、登場から短期間のうちに「終わって」しまっている。
 晩夏、仲夏、初夏もそうなのか? クーガーを仕留めそこねて、早くもメッキがはがれたようにも見えるし..

 本土に戻ったかと思われた水守だが、荒野をうろついてるところを橘あすかに保護される。
 たったひとりで何をするつもりだったんだろう..?
◆劉鳳に真実を告げるのが目的だった。

 金ダースが空飛ぶマジックハンドを武器にするのに対し、今回登場の黒ダースは、自身を霧に変える能力を持ち、攻撃をかわしまくって相手の消耗を誘うという戦法で、カズマを翻弄した。
 今までに見られたアルター能力は、生物を除くあらゆる物体(死体も含む)を物質変換するものだったんだが、生体の変換や再構成もできるんだな。
(「白と黒の人型アルター」も野生動物を取り込んでいたが、本編映像から推測して、動物たちは取り込まれる直前に絶命していたと思われる)

 ダースは全員仮面で素顔を隠し、ほとんど言葉を発せず、まるでマインドコントロールによって統制されているように見える。
 でも、ほんとにそうだとしたら、正義感の強い水守や劉鳳でなくとも、マインドコントロール兵士の存在に疑問や異議を唱えるはずだよな。どういう設定なんだろうか?

「感情や自我を持たない生物であれば、生きたまま分解、再変換ができる」という仮説も成り立つな。

 どうやらHOLYジグマール派以外にも、なんか企んでる連中がいるらしい。
 カズマの戦闘を歪曲して報道したという事は、目的はアルター能力者の弾圧とかだろうか。

 君島邦彦、今度こそ本当に死亡か?!
 カズマ、体温が下がったことにくらい気付けよ!!
 

 今週の「新潮」「文春」に、日本政府の無策ぶりがこれでもか、これでもか、とばかりに書きまくられていたが、読んでいてふと、不吉な一文を思いついた。
「もし眞紀子が総理になったら、ジャンボ機ぶつけ放題」

 09/21
 今日は、寒いくらい涼しい。

 アンノウンと同じく、謎の青年も、本名はすごく長くて覚えにくいんだろうか..?

の青年」とはいっても、いわゆる「神様」である事はバレバレだよな。

 次回、グラディオンとワイバリオンが「ビクトリー・グラディオン」に合体。
 元から飛べる(というか、地に足を着けて戦うところを見た事ない)グラディオンに翼が生えても、そんなにありがたみを感じないんだが、他の部分もちゃんと強化されるんだろうか?

「ダイタリオン編」突入と共に、EDが新曲に。
 ところで、ラストに登場したあの少女はだれ?

 今までペガシオンのウェブダイバーをやっていた倉知ショウだが、最終的にはダイタリオンに落ち着くらしい。

 ふと思ったんだが、全ウェブナイトにウェブダイバーが合身して戦うのって、最終回ちょっと前の最終決戦が、最初で最後になるのでは?
 最終回になって、やっとタイトルの意味が明かされた「NG騎士ラムネ&40」って作品があったからな..

 09/22
「PROJECT G4」を見てきた。

 映画館での子供の台詞。「あはらりょう、でるかなあ?」
 小さい子にも、人気あるんだな..

 アントロードについて「鋭いキバで獲物を噛み砕く」「蟻酸で相手を溶かす」という物騒な設定があったが、本編中に残酷シーンはなし。被害者は撲殺されるか、蟻酸を浴びせられて「空気中で溺死」させられていた(魚系アンノウンみたいな殺し方だ)。
 やはり建前上は子供番組だからか? 筆者はその方が助かるが。

 深海理沙は「国を憂えている」などと偉そうなことを言っていたが、その実態は「人命と高いオモチャ振り回して浮かれてるだけの小娘」でしかなかった。
 水城史朗や彼以前のG4装着員たちはともかく、彼女は「お国のために戦う兵隊さん」などでは断じてない。

 ギルスのあれは、緊急用強化形態と思われ、アギトのような完全体ではないと思われる。
 たぶんあの後、かなりの苦痛と疲労に悩まされたのではないだろうか..

