おねがい☆ナガノトラベル
〜by太鼓さんと愉快な仲間達〜
4月24日(23:07) おねがい☆キザキコ(長野旅行いちにちめ) こにちはこばんわ、太鼓です。 最近いろいろ忙しいです。会社に行くときは基本ボケーっとしてるのでどうでもいいのですが、家で自宅警備してるときは何だかんだでやることがあって、寝るのがいつも明け方の4時とか5時になっちゃうのです。信じられない。 そんな不摂生極まりないクズの代表みたいなボクが、先日12時ぐらいに早寝をして、いつもだったら寝る時間の朝4時に起床しました。なんて規則正しい生活。尊敬されても致し方はないです。いやむしろ尊敬してくれるとありがたい。 と言うか何故そんな意味不明なほど無駄に早く起きたのかと言いますと、なんとボク含めた元高校の同級生3人で旅行に行くためだったのです。卒業して8年もたつのに高校の同級生同士で旅行に行くとかマジ凄いです。会社の社員旅行すら行ったこと無いのにねボク。 つーことで去年の日光・鬼怒川に引き続き、同じメンバーで今回は長野に行ってまいりました。 まずは前述通り朝の4時に起きて、5時過ぎに某リアル友N君がレンタカーでボクの家のすぐそばまでやってきてくれました。感謝感謝。 デミオ レンタカーだとナンバー隠さなくていいから楽だね 朝の光を浴びて神々しく鎮座するマツダデミオ。デミオは初めて乗ったんですが、ダッシュボードの上に物が置けなかったり、ドリンクホルダーが全然無くて使いづらかったりと、コンパクトカーのくせに微妙に使い勝手が悪くて、いかにもマツダらしくて素敵な車でした。マツダ大好き。 そんな愛しのデミちゃんに乗って、某新宿区に住む公然猥褻カットが美しい変態をとちうで拾って、いざ首都高に乗り長野へ向けて出立です。ちなみのこのデミちゃん、ETCが普通に付いてるので、某リアル友N君が所持するETCカードとコンボで使用すれば料金所をナイスにスルー出来る素敵仕様になっているのです。さすが今時のレンタカー、パネェっす。 首都高では、普段東京に住んでるくせに秋葉原と銀座しか行かないボクが主要な観光名所を通るたびに大興奮。マジ大興奮。東京タワー、六本木ヒルズ、東京都庁と、そばを通るたびに無邪気な子供になったかのように「ムヒョームヒョー!!」と大ハッスル。一緒に乗ってた2人の汚いモノを見るかのようなドン引きな視線がMなボクには正直たまりませんでした。もっと引いて!もっと引いて! ここから中央自動車道 首都高から中央自動車道に入り、平日早朝でスゲースムーズな流れを堪能しつつ、談合坂サービスエリアで最初の休憩。他の2人がライスカレーと非常にハイカラで無難な朝食を取っている中、ノンキにアイスコーヒーをちびちび飲むボク。さすが協調性の無さには定評のあるボク、まったく空気読めてないね。死ねばいいのに。 アイスコーヒー350円 その後SA内を軽く彷徨い、ライスカレーを食べてないのでおなかが空いてたボクはコショウにまみれた肉棒を発見したので早速購入。 肉棒300円 このコショウにまみれた肉棒、アリが纏わり付いたかのようなグロい外見とは裏腹になかなかスパイシーでおいしかったです。高速のSAとかで食べるジャンクフードってホント美味しいよね。再びこのSAに来るようなことがあったらまた食べたいです。 腹を満たしたボクらは再び中央道を爆走。とちうの双葉SA、諏訪湖SAで休憩を取りつつ、中央道から長野自動車道に入り、11時前には豊科インター着。そこから木崎湖までの一般道をのんびり走り、11時半に無事木崎湖キャンプ場に到着いたしました。 