ちょっとしたニュース    
          
2012年8〜10月編


・パシフィック・リーグ全日程終了。
 2012年度のパシフィック・リーグ公式戦は10月9日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。なお、全試合出場者は4人で、李大浩(オリックス)が初、陽岱鋼(日本ハム)が初、エステバン・ヘルマン(西武)が初、中田翔(日本ハム)が初でした。

首位打者 角中勝也(ロッテ) .312
本塁打王 中村剛也(西武) 27本 2年連続4度目
打点王 李大浩(オリックス) 91打点
盗塁王 聖沢諒(ソフトバンク) 54盗
最多安打 内川聖一(ソフトバンク) 157安打 4年ぶり2度目
最高出塁率 糸井嘉男(日本ハム) .404 2年連続2度目

・セントラル・リーグ全日程終了。
 2012年度のセントラル・リーグ公式戦は10月9日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。なお、全試合出場者は7人で、鳥谷敬(阪神)が8年連続8度目、村田修一(巨人)が3年連続5度目、坂本勇人(巨人)が3年連続4度目、和田一浩(中日)が2年ぶり3度目、大島洋平(中日)が初、長野久義(巨人)が初、堂林翔太(広島)が初でした。

首位打者 阿部慎之助(巨人) .340
本塁打王 ウラディミール・バレンティン(ヤクルト) 31 2年連続2度目
打点王 阿部慎之助(巨人) 104打点
盗塁王 大島洋平(中日) 32盗塁
最多安打 長野久義(巨人)
坂本勇人(巨人)
173安打
最高出塁率 阿部慎之助(巨人) .429

・井口(ロッテ)が日米通算1900安打。
 井口資仁内野手(ロッテ)は10月7日の対楽天23回戦(QVCマリン)で、5回裏の第3打席に菊池投手から今季129安打目となるライト前ヒットを放ち、日米通算1900安打を達成しました。

(日本)  1439試合  5167打数  1406安打  打率.272  205本塁打  808打点  169盗塁
(アメリカ) 493試合  1841打数 494安打  打率.268 44本塁打  205打点  48盗塁
通算 1930試合  7008打数 1900安打  打率.271 249本塁打  1013打点  217盗塁

・9月の月間MVP。
 10月5日に両リーグから9月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは糸井嘉男外野手(日本ハム)で、09年6月以来2度目の受賞。成績は21試合で79打数30安打、打率.380、3本塁打、15打点。
 セ・リーグは阿部慎之助捕手(巨人)で、今年8月に続き6度目の受賞。成績は
25試合で85打数38安打、打率.447、7本塁打、21打点。

・福地(ヤクルト)が通算250盗塁。
 福地寿樹外野手(ヤクルト)は10月4日の対広島22回戦(マツダ)で、6回表に今季11盗塁目となる二盗に成功して史上44人目の通算250盗塁を達成しました。初盗塁は広島時代の99年9月23日の対中日27回戦(ナゴヤドーム)で記録。
 10月4日現在の通算成績は1006試合、2384打数648安打、打率
.272、20本塁打、184打点、250盗塁。

・坂本(巨人)が通算800安打。
 坂本勇人内野手(巨人)は10月1日の対ヤクルト24回戦(神宮)で、3回表の第2打席に八木投手から今季167安打目となるショート内野安打を放ち、通算800安打を達成しました。初安打は0796日の対中日21回戦(ナゴヤドーム)で、12回表に高橋投手からセンター前ヒットして記録。
 10月
1日現在の通算成績は718試合、2827打数800安打、打率.283、87本塁打、318打点、54盗塁。

・和田(中日)が通算3000塁打。
 和田一浩外野手(中日)は9月30日の対DeNA23回戦(横浜)で、5回表の第3打席に王投手から今季204塁打目となる9号3ランを放ち、史上51人目の通算3000塁打を達成しました。

・宮本(ヤクルト)が通算400犠打。
 宮本慎也内野手(ヤクルト)は9月26日の対阪神21回戦(神宮)で、3回裏の第2打席にスタンリッジ投手から今季14個目の犠打を記録して、史上3人目の通算400犠打を達成しました。

<通算犠打ベストテン>
  選手名(最終所属) 通算犠打     選手名(最終所属) 通算犠打
1 川相昌弘(中日) 533犠打   6 石井琢朗(広島) 289犠打
2 平野謙(ロッテ) 451犠打   7 金子誠(日本ハム 287犠打
3 宮本慎也(ヤクルト) 400犠打   8 正田耕三(広島 282犠打
4 伊東勤(西武) 305犠打   9 水口栄二(オリックス) 279犠打
5 新井宏昌(近鉄) 300犠打   10 小坂誠(楽天) 267犠打

