03/01
 会社の食堂で見たお昼のニュースで、トランプ賭博「バカラ」を行なっていた店が摘発されたと報じられていたが、その店では一回のゲームで20万円を客に賭けさせ、摘発されるまでに数十億円も儲けていたとの事。
 いつの時代でもどこの世界でも、金を持ってる奴はいるんだな..

 グリッター将軍の放つ電磁波によって、GEAR本部を含む星見町のコンピュータ類が停止。吉良国と愛子はセルファイターを手動で発進させ、さらに電童の電池まで手動で照準を合わせて交換してしまう。
「エヴァ」と「ガガガ」を合わせたような話だな..

「本体からの帰還命令が出た」と転送回収される三幹部人間体。
 あれで出番終わりか。あっけないな..

 戦闘バイクも使えないため、自転車をこいで電童の援護に向かうベガ。
 いくら毎週飛んだり跳ねたりしてるとはいえ、今度ばかりは翌日筋肉痛に悩まされたのではないだろうか..?

 03/03
 バックドラフト団とのバトルに負け、全ゾイドを没収されるハリー。
 筆者の推測どおりBD団の正体が産軍複合体とすれば、負かした相手チームのゾイドを没収するという行為は、一般チームの改造ノウハウとかを盗むためかもしれないな。

 ハリーにゾイドバトルをやめさせようとやって来た姉のマリー。だがビットのライガーゼロに一目惚れし、ゼロを手に入れるためにゾイドバトルを申し込むことになる。
 で、ハリーの姉だけあって、金に飽かせて高価なゾイドを買いまくったわけだが、彼女が買ったのはなんとPK(プロイツェンナイツ)仕様のアイアンコング。
 この番組の世界って、プロイツェンが死んでから何年後の世界なんだろう? コレクターや博物館に金を積んで買い取ってきたのか、あるいは我々の世界で昔のブリキ人形が小数復刻生産されたりするのと同じような感覚で、ゾイドの復刻版が造られたりしたのだろうか?

 ビットたちに敗れたマリーだが、明るい顔で
「ゾイドバトルって結構面白かったのね。私も若いうちにやっとけばよかった」
 そんなに年喰ってるように見えないんだが、いったいいくつなんだ..?

 今日の「土曜ワイド劇場」は、中村雅俊扮する主人公が、松村雄基扮する犯人と対決して改心、号泣させるという、青春ドラマそのまんまの光景が展開され、感動しなけりゃならないはずのところで笑いまくってしまった。
(ちなみに筆者は「不良少女と呼ばれて」を見ていた)

 03/04
 ガオレンジャーって、本名がちゃんと設定されている割には、レッドとかホワイトとか、色でしか呼びあわないな。
 前回イエローが「ガオレンジャーになったら、以前の名前は捨てろ」と言っていたが、それをとことん徹底するつもりだろうか。

 スネークロードに高空に空間転移させられ、落下する涼。だが彼の防衛本能によるものか、激突の直前にギルスに変身し、ダメージを最小限に抑える。
 そうか、アンノウンが超能力を持っているかもしれない人間を襲うのは、相手を死の淵に追い込む事で、彼らの潜在能力の覚醒を促すためなのかもしれない。

 北條が調べた氷川の過去
「氷川は半年前の『あかつき号事件』でひとりを除く全員を救助した」
 そこからの北條の解釈
「だが『あかつき号事件』は警察としては公に出来ない事件であり、上層部は口止め料としてG3装着員という立場を氷川に与えた。氷川は『G3装着員』という賄賂を受け取った」

 相変わらず無茶苦茶な解釈だな。だいたいG3装着員という立場が口止め料であったとしても、警察組織の人間である氷川にそれを拒絶する権限はないだろう。
 それに、氷川の追い落としに奔走する前に、警官としてすべき事が他にあるだろう..

「あかつき号事件」で行方不明になったひとりというのが、翔一なわけだな。

 恋人から拒絶されながらもなお、彼女を守るため、ギルスに変身する涼。
 涼の横にギルスが現われ、通り過ぎるという変身シーンは異色かつ斬新だ。

 腕のカッターで切り裂き、牙で噛み付き、踵のカッターでスネークロード(オス)にとどめを刺すギルス。
 真やアマゾンについては雑誌や百科本でしか知らないんだが、やはりこんな感じだったのだろうか。

 ギルスの「体の一部分を武器化する」という能力は、クウガとグロンギ、アギトとアンノウンのどの系統とも異なるな。第三の系統の改造人間だったりするのか?