木崎湖キャンプ場入り口 後ろで桜が咲いてます デミちゃんと木崎湖 レンタカーはナンバー隠さなくていいから楽だね 6時半に首都高に乗ったので、なんと僅か4時間で木崎湖に到着したことになるのです。片道がだいたい300kmぐらいだったので、高速がいかに空いてたかが分かります。さすが平日、高速料金割引が無いだけあるね。 とりあえず付いたはいいけど、チェックインの時間よりもあまりに早く着きすぎたので、管理人さんが来るまでとりあえずうろうろ。適度にうろうろしてたらネコがいたのでみんなで写真撮ってたら管理人さん登場。でも管理人さんまたどっか行っちゃうみたいなので、チェックインの前に予定していた釣りをすることに。 なんでもこの木崎湖、ブラックバスなる相当に相当センシティヴな名前の魚が釣れるらしく、意外と釣り客も多いらしいのです。しかしそこは釣り初心者のボク、ブラックバスと言うのがどんな魚なのかよく分からないままゆるゆると釣りの準備をし、湖に謎の桟橋があったのでそこでおもむろに釣りをし始める。 桟橋。 桟橋 しかし、さきほど管理人さんから聞いた話では、まだ今の時期は寒くてブラックバスが釣れる事はまずないらしく、万が一釣れても小さいのだけなんだそうです。それなりの大きさのルアーとか用意してきたのにもう始まる前から終わっちゃってます。事前の情報収集をしないとこうなる悪い見本みたいですねボクら。反面教師バッチコーイ。 でも折角ルアー以外にワームという謎のゴムみたいなのも買ってきてるので、さっきの管理人さんの言葉は長野特有のエスプリの効いたジョークだと信じ、ワームを使って何時間も投げては巻いて投げては巻いてを繰り返して釣れるよう努力はしてみました。 釣り竿がピクリとも反応しませんでした。 マジ全然釣れる気配がありません。もうね、ずっと同じ作業してると、釣りしてるのか疑似餌を遠くに投げる練習してるのか全然分からなくなりますよね。無我の境地だ。アホらしくなってきた。 しまいに周辺に大量発生してるユスリカが虫嫌いのボクに襲いかかり、逃げても逃げてもどこまでも集団で追ってくる始末。虫大丈夫な2人は周りに何十匹も飛んでるのに平然としてるんですが、ボクはあまりの恐怖に桟橋上を右へ左へ常に逃避行。小さくてかわいい女の子とか世の淑女達は全然ボクに寄ってこないのに、大嫌いな虫だけがどんどん寄ってくるとかマジ地獄だよね。生き地獄万歳。 そんな感じで虫から逃げるためにワームを投げつつ常に奇妙な儀式のように体をくねくね動かしてたら、虫大丈夫な2人がこっち見て超笑ってるんですよ。ボクは想像を絶する虫の多さにショック死寸前なのに、ホント血も涙も無い2人だね。もうショックすぎて自殺も辞さなかったですよあのときのボクは。 何時間か経って、もう今の時期じゃ絶対釣れないし、虫も多くてボクの精神状態が限界に近く、今にも入水自殺を実行してしまいそうなほどの錯乱状態になったので、釣りを早めに切り上げて、早々にチェックイン。 遠くからバンガロー 近くからバンガロー 中からバンガロー 湖の畔に建つなかなかに小洒落たバンガロー。中は6畳ぐらいしか無く、ギリ4人が泊まれるぐらいのスペースしかありませんでした。3人でも荷物が多いせいかちと狭かったですね。でもバンガローの中は虫除けのロウソクがあったりで全然虫がいなかったので、ボクにとっては非常に素敵な環境でした。まさに聖域(サンクチュアリ)だね。 2時半にバンガローに入り、する事もないのでトランプをする事に。持っててよかったトランプ。男3人でババ抜きとか乙女チックなゲームもないので、大富豪(大貧民)をやることに。高校の時はお昼休みにみんなで毎日やってたんですが、おそらくその時以来の超久々なプレイになりました。 