ちょっとしたニュース    
         2004年9〜10月編


・セントラル・リーグ全日程終了。
 2004年度のセントラル・リーグ公式戦は10月16日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。嶋選手(広島)はチームから16年ぶりの首位打者となり、年間189安打はリーグ歴代4位タイ記録。ローズ選手(巨人)は落合博満(ロッテ・中日)に次ぐ史上2人目の両リーグ本塁打王となりました。ウッズ選手(横浜)の入団から2年連続本塁打王は97〜98年のウィルソン(日本ハム)に次いで2人目。金本選手(阪神)は阪神から18年ぶりの打点王となりました。赤星選手(阪神)の4年連続盗塁王は史上4人目でセ・リーグ新記録。
 なお、全試合出場者は8名で、金本知憲(阪神)が6年連続6度目、赤星憲広(阪神)が2年連続2度目、井端弘和(中日)が3年ぶり2度目、岩村明憲(ヤクルト)が2年ぶり2度目、今岡誠(阪神)・荒木雅博(中日)・アレックス・オチョア(中日)・矢野輝弘(阪神)がそれぞれ初めて記録しています。

首位打者 嶋重宣(広島) .337
本塁打王 T・ローズ(巨人)
T・ウッズ(横浜)
45本 2年連続4度目
2年連続2度目
打点王 金本知憲(阪神) 113打点
盗塁王 赤星憲広(阪神) 64盗塁 4年連続4度目
最多安打 嶋重宣(広島) 189安打
最高出塁率 G・ラロッカ(広島) .425

・岩村(ヤクルト)が年間本塁打の球団タイ記録。
 
岩村明憲外野手(ヤクルト)は10月15日の対横浜27回戦(神宮)で、3回裏の第2打席に秦投手から今季44号ソロを放ち、99年ロベルト・ペタジーニと並ぶ年間本塁打の球団タイ記録を達成しました。

・横浜が年間本塁打の球団新記録。
 横浜は10月15日の対ヤクルト27回戦(神宮)で2本塁打し今季通算194本塁打として、03年の192本を更新するチーム年間本塁打の球団新記録を達成しました。

・石井(横浜)が通算1800安打。
 石井琢朗内野手(横浜)は10月13日の対阪神28回戦(甲子園)で、1回表の第1打席に福原投手から今季153安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上48人目の通算1800安打を達成しました。横浜では松原誠2081安打に次ぐ2人目の記録。初安打は891010日の対ヤクルト25回戦(神宮)で3回表に加藤投手から記録。
 10月13日現在の通算成績は
1657試合、6277打数1801安打、打率.287、81本塁打、521打点、318盗塁。

・谷繁(中日)が通算1300安打。
 谷繁元信捕手(中日)は10月10日の対ヤクルト28回戦(神宮)で、7回表の第4打席に鎌田投手から今季105安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上133人目の通算1300安打を達成しました。初安打は大洋時代の89411日の対広島1回戦(横浜)で8回裏に川口投手から代打でレフト前ヒットして記録。
 10月10日現在の通算成績は
1779試合、5261打数1300安打、打率.247、163本塁打、677打点、28盗塁。

・赤星(阪神)が年間盗塁の球団新記録。
 
赤星憲広外野手(阪神)は10月7日の対横浜27回戦(横浜)で、7回表に今季62盗塁目となる二盗に成功し、昨年自身が記録した61盗塁を更新する年間盗塁の球団新記録となりました。

・9月の月間MVP。
 10月7日に両リーグから9月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは新庄剛志外野手(日本ハム)で阪神時代の99年5月以来2度目の受賞。成績は16試合で75打数24安打、打率.320、7本塁打、20打点。
 セ・リーグはアレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)で03年4月以来2度目の受賞。成績は
21試合で打率.306、9本塁打、19打点。

・嶋(広島)が年間塁打の球団タイ記録。
 
嶋重宣外野手(広島)は10月6日の対横浜24回戦(広島)で、1回裏の第1打席にマレン投手から今季314塁打目となるライト前ヒットを放ち、80年山本浩二と並ぶ年間塁打の球団タイ記録を達成しました。