 アギト、G3との戦闘から逃亡したスネークロード(メス)は、三雲にくっついていた謎の少年に助けを求めるが、彼は拒絶。メス蛇は嫉妬でもしたのか三雲を襲うが、少年によって自殺を強要されて消失する。
 とりあえず「ちびダグバ」とでも名付けるか。

 次回は鳥型アンノウンが出現。
 放映開始前から「G3は緑クウガのポジションをやるのか?」と思っていたんだが、G3の戦力が充実する前にもう飛行タイプの怪人が出るのか。
 というか、それ以前にG3ユニットが活動停止の危機?! 北條、いくらアギトやギルスがいるとはいえ、G3が動けない間に死人が出たらどうする気だ?!

 03/05
 全人代が開催されたが、意外にも(?)台湾や南沙諸島に対しては何も触れていなかった。

 03/07
 織絵に連れられて、祖父・西園寺の所に遊びに来た北斗。
 西園寺の部下の黒崎と一緒に娯楽室に行ったんだが、卓球でもするのかと思いきや、なんとビリヤードをしていた。
 普段の生活からは想像も出来ないお坊ちゃんぶりだな。

 地球のためにやむを得ないとはいえ、子供たちを戦場に送らなければならない事に涙する織絵。それを励ます西園寺。
 視聴者にはとっくにばればれだったが、ベガ(織絵)とあの少女が同一人物である事が登場人物の口から語られたのは、今回が初めてではないだろうか?

 西園寺の台詞によると、彼は各国がガルファへの対応を決めるのを待たずにGEARを設立したらしい。つまり西園寺は独自の財力と政治力でGEARを設立し、対応の遅い各国に強引に(?)認めさせたという事か?
 そういえばGEARが独自に動かせる戦力って電童やセルファイターくらいで、通常戦力は「防衛軍に出動要請」ということになってるな。GEARは私設軍隊に近いので(?)、各国に警戒される、つまり地球人同士で無駄に争う事を嫌っての事かもしれない。

 凰牙来襲の報を受けた時、ベガは戦闘バイクがずらりと並んだ部屋で出撃準備をしていた。
 あんなに量産されていたのか。最前線での戦闘に用いるという目的上、大破や放棄に備えてなのか、あるいはガルファが人間サイズの歩兵による侵略を行なう事も想定して、地球軍の歩兵用に量産されていたのだろうか。

 戦線に復帰したアルテアが連れて来た機士ロムとラム。その役目はデータウェポンを捕獲し、彼らの契約データを書き換える事だった。
 セルファイター相当の機獣なり装備なりは持ってこなかったんだろうか? まだアルテアに及ばないまでも、北斗と銀河の戦闘技術は確実に向上している。そうなるとスタミナのある電童の方が有利になる確率が高くなるのは明白では?

 03/08
 三蔵一行が焔配下の特殊部隊を全滅させた際、隊長が最後に三蔵たちの強さの秘密は何かと尋ねた。
 悟空 答えられず
 悟浄「くぐった修羅場の数」
 八戒「生きてるって事ですかね」
 三蔵「信じない事だ」
 でも三蔵は先週の放送で「ここは僕に任せて先に行ってください。だいじょうぶ、僕を信じてください」という八戒の言葉を信じて彼を置いて行き、見捨てるのかとなじる悟空に「聞いてなかったのか? あいつがなんて言ったか」と返している。
 しっかりと仲間を信じてるじゃないか。
◆しかし後の放送で、三蔵は「あいつらは仲間なんかじゃねえ、下僕だ!!」と言っていた..(笑)

 今ごろ気がついたんだが、「クウガ」で最終決戦を前に、一条が自動車でなくトライチェイサーに乗ったのは、見映え云々の制作側の理由だけでなく、「ダグバに自動車ごと焼き殺された人がたくさんいて、その車の撤去が終わるまで都内を四輪車が走ることはほぼ不可能だった」という凄まじい理由もあったのではないだろうか。

 03/10
 ライガーゼロを「アルティメットX」を呼ぶバックドラフト団。
 筆者はてっきり「ライガーゼロはBD団で究極のゾイドを目指して創られたが、乗り手が見つからず、倉庫に保管されていたのが何らかの手違いで外部に流出した」と思っていたんだが、今日の放送では「ライガーゼロが伝説の『アルティメットX』なのかもしれん」という台詞があった。
 BD団製というわけではないのか。ますます謎めいてきたな。

 チーム・ブリッツと戦わせるべく、忍者部隊「チーム・フーマ」のアジトを訪れたBD団首領(?)のアルタイルは、彼女らの乱暴な歓迎を受ける。
「一瞬にして我が親衛隊の精鋭を倒すとは、さすがはチーム・フーマ」
 正体不明の影に怯えて辺り構わず撃ちまくるような連中を、親衛隊なんかに配属するんじゃない..

