#3 「エクスドライバー」  全6話

      原案:藤島康介  発売元:バンダイ・ビジュアル




<STORY> 近未来、人々の交通手段は完全AI化された電気自動車。事故や渋滞も、最早 過去のモノ…ではなかった。突如、暴走するAIカー。それを止める為に、過去のレシプロ・カーで奔走するエクスドライバー、 理沙とローナ。しかし、ある暴走車を止めようとした際、理沙のスバル・インプレッサは走行不能になってしまい、ローナの ロータス・ヨーロッパもスタビライザーの破損で100%の走りができなくなってしまう。このままでは、暴走車の中のドライバー の身が危険だ!その時、焦る二人の前に突如一台のケーターハム・スーパー7が現れた。そして、見る見る暴走車へ 追いついて行く。果たして、その正体は!?
 

<EXPLANATION> 流石、藤島康介氏の監修です。カー・アクションは萌え萌え!このCG全盛 の時代に、敢えてセル・アニメで描くところにスタッフの並々ならぬ意欲を感じました。某豆腐屋印の走り屋さんのOVAとか、 グ○ン・ツー○スモの再生モードとかのCGだと、イマイチスピード感が見えないんですよね。(あくまで、私の私見ですけどね) スタッフのお話しでは、車をCGにしてしまうとドライバーを書き込んだ時、絵がバラバラになってしまうとか。納得です。
 さて、二人のヒロイン、理沙とローナが駆るのがスバル・インプレッサWRC99とロータス・ヨーロッパ・スペシャル。このチョイス がまたナイス!(死語)。インプレッサはWRCのワークスカラーのブルーだし、ロータスは白い車体に金色のライン(JPSカラー のホワイト・バージョン?)カーデザナーのセンスが光るカラーリングですね。この二台が、実車から録音した(この辺のこだわり が、またグレイト!)エキゾーストを撒き散らしながらのカーアクションには、ついつい引き込まれてしまいます。残念ながら、 インプレッサは第1話で大破してしまいますが、その代わりにローナが乗るのが何とランチア・ストラトス!く〜、また通好みな 車を持ってきなさる。しかも、フロントには4連のラリーライト付きとは。(悪友ひできは、ラリーライトが嫌いだそうです。私は、 良いと思うんだけどな〜。やっぱ、ラリーカーにはこれが無いとね♪)何か、マニアな人たちが集まって、本能の赴くままに作った OVAって感じがしますね。(いや、誉めてるんですよ、ホント)とにかく、好きな人は思いっきりハマってね、と言う作品です。 (意味不明)
 ところで、DVD版にはミニ・ゲームがおまけで付いてますけど…何だか訳解からん。いや、マジで。

あ、スーパー7のドライバーの事、書くの忘れた(笑)

( 2002 / 01 / 14 )





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