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2003年7〜8月編


・高橋由(巨人)が通算300長打。
 高橋由伸外野手(巨人)は8月31日の対広島22回戦(広島)で、8回表の第4打席に河内投手から今季51長打目となる23号ソロを放ち、史上204人目の通算300長打を達成しました。300長打の内訳は148二塁打、5三塁打、147本塁打。初長打は98年4月5日の対ヤクルト3回戦(東京ドーム)で川崎投手から二塁打して記録。

・清原(巨人)が15回目の20本塁打。
 清原和博内野手(巨人)は8月31日の対広島22回戦(広島)で、4回表の第2打席に河内投手から20号ソロを放ち、2年ぶり15回目の20本塁打を記録しました。20本塁打以上15回は歴代6位タイ記録。また、通算474本塁打で歴代9位の田淵幸一(阪神-西武)に並びました。

<20本塁打以上の回数ベスト10>
  選手名(最終所属) 回数     選手名(最終所属) 記録
1 王貞治(巨人) 19   6 清原和博(巨人) 15回
2 野村克也(西武) 18   8 大杉勝男(ヤクルト) 14
3 張本勲(ロッテ) 16   8 門田博光(ダイエー) 14
3 土井正博(西武) 16   10 長嶋茂雄(巨人) 13
3 衣笠祥雄(広島) 16   10 田淵幸一(西武) 13
6 山本浩二(広島) 15   10 落合博満(日本ハム) 13回

・ローズ(近鉄)が通算800打点。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は8月31日の対日本ハム27回戦(大阪ドーム)で、6回裏の第3打席に野村投手から今季93打点目を記録する43号ソロを放ち、史上67人目の通算800打点を達成しました。近鉄では土井正博960打点、中村紀洋846打点、羽田耕一812打点に次ぐ4人目の記録。外国人選手では6人目。初打点は96330日の対西武1回戦(西武)で、4回表に新谷投手からタイムリーヒットして記録。
 8月31日現在の通算成績は1058試合、4035打数
1164安打、打率.288、280本塁打、800打点、78盗塁。

・礒部(近鉄)が通算150二塁打。
 礒部公一外野手(近鉄)は8月31日の対日本ハム27回戦(大阪ドーム)で、4回裏の第2打席に厚沢投手から今季22本目の二塁打を放ち、史上258人目の通算150二塁打を達成しました。初二塁打は97年6月8日の対日本ハム11回戦(東京ドーム)でグロス投手から記録。

・松中(ダイエー)が通算700安打。
 松中信彦内野手(ダイエー)は8月30日の対ロッテ24回戦(千葉マリン)で、8回表の第4打席に川井投手から今季133安打目となる二塁打を放ち、史上400人目の通算700安打を達成しました。初安打は97531日の対西武9回戦(福岡ドーム)で4回裏に石井丈投手から記録。
 8月30日現在の通算成績は686試合、
2354打数700安打、打率.297、145本塁打、492打点、12盗塁。

・井出(日本ハム)が通算800安打。
 井出竜也外野手(日本ハム)は8月30日の対近鉄26回戦(大阪ドーム)で、2回表の第1打席に門倉投手から今季32安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上325人目の通算800安打を達成しました。初安打は95年4月2日の対近鉄2回戦(藤井寺)で3回表にパウエル投手から記録。
 8月30日現在の通算成績は969試合、3130打数
801安打、打率.256、78本塁打、329打点、103盗塁。

・山崎(オリックス)が通算900安打。
 山崎武司内野手(オリックス)は8月29日の対西武21回戦(西武ドーム)で、8回表の第2打席に土肥投手から今季59安打目となる二塁打を放ち、史上264人目の通算900安打を達成しました。初安打は中日時代の89年9月10日の対ヤクルト19回戦(ナゴヤ)で9回裏に内藤投手から記録。
 8月28日現在の通算成績は1109試合、3377打数
901安打、打率.267、201本塁打、576打点、7盗塁。

・吉岡(近鉄)が通算700安打。
 吉岡雄二内野手(近鉄)は8月29日の対日本ハム25回戦(大阪ドーム)で、5回裏の第3打席に桜井投手から今季107安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上399人目の通算700安打を達成しました。初安打は巨人時代の93102日の対広島23回戦(東京ドーム)で6回裏に高橋英投手から記録。
 8月
29日現在の通算成績は788試合、2546打数700安打、打率.275、117本塁打、390打点、27盗塁。

・赤星(阪神)が年間51盗塁の球団タイ記録。
 赤星憲広外野手(阪神)は8月28日の対巨人23回戦(甲子園)で、5回裏に今季51個目の盗塁となる二盗に成功して54年吉田義男と並ぶ年間盗塁の球団タイ記録を達成しました。

・宮本(ヤクルト)が通算400得点。
 宮本慎也内野手(ヤクルト)は8月28日の対中日23回戦(神宮)で、5回裏に今季62得点目を記録して史上287人目の通算400得点を達成しました。

