ちょっとしたニュース    
          
2015年8〜10月編


・セントラル・リーグ全日程終了。
 2015年度のセントラル・リーグ公式戦は10月7日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。なお、全試合出場者は6人で、鳥谷敬(阪神)が11年連続11度目、菊池涼介(広島)が2年連続2度目、丸佳浩(広島)2年連続2度目、川端慎吾(ヤクルト)が初、山田哲人(ヤクルト)が初、マウロ・ゴメス(阪神)が初でした。

首位打者 川端慎吾(ヤクルト) .336
本塁打王 山田哲人(ヤクルト) 38本
打点王 畠山和洋(ヤクルト) 105打点
盗塁王 山田哲人(ヤクルト) 34盗
最多安打 川端慎吾(ヤクルト) 195安打
最高出塁率 山田哲人(ヤクルト) .416

・パシフィック・リーグ全日程終了。
 2015年度のパシフィック・リーグ公式戦は10月6日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。秋山翔吾(西武)の216安打は日本新記録でした。なお、全試合出場者は5人で、中田翔(日本ハム)2年連続3度目、松田宣浩(ソフトバンク)2年ぶり3度目、秋山翔吾(西武)が初、中島卓也(日本ハム)が初、ブランドン・レアード(日本ハム)が初でした。

首位打者 柳田悠岐(ソフトバンク) .363
本塁打王 中村剛也(西武) 37本 2年連続6度目
打点王 中村剛也(西武) 124打点 4年ぶり3度目
盗塁王 中島卓也(日本ハム) 34盗
最多安打 秋山翔吾(西武) 216安打
最高出塁率 柳田悠岐(ソフトバンク) .469

・9月の月間MVP。
 10月6日に両リーグから9月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは柳田悠岐外野手(ソフトバンク)で15年8月に続き3度目の受賞。成績は22試合で76打数30安打、打率.395、7本塁打、15打点、6盗塁。
 セ・リーグは山田哲人内野手(ヤクルト)で15年8月に続き3ヵ月連続4度目の受賞。成績は
20試合で72打数25安打、打率.347、4本塁打、13打点、8盗塁。

・柳田(ソフトバンク)が年間3割30本塁打30盗塁。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は10月6日の対楽天25回戦(コボスタ宮城)で今季の全日程を終了し、打率.363・34本塁打・32盗塁で史上10人目の3割30本30盗塁を達成しました。

<年間33030盗塁・・・10人>
選手名(当時の所属) 年度 記録
岩本義行(松竹) 1950 打率.31939本塁打・34盗塁
別当薫(毎日) 1950 打率.33543本塁打・34盗塁
中西太(西鉄) 1953 打率.31436本塁打・36盗塁
簑田浩二(阪急) 1983 打率.31232本塁打・35盗塁
秋山幸二(西武) 1989 打率.30131本塁打・31盗塁
野村謙二郎(広島) 1995 打率.31532本塁打・30盗塁
金本知憲(広島) 2000 打率.31530本塁打・30盗塁
松井稼頭央(西武) 2002 打率.33236本塁打・33盗塁
山田哲人(ヤクルト) 2015年 打率.329・38本塁打・34盗塁
柳田悠岐(ソフトバンク) 2015年 打率.363・34本塁打・32盗塁

・山田(ヤクルト)が年間長打の球団新記録と大台ラッシュ。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は10月4日の対巨人25回戦(東京ドーム)で、6回裏の第3打席に今季79長打目となる38号2ランを放ち、06年A・リグスの78長打を更新する年間長打の球団新記録となりました。また、この本塁打で年間100打点を達成し、全日程を終了して3割30本30盗塁と100得点100打点を記録した史上3人目の選手となりました。さらに39二塁打を加えた3割30本30盗塁100得点100打点30二塁打を同一シーズンに達成した史上初の選手となりました。

<年間3割30本30盗塁と100得点100打点の達成者>
  選手名(当時の所属) 打率 本塁打 盗塁 得点 打点   二塁打
1950年 岩本義行(松竹) .319 39本塁打 34盗塁 121得点 127打点   23二塁打
1950年 別当薫(毎日) .335 43本塁打 34盗塁 108得点 105打点   23二塁打
2015年 山田哲人(ヤクルト) .329 38本塁打 34盗塁 119得点 100打点   39二塁打

