2000年八ヶ岳花の山旅
八ヶ岳2000年花の旅。7月初旬南八ヶ岳に高山植物の開花を見る。
この時期、八ヶ岳は種々の高山植物がお花の競演を見せてくれる。
氷河期時代の生きた化石と言われ、その華麗さは登山者の疲れを癒すには十分である。
ただし、お花を大切に………
高山植物の採取等は、法律で禁止されています。
画像をクリックすると拡大して見ることが出来ます。
タカネナナカマド
亜高山帯から高山帯の低木林に生える常緑低木。
花弁は5個で、果実は垂れ下がる。
チョウノスケソウ
高山帯の砂礫地などに生える落葉小低木。
マット状に広がり、花は白色または帯黄白色。
オヤマノエンドウ
高山帯の砂礫地などに生える多年草。
花は紅紫色で基部に白い斑紋がある。
ミヤマシオガマ
高山帯の草地に生える多年草。
茎の先に紫紅色の花が集積する。
キバナシャクナゲ
高山帯の風衝地等に生える常緑小低木。
花は淡黄色または帯黄白色で葉は革質。
チシマアマナ
高山帯の岩礫地に生える多年草。
ウルップ島で発見され、千島甘菜と書く。
花は白色。
ハクサンイチゲ
高山帯の草地などに生える多年草。
花には花弁がない。
ミヤマクロユリ
亜高山帯から高山帯の草地に生える多年草。
花は暗紫褐色で黄の細かい斑点がある。
花被片は6個。
ミヤマキンバイ
高山帯の砂礫地などに生える多年草。
花は鮮黄色で花弁は5個。
ウラジロナナカマド
亜高山から高山帯の低木林などに生える落葉低木。
花を複散房状に多数つける。
葉の裏面は粉白色。