・片岡(阪神)が一軍登録。
 右足を痛めて8月18日に登録抹消されていた片岡篤史内野手(阪神)は8月28日に一軍登録されました。

・小笠原(日本ハム)が14打席連続出塁の日本タイ記録。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は8月27日の対オリックス23回戦(ヤフーBB)で、6回表の第4打席に四球で出塁して、8月23日の対西武23回戦(札幌ドーム)の第5打席から通算して14打席連続出塁を記録しました。これは93年南淵時高(ロッテ)、03年高橋由伸(巨人)と並ぶ日本タイ記録でした。

<小笠原の14打席連続出塁>
  1打席 2打席 3打席 4打席 5打席
8/23(土)対西武23回戦 凡打 二塁打 二塁打 凡打 二塁打
8/24(日)対西武24回戦 安打 四球 四球 四球 本塁打
8/25(月)対オリックス22回戦 本塁打 安打 四球 四球  
8/26(火)対オリックス23回戦 四球 安打 安打 四球 凡打

・小坂(ロッテ)が通算800安打。
 小坂誠内野手(ロッテ)は8月27日の対近鉄23回戦(千葉マリン)で、4回表の第3打席に前川投手から今季99安打目となるライト前ヒットを放ち、史上324人目の通算800安打を達成しました。初安打は9745日の対日本ハム1回戦(東京ドーム)で1回表に西崎投手から記録。
 8月27日現在の通算成績は863試合、3153打数
800安打、打率.25412本塁打、209打点、225盗塁。

・カブレラ(西武)が入団以来3年連続40本塁打。
 
アレックス・カブレラ内野手(西武)は8月27日の対ダイエー25回戦(西武ドーム)で、1回裏の第1打席に斉藤投手から今季40号2ランを放ち、史上8人目(9度目)となる3年連続の40本塁打を記録しました。また、入団1年目からの3年連続40本塁打は史上初の記録。

<3年連続40本塁打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 8 6370   4 王貞治(巨人) 3 7274
2 山本浩二(広島) 5 7781   4 秋山幸二(ダイエー) 3 8587
3 野村克也(南海) 4 6265   4 T・ローズ(近鉄) 3年 01〜03年
4 大杉勝男(東映) 3 7072   4 A・カブレラ(近鉄) 3年 0103年
4 長池徳二(阪急) 3 7173          

・石井(横浜)が通算1500試合。
 石井琢朗内野手(横浜)は8月27日の対広島20回戦(横浜)に「2番・ショート」で先発出場して史上140人目の通算1500試合出場を達成しました。横浜では8人目の記録。初出場は89年4月13日の対広島3回戦(横浜)で4回表に救援投手として登板して記録。
 8月
27日現在の通算成績は1500試合、5651打数1622安打、打率.287、70本塁打、473打点、303盗塁。

・小坂(ロッテ)が通算400得点。
 小坂誠内野手(ロッテ)は8月25日の対近鉄21回戦(千葉マリン)で、3回裏に今季48得点目を記録して史上286人目の通算400得点を達成しました。

・金本(阪神)が通算500長打。
 
金本知憲外野手(阪神)は8月24日の対横浜25回戦(横浜)で、4回表の第2打席に斉藤投手から今季40長打目となる17号ソロを放ち、史上67人目の通算500長打を達成しました。500長打の内訳は221二塁打、18三塁打、261本塁打。初長打は広島時代の93年8月8日の対ヤクルト16回戦(広島)で7回裏に山田投手から二塁打して記録。

・堀(ロッテ)が通算1400安打。
 堀幸一内野手(ロッテ)は8月24日の対ダイエー22回戦(福岡ドーム)で、6回表の第3打席に杉内投手から今季91安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上105人目の通算1400安打を達成しました。初安打は89414日の対近鉄1回戦(川崎)で記録。
 8月24日現在の通算成績は
1559試合、5205打数1400安打、打率.269、142本塁打、622打点、120盗塁。

・中村(近鉄)が13本目の満塁ホームラン。
 中村紀洋内野手(近鉄)は8月23日の対オリックス22回戦(大阪ドーム)で、7回裏の第5打席にマック鈴木投手から今季第19号の満塁ホームランを放ちました。これは中村選手自身13本目の満塁ホームランで歴代3位タイ記録となりました。

<通算満塁本塁打・ベスト10
  選手名(最終所属) 本数     選手名(最終所属) 本数
1 王貞治(巨人) 15   7 山本浩二(広島) 11
2 藤井康雄(オリックス) 14   7 門田博光(ダイエー) 11
3 駒田徳広(横浜) 13   7 江藤智(巨人) 11
3 中村紀洋(近鉄) 13本   10 田淵幸一(西武) 10
5 江藤慎一(ロッテ) 12   10 池山隆寛(ヤクルト) 10
5 野村克也(西武) 12   10 清原和博(巨人) 10

・吉岡(近鉄)が通算150二塁打。
 吉岡雄二内野手(近鉄)は8月23日の対オリックス22回戦(大阪ドーム)で、4回裏の第3打席に萩原投手から今季18本目の二塁打を放ち、史上257人目の通算150二塁打を達成しました。初二塁打は巨人時代の95年8月18日の対ヤクルト19回戦(東京ドーム)で吉井投手から記録。

