・9、10月の月間MVP。
10月18日に両リーグから9・10月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは吉田正尚外野手(オリックス)で今年7月以来6度目の受賞。成績は22試合で77打数32安打、打率.416、7本塁打、23打点。
セ・リーグはダヤン・ビシエド内野手(中日)で18年8月以来4度目の受賞。成績は25試合で98打数36安打、打率.367、3本塁打、16打点、。
・セントラル・リーグ全日程終了。
2022年度のセントラル・リーグ公式戦は10月3日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。なお、全試合出場者は3人で、丸佳浩(巨人)が2年ぶり7度目、坂倉将吾(広島)が初、佐藤輝明(阪神)が初でした。また、村上宗隆内野手(ヤクルト)が18年ぶりで、令和初の三冠王となっています。
首位打者 | 村上宗隆(ヤクルト) | .318 | 初 |
本塁打王 | 村上宗隆(ヤクルト) | 56本 | 2年連続2度目 |
打点王 | 村上宗隆(ヤクルト) | 134打点 | 初 |
盗塁王 | 近本光司(阪神) | 30盗塁 | 2年ぶり3度目 |
最多安打 | 岡林勇希(中日) 佐野恵太(DeNA) |
161安打 | 初 初 |
最高出塁率 | 村上宗隆(ヤクルト) | .458 | 2年ぶり2度目 |
選手名(当時の所属) | 年度 | 記録 |
中島治康(巨人) | 1938年秋 | 打率.361・10本塁打・38打点 |
野村克也(南海) | 1963年 | 打率.320・42本塁打・110打点 |
王貞治(巨人) | 1973年 | 打率.355・51本塁打・114打点 |
王貞治(巨人) | 1974年 | 打率.332・49本塁打・107打点 |
落合博満(ロッテ) | 1982年 | 打率.325・32本塁打・99打点 |
ブーマー・W(阪急) | 1983年 | 打率.355・37本塁打・130打点 |
落合博満(ロッテ) | 1985年 | 打率.367・52本塁打・146打点 |
R・バース(阪神) | 1985年 | 打率.350・54本塁打・134打点 |
落合博満(ロッテ) | 1986年 | 打率.360・50本塁打・116打点 |
R・バース(阪神) | 1986年 | 打率.389・47本塁打・109打点 |
松中信彦(ダイエー) | 2004年 | 打率.358・44本塁打・120打点 |
村上宗隆(ヤクルト) | 2022年 | 打率.318・56本塁打・134打点 |
・村上(ヤクルト)が歴代2位の年間56本塁打。
村上宗隆内野手(ヤクルト)は10月3日の対DeNA25回戦(神宮)で、7回裏の第4打席に入江投手から今季56号ソロを放ち、日本歴代単独2位の年間本塁打数となりました。
選手名 | 記録 | 達成年 | 選手名 | 記録 | 達成年 | |||
1 | W・バレンティン(ヤクルト) | 60本塁打 | 2013年 | 7 | 野村克也(南海) | 52本塁打 | 1963年 | |
2 | 村上宗隆(ヤクルト) | 56本塁打 | 2022年 | 7 | 落合博満(ロッテ) | 52本塁打 | 1985年 | |
3 | 王貞治(巨人) | 55本塁打 | 1964年 | 9 | 小鶴誠(松竹) | 51本塁打 | 1950年 | |
3 | T・ローズ(近鉄) | 55本塁打 | 2001年 | 9 | 王貞治(巨人) | 51本塁打 | 1973年 | |
3 | A・カブレラ(西武) | 55本塁打 | 2002年 | 9 | T・ローズ(近鉄) | 51本塁打 | 2003年 | |
6 | R・バース(阪神) | 54本塁打 | 1985年 |
・パシフィック・リーグ全日程終了。
2022年度のパシフィック・リーグ公式戦は10月2日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。なお、全試合出場者は1人で、浅村栄斗(楽天)が7年連続8度目でした。
首位打者 | 松本剛(日本ハム) | .347 | 初 |