トランププレイちう 3人だとさすがに所持するカードが多くカードの使い方も多岐にわたるので、一度大富豪になれば滅多なことでは負けないのですが、頭の悪いボクはいいカードの使いどころがよく分からず、無駄に最後まで強いのを残してたり、しまいにゃ「リスクのない勝負はギャンブルではない」とか意味不明なことほざいて、大富豪なのにもかかわらずいきなり革命して場をメチャクチャにしたりと、なかなかにスリリングなゲームになりました。 もろちん察しの通り、こんな頭使わないプレイぢゃ勝てるわけも無く、ボクが大富豪になっても次のターン、もしくは2ターンで速攻大貧民に落ちぶれてしまうという近年希に見るほどのミラクルを連発。もう言うなればボクの人生そのものなトランプでした。トランプすら勝てないのに現実社会で勝ち残れるわけがない。もう死ぬしかない。たかがトランプにここまで絶望を味あわされるとは思ってもみませんでした。 そんなこんなで5時過ぎまでトランプで遊びまくり、良き頃合いになってきたので晩飯の支度をすることに。何とこの日は事前に食材を買い込んでいて、晩飯はキャンプ場らしく自炊にすることになっているのです。 この日はボクらしか宿泊客がいないらしく、野外にある調理場が使い放題なのでなかなかに快適な環境でした。調理器具のレンタルも結構割り引いてくれたので安く済んだのでよかったです。 メニューはカレー、焼きそば、ステーキ(100g1000円の肉!)で、カレーのご飯は何と飯盒を使った本格的なモノ。まさにキャンプ。無駄に凝る辺りはまさに男の料理です。素人なのに無謀にもほどがある。 焼きそばもやし入り 生肉 飯盒 カレー ところがどっこい。焼きそばは塩コショウを入れすぎて限度を超えたスパイシーさだったのですが、ステーキは値段にふさわしい柔らかさと旨さで、カレーに至っては普通に店で食べたかのような感じでスゲー旨かったですし、不安でいっぱいだった飯盒もちゃんと炊けたので良かったです。 ボクは後ろで調理をする2人の応援ぐらいしかしてませんでしたが、こんな旨い料理を作ってくれた二人に感謝です。もう満点あげちゃいます。これならいつでも主夫になれるね!おめでとう! 無事晩飯も終わり、片付けをして7時半頃にバンガローへ帰還。もうすることがありません。外は雨だし、テレビも無いし、PCも無いし、小さくてかわいい女の子もいない。こんな田舎100%な状況ぢゃもう寝るしかありません。寝て翌日に備えるしかありません。 部屋の中 マジこんぐらい暗い ボクの寝床 9時ぐらいまで修学旅行な学生のノリで雑談をし、ここらで寝る体制に入ります。ボクは先ほどの有り余るほどの虫の恐怖から、僅かでも虫の進入を妨げられるロフトっぽいトコで寝ることにしました。職場の当直でも高いところで寝てるから、こういうトコで寝るのは得意なんです。 電気を消した後もボクと某リアル友N君とで1時間ぐらい公然猥褻カットが美しい変態君をイヂったりして遊んでたんですが、結局イヂってる内に某リアル友N君がいつのまにか寝てしまったので、ボクも寝ることに。 こうして長野旅行の1日目が無事終了しました。成功するかどうか果てしなく不安だった自炊の晩飯も100点満点で終えましたし、思ってたよりも順調な一日でした。翌日はかの有名なダムに行く予定なので、そちらの観光も無事終えられれば最高です。 と言うことで、次回おねがい☆クロベダムに続きます。 おまけ 管理人さんと一緒に事務所にいた女の人のブログのボクらが行った日の日記にボクらのことがチビッと載ってました。雨の中晩飯は自炊だとかなんとか。食事作ってるときに周り懐中電灯持った人が何度かうろうろしてたのは知ってたんですが、いざこうして客観的に知らされるとボクらのアホっぷりが際立ってぢつにはづかしいです。 いくら屋根付きの調理場内とは言え、雨の中男3人で食事作ってるとかあまり美しい光景じゃないよね。「飯盒が吹きこぼれてる!」とか「ステーキ超ウメー!」とかバカみたいに騒いでるの見ると、嗚呼…精神年齢の低い男どもだなとドン引きされること間違いなしです。もっと罵って!もっと辱めて! |