・イチロー(マリナーズ)が日米通算2200安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は10月2日(現地時間)の対レンジャーズ戦で、5回裏の第3打席に今季260安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算2200安打を達成しました。

(日本)  951試合  3619打数  1278安打  打率.353  118本塁打  529打点  199盗塁
(アメリカ) 633試合  2718打数 922安打  打率.339 37本塁打  242打点  157盗塁
通算 1584試合  6337打数 2200安打  打率.347 155本塁打  771打点  356盗塁

・イチロー(マリナーズ)がメジャー新記録の年間258安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は10月1日(現地時間)の対レンジャーズ戦で、3回裏の第2打席に今季258安打目となるセンター前ヒットを放ち、1920年ジョージ・シスラー(ブラウンズ)の257安打を更新する年間安打の大リーグ新記録を達成しました。

<大リーグ年間安打ベストテン>
  選手名(所属) は左打者 安打数 年度 打率
1 イチロー(マリナーズ) 259安打 2004年 .373
2 G・シスラー(ブラウンズ) 257安打 1920年 .407
3 L・オドール(フィリーズ) 254安打 1929年 .398
3 B・テリー(ジャイアンツ) 254安打 1930年 .401
5 A・シモンズ(アスレチックス) 253安打 1925年 .384
6 R・ホーンスビー(カージナルス) 250安打 1922年 .401
6 C・クライン(フィリーズ) 250安打 1930年 .386
8 T・カッブ(タイガース) 248安打 1911年 .420
9 G・シスラー(ブラウンズ) 246安打 1922年 .420
10 イチロー(マリナーズ) 242安打 2001年 .350

・ラロッカ(広島)が入団1年目で40本塁打。
 グレッグ・ラロッカ内野手(広島)は10月1日の対中日27回戦(ナゴヤドーム)で、2回表の第1打席にドミンゴ投手から今季40号ソロを放ち、史上7人目となる入団1年目の40本塁打を記録しました。ラロッカは100打点も達成しており、1年目の40本100打点は89年パリッシュ(ヤクルト)、99年ペタジーニ(ヤクルト)、01年カブレラ(西武)に次いで史上4人目。

<入団1年目に40本塁打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 年度
1 A・カブレラ(西武) 49本塁打 2001
2 T・ソレイタ(日本ハム) 45本塁打 1980
3 R・ペタジーニ(ヤクルト) 44本塁打 1999
4 L・パリッシュ(ヤクルト) 42本塁打 1989
5 H・ブリーデン(阪神) 40本塁打 1976
5 T・ウッズ(横浜) 40本塁打 2003
5 G・ラロッカ(広島) 40本塁打 2004年

・ラロッカ(広島)が入団1年目で100打点。
 グレッグ・ラロッカ内野手(広島)は9月29日の対巨人27回戦(東京ドーム)で、9回表の第4打席に内野ゴロで今季100打点目を挙げ、史上15人目となる入団1年目の100打点を記録しました。

<入団1年目に100打点以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 A・カブレラ(西武) 124打点 2001   9 G・アルトマン(東京) 100打点 1968
2 R・ペタジーニ(ヤクルト) 112打点 1999   9 テリー・W(西武) 100打点 1981
3 L・リー(ロッテ) 109打点 1977   9 L・シーツ(大洋) 100打点 1992
3 L・ロペス(広島) 109打点 1996   9 D・ホージー(ヤクルト) 100打点 1997
5 D・マルティネス(西武) 108打点 1997   9 J・フェルナンデス(ロッテ) 100打点 2003
6 C・ポンセ(大洋) 105打点 1986   9 ベニー・A(ロッテ) 100打点 2004年
6 M・ディアズ(ロッテ) 105打点 1989   9 G・ラロッカ(広島) 100打点 2004年
8 L・パリッシュ(ヤクルト) 103打点 1989          

・高橋由(巨人)が通算1000本安打。
 高橋由伸外野手(巨人)は9月29日の対広島27回戦(東京ドーム)で、6回裏の第3打席にベイル投手から今季135安打目となるライト前ヒットを放ち、史上227人目の通算1000本安打を達成しました。850試合目での達成は歴代8位、日本人選手では4位のスピード。初安打は9843日の対ヤクルト1回戦(神宮)で6回表に高木投手からライト前ヒットして記録。
 9月
29日現在の通算成績は850試合、3258打数1000安打、打率.307、180本塁打、532打点、19盗塁