 テレビ本編では涼と翔一の交流が始まっているので、劇場版で涼(ギルス)がレイとしか絡まなかったのは残念。

 青年と沢木のシーンが付け足しっぽく見えるが、青年が自分の手が光っているのに驚いたりしていて、テレビ本編に向けての伏線を思わせる。

 予告映像に流れていた「街の真ん中で青年に向けて変身ポーズを取る翔一」のシーンは、あくまで予告用イメージ映像だったようで残念。

 紗綾香とレイを引き取ったというのは、どこの誰なんだろう?
 自衛隊内に、非人道的な超能力者開発計画に反対する勢力がいて、そこがうまく手を回してくれたとか?

「氷川くん、G3−XではG4には勝てない。氷川誠として戦いなさい!!
 いかにも小沢さんらしい、理論も具体性もすっとばした台詞だが、まさか氷川がヘッドギア外して戦うとは思わなかったかも。

 小沢さんがG4の開発を中止するきっかけになった「実験中の事故」とは?
 その事故で死人が出たから(?)、小沢さんは「G4」ではなく「G3−X」を実用化したのだろうか。

 結局、G4の強さの秘密というのがよくわからなかったな。予知能力者とのデータリンクシステムは自衛隊が開発したものだし、装着員に過剰干渉するAIシステムが、初期のG3−Xに装備されていたものよりも、さらに強力かつ危険だったということか?

 
 イチロー、新庄の活躍、ヤクルトの快走、巨人の低迷など、野球に興味のない筆者にでも感知できるほど、最近野球が話題になっている。
 そのせいか、今日になってやっと、「マジックナンバー」がそのチームの優勝までの必要勝利数であることを知った。

 09/23
 意外なまでにあっさりしていたが、ともかく涼の誤解が解けてよかった。

「今度の敵は、今までのやつらとは違うようだ」
「無理をするな。俺達の身体は、普通じゃないんだ」
 さすがは涼。今まで苦労しまくってきた甲斐あって、見事なまでの先輩ぶりだ。

 G3−Xを圧倒し、とどめを刺そうとするエルロード。だが、
「違う、お前はアギトではない。アギトになるべき人間でもない」
と、刃をおさめて去っていく。
「氷川もあかつき号に乗っていたわけだから、彼にも超能力が発現するのではないか?」
という可能性は否定されたか。
 氷川はあくまで「普通の人間の代表」として戦っていくわけだな。

 涼、真魚の言葉を受け、自分の居場所や生きる意味をつかむために、再び立ち上がる決意を固める翔一。変身した彼は、マグマのようなバーニングフォームに変身。マンティスロードをパンチ一発で撃破する。
 あんな重そうなパンチ、ガオガイガー以来ではないだろうか..

 決意を固めた翔一は、真魚の弁当をむさぼるように平らげ、アンノウン迎撃に向かう。
 特撮ヒーローのテーマ曲かずあれど、弁当を食べるシーンに使われた曲は「DEEP BREATH」が最初で最後だろうな..

「全然画面に出てこないうちにマンティスロードに殺された?!」と思われていた「あかつき号グループ」リーダー、木野薫がついに次回登場。
 じゃあ予告に出ていた真仮面ライダーみたいなのは、木野アギトもしくは木野ギルス?!
◆設定では「アナザーアギト」という名前だが、スタッフは「木野アギト」と呼ぶそうなので、筆者も「木野アギト」の呼称で統一する。

「仮面ライダーアギトスペシャル」 新キャラはビートルロードに量産型G3?!
 そうか、ゲストの京本政樹は、それを装着しに出てくるわけだな(笑)
 主役でなくても、ゲストでも、「仮面ライダー」になれるというG3の設定(というか裏技)を、見事に逆手に取ったか京本政樹ぃ(笑)