4月30日(13:07) おねがい☆クロベダム(長野旅行ふつかめ) こにちはこばんわ、太鼓です。 朝です。 木崎湖 昨日は雨が酷く、寝てるときも外で水の流れる音や、至る所からポコポコポコポコと謎の音が聞こえてきてまともに寝られませんでした。おかげでボク5時起きです。と言っても、前日は10時過ぎぐらいに寝ちゃってるので、この日も結構長めな睡眠を取っています。ぢつに規則正しい生活です。健康体まっしぐらだね。 中途半端な時間に起きちゃったので毛布にくるまってうだうだしてたら6時ぐらいに某リアル友N君の携帯電話アラームが鳴り響いたのでみんな起床。朝の凍えそうな木崎湖の空気を体イパーイ満喫しました。満喫しすぎてあまりの寒さに手がシバリングでブルブルしちゃってたもんね。マジ冷蔵庫並みの寒さ。さすが長野、有無を言わさずパネェです。 しかし、寒さは別として、前日の無駄に凄い大雨が嘘のようにこの煌びやかで清々しき快晴。まさに天はボクらに味方したと言っても差し支えはないでしょう。天気予報などボクらの気合いの前では無力です。もう気象庁のスパコンなんか目じゃないね。おととい来やがれ。えっへん。 他のバンガロー達 湖畔に立つ桜 のんびりとトイレに行ったり適度に片付けをして、7時にキャンプ場をチェックアウトしました。早い。ぢつに早いです。せっかちにもほどがある。んでチェックアウトついでに売店で売ってるすぐ近くにある温泉施設の入浴券と、一部の人にはもの凄く有名なおねがい何とかのキャラが描いてある酒と升をセットで購入しました。 酒と升 中身 森野苺 いちご エキセントリックな注意書き 升にも同じ絵柄 もひとつ ちなみにこの升、今年の販売分がなんと前日の午後に到着し、ボクらが買った当日から売り出されるというかつてないほどのミラクル。それすなわちボクらが1番目の購入者と言うことで、何故だかとても嬉しかったです。そう言えば前日に管理人さん達が山盛りの升の袋詰めして明日買ってねと言ってたです。ありがとう管理人さん達。 そういや家に帰ってから気がついたんですが、この酒と升のいちごの方の絵柄でお姉ちゃんが立ってる桟橋のまさにその場所で、前日にボクがずっとワーム投げてました。ボクみたいなクズで阿呆な野郎とお姉ちゃんを比べるのはあまりに酷な話ですが、それでもイラストと同じ場所で釣ってたってのは後世に語り継ぐべき逸話となるでしょう。正直感無量です。 ココ こうしてお土産の酒も購入し、良き頃合いになったので名残惜しくもキャンプ場を後にし、その足ですぐ近くのゆーぷるなる温泉施設へ向かいました。どうやらこの場所には温水プールなどもあるらしいのですが、そんなの入ってるほど人生に余裕はないのです。風呂だけで十分です。 ゆーぷる おねがい何とかのキャラのスタンプ 先ほどキャンプ場で買ったおねがい何とかのイラストが描いてある切符におねがい何とかのキャラのスタンプを押して貰い、いざ突入。のんびりと露天風呂とかにつかり、昨日の疲れを癒します。風呂に入る時に「ア"ア"ア"ア"ァァァァ・・・・・・」と言っちゃうのはもうおっさんです。