 次回の相手は、美人姉妹にジャック・シスコを加えた「チーム・ライトニング」
 ビットとゼロ・イェーガーに負けるまで、自分について行ける相手が敵味方どちらにもいない事に退屈していたジャックだが、ついに自分と同等の速さを持つ味方に出会えたか。
 3体のライトニングサイクスを駆る彼らに、ビットたちチーム・ブリッツはどう挑むのか?

 03/11
「ツリガネアロー!!」と叫びながら音波攻撃を行なうツリガネオルグ。
 やはり声がテレビ版デビルマンと同じ田中亮一だからか?

 真魚から父殺しの犯人ではと疑われる翔一。
 G3装着員の座を下ろされそうな氷川。
 番組開始からまだ一月弱なのに、涼に続いて残るふたりも、居場所以前に生活そのものに困りそうな状況に追い込まれている..

 氷川がG3装着員にふさわしいかどうかを疑問視し、サポートクルーにまでGトレーラーからの撤収を命じる上層部。
 アンノウンによる殺人が次々と行われている以上、次の装着員が決まるまではGユニットを止めるべきではないんじゃ..

 氷川が下ろされて、北條がG3装着員に選ばれそうな感じだが、スーパー戦隊の強化服ならともかく、G3システムって数日かそこらで使いこなせるようなものなんだろうか?

 北條だと、負けても整備班やサポートクルーの責任にしそうな気がする..
◆オクトパスロード強化体に敗北した後の彼はまさにそれだった..

 03/12
 次々に資金源を潰されて焦り出す武蔵屋と若狭守。
 そして次回はついに最終決戦。
 次回「大江戸を駈ける!」最終話「正義の剣よ永遠に」
 なんか、神谷先生(夏八木勳)が死んでしまいそうな感じだな..

 03/14
 ガルファとは、本来はベガたちの星の生態系管理コンピュータだったのか。
 自然保護のために人類抹殺を企んだ「大鉄人17」のブレインみたいだな。地球侵略にあたって細菌、化学兵器を使わないのも地球の生態系を考えての事か?

 記憶を操作されたアルテアに「人類こそが災いの元凶」と言われ、動揺する北斗と銀河。データウェポンたちは戦意を喪失したふたりを見捨て(?)、アルテアにセーブされてしまう。
 北斗、銀河、エリスのケンカを仲裁したり、乙女と過ごしたりしたあの日々は何だったんだよ..

 次回「長い夜」 予告で北斗が言ってたとおり、大逆転でハッピーエンドという夜明が来るのを期待しよう。

 03/15
「アルテアが全データウェポンを手に入れたという事は、輝刃まで掌握されたことになるのか?」と思ってふと気がついた。
「輝刃はユニコーンドライブとレオドライブの同時インストールで誕生するが、単座でスロットがひとつしかない凰牙で機刃を出せるのだろうか?」
◆最後まで輝刃が悪用されることはなかった。

 03/16
 中国の朱容基首相が日本で検定中の歴史教科書について懸念を表明。
 相変わらずの内政干渉か。時代遅れの軍国主義者さんよ。

「週刊新潮」に石坂版「水戸黄門」の記事が載っていた。

・史実を重視し、白い髭も高笑いもなく、うっかり八兵衛も連れない黄門さま
・試写を見た記者によると、「まるで大河ドラマ。チャンバラシーンでやっと『水戸黄門』らしさが出て安心できた」

 ふ、不安だ.. 「子供からお年寄りまで非難が殺到して、次のシリーズから勧善懲悪ものに戻す」という展開を期待したい。

 03/17
 チーム・ライトニングに敗北するビットたちチーム・ブリッツ。
 ビットが参加して以来、初めての敗北だな。最近少し天狗になってた気もするし、いい刺激になったようだ。

 03/18
「テトムはガオズロックにいつからいるの?」
「赤ん坊のころに連れて来られたからよく覚えてないけど、だいたい1000と22年くらい前かな」
 よく覚えてない割にはむっちゃ具体的な数字だな。
 ひょっとするとデーモン閣下のように、テトム役の岳美の実年齢(?)に1000を足しただけなんじゃ..?