 グロンギのカブトムシ怪人ゴ・ガドル・バは、戦闘能力こそラスボスのン・ダグバ・ゼバに次ぐものの、「設定では剣と盾を使うというのに、本編では盾を使わなかった」「カブトムシ怪人といわれても、あまりカブトムシに見えない」などの気になる点がいくつかあった。
 ビートルロードは、ちゃんとカブトムシの角が生えていたし、盾も使っていたので期待できそう。

 映画と今週のテレビを2回ずつ見たせいか、GM−01の銃声とギルスの雄叫びが、今でも頭にこびりついてる。

 涼って、復活して以来、毎日変身してないか? よく老化現象を起こさないな。
 彼も進化しつつあるのか?
◆真魚の力で蘇って以来、後遺症に悩まされなくなった。

 翔一を苦しめる頭痛の正体は? かつてエルロードに殺された時(?)のフラッシュバックが身体に影響しているのか、あるいは今週と再来週の新たな進化の兆候なのか?

 09/25
 右翼団体「皇誠勇士會」の総長が、「服用期限切れの薬を飲んで体調不良を起こした」と製薬会社に因縁をつけて200万円を脅し取った容疑で逮捕された(今日の日経夕刊より)。
 勇ましい団体名のくせに、やることセコすぎ..

 09/26
「実はまた気絶しただけだった」というわずかな期待もむなしく、君島の死は疑いないものとなった。
「銀英伝」のキルヒアイスなみに、死ぬの早すぎ..

 今日のカズマと劉鳳は、怒りと憎しみに壊れまくっていて、見ていて痛かった。

 カズマと劉鳳の激突は、「白と黒のアルター」を呼び、さらにロストグラウンドの再隆起現象を引き起こす。
 うわー、次はどういう展開になるのか想像つかん!!

 怒りに燃える劉鳳を、黙ってバックアップする瓜核。
 今まで、スイカ食ってるとこしか見なかったんだが、実は「背中を預けられる頼もしい漢」だったんだな。

 瓜核のアルター能力は、スイカを生み出して攻撃、防御、移動に使用するという、橘あすかのエタニティ・エイトなみの万能ぶりだった。
 宝珠とかスイカとか、球状アルターは万能型が多いのだろうか?

 カズマにろくに抵抗できずに倒されたところを見ると、シェリスの能力は、やはり回復系らしい。

 久しぶりに台詞にありつく、夏の三姉妹。
 先週クーガーに負けた(?)事など、別に気にしていないらしい。
 イーリャンが広域戦向けだから、三姉妹は局地戦向けかと思ったんだが、果たして?

 カズマと劉鳳の激突を、遠くから目撃する水守とあすか。
「間違いない、あれはアルター能力者同士、それも、Sクラス同士の戦い!!」
 少なくとも、Aクラス同士の戦いは見たことあるわけだな。

 再隆起現象に巻き込まれるイーリャン。
 彼に撤退しろと命じるジグマールの慌てぶりは、尋常のものとは思えなかった。
 以前「ジグマールとイーリャンは親子」という苦しい説を思いついた筆者としては、ジグマールが再隆起現象に驚くだけでなく、手駒にすぎないはずのイーリャンの生命をも、真剣に案じていたように見えた。「親子」は苦しくとも、「おじとおい」「年の離れた兄弟」という説なら有り得るか?

 今ごろ気がついたんだが、HOLYって、OVA版「ジャイアントロボ」のBF団や国際警察機構に相当するのではないだろうか?
(巨大ロボや、それと互角以上に戦えそうな能力者がごろごろいるし)

 09/27
 東映HPに「アギトスペシャル」の記事が載っていた。
 劇場版の直前を描いた話(ザ・テレビジョンより)とのことで、そうなると、劇場版で灼熱、閃光の両フォームに何の説明がなかったことに納得が行く。

 誰でも装着できる事を前提に開発された、量産型G3の正式名は「G3マイルド」
 マイルド、って、なんか弱そう..
 なんと尾室くんが装着するそうだが、最後に京本政樹に奪われたりするのだろうか?