・秋山(西武)が年間安打の日本新記録。
 秋山翔吾外野手(西武)は10月1日の対オリックス25回戦(京セラドーム)で、6回表の第3打席にバリントン投手から今季215安打目となるサード内野安打を放ち、10年M・マートン(阪神)の214安打を更新する年間安打の日本新記録となりました。

<年間安打記録ベストテン>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 秋山翔吾(西武) 216安打 2015年   8 長谷川勇也(ソフトバンク) 198安打 2013年
2 M・マートン(阪神) 214安打 2010年   9 小笠原道大(日本ハム) 195安打 2001
3 イチロー(オリックス) 210安打 1994   10 イチロー(オリックス) 193安打 1996
4 西岡剛(ロッテ) 209安打 2010   10 松井稼頭央(西武) 193安打 2002
5 青木宣親(ヤクルト) 206安打 2010年   10 青木宣親(ヤクルト) 193安打 2007
6 A・ラミレス(ヤクルト) 204安打 2007年   10 田中賢介(日本ハム) 193安打 2010年
7 青木宣親(ヤクルト) 202安打 2005   10 山田哲人(ヤクルト) 193安打 2014年

・秋山(西武)が年間安打と年間猛打賞回数の日本タイ記録。
 秋山翔吾外野手(西武)は9月30日の対オリックス24回戦(京セラドーム)で、8回表の第6打席に小松投手から今季214安打目となる二塁打を放ち、10年M・マートン(阪神)と並ぶ年間安打の日本タイ記録となりました。そして94年イチロー(オリックス)の210安打もこの試合で更新してパ・リーグ新記録となりました。

<年間安打記録ベストテン>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 M・マートン(阪神) 214安打 2010   8 長谷川勇也(ソフトバンク) 198安打 2013年
1 秋山翔吾(西武) 214安打 2015年   9 小笠原道大(日本ハム) 195安打 2001
3 イチロー(オリックス) 210安打 1994   10 イチロー(オリックス) 193安打 1996
4 西岡剛(ロッテ) 209安打 2010   10 松井稼頭央(西武) 193安打 2002
5 青木宣親(ヤクルト) 206安打 2010年   10 青木宣親(ヤクルト) 193安打 2007
6 A・ラミレス(ヤクルト) 204安打 2007年   10 田中賢介(日本ハム) 193安打 2010年
7 青木宣親(ヤクルト) 202安打 2005   10 山田哲人(ヤクルト) 193安打 2014年

 また、この試合で5安打して今季27度目の1試合3安打以上(猛打賞)を記録し、10年西岡剛(ロッテ)と並ぶ年間猛打賞の最多タイ記録となりました。

<年間猛打賞回数>
  選手名(当時の所属) 記録 年度 備考
1 西岡剛(ロッテ) 27 2010 パ・リーグ記録
1 秋山翔吾(西武) 27 2015年 パ・リーグ記録
3 イチロー(オリックス) 26 1996  
4 A・ラミレス(ヤクルト) 24 2007 セ・リーグ記録
4 M・マートン(阪神) 24 2010 セ・リーグ記録

・田中(日本ハム)が通算1200安打。
 田中賢介内野手(日本ハム)は9月28日の対ソフトバンク25回戦(ヤフオクドーム)で、8回表の第4打席に森投手から今季148安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上209人目の通算1200安打を達成しました。日本ハムでは8人目の記録。初安打は00920日の対近鉄26回戦(東京ドーム)で、9回裏に門倉投手から記録。
 9月28日現在の通算成績は
1209試合、4190打数1200安打、打率.28643本塁打、391打点、169盗塁。

・山田(ヤクルト)が年間長打の球団タイ記録。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は9月28日の対中日25回戦(神宮)で、2回裏の第2打席に今季78長打目となる二塁打を放ち、06年A・リグスと並ぶ年間長打の球団タイ記録となりました。

・中村(西武)が年間三振の球団新記録。
 中村剛也内野手(西武)は9月27日の対楽天25回戦(西武プリンスドーム)で、4回裏の第2打席に森投手から今季166個目の三振を喫し、90年O・デストラーデの165三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。

・中村(西武)が年間三振の球団タイ記録。
 中村剛也内野手(西武)は9月26日の対楽天24回戦(西武プリンスドーム)で、6回裏の第3打席に則本投手から今季165個目の三振を喫し、90年O・デストラーデと並ぶ年間三振の球団タイ記録となりました。