本塁打王 | 山川穂高(西武) | 41本 | 3年ぶり3度目 |
打点王 | 山川穂高(西武) | 90打点 | 初 |
盗塁王 | 高部瑛斗(ロッテ) | 44盗塁 | 初 |
最多安打 | 島内宏明(楽天) | 161安打 | 初 |
最高出塁率 | 吉田正尚(オリックス) | .447 | 2年連続2度目 |
・堂上(中日)が通算1000試合出場。
堂上直倫内野手(中日)は9月30日の対横浜25回戦(横浜)で、9回表に代打出場して史上518人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は08年8月3日の対巨人15回戦(ナゴヤドーム)で、8回裏に代打出場して記録。
9月30日現在の通算成績は1000試合、2104打数474安打、打率.225、34本塁打、209打点、6盗塁。
・中野(阪神)が2試合連続先頭打者本塁打。
中野拓夢内野手(阪神)は9月28日の対ヤクルト24回戦(神宮)で1回表の第1打席に市川投手から今季6号ソロを放ち、9月27日の対ヤクルト23回戦(神宮)に続き2試合連続の先頭打者本塁打を記録しました。
・浅村(楽天)が通算1700安打。
浅村栄斗内野手(楽天)は9月27日の対日本ハム25回戦(札幌ドーム)で、8回表の第4打席に加藤投手から今季132安打目となる二塁打を放ち、史上93人目の通算1700安打を達成しました。初安打は西武時代の10年3月31日の対ソフトバンク2回戦(西武ドーム)で、8回裏に岩嵜投手からレフト線二塁打して記録。
9月27日現在の通算成績は1657試合、6058打数1700安打、打率.281、257本塁打、993打点、75盗塁。
・山川(西武)が3年ぶり3度目の40本塁打。
山川穂高内野手(西武)は9月27日の対ソフトバンク24回戦(メットライフドーム)で、1回裏の第1打席に石川投手から今季40号2ランを放ち、3年ぶり3度目の40本塁打を達成しました。40本塁打以上3度は歴代7位タイ記録。
選手名(最終所属) | 回数 | 選手名(最終所属) | 回数 | |||
1 | 王貞治(巨人) | 13回 | 7 | 落合博満(日本ハム) | 3回 | |
2 | T・ローズ(オリックス) | 7回 | 7 | 秋山幸二(ダイエー) | 3回 | |
2 | 野村克也(西武) | 5回 | 7 | 松井秀喜(巨人) | 3回 | |
2 | 山本浩二(広島) | 5回 | 7 | A・カブレラ(ソフトバンク) | 3回 | |
5 | 長池徳士(阪急) | 4回 | 7 | T・ウッズ(中日) | 3回 | |
5 | 門田博光(ダイエー) | 4回 | 7 | A・ラミレス(DeNA) | 3回 | |
7 | 大杉勝男(ヤクルト) | 3回 | 7 | 中村剛也(西武) | 3回 | |
7 | 田淵幸一(西武) | 3回 | 7 | 山川穂高(西武) | 3回 | |
7 | ブーマー・W(ダイエー) | 3回 |
・山田(ヤクルト)が通算1400安打。
山田哲人内野手(ヤクルト)は9月25日の対DeNA24回戦(神宮)で、3回裏の第2打席に今永投手から今季113安打目となる二塁打を放ち、史上160人目の通算1400安打を達成しました。ヤクルトでは7人目の記録。初安打は12年4月5日の対阪神2回戦(神宮)で、8回裏に榎田投手からレフト前ヒットして記録。
9月25日現在の通算成績は1319試合、4888打数1400安打、打率.286、271本塁打、801打点、190盗塁。
・岡本和(巨人)が5年連続30本塁打。
岡本和真内野手(巨人)は9月24日の対中日24回戦(バンテリンドーム)で、2回表の第1打席に小笠原投手から今季30号ソロを放ち、18年以来5年連続の30本塁打を達成しました。5年連続30本塁打は歴代9位タイ記録。
・丸(巨人)が通算1600安打。
丸佳浩外野手(巨人)は5月15日の対中日24回戦(バンテリンドーム)で、1回表の第1打席に小笠原投手から今季141安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上108人目の通算1600安打を達成しました。初安打は広島時代の10年9月21日の対ヤクルト19回戦(マツダ)で、7回裏に押本投手からレフト前ヒットして記録。
