ちょっとしたニュース    
          2007年3〜4月編


・仁志(横浜)が通算21本目の先頭打者本塁打。
 仁志敏久内野手(横浜)は4月30日の対中日6回戦(横浜)で、1回裏の第1打席に吉見投手から通算21本目の先頭打者本塁打となる今季4号ソロを放ちました。先頭打者本塁打21本は歴代8位タイ記録。

<通算初回先頭打者本塁打ベスト10>
  選手名(最終所属) 記録 内訳
1 福本豊(阪急) 43 24本 裏19
2 真弓明信(阪神) 41 24本 裏17
3 高橋慶彦(阪神) 34 13本 裏21
4 石毛宏典(ダイエー) 30 18本 裏12
5 緒方孝市(広島) 28 22本 裏6
6 柴田勲(巨人) 25 9本 裏16
7 山崎裕之(西武) 22 9本 裏13
8 野村謙二郎(広島) 21 6本 裏15
8 仁志敏久(横浜) 21本 9本 裏12本
10 高田繁(巨人) 20 10本 裏10

・カブレラ(西武)が通算250号本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は4月29日の対ロッテ7回戦(グッドウィルドーム)で、6回裏の第3打席に成瀬投手から今季4号ソロを放ち、史上50人目の通算250号本塁打を達成しました。西武では清原和博329本、秋山幸二328本に次ぐ3人目の記録。733試合目での達成は史上最速タイ記録。初本塁打は01327日の対オリックス1回戦(神戸)で6回表に木田投手から記録。
 4月29日現在の通算成績は733試合、2673打数818安打、打率
.306、250本塁打、617打点、11盗塁。

250本塁打スピード記録ベストテン>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算本数
1 ラルフ・ブライアント(近鉄) 733試合 95.4.11 259本塁打
1 アレックス・カブレラ(西武) 733試合 07.4.29 250本塁打
3 落合博満(中日) 878試合 87.5.19 510本塁打
4 秋山幸二(西武) 892試合 91.6.26 437本塁打
5 田淵幸一(阪神) 896試合 76.9.14 474本塁打
6 長池徳二(阪急) 927試合 73.9.14 338本塁打
7 タフィ・ローズ(近鉄) 978試合 03.5.12 360本塁打
8 王貞治(巨人) 994試合 66.8.18 868本塁打
9 松井秀喜(巨人) 1000試合 01.4.12 332本塁打
10 原辰徳(巨人) 1002試合 89.4.8 382本塁打

・大村(ソフトバンク)が通算1500試合出場。
 大村直之外野手(ソフトバンク)は4月29日の対オリックス7回戦(スカイマーク)に、「1番・センター」で先発出場して史上150人目の通算1500試合出場を達成しました。初出場は近鉄時代の94917日の対日本ハム24回戦(藤井寺)で9回表にセンターの守備に付いて記録。
 4月29日現在の通算成績は
1500試合、5542打数1555安打、打率.281、75本塁打、494打点、184盗塁。

・中村紀(中日)が日米通算1400安打。
 中村紀洋内野手(中日)は4月25日の対広島4回戦(ナゴヤドーム)で、8回裏の第4打席にマルテ投手から今季25安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算1400安打を達成しました。

(日本)  1490試合  5253打数  1395安打  打率.266  323本塁打  974打点  18盗塁
(アメリカ) 17試合  39打数 5安打  打率.128 0本塁打  3打点  0盗塁
通算 1507試合  5292打数 1400安打  打率.265 323本塁打  977打点  18盗塁

・谷(巨人)が通算100号本塁打。
 谷佳知外野手(巨人)は4月22日の対阪神6回戦(甲子園)で、8回表の第5打席に渡辺投手から今季3号2ランを放ち、史上249人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打はオリックス時代の97年81日の対近鉄14回戦(神戸)で8回裏に赤堀投手から記録。
 4月22日現在の通算成績は1258試合、4788打数1435安打、打率
.300、100本塁打、560打点、147盗塁。