・山田(ヤクルト)が年間得点の球団新記録。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は9月24日の対DeNA25回戦(神宮)で、3回裏に今季115得点目を記録して07年青木宣親の114得点を更新する年間得点の球団新記録となりました。

・田中(日本ハム)が日米通算1200安打。
 田中賢介内野手(日本ハム)は9月20日の対西武25回戦(札幌ドーム)で、7回裏の第4打席に岡本洋投手から今季140安打目となる二塁打を放ち、日米通算1200安打を達成しました。

(日本)  1202試合  4161打数  1192安打  打率.286  43本塁打  391打点  168盗塁
(アメリカ) 15試合  30打数 8安打  打率.267 0本塁打  2打点  2盗塁
通算 1217試合  4191打数 1200安打  打率.286 43本塁打  393打点  170盗塁

・柳田(ソフトバンク)が年間30本塁打30盗塁。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は9月15日の対オリックス23回戦(京セラドーム)で、5回表に今季30個目の盗塁となる二盗に成功し、史上12人目(15度目)の年間30本塁打30盗塁を達成しました。

<年間30本塁打30盗塁の選手>
選手名(当時の所属) 年度 本塁打 盗塁   選手名(当時の所属) 年度 本塁打 盗塁
別当薫(毎日) 1950 43本塁打 34盗塁   秋山幸二(西武) 1990 35本塁打 51盗塁
岩本義行(松竹) 1950 39本塁打 34盗塁   野村謙二郎(広島) 1995 32本塁打 30盗塁
中西太(西鉄) 1953 36本塁打 36盗塁   金本知憲(広島) 2000 30本塁打 30盗塁
張本勲(東映) 1963 33本塁打 41盗塁   井口資仁(ダイエー) 2001 30塁打 44盗塁
簑田浩二(阪急) 1980年 31本塁打 39盗塁   松井稼頭央(西武) 2002年 36本塁打 33盗塁
簑田浩二(阪急) 1983年 32本塁打 35盗塁   山田哲人(ヤクルト) 2015年 34本塁打 30盗塁
秋山幸二(西武) 1987 43本塁打 38盗塁   柳田悠岐(ソフトバンク) 2015年 32本塁打 30盗塁
秋山幸二(西武) 1989 31本塁打 31盗塁          

・長谷川(ソフトバンク)が通算900安打。
 長谷川勇也外野手(ソフトバンク)は9月15日の対オリックス23回戦(京セラドーム)で、3回表の第2打席にディクソン投手から今季9安打目となるレフト前ヒットを放ち、通算900安打を達成しました。初安打は08422日の対楽天4回戦(Kスタ宮城)で、4回表に朝井投手から記録。
 9月
15日現在の通算成績は893試合、3068打数901安打、打率.294、48本塁打、314打点、71盗塁。

・秋山(西武)が年間200安打。
 秋山翔吾外野手(西武)は9月13日の対ロッテ24回戦(西武プリンスドーム)で、5回裏の第3打席に涌井投手から今季200安打目となるサード内野安打を放ち、史上6人目(7度目)の年間200安打を記録しました。

<年間安打記録ベストテン>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 M・マートン(阪神) 214安打 2010年   8 長谷川勇也(ソフトバンク) 198安打 2013年
2 イチロー(オリックス) 210安打 1994年   9 小笠原道大(日本ハム) 195安打 2001
3 西岡剛(ロッテ) 209安打 2010   10 イチロー(オリックス) 193安打 1996
4 青木宣親(ヤクルト) 206安打 2010   10 松井稼頭央(西武) 193安打 2002
5 A・ラミレス(ヤクルト) 204安打 2007年   10 青木宣親(ヤクルト) 193安打 2007
6 青木宣親(ヤクルト) 202安打 2005   10 田中賢介(日本ハム) 193安打 2010年
7 秋山翔吾(西武) 201安打 2015年   10 山田哲人(ヤクルト) 193安打 2014年

・村田(巨人)が通算1600安打。
 村田修一内野手(巨人)は9月9日の対阪神21回戦(甲子園)で、6回表の第3打席に藤浪投手から今季73安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上96人目の通算1600安打を達成しました。初安打は横浜時代の0341日の対巨人1回戦(東京ドーム)で、2回表に桑田投手からレフト前ヒットして記録。
 9月9日現在の通算成績は
1684試合、5991打数1600安打、打率.269319本塁打、981打点、13盗塁。