・福地(ヤクルト)が通算1000試合出場。
 福地寿樹外野手(ヤクルト)は9月21日の対阪神21回戦(神宮)に「2番・レフト」で先発出場して、史上457人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は広島時代の97年10月10日の対ヤクルト25回戦(神宮)に、「2番・セカンド」で先発出場して記録。
 9月26日現在の通算成績は
1000試合、2362打数636安打、打率.257、20本塁打、183打点、247盗塁。

・堂林(広島)が年間三振の球団新記録。
 堂林翔太内野手(広島)は9月25日の対巨人22回戦(マツダ)で、9回裏の第4打席に西村投手から今季140個目の三振を喫し、04年アンディ・シーツの139三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。

・井口(ロッテ)が通算1400安打。
 井口資仁内野手(ロッテ)は9月25日の対日本ハム21回戦(札幌ドーム)で、10回表の第5打席に武田久投手から今季123安打目となるライト前ヒットを放ち、史上137人目の通算1400安打を達成しました。初安打はダイエー時代の9753日の対近鉄4回戦(福岡ドーム)で、1回裏に山崎投手から記録。
 9月
25日現在の通算成績は1431試合、5139打数1400安打、打率.272、204本塁打、807打点、169盗塁。

・金本(阪神)が通算本塁打で歴代単独10位。
 金本知憲外野手(阪神)は9月16日の対巨人24回戦(東京ドーム)で、4回表の第2打席に宮国投手から今季5号2ランを放ち、通算475本塁打として田淵幸一(阪神−西武)474本塁打を抜き、通算本塁打数で歴代単独10位となりました。

<通算本塁打ベストテン>
  選手名(最終所属) 通算
本塁打
打数 本塁打率 実働期間 40 30 20 10 年間最多本塁打 本塁打王 満塁 サヨナラ
1 王貞治(巨人) 868 9250 10.65 195980 13 19 19 21 55本(64年) 15 15 7
2 野村克也(西武) 657 10472 15.93 195480 5 10 18 21 52本(63年) 9 12 11
3 門田博光(ダイエー) 567 8868 15.64 197092 4 9 14 20 44本(8188年) 3 11 6
4 山本浩二(広島) 536 8052 15.02 196986 5 9 15 18 44本(777880年) 4 11 5
5 清原和博(オリックス) 525 7814 14.88 198608 - 7 16 21 37本(90年) - 11 12
6 落合博満(日本ハム) 510 7627 14.95 197998 3 9 13 17 52本(85年) 5 5 5
7 張本勲(ロッテ) 504 9666 19.17 195981 - 5 16 21 34本(70年) - 7 6
7 衣笠祥雄(広島) 504 9404 18.65 196587 - 5 16 20 32本(74年) - 7 1
9 大杉勝男(ヤクルト) 486 7763 15.97 196583 3 8 14 17 44本(70年) 2 7 5
10 金本知憲(阪神) 475本 8892 18.72 199212 1 6 14 18 40本(05年) - 8 6
                           
  日米通算記録                        
  松井秀喜(レイズ) 507本 9014 17.77 199312 3 8 14 17 50本(02年) 3 12 8

・鳥谷(阪神)が通算100号本塁打。
 鳥谷敬内野手(阪神)は9月15日の対巨人23回戦(東京ドーム)で、4回表の第2打席にホールトン投手から今季6号ソロを放ち、史上266人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は04年5月27日の対横浜8回戦(甲子園)で、8回裏に東投手から記録。
 9月15日現在の通算成績は
1242試合、4511打数1273安打、打率.282、100本塁打、530打点、73盗塁。

・谷(巨人)が通算350二塁打。
 谷佳知外野手(巨人)は9月14日の対阪神22回戦(東京ドーム)で7回裏の第3打席に岩田投手から今季5本目の二塁打を放ち、史上35人目の通算350二塁打を達成しました。初二塁打はオリックス時代の97525日の対ロッテ7回戦(千葉マリン)で、2回表に薮田投手から記録。

・金城(横浜)が通算1500本安打。
 金城龍彦外野手(横浜)は9月14日の対ヤクルト20回戦(神宮)で、7回表の第3打席に村中投手から今季64安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上112人目の通算1500本安打を達成しました。横浜では6人目の記録。初安打は991015日の対ヤクルト27回戦(横浜)で、6回裏に高木投手からライト前ヒットして記録。
 9月14日現在の通算成績は1631試合、5331打数
1500安打、打率.281、95本塁打、530打点、36盗塁。