9月24日現在の通算成績は1610試合、5719打数1600安打、打率.280、251本塁打、825打点、171盗塁。
・坂本(巨人)が通算2200安打。
坂本勇人内野手(巨人)は9月23日の対中日23回戦(バンテリンドーム)で、2回表の第2打席に上田投手から今季82安打目となるライト前ヒットを放ち、史上21人目の通算2200安打を達成しました。巨人では4人目の記録。初安打は07年9月6日の対中日21回戦(ナゴヤドーム)で、12回表に高橋投手からセンター前ヒットして記録。
9月23日現在の通算成績は1981試合、7564打数2201安打、打率.291、266本塁打、942打点、160盗塁。
・宮崎(DeNA)が通算1000本安打。
宮崎敏郎内野手(DeNA)は9月17日の対広島25回戦(横浜)で、1回裏の第1打席に玉村投手から今季115安打目となるライト前ヒットを放ち、史上315人目の通算1000本安打を達成しました。初安打は13年6月2日の対日本ハム3回戦(旭川)で、1回表に武田勝投手から左中間二塁打して記録。
9月17日現在の通算成績は945試合、3326打数1000安打、打率.301、113本塁打、400打点、0盗塁。
・森(西武)が通算900安打。
森友哉捕手(西武)は9月16日の対ロッテ25回戦(ZOZOマリン)で、7回表の第3打席に美馬投手から今季83安打目となるショート内野安打を放ち、通算900安打を達成しました。初安打は14年7月30日の対オリックス13回戦(神戸)で、9回表に榊原投手からヒットして記録。
9月15日現在の通算成績は917試合、3111打数900安打、打率.289、102本塁打、448打点、25盗塁。
・村上(ヤクルト)が年間打点の球団新記録。
村上宗隆内野手(ヤクルト)は9月13日の対巨人24回戦(神宮)で、9回裏の第5打席に大勢投手から今季132打点目となる55号3ランを放ち、13年と18年のウラジミール・バレンティンの131打点を更新する年間打点の球団新記録となりました。
・丸(巨人)が通算250号本塁打。
丸佳浩外野手(巨人)は9月11日の対広島25回戦(マツダ)で、1回表の第1打席に遠藤投手から今季26号2ランを放ち、史上68人目の通算250号本塁打を達成しました。初本塁打は広島時代の11年4月19日の対横浜1回戦(横浜)で、4回表に大家投手から記録。
9月11日現在の通算成績は1601試合、5685打数1590安打、打率.282、250本塁打、819打点、171盗塁。
・近藤(日本ハム)が通算1000試合出場。
近藤健介外野手(日本ハム)は9月11日の対西武23回戦(ベルーナドーム)に、「3番・レフト」で先発出場して史上517人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は12年7月4日の対オリックス11回戦(京セラドーム)で、6回表に代打出場して記録。
9月11日現在の通算成績は1000試合、3270打数1003安打、打率.307、51本塁打、442打点、40盗塁。
・近藤(日本ハム)が通算1000本安打。
近藤健介外野手(日本ハム)は9月10日の対西武22回戦(ベルーナドーム)で、1回表の第1打席に松本投手から今季82安打目となるライト前ヒットを放ち、史上314人目の通算1000本安打を達成しました。初安打は12年7月27日の対オリックス13回戦(京セラドーム)で、6回表に寺原投手からレフト前ヒットして記録。
9月10日現在の通算成績は999試合、3267打数1002安打、打率.307、51本塁打、442打点、40盗塁。
・岡本和(巨人)が通算700安打。
岡本和真内野手(巨人)は9月7日の対DeNA18回戦(東京ドーム)で、4回裏の第2打席に濱口投手から今季114安打目となるレフト前ヒットを放ち、通算700安打を達成しました。初安打は15年9月5日の対DeNA21回戦(横浜)で、5回表に砂田投手から代打本塁打して記録。
9月7日現在の通算成績は706試合、2589打数702安打、打率.271、160本塁打、486打点、11盗塁。
・浅村(楽天)が1000試合連続出場。