・新井(広島)が通算1500三振。
 新井貴浩内野手(広島)は9月9日の対中日20回戦(マツダ)で、3回裏の第2打席に大野投手から今季63個目の三振を喫し、史上12人目の通算1500三振を記録しました。

・福浦(ロッテ)が通算1900安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は9月8日の対楽天18回戦(コボスタ宮城)で、1回表の第1打席に則本投手から今季35安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上54人目の通算1900安打を達成しました。ロッテでは榎本喜八2276安打、有藤道世2057安打に次ぐ3人目の記録。初安打は9775日の対オリックス14回戦(千葉マリン)で、4回裏にフレーザー投手から記録。
 9月8日現在の通算成績は2030試合、
6601打数1901安打、打率.288、117本塁打、896打点、9盗塁。

・秋山(西武)が年間安打の球団新記録。
 秋山翔吾外野手(西武)は9月6日の対ロッテ23回戦(QVCマリン)で、6回表の第4打席に阿部投手から今季194安打目となるライト前ヒットを放ち、02年松井稼頭央の193安打を更新する年間安打の球団新記録となりました。

・松田(ソフトバンク)が今季3本目のサヨナラ本塁打。
 松田宣浩内野手(ソフトバンク)は9月6日の対楽天18回戦(ヤフオクドーム)で、延長12回裏の第6打席に入野投手からサヨナラ本塁打を放ちました。これは松田選手自身、4月2日の対オリックス戦と6月11日の対阪神戦に次ぐ今季3本目のサヨナラ本塁打。サヨナラ本塁打を年間3本以上放ったのは史上16人目。

<年間サヨナラ本塁打3本以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 J・ハウエル(ヤクルト) 5 1993   2 田尾安志(阪神) 3 1988
2 桑田武(大洋) 3 1961   2 岸川勝也(ダイエー) 3 1989
2 大杉勝男(東映) 3 1969   2 T・ニール(オリックス) 3 1996
2 矢野清(阪急) 3 1969   2 T・ローズ(近鉄) 3 1996
2 王貞治(巨人) 3 1970   2 松井稼頭央(西武) 3 2002
2 長崎慶一(大洋) 3 1974   2 亀井義行(巨人) 3 2009
2 田淵幸一(阪神) 3 1975   2 坂本勇人(巨人) 3 2010
2 若松勉(ヤクルト) 3 1981   2 松田宣浩(ソフトバンク) 3 2015年

・山田(ヤクルト)が年間30本塁打30盗塁。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は9月6日の対広島21回戦(神宮)で、6回裏に今季30個目の盗塁となる二盗に成功し、史上11人目(14度目)の年間30本塁打30盗塁を達成しました。

<年間30本塁打30盗塁の選手>
選手名(当時の所属) 年度 本塁打 盗塁   選手名(当時の所属) 年度 本塁打 盗塁
別当薫(毎日) 1950 43本塁打 34盗塁   秋山幸二(西武) 1989 31本塁打 31盗塁
岩本義行(松竹) 1950 39本塁打 34盗塁   秋山幸二(西武) 1990 35本塁打 51盗塁
中西太(西鉄) 1953 36本塁打 36盗塁   野村謙二郎(広島) 1995 32本塁打 30盗塁
張本勲(東映) 1963 33本塁打 41盗塁   金本知憲(広島) 2000 30本塁打 30盗塁
簑田浩二(阪急) 1980 31本塁打 39盗塁   井口資仁(ダイエー) 2001 30塁打 44盗塁
簑田浩二(阪急) 1983 32本塁打 35盗塁   松井稼頭央(西武) 2002 36本塁打 33盗塁
秋山幸二(西武) 1987 43本塁打 38盗塁   山田哲人(ヤクルト) 2015年 33本塁打 30盗塁

・中田(日本ハム)が通算700安打。
 中田翔内野手(日本ハム)は9月5日の対オリックス20回戦(ほっともっと神戸)で、4回表の第1打席に西投手から今季118安打目となる28号2ランを放ち、通算700安打を達成しました。初安打は09523日の対ヤクルト2回戦(札幌ドーム)で、2回裏にバレット投手から記録。
 9月
5日現在の通算成績は748試合、2710打数701安打、打率.259、135本塁打、457打点、11盗塁。