・森野(中日)が通算1200安打。
 森野将彦内野手(中日)は913日の対DeNA19回戦(横浜)で、6回表の第3打席に篠原投手から今季89安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上203人目の通算1200安打を達成しました。中日では14人目の記録。初安打は97829日の対ヤクルト22回戦(ナゴヤドーム)で、3回裏にブロス投手から本塁打して記録。
 
9月13日現在の通算成績は1337試合、4352打数1200安打、打率.276、134本塁打、607打点、12盗塁。

・里崎(ロッテ)が通算1000試合出場。
 里崎智也捕手(ロッテ)は9月8日の対ソフトバンク23回戦(ヤフードーム)に「7番・キャッチャー」で先発出場して、史上456人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は00年4月6日の対西武2回戦(千葉マリン)に、「8番・キャッチャー」で先発出場して記録。
 9月8日現在の通算成績は
1000試合、3230打数830安打、打率.257、104本塁打、430打点、6盗塁。

・8月の月間MVP。
 9月7日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはジョシュ・ホワイトセル内野手(ロッテ)で、初受賞。成績は27試合で99打数39安打、打率.394、5本塁打、24打点。
 セ・リーグは阿部慎之助捕手(巨人)で、今年6月以来5度目の受賞。成績は
27試合で98打数29安打、打率.296、8本塁打、27打点。

・荒木(中日)が通算200犠打。
 荒木雅博内野手(中日)は9月4日の対広島18回戦(ナゴヤドーム)で、1回裏の第1打席に野村投手から今季29個目の犠打を記録し、史上34人目の通算200犠打を達成しました。

・青木(ブリュワーズ)が日米通算1400安打。
 青木宣親外野手(ブリュワーズ)は9月3日の対マーリンズ戦で、9回表の第5打席に今季116安打目となる二塁打を放ち、日米通算1400安打を達成しました。

(日本)  985試合  3900打数  1284安打  打率.329  84本塁打  385打点  164盗塁
(アメリカ) 123試合  405打数 116安打  打率.286 6本塁打  32打点  22盗塁
通算 1108試合  4305打数 1400安打  打率.325 90本塁打  417打点  186盗塁

・金子(日本ハム)が通算1600安打。
 金子誠内野手(日本ハム)は8月31日の対ソフトバンク17回戦(ヤフードーム)で、6回表の第2打席に大隣投手から今季49安打目となる二塁打を放ち、史上90人目の通算1600安打を達成しました。日本ハムでは張本勲2435安打、田中幸雄2012安打、毒島章一1977安打に次ぐ4人目の記録。初安打は95103日の対西武25回戦(西武)で、7回表に小野投手から記録。
 8月31日現在の通算成績は
1925試合、6217打数1600安打、打率.257、84本塁打、615打点、113盗塁。

・小久保(ソフトバンク)が通算1500三振。
 小久保裕紀内野手(ソフトバンク)は8月22日の対西武17回戦(西武ドーム)で、4回表の第2打席に菊池投手から今季51個目の三振を喫し、史上11人目の通算1500三振を記録しました。

・井端(中日)が通算1700安打。
 井端弘和内野手(中日)は8月22日の対阪神16回戦(京セラドーム)で、1回表の第1打席に二神投手から今季109安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上75人目の通算1700安打を達成しました。中日では6人目の記録。初安打は9898日の対阪神23回戦(ナゴヤドーム)で、3回裏にメイ投手からセンター前ヒットして記録。
 8月22日現在の通算成績は
1579試合、5933打数1702安打、打率.287、50本塁打、451打点、146盗塁。

・村田(巨人)が通算1200安打。
 村田修一内野手(巨人)は8月18日の対広島17回戦(東京ドーム)で、8回裏の第4打席に今村投手から今季100安打目となる二塁打を放ち、史上202人目の通算1200安打を達成しました。初安打は横浜時代の0341日の対巨人1回戦(東京ドーム)で、2回表に桑田投手からレフト前ヒットして記録。
 8月18日現在の通算成績は
1262試合、4513打数1200安打、打率.266259本塁打、776打点、8盗塁。

・福浦(ロッテ)が通算1800安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は8月17日の対日本ハム15回戦(札幌ドーム)で、8回表に代打で増井投手から今季38安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上62人目の通算1800安打を達成しました。ロッテでは榎本喜八2276安打、有藤道世2057安打、堀幸一1827安打に次ぐ4人目の記録。初安打は9775日の対オリックス14回戦(千葉マリン)で、4回裏にフレーザー投手から記録。
 8月17日現在の通算成績は
1828試合、6188打数1800安打、打率.291、115本塁打、840打点、9盗塁。

