ちょっとしたニュース    
          2025年3〜5月編


・西川(オリックス)が通算1000本安打。
 西川龍馬外野手(オリックス)は5月25日の対ソフトバンク9回戦(鹿児島)で、1回表の第1打席に上沢投手から今季51安打目となる2号2ランを放ち、史上322人目の通算1000本安打を達成しました。初安打は広島時代の27日の対DeNA3回戦(マツダ16年3月)で、8回裏に小杉投手から三塁打して記録。
 5月25日現在の通算成績は1003試合、3420打数1001安打、打率.293、73本塁打、399打点、47盗塁。

・浅村(楽天)が通算2000本安打達成。
 浅村栄斗内野手(楽天)は5月24日の対日本ハム10回戦(楽天モバイルパーク)で、1回裏の第1打席に山崎投手から今季36安打目となるライト前ヒットを放ち、史上56人目の通算2000本安打を達成しました。34歳6ヵ月での達成は歴代7位の年少記録で、平成生まれでは初の2000本安打となりました。初安打は西武時代の1031日の対ソフトバンク2回戦(西武ドーム)で、8回裏に岩嵜投手からレフト線二塁打して記録。
 5月24日現在の通算成績は
1991試合、7218打数2001安打、打率.277、301本塁打、1150打点、78盗塁。

2000本安打達成年少ランキング>
  選手名(当時の所属) 記録 最終本数     選手名(当時の所属) 記録 最終本数
1 榎本喜八(東京) 317ヵ月 2314安打   6 王貞治(巨人) 342ヵ月 2786安打
2 坂本勇人(巨人) 3110ヵ月 2421安打   7 浅村栄斗(楽天) 34歳6ヵ月 2001安打
3 張本勲(東映) 322ヵ月 3085安打   8 野村克也(南海) 353ヵ月 2901安打
4 土井正博(クラウン) 336ヵ月 2452安打   8 長嶋茂雄(巨人) 353ヵ月 2471安打
5 立浪和義(中日) 3310ヵ月 2480安打   10 山内一弘(阪神) 355ヵ月 2271安打

・浅村(楽天)の連続試合出場が1346試合で止まる。
 浅村栄斗内野手(楽天)は520日の対西武5回戦(盛岡)に、最後まで試合に出場せず連続試合出場記録が歴代4位の1346試合でストップしました。

<連続試合出場ベストテン>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間 備考
1 衣笠祥雄(広島) 2215試合 70.10.1987.10.22 セ・リーグ記録
2 鳥谷敬(阪神) 1939試合 04.9.918.5.27  
3 金本知憲(阪神) 1766試合 98.7.1011.4.14  
4 浅村栄斗(楽天) 1346試合 15.8.8〜20.5.18 パ・リーグ記録
5 松井秀喜(巨人) 1250試合 93.8.2202.10.11  
6 飯田徳治(国鉄) 1246試合 48.9.1258.5.24  
7 広沢克巳(巨人) 1180試合 86.10.1295.10.8  
8 松井稼頭央(西武) 1143試合 95.7.2203.10.5  
9 藤村富美男(阪神) 1014試合 46.8.3054.7.31  
10 A・ラミレス(巨人) 985試合 04.8.811.7.14  

・西川(オリックス)が通算1000試合出場。
 西川龍馬外野手(オリックス)は5月20日の対ロッテ5回戦(京セラドーム)に「2番・レフト」で先発出場して、史上538人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は広島時代の16年3月26日の対DeNA2回戦(マツダ)で8回表に三塁守備に付いて記録。
 5月20日現在の通算成績は1000試合、3406打数999安打、打率.293、72本塁打、397打点、46盗塁。

・秋山(広島)が日米通算1800安打と通算24本目の先頭打者本塁打。
 秋山翔吾外野手(広島)は5月16日の対阪神7回戦(甲子園)で、1回表の第1打席に村上投手から今季6安打目となる1号ソロを放ち、日米通算1800安打を達成しました。初安打は西武時代の11年4月13日の対日本ハム2回戦(札幌ドーム)で、2回表にウルフ投手から記録。
 また、この本塁打で歴代8位タイとなる通算24本目の先頭打者本塁打となりました。