・秋山(西武)が年間安打の球団タイ記録。
 秋山翔吾外野手(西武)は95日の対ロッテ22回戦(QVCマリン)で、6回表の第4打席に藤岡投手から今季193安打目となるレフト前ヒットを放ち、02年松井稼頭央選手と並ぶ年間安打の球団タイ記録となりました。

・内川(ソフトバンク)が通算1700安打。
 内川聖一外野手(ソフトバンク)は9月5日の対楽天17回戦(ヤフオクドーム)で、7回裏の第4打席に武藤投手から今季123安打目となる10号2ランを放ち、史上82人目の通算1700安打を達成しました。初安打は横浜時代の02424日の対中日5回戦(札幌ドーム)で、9回裏に代打でギャラード投手からライト前ヒットして記録。
 9月5日現在の通算成績は
1532試合、5466打数1700安打、打率.311、144本塁打、714打点、34盗塁。

・8月の月間MVP。
 9月4日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは柳田悠岐外野手(ソフトバンク)で14年5月以来2度目の受賞。成績は24試合で88打数32安打、打率.364、6本塁打、21打点、9盗塁。
 セ・リーグは山田哲人内野手(ヤクルト)で15年7月に続き3度目の受賞。成績は
26試合で100打数31安打、打率.310、9本塁打、22打点、6盗塁。

・マートン(阪神)が通算1000本安打。
 マット・マートン外野手(阪神)は9月3日の対広島18回戦(甲子園)で、1回裏の第1打席に福井投手から今季130安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上282人目の通算1000本安打を達成しました。阪神では19人目の記録。809試合目での達成は歴代5位のスピード記録。初安打は10年3月26日の対横浜1回戦(京セラドーム)で、3回裏にランドルフ投手からサード内野安打して記録。
 9月3日現在の通算成績は809試合、
3191打数1002安打、打率.314、76本塁打、408打点、27盗塁。

1000本安打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終本数
1 イチロー(オリックス) 757試合 99.4.20 1278安打
2 青木宣親(ヤクルト) 770試合 10.8.4 1284安打
3 ブーマー・ウェルズ(オリックス) 781試合 89.7.5 1413安打
4 与那嶺要(巨人) 793試合 58.5.25 1337安打
5 マット・マートン(阪神) 809試合 15.9.3 1002安打
6 松井稼頭央(西武) 818試合 01.7.8 2027安打
7 レロン・リー(ロッテ) 821試合 83.9.17 1579安打
8 ロバート・ローズ(横浜) 828試合 99.6.19 1275安打
9 長嶋茂雄(巨人) 849試合 64.6.20 2471安打
10 高橋由伸(巨人) 850試合 04.9.29 1750安打

・阿部(巨人)が通算1800安打。
 阿部慎之助捕手(巨人)は8月30日の対中日23回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席に若松投手から今季70安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上68人目の通算1800安打を達成しました。巨人では5人目の記録。初安打は01330日の対阪神1回戦(東京ドーム)で、2回裏に星野伸投手から右中間二塁打して記録。
 
8月30日現在の通算成績は1852試合、6309打数1801安打、打率.285、358本塁打、1075打点、13盗塁。

・井口(ロッテ)が通算350二塁打。
 井口資仁内野手(ロッテ)は8月28日の対オリックス20回戦(QVCマリン)で、5回裏の第3打席に白仁田投手から今季15本目の二塁打を放ち、史上39人目の通算350二塁打を達成しました。初二塁打はダイエー時代の9778日の対ロッテ15回戦(千葉マリン)で、小宮山投手から記録。

・福留(阪神)が日米通算1900安打。
 福留孝介外野手(阪神)は8月26日の対広島15回戦(マツダ)で、3回表の第2打席にジョンソン投手から今季106安打目となるライト前ヒットを放ち、日米通算1900安打を達成しました。

(日本)  1353試合  4772打数  1404安打  打率.294  225本塁打  773打点  73盗塁
(アメリカ) 596試合  1929打数 498安打  打率.258 42本塁打  195打点  29盗塁
通算 1949試合  6701打数 1902安打  打率.284 267本塁打  968打点  102盗塁