1000本安打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算安打
1 イチロー(オリックス) 757試合 99.4.20 1278安打
2 ブーマー・ウェルズ(オリックス) 781試合 89.7.5 1413安打
3 与那嶺要(巨人) 793試合 58.5.25 1337安打
4 松井稼頭央(西武) 818試合 01.7.8 1433安打
5 レロン・リー(ロッテ) 821試合 83.9.17 1579安打
6 ロバート・ローズ(横浜) 828試合 99.6.15 1275安打
7 長嶋茂雄(巨人) 849試合 64.6.20 2471安打
8 高橋由伸(巨人) 850試合 04.9.29 1000安打
9 野村謙二郎(広島) 857試合 95.9.22 1943安打
10 青田昇(巨人) 860試合 51.9.27 1827安打

・ローズ(巨人)が日本タイ記録の4年連続300塁打。
 
タフィ・ローズ外野手(巨人)は929日の対広島27回戦(東京ドーム)で、1回裏の第1打席にベイル投手から今季300塁打目となる45号2ランを放ち、67〜70年の王貞治(巨人)と84〜87年のブーマー・ウェルズ(阪急・オリックス)に並ぶ日本タイ記録の4年連続300塁打を達成しました。300塁打は99年にも達成しており通算5度目。5度の300塁打は8度の王貞治(巨人)に次ぎ、ブーマー(阪急・オリックス−ダイエー)と並ぶ2位タイ記録。

・巨人から年間30本塁打以上が4人。
 巨人は9月28日の対広島26回戦(東京ドーム)で高橋由伸外野手が30号本塁打を放ち、30本塁打以上が4人となって史上5度目の最多タイ記録となりました。

<同一チーム年間30本塁打以上4人のチーム>
チーム 年度 選手名・本数
広島 1978 山本浩二44本、A・ギャレット40本、J・ライトル33本、衣笠祥雄30
中日 1984 宇野勝37本、谷沢健一34本、K・モッカ31本、大島康徳30
阪神 1985 R・バース54本、掛布雅之40本、岡田彰布35本、真弓明信34
ダイエー 2001 小久保裕紀44本、松中信彦36本、城島健司31本、井口資仁30
巨人 2004年 T・ローズ44本、小久保裕紀41本、阿部慎之助31本、高橋由伸30

・パシフィック・リーグ全日程終了。
 2004年度のパシフィック・リーグ公式戦は9月27日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。松中選手(ダイエー)の三冠王は史上7人目(11度目)の快挙。
 なお、全試合出場者は
3名で、中島裕之(西武)、北川博敏(近鉄)、川崎宗則(ダイエー)がそれぞれ初めて記録しています。

首位打者 松中信彦(ダイエー) .358
本塁打王 松中信彦(ダイエー)
F・セギノール(日本ハム)
44本
打点王 松中信彦(ダイエー) 120打点 2年連続2度目
盗塁王 川崎宗則(ダイエー) 42盗塁
最多安打 松中信彦(ダイエー)
川崎宗則(ダイエー)
171安打
最高出塁率 松中信彦(ダイエー) .464

・ウッズ(横浜)が年間三振の球団新記録。
 
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月26日の対中日27回戦(横浜)で、3回裏の第2打席に落合投手から今季133個目の三振を喫し、03年に自身の記録した132三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。

・ウッズ(横浜)が年間三振の球団タイ記録。
 
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月25日の対中日26回戦(横浜)で、8回裏の第4打席に岩瀬投手から今季132個目の三振を喫し、03年に自身の記録した132三振と並ぶ年間三振の球団タイ記録となりました。

・シーツ(広島)が年間三振の球団新記録。
 
アンディ・シーツ内野手(広島)は9月25日の対ヤクルト27回戦(広島)で、7回裏の第4打席に鎌田投手から今季130個目の三振を喫し、96年緒方孝市と01年木村拓也の129三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。