 大昔、武士(源頼光?)に仕えてオルグと戦ったパワーアニマルのうち、天空島に帰れなくなった4体。その内の1体「ガオエレファント」はホワイトをパートナーに選んだ。
 最終的にはレッド以外(?)の4人が、2体のパワーアニマルと契約するという事か?

 なんでガオライオンたちは行方不明の4体を探そうとしなかったんだろうと思ったんだが、
「大昔の戦いで全アニマルが散り散りばらばらになるくらいの大爆発が起き、5体はどうにか天空島に帰れたものの、回復を終えていざ探そうとしたら、4体とも気配が消えていて探せなかった」
といったところだろうか。

 策を弄してG3装着員の座を奪った北條に毒づく小沢。だが北條の同僚の河野は、
「あれでなかなかいいヤツなんだ。思いこみが激しいがな」
と弁護する。
 北條がいいヤツになる伏線だろうか。
 さらにさりげなく、河野が名脇役になりつつある感じ。変身したりライダーと親しかったりもしないが主役を渋く支える、前作の杉田、桜井あたりのようになりそうだ。

 確かに、ジャガーロードに襲われている北條を助けようと「北條っ!!」と叫びながら銃を撃ちまくる河野の姿は、「嫌な奴だけどさすがに見殺しにはできないからとりあえず助ける」というものではなかったよな。

 続発する不可能犯罪に対し、独断でGトレーラーを出動させようとする小沢。だがG3もトレーラーも、改造のために移動させられた後だった。
 北條が装着員になるのはしゃくだが、とりあえずパワーアップ改造(と北條へのサイズ合わせ)はされるわけだな。

 父を殺した犯人かもしれないとの疑惑から、一度は翔一につらく当たる真魚。
 だが壊したベッドを修理する翔一を見て、彼を信じる決意を固める。
「翔一くんじゃないよね、パパ。だって翔一くんは翔一くんだもん」
 強い子だ..

 急激に成長する謎の少年(青年)に恐怖を覚え、ギルスに変身して襲いかかる涼。
「アギト、いやギルスか。珍しいな」
 あれ、あの青年は、アギトかギルスか知らないまま涼を助けたのか?
 それと、やっと本編中で「ギルス」と呼ばれたな。
◆ある形態の改造人間の完成体を「アギト」、不完全体もしくは変異体を「ギルス」と呼ぶのかもしれない。

 涼の怯え方が半端じゃなかったが、あの青年の成長に驚いたというより、涼(ギルス)の本能があの青年の正体に気づいて恐怖した、という感じだろうか。

 03/19
「大江戸を駈ける!」最終回。
 準レギュラーでありながら、放映後5分くらいで若狭守(本郷功次郎)に口封じされる武蔵屋(栗塚旭)。
 しかし「弓矢で背中を射られ、数人がかりで滅多切りにされ、まげを落とされた髪を振り乱しながら絶命」という最期は、「口封じで殺害される悪徳商人」としては破格の扱いだったと言えよう。

 かつての主君である若狭守に「過去の約束」をたてに老中、松平の暗殺を強いられる神谷(夏八木勳)。
 だが神谷は、忠義と人道を両立させるため、松平を暗殺すると見せかけて、駆けつけるであろう愛弟子、求馬に討たれるつもりだった。
 それを見抜いた求馬は、討たれぬのであれば自刃しようとする神谷を、涙の説得で押し止める。
 ありがちだけど目頭が熱くなった。

 若狭守は老中を罷免され、藩主の座も嫡男に譲って隠居する事になった。
 一連の悪事を公にしては、彼が治める藩が取りつぶしになり、多くの藩士、領民が困るという松平や根岸の配慮であろう。

 03/20
 ふとテレビをつけたらテレビショッピングをやっていて、案内役がコアラと三原じゅん子だった。
 数カ月前「三原じゅん子とコアラ熱愛」という週刊誌の見出しを見て、
「三原じゅん子は(オーストラリアの)コアラをペットに飼っているのか?」
と本気で思ったのは筆者だけだろうか。