・鈴木(ヤクルト)が通算1200安打。
 鈴木健内野手(ヤクルト)は8月22日の対巨人22回戦(神宮)で、9回裏の第4打席に上原投手から今季119安打目となる16号ソロを放ち、史上153人目の通算1200安打を達成しました。初安打は西武時代の89629日の対近鉄10回戦(西武)で7回裏に山崎投手から記録。
 8月22日現在の通算成績は
1381試合、4285打数1200安打、打率.280、163本塁打、672打点、13盗塁。

・城島(ダイエー)が通算900安打。
 城島健司捕手(ダイエー)は8月22日の対ロッテ20回戦(福岡ドーム)で、8回裏の第4打席に川井投手から今季147安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上263人目の通算900安打を達成しました。初安打は9579日の対ロッテ15回戦(千葉マリン)で7回表にヒルマン投手から記録。
 8月22日現在の通算成績は853試合、3066打数
900安打、打率.294、143本塁打、528打点、50盗塁。

・井口(ダイエー)が通算400得点。
 井口資仁内野手(ダイエー)は8月22日の対ロッテ20回戦(福岡ドーム)で、6回裏に今季84得点目を記録して史上285人目の通算400得点を達成しました。

・村松(ダイエー)が通算50三塁打。
 村松有人外野手(ダイエー)は8月22日の対ロッテ20回戦(福岡ドーム)で、6回裏の第3打席にミンチー投手から今季13本目の三塁打を放ち、史上37人目の通算50三塁打を達成しました。初三塁打は92913日の対近鉄18回戦(藤井寺)で江坂投手から記録。

・金本(阪神)が通算1300安打。
 金本知憲外野手(阪神)は8月20日の対中日23回戦(大阪ドーム)で、9回裏の第4打席に山本昌投手から今季121安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上129人目の通算1300安打を達成しました。初安打は広島時代の9388日の対ヤクルト16回戦(広島)で7回裏に代打で山田投手から二塁打して記録。
 8月20日現在の通算成績は
1290試合、4523打数1300安打、打率.287、257本塁打、769打点、138盗塁。

・川相(巨人)が通算犠打世界新記録。
 川相昌弘内野手(巨人)は8月20日の対横浜25回戦(東京ドーム)で、6回裏に代打でドミンゴ投手から今季7個目の犠打を記録して、エディ・コリンズの511犠打を更新する通算512犠打の世界新記録を達成しました。

<通算犠打ベスト10>
  選手名(最終所属) 通算犠打     選手名(最終所属) 通算犠打
1 川相昌弘(巨人) 512犠打   6 吉田義男(阪神) 264犠打
2 平野謙(ロッテ) 451犠打   7 土井正三(巨人) 242犠打
3 伊東勤(西武) 305犠打   8 大島公一(オリックス) 241犠打
4 新井宏昌(近鉄) 300犠打   9 弓岡敬二郎(阪急) 240犠打
5 正田耕三(広島) 282犠打   10 近藤昭仁(大洋) 239犠打

・ローズ(近鉄)が3年連続4度目の40本塁打と通算500長打。
 
タフィ・ローズ外野手(近鉄)は8月20日の対日本ハム24回戦(札幌ドーム)で、1回表の第1打席に正田投手から今季40号ソロを放ち、3年連続4度目の40本塁打を記録しました。4度目の40本塁打は歴代4位タイ記録、3年連続40本塁打は史上7人目(8度目)。
 また、今季
53長打目となるこの本塁打で史上66人目の通算500長打を達成しました。500長打の内訳は217二塁打、6三塁打、277本塁打。初長打は9644日の対オリックス3回戦(藤井寺)で6回裏に清原投手から本塁打して記録。

<40本塁打の達成回数と連続記録ベスト5>
通算 選手名(最終所属) 回数   連続 選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 13   1 王貞治(巨人) 8 6370
2 野村克也(西武) 5   2 山本浩二(広島) 5 7781
2 山本浩二(広島) 5   3 野村克也(南海) 4 6265
4 長池徳士(阪急) 4   4 大杉勝男(東映) 3 7072
4 門田博光(ダイエー) 4   4 長池徳二(阪急) 3 7173
4 T・ローズ(近鉄) 4回   4 王貞治(巨人) 3 7274
        4 秋山幸二(ダイエー) 3 8587
        4 T・ローズ(近鉄) 3年 0103年

・ペタジーニ(巨人)が通算300長打。
 ロベルト・ペタジーニ外野手(巨人)は8月19日の対横浜24回戦(東京ドーム)で、6回裏の第3打席にホルト投手から今季34長打目となる22号ソロを放ち、史上203人目の通算300長打を達成しました。300長打の内訳は115二塁打、3三塁打、182本塁打。初長打はヤクルト時代の99年4月2日の対横浜1回戦(横浜)で8回表に横山投手から本塁打して記録。