・仁志(横浜)が通算20本目の先頭打者本塁打。
 仁志敏久内野手(横浜)は4月22日の対広島6回戦(横浜)で、1回裏の第1打席にフェルナンデス投手から通算20本目の先頭打者本塁打となる今季3号ソロを放ちました。先頭打者本塁打20本は史上10人目の記録。

<通算初回先頭打者本塁打ベスト10>
  選手名(最終所属) 記録 内訳
1 福本豊(阪急) 43 24本 裏19
2 真弓明信(阪神) 41 24本 裏17
3 高橋慶彦(阪神) 34 13本 裏21
4 石毛宏典(ダイエー) 30 18本 裏12
5 緒方孝市(広島) 28 22本 裏6
6 柴田勲(巨人) 25 9本 裏16
7 山崎裕之(西武) 22 9本 裏13
8 野村謙二郎(広島) 21 6本 裏15
9 高田繁(巨人) 20 10本 裏10
9 仁志敏久(横浜) 20本 9本 裏11本

・ラミレス(ヤクルト)が通算1000本安打。
 アレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)は4月21日の対中日5回戦(神宮)で、3回裏の第2打席に吉見投手から今季20安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上244人目の通算1000本安打を達成しました。ヤクルトでは14人目の記録。854試合目での達成は歴代9位のスピード。初安打は01330日の対横浜1回戦(横浜)で7回表に竹下投手からレフト線二塁打して記録。
 4月
21日現在の通算成績は854試合、3403打数1001安打、打率.294、184本塁打、637打点、12盗塁。

1000本安打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算安打
1 イチロー(オリックス) 757試合 99.4.20 1278安打
2 ブーマー・ウェルズ(オリックス) 781試合 89.7.5 1413安打
3 与那嶺要(巨人) 793試合 58.5.25 1337安打
4 松井稼頭央(西武) 818試合 01.7.8 1433安打
5 レロン・リー(ロッテ) 821試合 83.9.17 1579安打
6 ロバート・ローズ(横浜) 828試合 99.6.19 1275安打
7 長嶋茂雄(巨人) 849試合 64.6.20 2471安打
8 高橋由伸(巨人) 850試合 04.9.29 1208安打
9 アレックス・ラミレス(ヤクルト) 854試合 07.4.21 1001安打
10 野村謙二郎(広島) 857試合 95.9.22 2020安打

・礒部(楽天)が通算1100安打。
 礒部公一外野手(楽天)は4月19日の対ソフトバンク6回戦(フルキャスト宮城)で、5回裏の第2打席にニコースキー投手から今季28安打目となる三塁内野安打を放ち、史上210人目の通算1100安打を達成しました。初安打は近鉄時代の97426日の対オリックス2回戦(大阪ドーム)で5回裏に高橋功投手から記録。
 
4月19日現在の通算成績は1154試合、3845打数1100安打、打率.286、93本塁打、467打点、49盗塁。

・古田(ヤクルト)が通算2000試合出場。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は4月19日の対横浜3回戦(神宮)に「8番・キャッチャー」で先発出場して、史上37人目の通算2000試合出場を達成しました。ヤクルトでは若松勉2062試合に次ぐ2人目の記録。初出場は90411日の対中日2回戦(神宮)で、6回表に捕手として出場して記録。
 4月19日現在の通算成績は
2000試合、7128打数2091安打、打率.293、217本塁打、1009打点、70盗塁。

・佐伯(横浜)が通算1500試合出場。
 佐伯貴弘内野手(横浜)は4月14日の対阪神2回戦(甲子園)で9回表に代打出場して、史上149人目の通算1500試合出場を達成しました。横浜では10人目の記録。初出場は93523日の対広島9回戦(横浜)で、8回裏に代打出場して記録。
 4月
14日現在の通算成績は1500試合、4712打数1312安打、打率.278、125本塁打、652打点、41盗塁。

・松井(ロッキーズ)が日米通算1700安打。
 松井稼頭央内野手(ロッキーズ)は4月13日(現地時間)の対ダイヤモンドバックス戦で、3回表の第2打席に今季9安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算1700安打を達成しました。