・古田(ヤクルト)が通算3000塁打。
 
古田敦也捕手(ヤクルト)は9月25日の対広島27回戦(広島)で、6回表の第3打席に小山田投手から今季238塁打目を記録する24号ソロを放ち、史上38人目の通算3000塁打を達成しました。

・ズレータ(ダイエー)が年間三振の球団タイ記録。
 
フリオ・ズレータ外野手(ダイエー)は9月23日の対日本ハム27回戦(福岡ドーム)で、4回裏の第2打席に江尻投手から今季121個目の三振を喫し、98年井口忠仁(現・資仁)と並ぶ年間三振の球団タイ記録となりました。

・小久保(巨人)が両リーグで40本塁打。
 小久保裕紀内野手(巨人)は9月23日の対横浜27回戦(横浜)で9回表の第5打席に門倉投手から40号2ランを放ち、史上5人目の両リーグ40本塁打を達成しました。また、タフィ・ローズ外野手に続き同一チームから年間40本塁打以上2人となり、これは史上5度目の記録。

<両リーグで年間40本塁打を記録した打者>
  セ・リーグ パ・リーグ
C・マニエル ヤクルトで77年42本 近鉄で79年48本
田淵幸一 阪神で74年45本、75年43本 西武で80年43本
落合博満 中日で89年40本 ロッテで85年52本、86年50本
T・ローズ 巨人で04年44本 近鉄で99年40本、01年55本、02年46本、03年51本
小久保裕紀 巨人で04年40本 ダイエーで01年44本


<同一チームから年間40本塁打2人>
年度・チーム 選手名・本数
78年広島 山本浩二44本、A・ギャレット40本
85年阪神 R・バース54本、掛布雅之40本
01年近鉄 T・ローズ55本、中村紀洋46本
02年近鉄 T・ローズ46本、中村紀洋42本
04年巨人 T・ローズ44本、小久保裕紀40本

・巨人がチーム年間本塁打の日本新記録。
 巨人は9月22日の対横浜26回戦(横浜)で2本塁打し今季通算240本塁打として、80年近鉄の239本塁打を更新するチーム年間本塁打の日本新記録を達成しました。

<年間200本塁打以上のチーム>
  チーム 本数 年度 主な内訳
1 巨人 240本 2004 ローズ43本、小久保38本、阿部31本、ペタジーニ28本、仁志26本、高橋由25本、清水16本
2 近鉄 239 1980 マニエル48本、羽田30本、栗橋28本、平野23本、佐々木19本、有田16
3 西武 219 1980 田淵43本、タイロン35本、山崎25本、土井23本、立花18本、スティーブ16
3 阪神 219 1985 バース54本、掛布40本、岡田35本、真弓34本、佐野・木戸13
5 近鉄 212 1985 デービス40本、バンボ31本、加藤英26本、栗橋・羽田18本、村上16
6 近鉄 211 2001 ローズ55本、中村46本、吉岡26本、川口21本、礒部17本、大村16
7 広島 205 1978 山本浩44本、ギャレット40本、ライトル33本、衣笠30本、水谷25
7 巨人 205 2003 ペタジーニ34本、二岡29本、高橋由26本、清原26本、江藤17本、阿部15
9 阪急 204 1980 簑田31本、加藤英28本、マルカーノ24本、ウィリアムス・福本21本、島谷16
10 巨人 203 2000 松井42本、江藤32本、高橋由27本、仁志20本、マルティネス17本、清原16
10 ダイエー 203 2001 小久保44本、松中36本、城島31本、井口30本、バルデス21本、秋山11

・石井(横浜)が通算得点の球団新記録。
 
石井琢朗内野手(横浜)は9月22日の対巨人26回戦(横浜)で、3回裏に今季73得点目を記録し通算989得点として、松原誠の988得点を更新する通算得点の球団新記録を達成しました。

・田口(カージナルス)が日米通算1200安打。
 田口壮外野手(カージナルス)は9月21日(現地時間)の対ブリュワーズ戦で、4回表の第2打席に今季46安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算1200安打を達成しました。

(日本)  1107試合  4094打数  1134安打  打率.277  67本塁打  404打点  83盗塁
(アメリカ) 162試合  229打数 67安打  打率.293 6本塁打  40打点  7盗塁
通算 1269試合  4323打数 1201安打  打率.278 73本塁打  444打点  90盗塁