・高橋由(巨人)が通算300号本塁打。
 高橋由伸外野手(巨人)は8月17日の対広島16回戦(東京ドーム)で、5回裏の第3打席にバリントン投手から今季8号2ランを放ち、史上37人目の通算300号本塁打を達成しました。巨人では5人目の記録。初本塁打は9847日の対広島1回戦(東京ドーム)で、4回裏に山内投手から記録。
 8月17日現在の通算成績は
1571試合、5542打数1619安打、打率.292、300本塁打、889打点、27盗塁。

・内川(ソフトバンク)が通算1200安打。
 内川聖一外野手(ソフトバンク)は8月16日の対ロッテ18回戦(ヤフードーム)で、3回裏の第2打席に小野投手から今季110安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上201人目の通算1200安打を達成しました。初安打は横浜時代の02424日の対中日5回戦(札幌ドーム)で、9回裏に代打でギャラード投手からライト前ヒットを放ち記録。
 8月16日現在の通算成績は
1118試合、3846打数1200安打、打率.312、97本塁打、469打点、31盗塁。

・鉄平(楽天)が通算800安打。
 鉄平外野手(楽天)は8月16日の対日本ハム18回戦(Kスタ宮城)で、3回裏の第1打席にウルフ投手から今季59安打目となるショート内野安打を放ち、通算800安打を達成しました。初安打は中日時代の04430日の対横浜3回戦(ナゴヤドーム)で、7回裏に加藤投手から記録。
 8月16日現在の通算成績は845試合、
2805打数800安打、打率.285、40本塁打、311打点、65盗塁。

・オーティズ(西武)がパ・リーグ通算45千号本塁打。
 ホセ・オーティズ内野手(西武)は8月12日の対日本ハム16回戦(西武ドーム)で、8回裏の第4打席に森内投手から3号ソロを放ち、パシフィック・リーグ通算45千号本塁打を記録しました。

<パシフィックリーグの通算記念本塁打>
  選手名(当時の所属) 年月日 球場     選手名(当時の所属) 年月日 球場
1号 戸倉勝城(毎日) 50.3.11 西宮   30000号 広永益隆(ダイエー) 92.6.6 西武
10000号 A・ロペス(東京) 68.7.3 小倉   35000号 田中幸雄(日本ハム) 99.7.8 東京ドーム
20000号 門田博光(南海) 80.10.1 大阪   40000号 T・バティスタ(ソフトバンク) 05.4.18 ヤフードーム
25000号 伊東勤(西武) 86.7.12 藤井寺   45000 J・オーティズ(西武) 12.8.12 西武ドーム

・本多(ソフトバンク)が通算250盗塁。
 本多雄一内野手(ソフトバンク)は8月11日の対楽天14回戦(ヤフードーム)で、6回裏に今季23盗塁目となる二盗に成功して史上43人目の通算250盗塁を達成しました。ソフトバンクでは6人目の記録。初盗塁は06年8月4日の対ロッテ14回戦(千葉マリン)で、5回表に二盗して記録。
 8月11日現在の通算成績は788試合、3039打数848安打、打率
.279、11本塁打、231打点、250盗塁。

・稲葉(日本ハム)が通算1000打点。
 稲葉篤紀内野手(日本ハム)は8月8日の対ソフトバンク16回戦(帯広)で、3回裏の第2打席に摂津投手から今季47打点目を記録するタイムリーヒットを放ち、史上38人目の通算1000打点を達成しました。初打点はヤクルト時代の95年6月21日の対広島13回戦(広島)で、2回表に紀藤投手から本塁打して記録。
 
8月8日現在の通算成績は2035試合、7088打数2057安打、打率.290、254本塁打、1000打点、74盗塁。

・7月の月間MVP。
 8月7日に両リーグから7月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは李大浩内野手(オリックス)で、今年5月に次いで2度目の受賞。成績は21試合で77打数26安打、打率.338、7本塁打、18打点。
 セ・リーグはアレックス・ラミレス外野手(DeNA)で、
10年5月以来9度目の受賞。成績は21試合で70打数29安打、打率.414、6本塁打、17打点。

・今江(ロッテ)が通算1000本安打。
 今江敏晃内野手(ロッテ)は8月3日の対オリックス12回戦(ほっともっと神戸)で、4回表の第2打席に寺原投手から今季81安打目となる二塁内野安打を放ち、史上270人目の通算1000本安打を達成しました。ロッテでは15人目の記録。初安打は02930日の対西武27回戦(西武ドーム)で、2回表に西口投手から記録。
 8月3日現在の通算成績は1013試合、
3544打数1001安打、打率.282、69本塁打、460打点、22盗塁。