立派なおっさんです。年を取ったなと実感して人知れず涙がほろりとこぼれてしまいました。 無事風呂に入りボディがリフレッシュしたところでセオリー通りコーヒー牛乳を一気飲みして、いざこの日のメインイベントたる黒部ダムへ向けてレッツゴーです。全力でレッツゴーなのです。 そそり立つ木々の間を通り 目の前の山に向けて走る いったん停車し今通ってきた道を撮る まさにダム見学日和と言わざるを得ない澄み切った青空の下、他に車もいないオンリーワンな山道を、某リアル友N君の頭文字Dを彷彿とさせるクレイジーでハイスピードなドライヴィンで疾走し、8時45分に黒部ダム行きのトロリーバスが出ている扇沢駅に到着してました。相変わらず行動が早いね。 黒部行きの切符 このトロリーバス、激しくレトロで黒部ダム駅じゃなく博物館行った方がいいんじゃないの?と思えるような無骨な外見ですが、たかがトロリーバスだと侮る事なかれ。中身が最新のVVVFインバータ制御なので、乗ってみると分かりますが上り坂だろうがガンガン上って行くアホみたいなパワフルっぷり。そのチートとも思える高性能に正直ビクーリです。さすが安定して電力が給電されてるだけあるね。 おまけに架線から電気を供給されて走行するから排気ガスが出ないので、大町トンネルみたいに狭くて何kmもあるトンネルでは非常に有効な手段です。そんな事を思いつつ、ボクらは多数の観光客とともに縦列待機してるトロリーバスに乗り込み、大町トンネルを通っていざ黒部ダムへ向けて出立です。 大町トンネルは黒部ダムの工事の際、難工事のためたくさんの犠牲者を出したトンネルなので、黒部ダムの観光前にもかかわらず非常にしんみりしてしまいます。およよ。ちなみに黒部ダムの公式サイトでトロリーバスのカッチョイイ壁紙がDL出来るので、気になる人は見てみてね。 とちうの交換所で上下線の交換をして、気がついたら黒部ダム駅に到着しました。片道16分て長いようで意外と短いね。無事黒部ダム駅に到着したボクらは団体客に紛れててくてく降車し、まずは黒部ダム全景が見渡せるおなじみの展望台へ。 上ってきた階段を見下ろしつつ とちうの湧き水でのどを潤し やってまいりました展望台 最初展望台に上がるために220段の階段上ると知ったときは220段なんて屁でもねーぜハフン!とか思ってたんですが、いざ実際に上ると体力の衰えを感じざるを得なかったよね。とちうに冷たい湧き水が飲める休憩所があったからまだいいものの、普通にノンストップで行くとたぶん死ぬ。さすがのボクもリアルに死ぬ。死んで階段転げ落ちる。間違いない。死ぬ。嗚呼、老いを感じるね。 とりあえず展望台に来たのでおなじみの構図で写真を撮り、「人がゴミのようだ!」とか普通にブッ飛ばされてもおかしくないようなクソ生意気な事言いつつ、お土産屋があったのでそろそろダム土産でも買おうかなと思ってたら、外国人のおっちゃんが公然猥褻カットが美しい変態の人に「qあwせdrftgyピクチャー?」と写真撮影のお願いをしてました。 柵に寄りかかり、まるでハリウッドスターバリのかっこいいポーズを決めてるおっちゃんに対し、へっぴり腰でデジカメを構えて「いきますよー」と日本語全開で話しかける公然猥褻カットが美しい変態の人。外国人だろうが何だろうが日本語で話しかける彼の中に日本人の侍魂を見たね。 展望台の売店でボクは職場のおっさんにあげる黒部ダム名物のトロリーチョロQ(1個900円)を買い、他の2人も何か買って、さぁ次の場所へ行こうかと言う空気の中、ふと思いつき公然猥褻カットが美しい変態の人を展望台の看板の前に立たせて記念写真を撮ることに。