・谷(オリックス)が通算1000安打。
 谷佳知外野手(オリックス)は8月19日の対ダイエー22回戦(福岡ドーム)で、6回表の第3打席に渡辺投手から今季127安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上214人目の通算1000安打を達成しました。初安打は97525日の対ロッテ7回戦(千葉マリン)で2回表に薮田投手から記録。
 8月19日現在の通算成績は875試合、3309打数1000安打、打率.302、61本塁打、389打点、127盗塁。

・大島(オリックス)が通算600四死球。
 大島公一内野手(オリックス)は8月19日の対ダイエー22回戦(福岡ドーム)で、6回表の第3打席に渡辺投手から今季32四死球目となる四球を選び、史上79人目の通算600四死球を達成しました。600四死球の内訳は548四球、52死球。

・山崎(オリックス)が通算200号本塁打。
 山崎武司内野手(オリックス)は8月19日の対ダイエー22回戦(福岡ドーム)で、2回表の第1打席に倉野投手から今季15号2ランを放ち、史上77人目の通算200号本塁打を達成しました。初本塁打は中日時代の91年5月9日の対大洋5回戦(横浜)で5回表に田辺投手から記録。
 8月19日現在の通算成績は1102試合、3356打数895安打、打率.267、200本塁打、575打点、7盗塁。

・小笠原(日本ハム)が通算1500塁打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は8月19日の対近鉄22回戦(札幌ドーム)で、3回裏の第2打席に門倉投手から今季225塁打目となる二塁打を放ち、史上224人目の通算1500塁打を達成しました。

・種田(横浜)が通算1000試合。
 種田仁内野手(横浜)は8月19日の対巨人24回戦(東京ドーム)に「6番・セカンド」で先発出場して史上388人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は中日時代の90年8月20日の対大洋21回戦(ナゴヤ)に「2番・ショート」で先発出場して記録。
 8月19日現在の通算成績は1000試合、2849打数723安打、打率.254、52本塁打、248打点、63盗塁。

・近鉄が1試合26安打の球団新記録。
 大阪近鉄バファローズはは8月18日の対日本ハム22回戦(札幌ドーム)で26安打を記録して1試合最多安打の球団新記録を達成しました。従来の記録は23安打で8562日対ロッテ戦、94713日対ロッテ戦、0095日対オリックス戦のそれぞれで記録。

・片岡(阪神)が登録抹消。
 8月15日の巨人戦で走塁中に右足を痛めた片岡篤史内野手(阪神)は8月18日に一軍登録を抹消されました。

・大村(近鉄)が通算500得点。
 大村直之外野手(近鉄)は8月17日の対ダイエー21回戦(大阪ドーム)で、9回裏に今季75得点目を記録して史上187人目の通算500得点を達成しました。

・城島(ダイエー)が通算1500塁打。
 城島健司捕手(ダイエー)は8月17日の対近鉄21回戦(大阪ドーム)で、6回表の第3打席に岩隈投手から今季250塁打目となるレフト前ヒットを放ち、史上223人目の通算1500塁打を達成しました。

・金本(阪神)が歴代3位の575試合連続全イニング出場。
 金本知憲外野手(阪神)は8月16日の対巨人20回戦(東京ドーム)に「3番・レフト」で全イニング出場して98年7月21以来、歴代3位となる575試合連続全イニング出場を記録しました。

<連続試合全イニング出場ベスト5>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間 備考
1 三宅秀史(阪神) 700試合 57.7.1562.9.5 セ・リーグ記録
2 衣笠祥雄(広島) 678試合 74.4.1779.5.27  
3 金本知憲(広島) 575試合 99.7.21〜継続中  
4 松井秀喜(巨人) 574試合 95.5.3099.7.22  
5 愛甲猛(ロッテ) 535試合 88.6.2592.7.11 パ・リーグ記録

・伊東(西武)が1イニング2二塁打。
 伊東勤捕手(西武)は8月16日の対オリックス19回戦(ヤフーBB)で、5回表の第2打席にフィリップス投手から二塁打を放つと、打者一巡して回って来た第3打席でもマック鈴木投手から二塁打を放ってパ・リーグ11人目となる1イニング2二塁打を記録しました。

・金城(横浜)が今季2度目の左右両打席本塁打。
 金城龍彦外野手(横浜)は8月16日の対広島17回戦(広島)で、3回表の第2打席に右腕の佐々岡投手から左打席で今季12号ソロ、4回表の第3打席には左腕の西川投手から右打席で13号ソロを放ち、左右両打席本塁打を記録しました。金城選手自身8月13日の阪神戦に次ぐ2度目の達成で、年間2度は89年バナザード(ダイエー)、90年松永浩美(オリックス)、91年デストラーデ(西武)、02年セギノール(オリックス)に次いで5人目で、セ・リーグでは初の記録。