・金本(阪神)が通算900得点。
 金本知憲外野手(阪神)は9月21日の対広島24回戦(広島)で、9回表に今季84得点目を記録して史上49人目の通算900得点を達成しました。

・ベニー(ロッテ)が入団1年目で100打点。
 ベニー・アグバヤニ外野手(ロッテ)は9月21日の対西武27回戦(西武ドーム)で、6回表の第3打席に張投手から今季100打点目となる35号ソロを放ち、史上14人目となる入団1年目の100打点を記録しました。

<打点ランキング>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 A・カブレラ(西武) 124打点 2001   8 L・パリッシュ(ヤクルト) 103打点 1989
2 R・ペタジーニ(ヤクルト) 112打点 1999   9 G・アルトマン(東京) 100打点 1968
3 L・リー(ロッテ) 109打点 1977   9 テリー・W(西武) 100打点 1981
3 L・ロペス(広島) 109打点 1996   9 L・シーツ(大洋) 100打点 1992
5 D・マルティネス(西武) 108打点 1997   9 D・ホージー(ヤクルト) 100打点 1997
6 C・ポンセ(大洋) 105打点 1986   9 J・フェルナンデス(ロッテ) 100打点 2003
6 M・ディアズ(ロッテ) 105打点 1989   9 ベニー・A(ロッテ) 100打点 2004年

・新庄(日本ハム)が通算1100安打。
 新庄剛志外野手(日本ハム)は9月21日の対ダイエー26回戦(札幌ドーム)で、5回裏の第3打席に和田投手から今季145安打目となる23号2ランを放ち、史上190人目の通算1100安打を達成しました。初安打は阪神時代の91年9月10日の対巨人24回戦(東京ドーム)で9回表に香田投手から代打でヒットして記録。
 9月21日現在の通算成績は1175試合、4334打数
1100安打、打率.254、168本塁打、595打点、66盗塁。

・城島(ダイエー)が通算1000試合。
 城島健司捕手(ダイエー)は9月21日の対日本ハム26回戦(札幌ドーム)に、「5番・キャッチャー」で先発出場して史上400人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年5月31日の対オリックス9回戦(福岡ドーム)で、7回裏に代打出場して記録。
 9月21日現在の通算成績は
1000試合、3615打数1077安打、打率.298、186本塁打、640打点、60盗塁。

・ローズ(巨人)が通算700四死球。
 タフィ・ローズ外野手(巨人)は9月20日の対中日26回戦(ナゴヤドーム)で、7回表の第4打席にドミンゴ投手から今季72四死球目となる死球を選び、史上56人目の通算700四死球を記録しました。700四死球の内訳は671四球、29死球。

・石井(横浜)が通算盗塁の球団新記録。
 
石井琢朗内野手(横浜)は9月20日の対広島22回戦(横浜)で、3回裏に今季11個目の盗塁に成功し通算318盗塁として、屋鋪要の317盗塁を更新する通算盗塁の球団新記録を達成しました。

・松中(ダイエー)が年間塁打の球団新記録。
 
松中信彦内野手(ダイエー)は9月20日の対日本ハム25回戦(札幌ドーム)で、3回表の第2打席に入来投手から今季341塁打目となる二塁打を放ち、63年野村克也の340塁打を更新する年間塁打の球団新記録を達成しました。

・嶋(広島)が年間安打の球団新記録。
 
嶋重宣外野手(広島)は9月15日の対巨人25回戦(広島)で、8回裏の第4打席に前田投手から今季174安打目となるレフト前ヒットを放ち、95年野村謙二郎の173安打を更新する年間安打の球団新記録を達成しました。

・セギノール(日本ハム)がスイッチヒッターの年間本塁打新記録。
 
フェルナンド・セギノール内野手(日本ハム)は9月15日の対西武27回戦(西武ドーム)で、4回表の第3打席に石井貴投手から今季43号3ランを放ち、90年オレステス・デストラーデ(西武)の42本塁打を更新するスイッチヒッターとしての年間本塁打新記録を達成しました。