その後なぜか流れでみんな看板の前に立ち謎の記念写真タイムに突入。 ボクは最初ネタでコマネチでもやろうと思ってたんですが、2人に「看板の前に寝てみな」とあまりに卑屈でいぢめっ子バリの無茶振りをさせられ、テンション上がったボクもその場のノリで看板の前に寝ることに。この時ほど自分の 写真も撮ってお土産も買って満足したので、次はダムの上を歩くことに。さっき上ってきた220段の階段を下り、変なトンネルを通ってダム上へ。 トンネル ダムが見えてきた ダム上到着 さすが日本有数のデカさを誇る黒部ダム。実際に立ってみるとものっそいデカさです。 雪が残ってるダム下 ダムスペック 高さもさることながら、意外と幅もあってビクーリ。ダムの端から端まで行って帰ってくると往復で1km弱とかどんだけデカいんですか。ボクの予想の遙か斜め上を行きすぎてます。掘るのが難しいトンネルもこんなにデカいダムも当時の技術でここまできちんと作れたんですから、昔の人はもの凄いストロングだったんでしょうね。ボクも見習わないといけません。会社でアホみたいに昼寝してる場合じゃありません。 その後は普段は放水してて見られないとてもとても恥ずかしい穴を撮ったり、満水時におつゆがあふれないよう事前におつゆを漏らす穴(余水吐き)を撮ったりと、なかなかに充実したダム見学でした。 穴 「は、恥ずかしいよぅ///」 穴 「あ、溢れちゃうよぅ///」 無事にダム上の見学も終え、220段の階段とかダム上の往復とかで歩きまくったおかげで相当に相当疲れた上に、意外と標高が高く、ナチュラルに肌寒いのでもう帰ることに。トロリーバスの時間までのんびりして、10時半に黒部ダム駅発のバスで扇沢駅まで帰ります。昼前に帰るとかどんだけせっかちなんですか。せっかく来たんだからもっと観光をしろ。 トロリーバス発車前 やっぱり帰る時間が早すぎたらしく、ボクら3人を含めて10人に満たない乗車人数。バス内に広がる空気の何と寂しき事か。いやまぁそのおかげで2台並んだバスの先頭車両の一番前の席に座ることが出来たので、写真撮ったり動画で走行風景撮ったりと非常にオタクくさいことが出来たから良かったといえば良かったんですが。嬉しいやら悲しいやら複雑な気分です。 帰りはさっきのやかましい団体客がいないので静かに車内に流れる解説のテープを聴きつつ、前面展望の動画をデジカメで撮ってました。その姿たるやまさしく阿呆の如し。周りの人達はきっとあのオタクキモイ死ねとか思ってただろうね。自分で言うのも何ですが、ボクもキモくて死んだ方がいいと思うもん。 そんな感じでボクのキモイ姿を晒しつつ、扇沢駅に再び舞い降りました。運転手さんに「アザーシター!」と感謝なのかおちょくってるのかよく分からない発言をしつつ、小粋なステップ見事なターンで軽やかに下車。 バス ちょうど昼前に扇沢駅に着いたので、ここで朝食兼昼食を取ることに。他の2人が地元産の美しい水で煮られたうどんと非常に日本を感じさせる無難な食事を取っている中、もそもそとノンキに肉棒を食べるボク。相変わらず協調性の無さには定評のあるボク、今回もまったく空気読めてないね。ホントに死ねばいいのに。 黒部の肉棒300円 明らかにチルドで別に黒部に来てまで食べるようなモノじゃないけど、そんな事ボクには関係ないんです。肉棒をしゃぶるようにがむしゃらにむしゃぶりつく。何と心地良い瞬間か。生きるというのはここまで素晴らしいモノなのかと実感させてくれます。さっきから何言ってるんだろうねボクは。マジで死んじゃえばいいのに。あと別にボクはホモじゃないよ。小さくてかわいい女の子大好きです。 