<左右両打席本塁打2度以上の選手>
選手名(所属) 回数 記録達成日
松永浩美(阪急・オリックス) 6 82.5.15日本ハム戦 83.9.23南海戦 85.4.13近鉄戦
87.10.15日本ハム戦 90.5.9ロッテ戦 90.8.12ダイエー戦
バナザード(南海・ダイエー) 3 88.9.8近鉄戦 89.8.16西武戦 89.10.6ロッテ戦
デストラーデ(西武) 3 90.9.9オリックス戦 91.6.18オリックス戦 91.10.3日本ハム戦
セギノール(オリックス) 3回 02.5.5近鉄戦 02.5.6ロッテ戦 02.7.26近鉄戦
松井稼頭央(西武) 3回 00.9.12日本ハム戦 01.8.20日本ハム戦 03.8.1日本ハム戦
シェーン(広島) 2 75.5.17大洋戦 76.4.16巨人戦  
ハリス(近鉄) 2 81.7.5西武戦 83.9.1南海戦  
金城龍彦(横浜) 2 03.8.13阪神戦 03.8.16広島戦  

・松井(西武)が通算450長打。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月16日の対オリックス19回戦(ヤフーBB)で、3回表の第2打席にフィリップス投手から今季51長打目となる24号ソロを放ち、史上90人目の通算450長打を達成しました。450長打の内訳は260二塁打、49三塁打、141本塁打。初長打は95423日の対日本ハム6回戦(東京ドーム)で4回表に河野投手から三塁打して記録。

・イチロー(マリナーズ)が日米通算1900安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は8月15日(現地時間)の対レッドソックス戦で、1回裏の第1打席に今季172安打目となる二塁打を放ち、日米通算1900安打を達成しました。
(日本)   
951試合 3619打数 1278安打 打率.353 118本塁打 529打点 199盗塁
(アメリカ) 433試合 
1848打数   624安打 打率.338  27本塁打 169打点 115盗塁
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  通算  1384試合 5467打数 1902安打 打率.348 145本塁打 698打点 314盗塁 

・片岡(阪神)が右足を痛める。
 片岡篤史内野手(阪神)は8月15日の対巨人19回戦(東京ドーム)で、4回表の攻撃で走塁中に右足を痛めて途中交代しました。

・古田(ヤクルト)が通算1800安打。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は8月15日の対中日18回戦(ナゴヤドーム)で、5回表の第3打席に紀藤投手から今季110安打目となる二塁打を放ち、史上47人目の通算1800安打を達成しました。ヤクルトでは若松勉2173安打に次ぐ2人目の記録。初安打は90430日の対巨人5回戦(神宮)で2回裏に木田投手から左中間二塁打して記録。
 8月
15日現在の通算成績は1693試合、6073打数1801安打、打率.297、182本塁打、868打点、68盗塁。

・前田(広島)が通算450長打。
 前田智徳外野手(広島)は8月15日の対横浜16回戦(広島)で、4回裏の第2打席に秦投手から今季29長打目となる二塁打を放ち、史上89人目の通算450長打を達成しました。450長打の内訳は244二塁打、11三塁打、195本塁打。初長打は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で二塁打して記録。

・金城(横浜)が左右両打席本塁打。
 金城龍彦外野手(横浜)は8月13日の対阪神22回戦(札幌ドーム)で、4回裏の第2打席に右腕の藪投手から左打席で今季10号ソロ、9回裏の第4打席には左腕のウィリアムス投手から右打席で11号ソロを放ち、左右両打席本塁打を記録しました。セ・リーグでは83年4月26日の高橋慶彦(広島)以来20年ぶり4人目(5度目)。

・小関(西武)が一軍登録。
 再調整のため7月22日に登録抹消されていた小関竜也外野手(西武)は8月13日に一軍登録されました。

・石井(横浜)が通算900得点。
 石井琢朗内野手(横浜)は8月12日の対阪神21回戦(札幌ドーム)で、3回裏に今季33得点目を記録して史上46人目の通算900得点を達成しました。

・初芝(ロッテ)が通算2500塁打。
 初芝清内野手(ロッテ)は8月10日の対西武21回戦(千葉マリン)で、7回裏の第3打席に西口投手から今季38塁打目を記録する二塁打を放ち、史上67人目の通算2500塁打を達成しました。

・川相(巨人)が通算犠打世界タイ記録。
 川相昌弘内野手(巨人)は8月10日の対ヤクルト21回戦(東京ドーム)で、5回裏に代打で館山投手から今季6個目の犠打を記録して、エディ・コリンズと並ぶ通算511犠打の世界タイ記録を達成しました。なお、コリンズの数字には犠打と犠飛を記録的に区分しなかった時代の犠飛が含まれているため実質的には川相の記録が既に上回っていると推定されています。

・田中幸(日本ハム)が一軍登録。
 7月22日に登録抹消されていた田中幸雄内野手(日本ハム)は8月9日に一軍登録されました。

・桧山(阪神)が通算300長打。
 桧山進次郎外野手(阪神)は8月6日の対ヤクルト20回戦(神宮)で、9回表の第4打席に石井投手から今季32長打目となる二塁打を放ち、史上202人目の通算300長打を達成しました。300長打の内訳は158二塁打、20三塁打、122本塁打。初長打は93年4月14日の対ヤクルト2回戦(甲子園)で二塁打して記録。