・岩村(ヤクルト)が年間三振のセ・リーグ新記録。
 
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月15日の対横浜25回戦(神宮)で、1回裏の第1打席にセドリック投手から今季153個目の三振を喫し、97年清原和博(巨人)152三振を更新する年間三振のセ・リーグ新記録となりました。

・岩村(ヤクルト)が年間三振のセ・リーグタイ記録。
 
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月14日の対横浜24回戦(神宮)で、4回裏の第3打席に土肥投手から今季152個目の三振を喫し、97年清原和博(巨人)と並ぶ年間三振のセ・リーグタイ記録となりました。

・松中(ダイエー)が史上6人目の年間80長打。
 松中信彦内野手(ダイエー)は9月14日の対オリックス27回戦(ヤフーBB)で、4回表の第2打席に相木投手から今季80長打目となる44号ソロを放ち、史上6人目(7度目)の年間80長打を記録しました。

<年間80長打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 年度 二塁打 三塁打 本塁打
1 松井稼頭央(西武) 88長打 2002 46 6 36
2 小鶴誠(松竹) 85長打 1950 28 6 51
3 藤村富美男(阪神) 84長打 1949 35 3 46
4 藤村富美男(阪神) 83長打 1950 41 3 39
5 P・クラーク(近鉄) 81長打 1998 48 2 31
6 R・バース(阪神) 80長打 1986年 31 2 47
6 松中信彦(ダイエー) 80長打 2004年 35 1 44

・諸積(ロッテ)が通算1000試合。
 諸積兼司外野手(ロッテ)は9月14日の対近鉄26回戦(千葉マリン)で、9回から外野守備に付いて史上399人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は94年4月13日の対近鉄1回戦(藤井寺)で、「1番・センター」で先発出場して記録。
 9月14日現在の通算成績は
1000試合、2591打数681安打、打率.263、7本塁打、148打点、102盗塁。

・福浦(ロッテ)が史上初の3年連続40二塁打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は9月12日の対日本ハム26回戦(千葉マリン)で、7回裏の第4打席に井場投手から今季40本目の二塁打を放ち、02年以来3年連続40二塁打を達成しました。3年連続40二塁打は史上初で福浦選手以外では2年連続も例がなく、また年間40二塁打3度は松井稼頭央(西武)の2度を抜く歴代最多記録。

<年間40二塁打以上の選手>
  選手名 記録 達成年     選手名 記録 達成年
1 谷佳知(オリックス) 52二塁打 2001   12 藤村富美男(大阪) 41二塁打 1950
2 福浦和也(ロッテ) 50二塁打 2003   12 イチロー(オリックス) 41二塁打 1994
3 P・クラーク(近鉄) 48二塁打 1998   14 笠原和夫(南海) 40二塁打 1948
4 山内和弘(毎日) 47二塁打 1956   14 与那嶺要(巨人) 40二塁打 1954
5 松井稼頭央(西武) 46二塁打 2002   14 松井稼頭央(西武) 40二塁打 2000
6 大沢清(大洋) 45二塁打 1950   14 小笠原道大(日本ハム) 40二塁打 2001
6 松原誠(大洋) 45二塁打 1978   14 今岡誠(阪神) 40二塁打 2002
8 小玉明利(近鉄) 42二塁打 1961   14 吉岡雄二(近鉄) 40二塁打 2002
8 A・パウエル(中日) 42二塁打 1996   14 福浦和也(ロッテ) 40二塁打 2002
8 礒部公一(近鉄) 42二塁打 2001   14 福浦和也(ロッテ) 40二塁打 2004年
8 福留孝介(中日) 42二塁打 2002          

・松中(ダイエー)が年間長打と年間得点の球団新記録。
 
松中信彦内野手(ダイエー)は9月11日の対近鉄26回戦(福岡ドーム)で、8回裏の第4打席にパウエル投手から今季78長打目となる42号ソロを放ち、01年小久保裕紀の77長打を更新する年間長打の球団新記録を達成しました。また、この本塁打により今季113得点目を記録して、03年井口資仁の112得点を更新する年間得点の球団新記録を達成しました。

・金本(阪神)が通算250二塁打。
 金本知憲外野手(阪神)は9月11日の対横浜22回戦(横浜)で、4回表の第2打席に加藤投手から今季27本目の二塁打を放ち、史上78人目の通算250二塁打を達成しました。