(日本)  1511試合  5826打数  1731安打  打率.297  130本塁打  608打点  126盗塁
(アメリカ) 142試合  317打数 71安打  打率.224 0本塁打  21打点  9盗塁
通算 1653試合  6143打数 1802安打  打率.293  130本塁打  629打点  135盗塁

<通算先頭打者本塁打
20本以上>
  選手名(最終所属) 記録 内訳     選手名(最終所属) 記録 内訳
1 福本豊(阪急) 43 24本 裏19   7 柴田勲(巨人) 25 9本 裏16
2 真弓明信(阪神) 41 24本 裏17   8 仁志敏久(横浜) 24 9本 裏15
3 高橋慶彦(阪神) 34 13本 裏21   8 秋山翔吾(広島) 24本 表7本 裏17本
4 石毛宏典(ダイエー) 30 18本 裏12   10 山崎裕之(西武) 22 9本 裏13
5 緒方孝市(広島) 28 22本 裏6   11 野村謙二郎(広島) 21 6本 裏15
6 松井稼頭央(楽天) 26 11本 裏15   12 高田繁(巨人) 20 10本 裏10

・浅村(楽天)が通算1500三振。
 浅村栄斗内野手(楽天)は5月14日の対ロッテ10回戦(楽天モバイルパーク)で、7回裏の第4打席に澤田投手から今季29個目の三振を喫し、史上15人目の通算1500三振となりました。

・坂倉(広島)が通算600安打。
 坂倉将吾捕手(広島)は5月13日の対巨人7回戦(マツダ)で、3回裏の第2打席に戸郷投手から今季12安打目となる二塁打を放ち、通算600安打を達成しました。初安打は17年9月30日の対DeNA24回戦(横浜)で、10回表に田中健投手から記録。
 5月13日現在の通算成績は672試合、2110打数601安打、打率
.285、57本塁打、263打点、13盗塁。

34月の月間MVP。
 5月9日に両リーグから34月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは太田椋内野手(オリックス)で初受賞。成績は27試合で107打数44安打、打率.411、4本塁打、18打点。セ・リーグは岡本和真内野手(巨人)で2024年9・10月以来4度目の受賞。成績は27試合で102打数31安打、打率.304、7本塁打、23打点。

・西川(ヤクルト)が通算1500試合出場。
 西川遥輝外野手(ヤクルト)は5月1日の対DeNA4回戦(神宮)に「1番・センター」で先発出場して、史上211人目の通算1500試合出場を達成しました。初出場は日本ハム時代の12330日の対西武1回戦(札幌ドーム)で、6回裏に代走出場して記録。
 5月1日現在の通算成績は
1500試合、5209打数1421安打、打率.273、63本塁打、451打点、343盗塁。

・中野(阪神)が通算600安打。
 中野拓夢内野手(阪神)は4月27日の対巨人6回戦(甲子園)で、7回裏の第4打席に中川投手から今季25安打目となるセンター前ヒットを放ち、通算600安打を達成しました。初安打は21年3月26日の対ヤクルト1回戦(神宮)で、9回表に近藤投手から記録。
 4月27日現在の通算成績は580試合、2247打数600安打、打率
.267、10本塁打、137打点、83盗塁。

・栗山(西武)が通算3000塁打。
 栗山巧外野手(西武)は4月27日の対オリックス6回戦(ベルーナドーム)で、6回裏の第3打席に山崎投手から今季2塁打目を記録するライト前ヒットを放ち、史上64人目の通算3000塁打を達成しました。

・大谷(ドジャース)が日米通算1200安打
 大谷翔平投手(ドジャース)は4月26日(現地時間)の対パイレーツ戦(ドジャースタジアム)で、1回裏の第1打席にケラー投手から今季26安打目となる二塁打を放ち、日米通算1200安打を達成しました。初安打は日本ハム時代の13330日の対西武1回戦(西武ドーム)で、5回表に岸投手からライト線二塁打して記録。