(日本)  1159試合  4638打数  1433安打  打率.309  150本塁打  569打点  306盗塁
(アメリカ) 279試合  1003打数 269安打  打率.268 13本塁打  97打点  35盗塁
通算 1438試合  5641打数 1702安打  打率.302 163本塁打  666打点  341盗塁

・小久保(ソフトバンク)が通算1400安打。
 小久保裕紀内野手(ソフトバンク)は4月12日の対ロッテ3回戦(ヤフードーム)で、4回裏の第2打席に小野投手から今季17安打目となる6号ソロを放ち、史上116人目の通算1400安打を達成しました。初安打は94410日の対オリックス2回戦(神戸)で野田投手から記録。
 4月12日現在の通算成績は
1386試合、5052打数1400安打、打率.277、327本塁打、950打点、52盗塁。

・鈴木尚(横浜)が通算1400安打。
 鈴木尚典外野手(横浜)は4月10日の対ヤクルト1回戦(横浜)で、4回裏の第2打席に石川投手から今季11安打目となる投手内野安打を放ち、史上115人目の通算1400安打を達成しました。横浜では6人目の記録。初安打は9371日の対ヤクルト12回戦(横浜)で8回裏に伊東投手からセンター前ヒットして記録。
 4月10日現在の通算成績は
1383試合、4555打数1402安打、打率.308、143本塁打、682打点、61盗塁。

・村田(横浜)が通算100号本塁打。
 村田修一内野手(横浜)は4月10日の対ヤクルト1回戦(横浜)で、5回裏の第3打席に石川投手から今季2号3ランを放ち、史上248人目の通算100号本塁打を達成しました。横浜では20人目の記録。初本塁打は03年4月2日の対巨人2回戦(東京ドーム)で5回表に高橋尚投手から記録。
 4月
10日現在の通算成績は511試合、1711打数427安打、打率.250、100本塁打、298打点、7盗塁。

・赤星(阪神)が通算900安打。
 赤星憲広外野手(阪神)は4月10日の対中日1回戦(甲子園)で、5回裏の第3打席に山本昌投手から今季9安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上286人目の通算900安打を達成しました。初安打は01331日の対巨人2回戦(東京ドーム)で7回表に柏田投手から三塁内野安打して記録。
 4月10日現在の通算成績は780試合、3065打数
900安打、打率.294、3本塁打、159打点、287盗塁。

・高橋由(巨人)が通算1200安打。
 高橋由伸外野手(巨人)は4月10日の対広島1回戦(広島)で、7回表の第4打席に長谷川投手から今季12安打目となる2号ソロを放ち、史上172人目の通算1200安打を達成しました。巨人では16人目の記録。初安打は9843日の対ヤクルト1回戦(神宮)で6回表に高木投手からライト前ヒットして記録。
 4月10日現在の通算成績は1046試合、
3979打数1200安打、打率.302、214本塁打、628打点、21盗塁。

・福留(中日)が通算1000試合出場。
 福留孝介外野手(中日)は4月6日の対横浜1回戦(ナゴヤドーム)に「3番・ライト」で先発出場して、史上415人目の通算1000試合出場を達成しました。中日では23人目の記録。初出場は99年4月2日の対広島1回戦(ナゴヤドーム)に「2番・ショート」で先発出場して記録。
 4月6日現在の通算成績は
1000試合、3608打数1102安打、打率.305、180本塁打、604打点、66盗塁。

・仁志(横浜)が通算1300安打。
 仁志敏久内野手(横浜)は4月5日の対広島3回戦(広島)で、1回表の第1打席に黒田投手から今季6安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上145人目の通算1300安打を達成しました。初安打は巨人時代の9645日の対阪神1回戦(東京ドーム)で1回裏に藪投手からセンター前ヒットして記録。
 4月
5日現在の通算成績は1284試合、4792打数1300安打、打率.271、133本塁打、444打点、131盗塁。

