#1 「青の6号」  Vol.2「PILOTS」迄発売中

      原作:小澤さとる  発売元:バンダイ・ビジュアル




<STORY> 南極大陸を制圧し、自ら造り出した合体生物を使って全人類の 抹殺を目論む狂気の天才科学者ユング・ゾーンダイクと、それを阻止しようと する地球規模の海中防衛組織「青」とそれに所属する新鋭潜水艦「青の6号」 との戦いを描く。


<EXPLANATION> 1960年代に小澤さとる氏が描いた漫画「青の6号」 が原作となっていますが、中身はかなり違うモノに仕上がっています。(OVA にはありがちですけどね)最初に観た時の感想は、とにかくCGで描かれた潜 水艦戦が凄い!流石に初のフル・デジタル・アニメーションと銘打っているだけ の事はあります。水中と水上で見かけの色が変化する「青の6号・りゅうおう」 の艦体とか、敵の主力艦(フネか、あれ?)「ムスカ」のヌメヌメムニムニした質 感なんか、もー鳥肌モノです。(←バカ?)
まだ2話目で謎だらけなので今後の期待大と言ったところです。それに青の潜 水艦隊も、6号以外は「青の9号・シンハー」しか登場してないし‥‥。(しかも、 船台から落ちるだけ)大西洋艦隊が別に編成されている様ですし、2話の作戦 会議のシーンにはかなりの数の乗組員がいましたから、結構な隻数がいるは ずなんですけどねェ。(ライナー・ノートでは「青の1号・コーバック」「青の8号・ 商」について触れられています)
ところで、原作の「青の6号・くろしお」は青の潜水艦隊では一番の旧式艦だっ たそうですが(後に沈没して新鋭艦と交代しましたケド)こちらの6号は最新鋭 のようです。それから、2話に登場する幽霊戦艦「ナガト・ワンダー」は、原作 では「ヤマト・ワンダー」と言い、沈んだ戦艦「大和」をそのまま引き揚げて使う と言う無茶な兵器でしたが、(しかも、使わない船室をバラスト・タンクにして潜 水してるし(^^;)「ナガト・ワンダー」って全然「長門」な格好してないんですよ。 (どちらかと言えば「大和」に似てる気がする)「ナガト」の名前はどこから来たん でしょう?

( 1999 / 07 / 10 )





戻る