 09/28
 グラディオンとワイバリオンが「ビクトリー・グラディオン」に合体。
 なんと、合身しているケントにまで翼が生えた。
 いままで美少女キャラに翼が生えるのは珍しくもなんともなかったが、少年キャラではヒイロとデュオ(ただし同人誌の)以来ではないだろうか..?

 09/30
 シュテン、ウラに続く三人目のハイネスデュークオルグ「ラセツ」
 名前はラセツだが、声はあしゅら男爵風だった(しかも男の方は柴田秀勝)。

 ラセツの供をするデュークオルグ「プロプラ」と「キュララ」
 なんか、「超人機メタルダー」の機甲軍団員みたいなデザインで、かっこいい。

 ラセツの好物は文明社会の残骸。よって、ラセツに献上するために都内各地を破壊するプロプラとキュララ。
 アメリカ同時テロの直後に放映するのは、心苦しかっただろうな..
 

 灼熱のアギトによって深手を負ったエルロードは、光球(水球?)となって撤退。青年が措置入院している病院へ飛び、なんと、青年の肉体に飛び込んでしまう。
 むりやり身体を乗っ取っているようにも見えたんだが、エルロードは青年のしもべではないのか?!

 エルロードに飛び込まれ、物凄い声で絶叫する青年。
「アァァァァァッ、ギィィィィィッ、トォォォォォッ!!」
 一瞬、変身するのかと思ってしまった..

 最近は、アギトやギルスがG3−Xと共闘する機会が増えたんだが、何とか事情を知ろうと追いすがるG3−X(氷川)を、アギト(翔一)とギルス(涼)は、いつもどうやってまいているんだろうか?
 思わず、
「むこうを指差して『あっ!』と叫ぶアギト。G3−Xが『え?』と、そっちを向いた隙に、逃げるアギト..」
なんていうのを想像してしまった。

「あかつき号グループ」リーダーの木野薫は、なんとブラックジャックのような闇の名医だった。

 ギルスを追い詰めるピラルクロード。そこへ木野が現われ、アギトに変身。
 同じ「アギト」といっても、すべて同じ姿というわけではないのか。
 では「アギト」と「ギルス」の境界線はどこにあるんだろう? 変身の後遺症の有無の他には、変身前にベルトだけ出現するかどうか、必殺技を使う時にアギトマークが出るかどうか、という違いがあるか。

 せっかく「もうひとりのアギト」が現われたんだから、アンノウンにはちゃんと、
「ア..ギ..ト...」
と断言して欲しかった。

 あす放送の「アギトスペシャル」は、劇場版の直前を描く話ということだが、ではスペシャルと劇場版は、テレビシリーズのどの時期にあたるんだろうか?
(テレビの次回予告では、まだ灼熱アギトのままのようだし、今週の涼は真魚の力のためか「後遺症がなくなった」と言っていたが、劇場版では、まだ後遺症に悩まされている)
◆スペシャルと劇場版は、涼復活後の話であることが判明した。
 真魚の力でも恒久的な改善は無理だったのか、あるいは劇場版で変身した時は、連日の変身で過労気味だったのかもしれない。
 

 一時は無条件降伏まで言い出したNHKの北条時宗だが、今週は一転して、蒙古への徹底抗戦を呼びかけていた。

 神戸の女子中学生が拉致、監禁されて死亡した事件で、女子中学生を轢いたらしいトラック運転手が自殺した。
 悪いのは、生活苦でもないのに売春なんかしていた女子中学生と、彼女をレイプしようとした変態野郎なのに、ほぼ不可抗力で轢いてしまったあんたが、なんで死ぬんだよ..
 
 


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