 今日のNHKニュースで、旧日本軍の幻のジェットエンジン「ネ−20改」の話をしていた。
「当時の日本軍ジェット機に使われていたネ−20の改良型で、当時の欧米のエンジンに比べても遜色ない性能が期待されていたが、設計段階で敗戦。占領軍によって航空機の研究開発が禁止されていた間、開発に関った技術者たちは培った技術を民需用ガスタービンに転用。航空機研究解禁後は国産ジェットエンジンの原型となった」
と、まんま「プロジェクトX」に持って行けそうなすごい話だった。

 03/21
 アルテアに拉致された織絵(ベガ)の救出を決意する北斗と銀河。井上博士は「対ラゴウ戦の時から、データウェポンだけに頼ることはどうかと思っていたんです」と、データウェポンを失った電童に各種武器を装着する。
 その内訳
・ビームライフル
・ミサイルランチャー
・弓矢
・剣
・トマホーク
・ヨーヨー
 上記三つはそれぞれ初代ガンダム、ライディーン、ザ・ブングルが使ってやつそのまんまのデザイン。剣は勇者ロボから? 残りふたつは説明不要。
 シリアスアニメの思いっきりシリアスな局面でここまで露骨なパロディネタをやってしまうとは。しかも北斗たちも真面目に「ダブルトマホーク!!」「超電動ヨーヨー!!」って叫ぶし..
 何よりすごいのは、第1話での北斗の台詞
「おねえさん、武器はないの? ミサイルとかビームとか剣とか弓とかヨーヨーとか?!」
がほぼそのまま反映されてる事だな。

 ところでこの電童用通常兵器の開発について、西園寺は知っていたけど渋谷長官は知らなかったらしい。
 GEARの指揮系統はどうなってるんだろう..?

 打ち上げシーンを見て気がついたんだが、セルブースターも電童と同じようにタービンを回して飛ぶんだな。
 確かに短時間で月にまで到達できるわけだから、電童と同じエンジンが積まれていて当然か。
 電童まるごとの量産は無理でも、エンジンとか電池とか、ある程度の部分は地球でも作れるようになったという事か。

 電童に襲いかかるユニコーンたち。だが北斗と銀河の魂の叫びに、まずユニコーンとレオが動きを止める。
 ありがちといえばありがちだが、その分、アルテアの記憶開封、母子兄妹の感動の再会に時間が割かれる事を期待しよう。

 電童の構えを見て、息子の銀河がパイロットであることに気づいていた母みどり。
 彼が決戦(織絵救出)に赴くことに気づいた彼女は、銀河を庭に連れ出し、巨木を一撃の下に倒して見せる。
 母として、拳法の師匠としての餞別、というわけか。
 無言で去ってゆく姿が痛々しかった..

 展開から考えて、銀河は母から伝授された技でグルメイを倒す事になると思うんだが、その時彼は「母ちゃんは、オレが電童のパイロットだと気がついていた?」と気づくのだろうか。
 銀河はしょっちゅう大ボケかますけど、拳法家の端くれならそっち方面のカンは鋭いかも。
◆「織絵救出編」はあくまで織絵と北斗、アルテア中心で、残念ながらそこまではやらなかった..

 みどりが銀河たちの事情を知ったら、当然織絵たちとの家族ぐるみの付き合いも深くなるだろうし、そうなるとベガとGEAR本部体育館とかで模範試合をやったりするかも。メタルウィップとかコマ爆弾とか使わなけりゃ、かなりいい勝負になるのでは?

 03/22
 北斗が指令室で母さん母さん言ってたという事は、もう指令室メンバーにもベガが北斗の母ということがばれてるわけだよな。
 そうなると、これからベガが仮面をつける意味がないような気もするが、逆に北斗に対して家庭と戦闘のメリハリをつけるために、あえて仮面をつけ続けるのかもしれない。

 03/24
 地球人とゼノパレスが同じ種を起源に持つ種族と知って驚く章たち。
 筆者は、異星人のベガと地球人の草薙圭介の間に北斗が生まれたという例を半年も前から知っていたので、全然驚けなかった..

 強硬派の代表であるロムルスが倒された事、総責任者であるフラウディアの洗脳が解けた事などから、ゼノパレスは地球への移住を千年延期し、その間に地球とゼノパレス両者がお互いを受け入れられる環境を整える事になった。
 それはいいんだけど、地球に降下したゼノパレス軍、特にデュランやゼノンチームに憎悪抱きまくってるバーバラはどうなったんだ?