・山田(ヤクルト)が4打数連続本塁打。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は8月22日の対中日21回戦(神宮)で、6回裏の第4打席に山本投手から31号3ランを放ち、8月21日の中日20回戦の第4打席から4打数連続本塁打の日本タイ記録を達成しました。4打数連続本塁打は史上19人目(20度目)で、13年W・バレンティン(ヤクルト)以来の記録。

4打数連続本塁打の打者>
選手名(当時の所属) 記録 達成期間   選手名(当時の所属) 記録 達成期間
青田昇(洋松) 4打数 56.5.61・第2試合(2試合)   T・ソレイタ(日本ハム) 4打数 80.9.49.52試合)
王貞治(巨人) 4打数 64.5.3   谷沢健一(中日) 4打数 81.9.209.212試合)
長池徳二(阪急) 4打数 67.6.46.62試合)   R・バース(阪神) 4打数 86.5.316.12試合)
醍醐猛夫(ロッテ) 4打数 71.7.37.42試合)   R・ブライアント(近鉄) 4打数(1四球挟む) 89.10.121・第2試合(2試合)
田淵幸一(阪神) 4打数(1死球挟む) 73.5.95.102試合)   R・アレン(広島) 4打数 90.5.105.122試合)
羽田耕一(近鉄) 4打数 74.4.295.12試合)   D・J(オリックス) 4打数 95.8.88.92試合)
松原誠(大洋) 4打数 76.6.16.22試合)   N・ウィルソン(日本ハム) 4打数 97.6.21
高木守道(中日) 4打数 77.6.126.143試合)   古田敦也(ヤクルト) 4打数(1四球挟む) 03.6.28
掛布雅之(阪神) 4打数(1四球挟む) 78.8.319.12合)   W・バレンティン(ヤクルト) 4打数(2四球挟む) 13.6.8123試合)
T・ソレイタ(日本ハム) 4打数(1死球挟む) 80.4.20   山田哲人(ヤクルト) 4打数(1四球挟む) 15.8.21〜22(2試合)

・福留(阪神)が通算1400安打。
 福留孝介外野手(阪神)は8月22日の対DeNA21回戦(京セラドーム)で、8回裏の第5打席に長田投手から今季104安打目となるライト前ヒットを放ち、史上145人目の通算1400安打を達成しました。初安打は中日時代の9944日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で、3回裏に紀藤投手から右中間二塁打して記録。
 8月
22日現在の通算成績は1351試合、4764打数1400安打、打率.294、225本塁打、771打点、73盗塁。

・イチロー(マーリンズ)が日米通算4200安打。
 イチロー外野手(マーリンズ)は821日(現地時間)の対フィリーズ戦で、6回裏の第3打席に今季78安打目となるセカンド内野安打を放ち、日米通算4200安打を達成しました。

(日本)  951試合  3619打数  1278安打  打率.353  118本塁打  529打点  199盗塁
(アメリカ) 2320試合  9262打数 2923安打  打率.316 113本塁打  737打点  497盗塁
通算 3271試合  12881打数 4201安打  打率.326 231本塁打  1266打点  696盗塁

・栗山(西武)が通算1400安打。
 栗山巧外野手(西武)は8月19日の対楽天18回戦(西武プリンスドーム)で、4回裏の第2打席に辛島投手から今季116安打目となる8号2ランを放ち、史上144人目の通算1400安打を達成しました。西武では5人目の記録。初安打は04924日の対近鉄27回戦(大阪ドーム)で、7回表に小池投手から記録。
 8月19日現在の通算成績は
1327試合、4824打数1400安打、打率.290、72本塁打、542打点、82盗塁。

・福留(阪神)が通算300二塁打。
 福留孝介外野手(阪神)は8月16日の対ヤクルト19回戦(神宮)で、8回表の第5打席にロマン投手から今季17本目の二塁打を放ち、史上63人目の通算300二塁打を達成しました。初二塁打は中日時代の99年4月4日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で、7回裏に紀藤投手から記録。

・和田(中日)が両リーグ1000本安打。
 和田一浩外野手(中日)は8月16日の対巨人20回戦(ナゴヤドーム)で、4回裏の第2打席に大竹投手から今季47安打目となるライト前ヒットを放ち、史上3人目の両リーグ1000本安打を達成しました。