・石井(横浜)が通算300盗塁。
 石井琢朗内野手(横浜)は8月6日の対巨人22回戦(東京ドーム)で、7回表に今季13個目の盗塁に成功して史上25人目の通算300盗塁を達成しました。横浜では屋鋪要317盗塁、高木豊313盗塁に次ぐ3人目の記録。初盗塁は92年5月10日の対巨人8回戦(横浜)で1回裏に二盗して記録。

・谷繁(中日)が通算1000三振。
 谷繁元信捕手(中日)は8月6日の対広島19回戦(ナゴヤドーム)で、2回裏の第1打席に高橋投手から今季58個目の三振を喫し、史上34人目の通算1000三振を記録しました。

・ローズ(近鉄)が通算600四死球。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は8月5日の対日本ハム21回戦(大阪ドーム)で、4回裏の第2打席にミラバル投手から今季72四死球目となる四球を選び、史上78人目の通算600四死球を記録しました。600四死球の内訳は576四球、24死球。

・立浪(中日)が通算800打点。
 立浪和義内野手(中日)は8月5日の対広島18回戦(ナゴヤドーム)で、1回裏の第1打席にブロック投手から今季58打点目を記録するタイムリー二塁打を放ち、史上66人目の通算800打点を達成しました。中日では谷沢健一969打点、大島康徳943打点、宇野勝923打点、木俣達彦872打点、江藤慎一845打点、高木守道813打点、西沢道夫807打点に次ぐ8人目の記録。初打点は88417日の対巨人3回戦(ナゴヤ)で、6回裏に加藤投手から本塁打して記録。
 8月5日現在の通算成績は
1893試合、7021打数2021安打、打率.288、149本塁打、800打点、124盗塁。

・7月の月間MVP。
 8月5日に両リーグから7月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはルーズベルト・ブラウン外野手(オリックス)で初受賞。成績は20試合で82打数35安打、打率.427、7本塁打、26打点。
 セ・リーグは今岡誠内野手(阪神)で02年4月に続く2度目の受賞。成績は
20試合で83打数38安打、打率.458、7本塁打、22打点。

・松井(西武)が史上5人目の1100試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月4日の対ダイエー20回戦(福岡ドーム)に、「1番・ショート」で先発出場し、史上5人目の1100試合連続出場を記録しました。

<連続試合出場・ベスト10
  選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 衣笠祥雄(広島) 2215試合 70.10.1987.10.22
2 松井秀喜(巨人) 1250試合 93.8.22〜02.10.11
3 飯田徳治(国鉄) 1246試合 48.9.1258.5.24
4 広沢克己(巨人) 1180試合 86.10.1295.10.8
5 松井稼頭央(西武) 1100試合 95.7.22〜継続中
6 藤村富美男(阪神) 1014試合 46.8.3054.7.31
7 石嶺和彦(阪神) 894試合 88.8.1495.7.12
8 大杉勝男(ヤクルト) 890試合 68.9.2175.8.20
9 三宅秀史(阪神) 882試合 56.4.1162.9.5
10 山本浩二(広島) 872試合 76.10.2283.8.28

・村松(ダイエー)が通算800安打。
 村松有人外野手(ダイエー)は8月3日の対オリックス20回戦(ヤフーBB)で、8回表の第5打席に小倉投手から今季130安打目となるライト前ヒットを放ち、史上324人目の通算800安打を達成しました。初安打は92812日の対西武17回戦(西武)で8回表に石井投手から記録。
 8月3日現在の通算成績は1066試合、2970打数800安打、打率.269、8本塁打、229打点、221盗塁。

・松井(西武)が通算300盗塁。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月3日の対日本ハム21回戦(西武ドーム)で、1回裏に今季7個目の盗塁に成功して史上24人目の通算300盗塁を達成しました。西武では初の記録。初盗塁は95年5月7日の対ダイエー7回戦(西武)で7回裏に二盗して記録。

・ダイエーが1試合29得点のパ・リーグ新記録。
 福岡ダイエーホークスは8月1日の対オリックス18回戦(ヤフーBB)に29−1で勝ち、03年7月27日のオリックス戦で記録した26得点を更新する1試合最多得点のパ・リーグ新記録を達成しました。日本記録は40年4月6日に阪急が対南海戦で記録した32得点。
 また、この試合でのダイエーの31安打は同じく7月27日のオリックス戦で記録した32安打に次ぐ日本歴代2位の記録。得点差28点は92年9月1日に西武が近鉄に22−0で勝った時の22点差を更新するパ・リーグ新記録。