・中村(近鉄)が通算本塁打の球団新記録。
 中村紀洋内野手(近鉄)は9月11日の対ダイエー26回戦(福岡ドーム)で、1回表の第1打席に斉藤投手から今季18号3ランを放ち、通算306本塁打として土井正博の305本を更新する通算本塁打の球団新記録を達成しました。

・前田(広島)が通算1500試合。
 前田智徳外野手(広島)は9月10日の対中日24回戦(ナゴヤドーム)で、「5番・レフト」で先発出場して史上142人目の通算1500試合出場を達成しました。広島では11人目の記録。初出場は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で、「6番・センター」で先発出場して記録。
 9月10日現在の通算成績は
1500試合、5208打数1583安打、打率.304、218本塁打、791打点、64盗塁。

・中村(近鉄)が一軍登録。
 
右足の怪我で一軍を外れていた中村紀洋内野手(近鉄)は9月10日に一軍登録されました。

・岩村(ヤクルト)が年間三振の球団新記録。
 
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月9日の対阪神23回戦(甲子園)で、7回表の第4打席に藤川投手から今季149個目の三振を喫し、92年池山隆寛の148三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。

・稲葉(ヤクルト)が通算1000試合。
 稲葉篤紀外野手(ヤクルト)は9月9日の対阪神23回戦(甲子園)で、「7番・ライト」で先発出場して史上398人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年6月21日の対広島13回戦(広島)で、「8番・ファースト」で先発出場して記録。
 9月9日現在の通算成績は
1000試合、3351打数959安打、打率.286、120本塁打、433打点、46盗塁。

・松中(ダイエー)が年間長打の球団タイ記録。
 
松中信彦内野手(ダイエー)は9月7日の対ロッテ26回戦(福岡ドーム)で、3回裏の第2打席に清水直投手から今季77長打目となる二塁打を放ち、01年小久保裕紀と並ぶ年間長打の球団タイ記録を達成しました。

・堀(ロッテ)が通算300二塁打と通算700打点。
 堀幸一内野手(ロッテ)は9月7日の対ダイエー26回戦(福岡ドーム)で、1回表の第1打席に和田投手から今季20本目の二塁打を放ち、史上41人目の通算300二塁打を達成しました。また、2回表の第2打席に和田投手から今季48打点目を記録する13号3ランを放ち、史上86人目の通算700打点を達成しました。ロッテでは6人目の記録。初打点は89414日の対近鉄1回戦(川崎)で6回裏に谷崎投手から記録。
 9月7日現在の通算成績は
1707試合、5755打数1556安打、打率.270、163本塁打、701打点、127盗塁。

・8月の月間MVP。
 9月7日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは井口資仁内野手(ダイエー)で初受賞。成績は23試合で87打数37安打、打率.425、5本塁打、19打点。
 セ・リーグは岩村明憲内野手(ヤクルト)で初受賞。成績は
25試合で106打数31安打、打率.29211本塁打、27打点。

・新庄(日本ハム)が日米通算1300安打。
 新庄剛志外野手(日本ハム)は9月6日の対オリックス24回戦(ヤフーBB)で、5回表の第3打席に具投手から今季130安打目となる20号2ランを放ち、日米通算1300安打を達成しました。

(日本)  1166試合  4292打数  1086安打  打率.253  165本塁打  582打点  66盗塁
(アメリカ) 303試合  876打数 215安打  打率.245 20本塁打  100打点  9盗塁
通算 1469試合  5168打数 1301安打  打率.252 185本塁打  682打点  75盗塁

・田中幸(日本ハム)、清原(巨人)が一軍登録。
 
田中幸雄内野手(日本ハム)と清原和博内野手(巨人)は9月7日に一軍登録されました。

・松中(ダイエー)が年間得点の球団タイ記録。
 
松中信彦内野手(ダイエー)は9月5日の対近鉄25回戦(大阪ドーム)で、8回表に今季112得点目を記録して、03年井口資仁と並ぶ年間得点の球団タイ記録を達成しました。