・ローズ(オリックス)が通算1000打点。
 タフィ・ローズ外野手(オリックス)は4月4日の対ロッテ2回戦(京セラドーム)で、9回裏の第4打席に小野投手から今季7打点目を記録する4号2ランを放ち、史上28人目の通算1000打点を達成しました。外国人選手では初の記録。初打点は近鉄時代の96330日の対西武1回戦(西武)で、4回表に新谷投手からタイムリーヒットして記録。
 4月4日現在の通算成績は
1325試合、5045打数1436安打、打率.285、364本塁打、1001打点、85盗塁。

・カブレラ(西武)が通算800安打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は4月4日の対ソフトバンク2回戦(グッドウィルドーム)で、8回裏の第4打席に柳瀬投手から今季7安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上348人目の通算800安打を達成しました。初安打は01年3月27日の対オリックス1回戦(神戸)で2回表に川越投手から記録。
 4月4日現在の通算成績は716試合、2611打数800安打、打率
.306、247本塁打、606打点、11盗塁。

・宮本(ヤクルト)が通算1300安打。
 宮本慎也内野手(ヤクルト)は4月3日の対阪神1回戦(神宮)で、5回裏の第2打席にジャン投手から今季4安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上144人目の通算1300安打を達成しました。ヤクルトでは6人目の記録。初安打は95413日の対中日3回戦(神宮)で8回裏にキク投手からライト前ヒットして記録。
 4月3日現在の通算成績は
1312試合、4681打数1300安打、打率.278、40本塁打、347打点、96盗塁。

・福留(中日)が通算1100安打。
 福留孝介外野手(中日)は4月1日の対ヤクルト3回戦(ナゴヤドーム)で、3回裏の第2打席に藤井投手から今季4安打目となるライト前ヒットを放ち、史上209人目の通算1100安打を達成しました。中日では13人目の記録。初安打は9944日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で3回裏に紀藤投手から右中間二塁打して記録。
 4月
1日現在の通算成績は996試合、3595打数1101安打、打率.306、180本塁打、603打点、66盗塁。

・井端(中日)が通算1000本安打。
 井端弘和内野手(中日)は4月1日の対ヤクルト3回戦(ナゴヤドーム)で、1回裏の第1打席に藤井投手から今季5安打目となる二塁打を放ち、史上243人目の通算1000本安打を達成しました。中日では15人目の記録。初安打は9898日の対阪神23回戦(ナゴヤドーム)で3回裏にメイ投手からセンター前ヒットして記録。
 4月1日現在の通算成績は923試合、
3448打数1001安打、打率.290、33本塁打、272打点、96盗塁。

・福留(中日)が通算600打点。
 福留孝介外野手(中日)は3月30日の対ヤクルト1回戦(ナゴヤドーム)で、3回裏の第2打席に石井一投手から今季1打点目を記録するタイムリーツーベースを放ち、史上131人目の通算600打点を達成しました。中日では11人目の記録。初打点は9944日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で2回裏に広池投手から記録。
 3月30日現在の通算成績は994試合、
3587打数1098安打、打率.306、179本塁打、601打点、66盗塁。

・小坂(巨人)が通算250犠打。
 小坂誠内野手(巨人)は3月30日の対横浜1回戦(横浜)で、4回表の第2打席に三浦投手から今季1個目の犠打を記録し、史上10人目の通算250犠打を達成しました。

・セントラル・リーグ公式戦開幕。
 2007年度のセントラル・リーグ公式戦が3月30日に開幕。中日対ヤクルト(ナゴヤドーム)は中日が3回裏に福留のタイムリーツーベースで2点を先行。6回まで中日の先発・川上は2安打無失点と好投。しかしヤクルトは7回表に度会の内野ゴロの間に1点を返すと、8回表には3番・リグスの逆転2ランで3-2と試合を引っくり返しました。しかしヤクルトのリリーフ陣が乱調。その裏ツーアウトランナーなしから四球を挟んで5連打され5失点。結局終盤で再度リードした中日が7-3で勝ちました。