・松井(西武)が左右両打席本塁打。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月1日の対日本ハム19回戦(西武ドーム)で、1回裏の第1打席に右腕の金村投手から左打席で今季19号ソロ、7回裏の第4打席には左腕の清水投手から右打席で20号2ランを放ち、2年ぶり3度目の左右両打席本塁打を記録しました。歴代最多は松永浩美(オリックス)の6度で松井の3度はバナザード(ダイエー)、デストラーデ(西武)、セギノール(オリックス)と並ぶ2位タイ記録。

・城島(ダイエー)が通算400得点。
 城島健司捕手(ダイエー)は8月1日の対オリックス18回戦(ヤフーBB)で、2回表に今季65得点目を記録して史上284人目の通算400得点を達成しました。

・小川(横浜)が通算100号本塁打。
 小川博文内野手(横浜)は7月31日の対阪神20回戦(甲子園)で、3回表の第2打席に谷中投手から今季4号ソロを放ち、史上229人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打はオリックス時代の89年4月11日の対ロッテ1回戦(川崎)で3回表に小川投手から記録。
 7月31日現在の通算成績は1694試合、5249打数1402安打、打率.267、100本塁打、596打点、64盗塁。

・立浪(中日)が14年連続100安打。
 立浪和義内野手(中日)は7月31日の対巨人20回戦(東京ドーム)で、1回表の第1打席に工藤投手から今季100安打目となるライト前ヒットを放ち、史上11人目の14年連続100安打を達成しました。また、9回表の第5打席では前田投手から今季20本目の二塁打を放ち10年連続12度目の20二塁打を達成。通算408二塁打として歴代7位の川上哲治(巨人)に並びました。

<連続シーズン100安打ベストテン>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 21 6080   7 榎本喜八(ロッテ) 15 5569
2 張本勲(巨人) 20 5978   7 有藤道世(ロッテ) 15 6983
3 福本豊(阪急) 18 7087   9 松原誠(大洋) 14 6679
4 長嶋茂雄(巨人) 17 5874   9 石毛宏典(西武) 14 8194
4 山本浩二(広島) 17 7086   9 立浪和義(中日) 14年 9003年
4 落合博満(日本ハム) 17 8197          

・中村(近鉄)が通算1000三振。
 中村紀洋内野手(近鉄)は7月30日の対ダイエー18回戦(福岡ドーム)で、7回表の第3打席に斉藤投手から今季69個目の三振を喫し、史上33人目の通算1000三振を記録しました。

・石井(横浜)が通算1600安打。
 石井琢朗内野手(横浜)は7月29日の対阪神18回戦(甲子園)で、9回表の第5打席に吉野投手から今季49安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上67人目の通算1600安打を達成しました。横浜では松原誠2081安打、近藤和彦1725安打、高木豊1668安打に次ぐ4人目の記録。初安打は891010日の対ヤクルト25回戦(神宮)で3回表に加藤投手から記録。
 7月29日現在の通算成績は1478試合、5570打数1600安打、打率.287、68本塁打、466打点、294盗塁。

・矢野(阪神)が通算700安打。
 矢野輝弘捕手(阪神)は7月27日の対中日17回戦(ナゴヤドーム)で、7回表の第3打席に落合投手から今季108安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上398人目の通算700安打を達成しました。初安打は中日時代の91826日の対阪神23回戦(甲子園)で9回表に代打で野田投手から本塁打して記録。
 7月
27日現在の通算成績は960試合、2532打数700安打、打率.276、50本塁打、250打点、12盗塁。

・ダイエーが1試合32安打の日本新記録と1試合26得点のパ・リーグ新記録。
 福岡ダイエーホークスは7月27日の対オリックス17回戦(福岡ドーム)で32安打を放つ猛攻を見せ、26-7で勝ちました。32安打は97年5月7日に西武が対ダイエー戦で記録した29安打を更新する1試合最多安打の日本新記録。
 また、この試合でダイエーが記録した26得点は46年7月15日の対ゴールドスター戦と並ぶ1試合最多得点の球団タイ記録。さらに85年9月18日に南海が対近鉄戦で記録した25得点を更新するパ・リーグ新記録でした。
 この他チーム55打数は97年5月7日に西武が対ダイエー戦で記録した53打数を更新するパ・リーグ新記録。チーム52塁打は94年7月13日に近鉄が対ロッテ戦で記録した52塁打と並ぶパ・リーグタイ記録。ダイエーのゲーム打率は55打数32安打の.582でこれは85年5月6日に阪神が対中日戦で記録した.575(40打数23安打)を更新する日本新記録。従来のパ・リーグ記録である68年6月5日に東映が対阪急戦で記録した.564(39打数22安打)も更新しています。

 1回裏の攻撃では1番・村松選手から1犠打と2四球を挟み打者一巡後の4番・松中選手まで10打数連続安打。これは過去4度ある9打数連続安打を更新するパ・リーグ新記録で、36430日のタイガースと98422日のヤクルトと並ぶ日本タイ記録。
 両チーム合計33得点(ダイエー26点、オリックス7点)は50年3月16日西鉄21-14東急戦の35得点、40年4月6日の阪急32-2南海戦の34得点、50年5月31日毎日23-11東急の34得点に次ぐ史上4位タイ。両チーム合計45安打(ダイエー32安打、オリックス13安打)は86年4月29日広島21安打-大洋21安打の42安打を更新する日本新記録。