 ストラのエレファンダーとビットのゼロ・シュナイダーが激突。
 エレファンダーは足を潰され、シュナイダーはブレードを折られて引き分け。
 ビットは別れ際に彼の名を聞いていたが、BD団とはいえ彼の実力を認めたらしい。

 03/25
 翔一の過去を知るらしい女性、三浦智子。
 だが翔一と会う約束の日に彼女は殺されてしまう。
 彼女は殺される前日に何者かと電話で話していた。
 それによると、彼女は翔一の顔に見覚えはあっても、彼の名前までは知らなかったらしい。
 さらに「じゅうぶん気をつけます」と意味ありげなことを言っていた。
 以前から、
「前作では未確認生命体が復活した場所、理由がはっきり描写されていたけど、今回のアンノウンはいつどこから現われたのか、その辺の描写はあるのだろうか?」
と思っていたんだが、ふと、
「アンノウン出現の裏には現代人類による悪の組織が関っているのでは?」
という仮説を思いついた。

「未確認生命体が倒された後、新たな未確認生命体の襲来に備えた武器の開発、古代の伝説、遺跡の研究が開始された一方で、それらに先んじて超古代のテクノロジーを手に入れ、悪用もしくは軍需、バイオ産業に転用して巨利を得ようという組織が現われた。
 その組織が復活させてしまった、あるいは創り上げたのがアンノウンであり、アギトである」

というのはどうだろうか? さすがにオーパーツと謎の青年については頭が回らなかったんだが..

 氷川は三浦智子の死体を見て「どこかで見たような..」と言っていたが、ひょっとして彼女も「あかつき号事件」の被害者だったのか?

 短期間でG3システムを使いこなせるようになり、オクトパスロードも余裕で撃破して見せる仮面ライダー”北條”G3。
 嫌な奴だがむちゃくちゃ強い。格闘戦が苦手のはずのG3で一本背負いまでやってのけるし。

 だが少年を捕えているオクトパスロードに躊躇なく発砲する北條は、小沢の反感を買う。
 ひょっとして次回で「子供を助けようとするアギト」を描いてこのシーンと対比させるんだろうか。

 次回予告に、倒したはずのオクトパスロードが出ていたが、そういえば北條G3に倒された時は爆発せずに溶けただけだったな。どろどろの物体が現場に残っていたはずだったが、鑑識や科警研に回収される前に地面に染み込んでしまったのか?
 前作では、未確認生命体第1号(クモ怪人)の破片がすぐに回収、分析され、血液成分が人間そっくりである事が判明していたけど、今回は全く説明がないな。
 回収しようにも、肉片も血の一滴も見つからなかったとか?

 03/27
 アニメ版「最遊記」最終回。
 前から気づいてはいたけど、やっぱり焔ってさびしがり屋さんだったんだな..

 03/28
 元が生態系管理コンピュータであるガルファの目的は、てっきり「自然を守るために、自然破壊の元凶である人類を滅亡させる」だと思っていたんだが、記憶を取り戻したアルテアの回想によると、純粋に「宇宙の王になる」という事らしい。
 なんてわかりやすくて腹の立つ目的だ..

 03/31
 ゾイドバトル委員会に、バックドラフト団をおびき出すためのエサに使われたハリーたち。
 登場当初のハリーの評価は「腕がいい上に、金にものを言わせて高価なゾイドや装備を用意してくる」だったと思うんだが、最近では「ただ金持ってるだけの奴」に落ちぶれてるような..

 極限状態を前に、マッハ3の超音速ゾイド「レイノス」を乗りこなす「天空の荒鷲」として覚醒したジェミー。
 だが優秀で態度のでかい人格が覚醒したかわり、その間普段のジェミーの人格は眠りについているのだった。
「トミーとマツ」や「ダンガイオー」みたいだな。

 チーム・ヴァンパイアのピアスをお嬢ちゃん呼ばわりした挙げ句に撃墜する「天空の荒鷲」
 ピアスはジェミーよりも年上だと思うんだが..(笑)
 飛行ゾイドに乗るキャラは他にいなかったと思うので、今後はこのふたりが空戦のライバル関係になるのか?

 奇襲をかける側の自分達が逆に奇襲を受けてあせりを覚えたBD団首領のアルタイルは、戦法を手持ちの全ゾイドによる物量戦に切り替えた挙げ句に敗北。アルタイルは上層部「七人委員会」から
「我々は犯罪者ではない」
「反則はバトルを彩る。だがお前はやりすぎた」
と糾弾され、解任される。
 BD団の正体は産軍複合体だと思ったんだが、この台詞から考えると、なんらかの哲学なり美的感覚を持った連中なんだろうか?
 
 


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