(日本)  403試合  1035打数  296安打  打率.286  48本塁打  166打点  13盗塁
(アメリカ) 888試合  3220打数 906安打  打率.281 231本塁打  576打点  151盗塁
通算 1291試合  4255打数 1202安打  打率.282  279本塁打  742打点  164盗塁

・大山(阪神)が通算1000試合出場。
 大山悠輔内野手(阪神)は4月26日の対巨人5回戦(甲子園)に「5番・ファースト」で先発出場して、史上537人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は17年6月23日の対広島10回戦(マツダ)で5回表に代打出場して記録。
 4月26日現在の通算成績は1000試合、3494打数934安打、打率.267、138本塁打、561打点、17盗塁。

・浅村(楽天)が通算300号本塁打。
 浅村栄斗内野手(楽天)は4月22日の対日本ハム4回戦(エスコンフィールド)で、8回裏の第4打席に杉浦投手から今季3号ソロを放ち、史上47人目の通算300号本塁打を達成しました。初本塁打は西武時代の10年8月10日の対楽天14回戦(Kスタ宮城)で、6回表に山村投手から記録。
 4月22日現在の通算成績は1968試合、7139打数1984安打、打率.278、300本塁打、1142打点、78盗塁。

・山田(ヤクルト)が通算300号本塁打。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は4月5日の対中日2回戦(神宮)で、2回裏の第1打席に松葉投手から今季1号2ランを放ち、史上46人目の通算300号本塁打を達成しました。ヤクルトでは池山隆寛304本に次ぐ2人目の記録。初本塁打は12年8月10日の対巨人12回戦(東京ドーム)で、5回表に内海投手から記録。
 4月5日現在の通算成績は1544試合、5622打数1566安打、打率
.279、300本塁打、882打点、195盗塁。

・牧(DeNA)が通算100号本塁打。
 牧秀悟内野手(DeNA)は4月4日の対広島1回戦(マツダ)で、3回表の第2打席に森下投手から今季2号2ランを放ち、史上309人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は21年3月31日の対ヤクルト2回戦(横浜)で、6回裏に高梨投手から記録。
 4月4日現在の通算成績は555試合、2103打数
625安打、打率.297、100本塁打、341打点、18盗塁。

・柳田(ソフトバンク)が通算1600安打。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は4月1日の対日本ハム1回戦(エスコンフィールド)で、1回表の第1打席に伊藤投手から今季5安打目となるライト前ヒットを放ち、史上111人目の通算1600安打を達成しました。初安打は12623日の対日本ハム8回戦(ヤフードーム)で、2回裏に吉川投手から記録。
 4月
1日現在の通算成績は1454試合、6035打数1601安打、打率.312、266本塁打、895打点、162盗塁。

2025年度公式戦開幕。
 328日()にセ・パ両リーグの2025年度公式戦が開幕しました。パシフィック・リーグの埼玉西武−北海道日本ハム(ベルーナドーム)は投手戦となりましたが、7回に清宮選手のソロ本塁打で先制した日本ハムが2-0で勝ちました。オリックス-東北楽天(京セラドーム)はオリックスの先発・宮城投手が7回までパーフェクトに抑える快投で2-0トリード。楽天も9回に追い付く粘りを見せましたが、その裏に若月選手がサヨナラヒットを打ったオリックスが、3-2で勝ちました。福岡ソフトバンク-千葉ロッテ(みずほPayPayドーム)はソフトバンクが5回まで1-0とリードしましたが、ロッテは6回に一挙6得点の猛攻。8-2でロッテが勝ちました。
 セントラル・リーグの巨人
-東京ヤクルト(東京ドーム)はヤクルトが7回まで5-0と試合の主導権を握りました。しかし巨人は8回・9回で同点とし、延長10回に若林選手のサヨナラヒットで6-5と逆転勝ちしました。横浜DeNA-中日(横浜)は初回に先制したDeNA小刻みに加点。先発・東投手の好投もありDeNA5-0で勝ちました。広島-阪神(マツダ)は1回表に阪神が2025年のNPB第1号となる佐藤輝選手の2ランで先制。8回にも2点を追加した阪神が村上-岩崎のリレーで広島打線を抑えて4-0で勝ちました。