・金本(阪神)が通算1000三振。
 金本知憲外野手(阪神)は9月4日の対巨人25回戦(甲子園)で、4回裏の第2打席に久保投手から今季88個目の三振を喫し、史上37人目の通算1000三振を記録しました。

・岩村(ヤクルト)が通算700安打。
 岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月3日の対横浜21回戦(横浜)で、4回表の第2打席にセドリック投手から今季132安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上407人目の通算700安打を達成しました。初安打は9943日の対横浜2回戦(横浜)で7回表に斎藤隆投手から二塁内野安打して記録。
 9月3日現在の通算成績は661試合、
2391打数700安打、打率.293、120本塁打、381打点、53盗塁。

・ウッズ(横浜)が年間本塁打の球団新記録。
 
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月3日の対ヤクルト21回戦(横浜)で、1回裏の第1打席に鎌田投手から今季41号ソロを放ち、昨年自分自身が記録した40本を更新する年間本塁打の球団新記録を達成しました。

・佐伯(横浜)が通算100号本塁打。
 佐伯貴弘外野手(横浜)は9月3日の対ヤクルト21回戦(横浜)で、1回裏の第1打席に鎌田投手から今季182ランを放ち、史上236人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は93年8月1日の対広島17回戦(広島)で6回表に佐藤剛投手から記録。
 9月3日現在の通算成績は1231試合、3709打数1048安打、打率
.283、100本塁打、511打点、34盗塁。

・古田(ヤクルト)が通算犠飛の球団新記録。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は9月2日の対広島25回戦(神宮)で、1回裏の第1打席にベイル投手から今季3本目の犠飛を放ち、通算57犠飛として若松勉の56犠飛を更新する通算犠飛の球団新記録を達成しました。

・ローズ(巨人)が通算打点の外国人選手最多記録。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月1日の対横浜24回戦(大阪ドーム)で、9回裏の第4打席に門倉投手から今季42号ソロを放ち通算913打点として、レロン・リー(ロッテ)の912打点を更新する外国人選手の通算打点新記録となりました。

<外国人選手の通算打点ベスト10>
  選手名(最終所属) 記録     選手名(最終所属) 記録
1 T・ローズ(巨人) 913打点   6 R・ローズ(横浜) 808打点
2 L・リー(ロッテ) 912打点   7 G・アルトマン(阪神) 656打点
3 ブーマー・W(ダイエー) 901打点   8 R・ブライアント(近鉄) 641打点
4 レオン・L(ヤクルト) 884打点   9 J・シピン(巨人) 625打点
5 B・マルカーノ(ヤクルト) 817打点   10 R・ペタジーニ(巨人) 590打点

・立浪(中日)が通算2200安打。
 立浪和義内野手(中日)は9月1日の対阪神25回戦(ナゴヤドーム)で、8回裏の第4打席にウィリアムス投手から今季142安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上17人目の通算2200安打を達成しました。中日では高木守道2274安打に次ぐ2人目の記録。初安打は8848日の対大洋1回戦(ナゴヤ)で6回裏に欠端投手からライト線二塁打して記録。
 9月1日現在の通算成績は2047試合、
7616打数2200安打、打率.289、157本塁打、886打点、130盗塁。

・ウッズ(横浜)が入団2年連続40号と年間本塁打の球団タイ記録。
 
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月1日の対巨人24回戦(大阪ドーム)で、7回表の第3打席に上原投手から今季40号ソロを放ち、入団から2年連続40本塁打を記録しました。これは80〜81年のトニー・ソレイタ(日本ハム)、01〜03年のアレックス・カブレラ(西武)に次いで史上3人目。また、昨年自分自身が記録した40本と並ぶ年間本塁打の球団タイ記録を達成しました。

・ペタジーニ(巨人)が通算800安打。
 ロベルト・ペタジーニ外野手(巨人)は9月1日の対横浜24回戦(大阪ドーム)で、5回裏の第2打席に土肥投手から今季98安打目となる26号2ランを放ち、史上334人目の通算800安打を達成しました。初安打はヤクルト時代の9942日の対横浜1回戦(横浜)で7回表に三浦投手からレフト前ヒットして記録。
 
9月1日現在の通算成績は742試合、2528打数800安打、打率.316、220本塁打、587打点、24盗塁。