<両リーグ1000本安打達成者>
選手名(最終所属) パ・リーグ セ・リーグ 合計 達成日・カード
大杉勝男(ヤクルト) 1171安打 1057安打 2228安打 83.6.3中日戦
落合博満(日本ハム) 1096安打 1275安打 2371安打 97.5.28ダイエー戦
和田一浩(中日) 1032安打 1000安打 2032安打 15.8.16巨人戦

・松井(楽天)が通算400二塁打。
 松井稼頭央内野手(楽天)は8月14日の対日本ハム22回戦(コボスタ宮城)で、2回裏の第1打席に吉川投手から今季15本目の二塁打を放ち、史上12人目の通算400二塁打を達成しました。1755試合目での達成は歴代1位のスピード記録。

400二塁打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終本数
1 松井稼頭央(楽天) 1755試合 15.8.14 400二塁打
2 立浪和義(中日) 1868試合 03.6.26 487二塁打
3 山内一弘(阪神) 1911試合 67.10.4 448二塁打
4 川上哲治(巨人) 1933試合 58.7.20 408二塁打
5 稲葉篤紀(日本ハム) 1991試合 12.5.19 429二塁打

・松田(ソフトバンク)が通算150号本塁打。
 松田宣浩内野手(ソフトバンク)は811日の対オリックス17回戦(ヤフオクドーム)で、2回裏の第1打席に金子投手から今季24号ソロを放ち、史上161人目の通算150号本塁打を達成しました。ソフトバンクでは8人目の記録。初本塁打は06422日の対オリックス5回戦(大阪ドーム)で、7回表に松村投手から記録。
 
811日現在の通算成績は1019試合、3757打数1044安打、打率.278、150本塁打、550打点、105盗塁。

・坂本(巨人)が通算1200安打。
 坂本勇人内野手(巨人)は8月11日の対DeNA17回戦(東京ドーム)で、1回裏の第1打席に久保投手から今季95安打目となるライト前ヒットを放ち、史上208人目の通算1200安打を達成しました。巨人では18人目の記録。初安打は0796日の対中日21回戦(ナゴヤドーム)で、12回表に高橋投手からセンター前ヒットして記録。
 8月11日現在の通算成績は
1101試合、4278打数1202安打、打率.281124本塁打、483打点、106盗塁。

・中村(西武)が通算満塁ホームランの日本新記録。
 中村剛也内野手(西武)は8月9日の対オリックス18回戦(京セラドーム)で、8回表の第4打席に塚原投手から今季第31号の満塁ホームランを放ちました。これは中村選手自身16本目の満塁ホームランで、王貞治(巨人)の15本を更新する通算満塁ホームランの日本新記録となりました。また、今季4本目の満塁ホームランで、年間4本は史上7人目。

<通算満塁ホームラン・ベストテン>
  選手名(最終所属) 本数     選手名(最終所属) 本数
1 中村剛也(西武) 16本   5 江藤智(西武) 13
2 王貞治(巨人) 15   5 小久保裕紀(ソフトバンク) 13
3 藤井康雄(オリックス) 14   8 野村克也(西武) 12
3 中村紀洋(DeNA 14   8 江藤慎一(ロッテ) 12
5 駒田徳広(横浜) 13   8 井口資仁(ロッテ) 12

<年間満塁本塁打
4本以上>
選手名(当時の所属) 本数 年度
西沢道夫(中日) 5 1950
門田博光(南海) 4 1983
ブーマー・W(阪急) 4 1987
T・バークレオ(西武) 4 1988
今岡誠(阪神) 4 2005
タイロン・ウッズ(中日) 4 2006
中村剛也(西武) 4 2015年

・嶋(楽天)が通算1000試合出場。
 嶋基宏捕手(楽天)は8月9日の対日本ハム21回戦(札幌ドーム)に、「7番・キャッチャー」で先発出場して史上472人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は07年3月28日の対ソフトバンク2回戦(ヤフードーム)で、6回裏にキャッチャーの守備に付いて記録。
 8月9日現在の通算成績は
1000試合、2823打数707安打、打率.250、17本塁打、226打点、38盗塁。

・7月の月間MVP。
 8月7日に両リーグから7月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは中村剛也内野手(西武)で初受賞。成績は21試合で76打数22安打、打率.289、8本塁打、26打点。
 セ・リーグは山田哲人内野手(ヤクルト)で14年8月以来2度目の受賞。成績は
21試合で83打数36安打、打率.434、10本塁打、25打点、8盗塁。