夏の八ヶ岳花の山旅

八ヶ岳の高山植物は、６月初旬の頃より森林限界を越える南八ヶ岳の稜線上に咲き始める。

標高２５００ｍ位から多種の花を楽しむことが出来る。

氷河期時代の生きた化石と言われ、その可憐さは登山者の疲れを癒すには十分である。

ただし、高山植物は成長が遅く、一度荒れ果てたお花畑の再生には長い年月が必要。

高山植物を採取したり、踏み付けたりすることの無いよう………

高山植物の採取は、法律で禁止されいる。

お花を大切に……

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• コイワカガミ
  
  岩が鏡にすると言われ名が付く。
  岩綾やハイマツの下に咲く。

９９年７月地蔵尾根２６００ｍ

• イワウメ
  
  高山の岩綾地帯に生える木本。
  マット状の群生をつくる。

９９年７月地蔵の頭２７００ｍ

• イワヒゲ
  
  高山の岩場に小さな鱗状のひものように
  生えている。

９９年７月地蔵の頭２７００ｍ

• ミヤマシオガマ
  
  高山帯の礫地に生え葉が、
  羽状に二重に裂けている。
  

９９年７月南八ヶ岳横岳への縦走路２７５０ｍ

• ヤツガタケキスミレ
  
  スミレ科、八ヶ岳にしか見られない種類。
  
  

９９年７月南八ヶ岳横岳への縦走路２７５０ｍ

• コマクサ
  
  高山植物の女王。
  八ヶ岳では、硫黄岳と横岳
  との間の大ダルミの群生が有名。

９９年７月南八ヶ岳二十三夜峰２７６０ｍ

• ウルップソウ
  
  千島列島のウルップ島の平原に咲く。
  本州では、八ヶ岳、白馬、五竜岳に生えているだけ。
  
  

９９年７月南八ヶ岳横岳への縦走路２７５０ｍ

• ヤツガタケシャクナゲ
  
  キバナシャクナゲの咲く時期を
  過ぎて花咲く。
  自然交配で生まれたもの。
  

９９年７月南八ヶ岳横岳への縦走路２７５０ｍ

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