浅村栄斗内野手(楽天)は9月7日の対ソフトバンク20回戦(PayPayドーム)に、「3番・セカンド」で先発出場して15年8月8日のオリックス戦以来、史上9人目の1000試合連続出場を記録しました。
選手名(当時の所属) | 記録 | 達成期間 | 備考 | |
1 | 衣笠祥雄(広島) | 2215試合 | 70.10.19〜87.10.22 | セ・リーグ記録 |
2 | 鳥谷敬(阪神) | 1939試合 | 04.9.9〜18.5.27 | |
3 | 金本知憲(阪神) | 1766試合 | 98.7.10〜11.4.14 | |
4 | 松井秀喜(巨人) | 1250試合 | 93.8.22〜02.10.11 | |
5 | 飯田徳治(国鉄) | 1246試合 | 48.9.12〜58.5.24 | |
6 | 広沢克巳(巨人) | 1180試合 | 86.10.12〜95.10.8 | |
7 | 松井稼頭央(西武) | 1143試合 | 95.7.22〜03.10.5 | パ・リーグ記録 |
8 | 藤村富美男(阪神) | 1014試合 | 46.8.30〜54.7.31 | |
9 | 浅村栄斗(楽天) | 1000試合 | 15.8.8〜継続中 | |
10 | A・ラミレス(巨人) | 985試合 | 04.8.8〜11.7.14 |
・荻野(ロッテ)が通算1000試合出場。
荻野貴司外野手(ロッテ)は9月7日の対西武24回戦(ベルーナドーム)に、「1番・レフト」で先発出場して史上516人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は10年3月20日の対西武1回戦(西武ドーム)に、「2番・センター」で先発出場して記録。
9月7日現在の通算成績は1000試合、3604打数1027安打、打率.285、47本塁打、281打点、256盗塁。
・8月の月間MVP。
9月7日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは島内宏明外野手(楽天)で初受賞。成績は26試合で97打数37安打、打率.381、6本塁打、21打点、1盗塁。
セ・リーグは村上宗隆内野手(ヤクルト)で今年7月、8月に続き3ヵ月連続4度目の受賞。成績は23試合で75打数33安打、打率.440、12本塁打、25打点、3盗塁。5打席連続本塁打、最年少シーズン40本塁打、最年少通算150本塁打、14打席連続出塁、9打数連続安打と記録ずくめの8月でした。
・村上(ヤクルト)が史上10人目の年間50本塁打。
村上宗隆内野手(ヤクルト)は9月2日の対中日19回戦(神宮)で、3回裏の第2打席に大野雄投手から50号3ランを放ち、史上10人目(15度目)の年間50本塁打を達成しました。13年W・バレンティン(ヤクルト)以来9年ぶりの50本塁打となりました。満22歳シーズンでの達成は最年少記録。
選手名(当時の所属) | 本数 | 年度 | 選手名(当時の所属) | 本数 | 年度 | |||
1 | W・バレンティン(ヤクルト) | 60本 | 13年 | 8 | 王貞治(巨人) | 51本 | 73年 | |
2 | 王貞治(巨人) | 55本 | 64年 | 8 | T・ローズ(近鉄) | 51本 | 03年 | |
2 | T・ローズ(近鉄) | 55本 | 01年 | 11 | 王貞治(巨人) | 50本 | 77年 | |
2 | A・カブレラ(西武) | 55本 | 02年 | 11 | 落合博満(ロッテ) | 50本 | 86年 | |
5 | R・バース(阪神) | 54本 | 85年 | 11 | 松井秀喜(巨人) | 50本 | 02年 | |
6 | 野村克也(南海) | 52本 | 63年 | 11 | A・カブレラ(西武) | 50本 | 03年 | |
6 | 落合博満(ロッテ) | 52本 | 85年 | 11 | 村上宗隆(ヤクルト) | 50本 | 22年 | |
8 | 小鶴誠(松竹) | 51本 | 50年 |
・丸(巨人)が通算300二塁打。
丸佳浩外野手(巨人)は9月2日の対阪神22回戦(甲子園)で、1回表の第1打席に西勇投手から今季26本目の二塁打を放ち、史上75人目の通算300二塁打を達成しました。