ペット葬儀の様子

初版: 平成24年7月10日

大切にして可愛がっているペットでも、有限の寿命を持っています。
覚悟をしていても初めてペットロスに直面したとき、その後に続く処置について、前もって調べていても慌てます。

あまり好ましい写真ではないかもしれませんが、ここにアレックスの場合の情報を用意しました。


 

[お通夜]


7月7日のお通夜

アレックスのお気に入りの場所でバスタオルの上に大きなペットシーツを敷き、頭を少し持ち上げた状態でアレックスを寝かせました。

お腹の辺にはアイスノンやペットボトルに水と氷を入れて置きました。

足元にある白いビニール袋の中には、人間の勝手でアレックスを去勢したときのホルマリン漬けのタマタマちゃんが入っています。「あの世に行くときに持って行ってね」と約束していました。
ろうそくの右側のお線香の下にあるのは、お姉ちゃんが写経した般若心経です。

お父さんは3時半ごろまで起きていました。

[葬儀]

一般的に、「立会い葬」、「個別火葬」、それと「合同火葬」があるみたいです。
自宅近くに止めた火葬車で火葬にしてもらう場合もあるようですが、小型犬の場合だそうです。
「立会い葬」は人間の場合と全く同じで、火葬が終わってお骨拾いを霊園で行います。今回の場合、費用は55,000円でした。
「個別火葬」は、愛犬を自宅から引き取って1頭のみ火葬にし、あとからお骨を受け取りに行くスタイルです。
「合同火葬」は、他のペットたちと合同で火葬に付され、したがってお骨は戻りません。 

武蔵野ペット霊園の永代墓地 萬霊塔(共同墓地の供養塔)
納骨堂の内部

火葬場(左が小型ペット用、右が大型ペット用)


ダンボール製の専用のひつぎに眠るアレックス

納棺時には金属製やプラスチック製のものを除く物を一緒に入れてあげることができます。

大型犬ですから、のど仏は大きな立派なものでした。人間のものとは少し形状が異なり、仏様が両腕を前に持ち上げている様子に見えます。

ちなみに、合同納骨の費用は4,000円です。


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