 阪神対広島(京セラドーム)は、広島が3回表に梵の犠飛で1点を先制。6回表にも満塁から倉の三塁内野安打で1点を追加、2-0とリードしました。6回まで広島・黒田に3安打無得点の阪神打線は7回裏に7番・矢野のタイムリーで1点を返しますが、終わってみればこれが唯一の得点。広島は8回表に尾形のタイムリーツーベースと森笠のタイムリーで2点を加え4-1で勝ちました。

 横浜対巨人(横浜)は、巨人が1回表に高橋由がリーグ史上初となる開幕戦先頭打者初球ホームランでまず先取点。横浜もその裏5番・鈴木尚のタイムリーですかさず同点に追い付くと、3回裏には6番・吉村のタイムリーで2-1と逆転に成功。しかし巨人は直後の4回表に4番・李、5番・ゴンザレスが連続ホームランして3-2と再び1点のリード。巨人は先発の内海から林、そして豊田とつないでこのリードを守り切り3-2で勝ちました。

・松中(ソフトバンク)が通算1200安打。
 松中信彦内野手(ソフトバンク)は3月28日の対楽天2回戦(ヤフードーム)で、8回裏の第5打席に吉田投手から今季5安打目となるライト前ヒットを放ち、史上171人目の通算1200安打を達成しました。ソフトバンクでは10人目の記録。初安打は97531日の対西武9回戦(福岡ドーム)で4回裏に石井丈投手から記録。
 3月
28日現在の通算成績は1108試合、3862打数1200安打、打率.311、262本塁打、842打点、18盗塁。

・福浦(ロッテ)が通算1300安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は3月24日の対日本ハム1回戦(千葉マリン)で、4回裏の第2打席にダルビッシュ投手から今季1安打目となるライト前ヒットを放ち、史上143人目の通算1300安打を達成しました。ロッテでは8人目の記録。初安打は9775日の対オリックス14回戦(千葉マリン)で4回裏にフレーザー投手から記録。
 3月
24日現在の通算成績は1193試合、4274打数1300安打、打率.304、88本塁打、577打点、8盗塁。

・パシフィック・リーグ公式戦開幕。
 2007年度のパシフィック・リーグ公式戦が324日に開幕。ソフトバンク対オリックス(ヤフードーム)はオリックスが初回に5番・北川のタイムリーで先行。その裏のソフトバンクも松中の犠飛ですかさず同点。オリックスは3回表に4番・ローズの日本復帰第1号となる2ランで3-1と再びリード。するとその裏のソフトバンクは3番・多村の移籍第1号2ランでまたしても3-3の同点。6回裏に今度はソフトバンクは相手の野選で4-3と1点を勝ち越し。しかし粘るオリックスは7回表にその野選をした北川がこの日2本目のタイムリーで4-4の同点。9回表には無死満塁から北川のタイムリー内野安打に相手エラー、村松の2点タイムリーツーベースで一挙に4点を挙げ勝ち越しに成功。その裏のソフトバンクも多村の2号ソロで1点を返しますが反撃もここまで。結局8-5でオリックスが勝ちました。

 ロッテ対日本ハム(千葉マリン)は、4回表に日本ハムが田中賢と木元のタイムリーで2点を先取。6回表にも坪井のタイムリー二塁打と金子のタイムリーで2点を追加し、4-0と試合を有利に進めました。5回まで散発2安打と好投していた日本ハムの先発・ダルビッシュでしたが6回裏に突如として乱れ二死満塁のピンチ。ここでロッテの4番・ズレータがセンター左へ同点満塁ホームランを放ち、試合は4-4と振り出しに戻りました。直後の7回表途中に雨が強くなり結局降雨コールドで4-4の引き分けに終わりました。

 西武対楽天(グッドウィルドーム)は3回まで両チーム1安打ずつで0-0の投手戦。均衡が破れたのは4回裏で、この回の西武はツーアウトから6番・リーファーの先制1号2ラン、7番・GG佐藤の1号ソロと連続ホームランで3点を先制。楽天も6回表に2番・草野と5番・礒部がそれぞれソロ本塁打して3-2と1点差に迫りました。しかし西武もその裏、5番・和田がソロ本塁打。8回裏にも細川のタイムリー二塁打で楽天を突き放し、5-2で西武が勝ちました。