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更新:平成24年7月10日(第167号)<月一回の更新 > 関東地方の梅雨明けはいつごろになるのでしょうか。 残念で悲しいのですが、我が家の愛犬アレックスは、雨の七夕の日の午後5時に天国へ旅立ちました。
2年前に食道拡張症になってから、甲状腺ホルモン剤の投与で元気になったのですが、すこしずつ戻さずに食べられる食事の内容が減ってしまいました。そのため、上の写真のケーキはアレックス用ではなく家族で食べるものになりました。 大型犬の16歳はすごい長生きですが、今年の夏を越せるかどうかが心配でした。
アレックスはいつものように7時に朝食を済ませ、8時には同じくいつものようにお父さんのバナナの半分をおねだりしてすりつぶしてもらってがつがつ食べ、大も小も家の中の所定の場所でちゃんと済ませることができました。 ところが7月6日の午前10時ごろに突然激しい嘔吐が始まり、食べたものをほとんど戻し、呼吸が結構激しくなったために室温を下げたのですが、11時半ごろにはすっかり平常の状態になり、食事をせがむので通常の昼食と夕食を与えました。 ところが、翌日の雨の七夕の日の午前8時半ごろに急に前日と同じような嘔吐が始まり、食べたものを全て戻してしまいました。エアコンの温度を下げたり、アレックスの首の周りに氷を巻いてあげたりしたのですが、呼吸音がいつもと違う音になり、酸素を吸わせたりしました。しかし、様態が悪化するばかりだったため、急いでかかりつけのペット病院に連れて行ったのです。 この時点では目の周りの反応はあるものの、意識が朦朧としている様子でした。 午後の3時過ぎに先生から電話があり、心拍が早くて不整脈が出始めたため来て欲しいとの事。 先生によると、「酸素吸入を続けて強心剤を投与すれば延命できるけれども、植物状態のままになります」とのことだったので、泣く泣く退院して自宅に戻りました。 アレックスは高齢でしんどかったのに違いありませんが、「僕は家族の一員として1日でも長く暮らしたい。」と、本当によく頑張りました。特に最近は大便をするのがしんどそうで、洗面所からベッドに戻ってくると、ぐったりしているのを見かけました。 お父さん、お母さん、それにおねえちゃんが意識がないアレックスの身体をさすり続けました。次第に呼吸が弱くなってゆくのが分かりましたが、苦しんでいないのを見るのは、せめてもの慰めでした。 午後5時でしたが、なにか我々に御礼を言うように、頭を5回ほどこっくりさせて永眠しました。臨終前にワンと吼える犬もいるようですが、その力もなかったのでしょう。
7月8日の10時前に武蔵野ペット霊園というところで火葬に付していただきました。 四十九日(8月24日)まで毎日供養し、共同墓地に埋葬する予定です。 生あるものはいずれ...と覚悟をしていましたが、我々はペットロスに耐えなければなりません。多分、クリアできると思います。 なお、アレックスのお通夜の状態や葬儀の日の状態などの写真は、参考にしたい方々の役に立つように、別のページに掲載しました。 ちなみに、このホームページは今年の12月10日を最後に更新を終了します。 このホームページのすべての内容について無断掲載や転用をお断りします。 |