お腹もふくれてちょうど土産屋があるので、ここらでお土産を買うことに。ボクは会社用に立山黒部と書かれた変なまんじゅうと家用の土産を数点購入。 お土産も買い、構内にある大町トンネル工事の模型と昔のトロリーバスの模型を撮り、もう黒部に思い残すこともないのでそろそろ東京へと帰還の頃合いです。何とこの時まだ11時半。午前中に黒部を発つとかマジ焦りすぎ。借金取りに怯えて夜逃げするかのような光陰矢の如しハイスピードっぷりにワタクシ度肝を抜かれました。 工事の模型 昔のトロリーバスの模型 帰り道にある中部山岳国立公園とやらの写真を撮り、道にたむろしてたサルを蹴散らし、一路東京へ向けて出発です。 公園 滝 デミちゃんと山 のほほんと来た道を戻り、12時半に豊科インターから長野道に入りました。ナビがあると下道でも早くて正確だね。高速に入ってからも某リアル友N君の頭文字Dを彷彿とさせるクレイジーでハイスピードなドライヴィンは健在で、写真を撮る間もなく1時に諏訪湖SAに到着。休憩のお時間です。 ここでもボクは肉棒を食べました。もう肉棒の呪いにかかってると言っても過言ではない。ついでにおいしそうだったので五平餅も買ってみる。 肉棒280円 後ろにピントが合ってます 五平餅300円 後ろにピントが合ってます ここの肉棒は他の所の肉棒に比べて20円安いくせに、適度にジューシーで皮もパリッとしててこの2日間で食べた肉棒の中で一番おいしかった肉棒です。間違いない。五平餅は木の棒が大きくて口がべたべたになり非常に食べづらかったですが、味の方はまた食べたいと思うほどおいしかったです。諏訪湖SA(上り)で買えるので、もしここに立ち寄る事があったら是非買ってみてね。 休憩も終わり、再び中央道を爆走しているボクらの目の前にあの巨漢が姿を現しました。そう、日本最高峰にして日本の象徴富士山です。マジ興奮。 富士山 さすがは霊峰富士、遠くからでもはっきりと分かる日本人ならば誰もが心躍る麗しの姿に感動の涙も辞さない瞬間でした。美しの富士山最高です。 アホみたいに富士山の写真撮りまくって、談合坂SAで再び休憩。悲しきかなここにはボク溺愛の肉棒が売ってなかったので、たまにゃ甘いものをとソフトクリームを食べてみました。 きな粉黒蜜ソフト340円 他の2人は富士の淡雪とか言うお菓子を買ってました。どうやら洒落にならんぐらい柔らかいチーズケーキらしいですが1350円と近年希に見るインフレーションな価格にボクは衝撃を隠しきれませんでした。2人とも金持ちだ。信じられない。いや、よく考えたらボクが貧乏なだけだ。もう無駄遣いをやめようそうしよう。 談合坂SAを出てもう止まることはありません。だんだんと増えてきた車の中を疾走し、中央道から首都高に入り、やっとこさ東京へと帰ってきました。ただいまボク。おかえりボク。 その後はいつも通り秋葉原に行って、マンガ買ったりけいおんのCD買ったりと、ホント旅行に行ってたのが嘘のようにいつも通りの秋葉原。もう情緒もへったくれもありゃしません。せめて旅行の日ぐらいはさっさと帰って余韻に浸るとかしようよ。どんだけ秋葉原好きなんですかボクら。でも秋葉原の昭和食堂だかで食べた豚丼はおいしかったです。また食べたい。 こうしてボクらの長野旅行は何事もなく無事終了しました。今回はボクが運転せず某リアル友N君がずっと運転してたりボクが食事作りに全く貢献しなかったりと、特にボクの不備による反省点が多々見られたので、次回また旅行するようなことがあったらボクがもっと貢献できるよう人生経験をたくさん積んでおこうと決意したのでした。おわり。 |