・城島(ダイエー)が1試合6安打のパ・タイ記録。
 城島健司捕手(ダイエー)は7月27日の対オリックス17回戦(福岡ドーム)で、1回裏の第1打席にレフト前ヒット、3回裏の第3打席に20号3ラン、4回裏の第4打席に21号3ラン、5回裏の第5打席に左中間二塁打、6回裏の第6打席にレフト前ヒット、8回裏の第7打席にセンター前ヒットを放ち、55年仰木彬(西鉄)と並ぶ1試合6安打のパ・リーグタイ記録を達成しました。

<1試合6安打以上の打者(延長戦を除く)>
  選手名(当時の所属) 記録 達成日・対戦カード
1 大下弘(東急) 7安打 49.11.19対大陽戦
2 河西俊雄(グレートリング) 6安打 46.7.15対ゴールドスター戦
2 白石敏男(巨人) 6安打 49.4.19対大陽戦
2 大沢伸夫(大洋) 6安打 51.8.26対広島戦
2 渡辺博之(阪神) 6安打 54.5.26対中日戦
2 仰木彬(西鉄) 6安打 55.5.22対トンボ戦
2 高田繁(巨人) 6安打 74.5.10対中日戦
2 城島健司(ダイエー) 6安打 03.7.27対オリックス戦

・小川(横浜)が通算1400安打。
 小川博文内野手(横浜)は7月27日の対広島15回戦(帯広)で、7回裏の第3打席に黒田投手から今季32安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上104人目の通算1400安打を達成しました。初安打はオリックス時代の89年4月9日の対近鉄1回戦(藤井寺)で7回表に阿波野投手から二塁打して記録。
 7月27日現在の通算成績は1691試合、5240打数1400安打、打率.267、99本塁打、594打点、64盗塁。

・木村拓(広島)が通算600安打。
 木村拓也外野手(広島)は7月27日の対横浜15回戦(帯広)で、5回表の第3打席に吉見投手から今季75安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上457人目の通算600安打を達成しました。初安打は日本ハム時代の92年10月3日の対西武24回戦(西武)で7回表に呉投手から三塁打して記録。
 7月
27日現在の通算成績は883試合、2276打数600安打、打率.264、31本塁打、145打点、38盗塁。

・片岡(阪神)が通算250二塁打。
 片岡篤史内野手(阪神)は7月26日の対中日17回戦(ナゴヤドーム)で、9回表の第4打席に小山投手から今季21本目の二塁打を放ち、史上75人目の通算250二塁打を達成しました。初二塁打は92年4月16日の対ダイエー2回戦(平和台)で記録。

・福留(中日)が通算600安打。
 福留孝介外野手(中日)は7月26日の対阪神17回戦(ナゴヤドーム)で、7回裏の第5打席に佐久本投手から今季109安打目となるライト前ヒットを放ち、史上456人目の通算600安打を達成しました。初安打は99年4月4日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で3回裏に紀藤投手から記録。
 7月
26日現在の通算成績は575試合、2018打数601安打、打率.298、81本塁打、273打点、32盗塁。

・井口(ダイエー)が1試合4二塁打の日本タイ記録。
 井口資仁内野手(ダイエー)は7月26日の対オリックス16回戦(福岡ドーム)で、1回裏の第1打席・3回裏の第2打席・6回裏の第4打席・7回裏の第5打席にそれぞれ二塁打を放ち、史上9人目となる1試合4二塁打の日本タイ記録を達成しました。

<1試合4二塁打の打者>
選手名(当時の所属) 記録 達成日・対戦カード
門前真佐人(タイガース) 4二塁打 37.6.13対イーグルス戦
藤井勇(大洋) 4二塁打 51.8.5対広島戦
基満男(大洋) 4二塁打 79.5.9対阪神戦
渡辺進(ヤクルト) 4二塁打 81.9.24対大洋戦
高沢秀昭(ロッテ) 4二塁打 84.5.30対近鉄戦
大野久(ダイエー) 4二塁打 92.7.5対日本ハム戦
イチロー(オリックス) 4二塁打 94.9.11対近鉄戦
柴原洋(ダイエー) 4二塁打 01.4.29対近鉄戦
井口資仁(ダイエー) 4二塁打 03.7.26対オリックス戦

・柴原(ダイエー)が通算800安打。
 柴原洋外野手(ダイエー)は7月26日の対オリックス16回戦(福岡ドーム)で、4回裏の第2打席にマック鈴木投手から今季68安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上323人目の通算800安打を達成しました。初安打は97年4月13日の対オリックス3回戦(福岡ドーム)で4回裏に豊田投手から記録。
 7月26日現在の通算成績は778試合、2778打数800安打、打率.288、29本塁打、230打点、70盗塁。

・小坂(ロッテ)が通算三塁打の球団タイ記録。
 小坂誠内野手(ロッテ)は7月23日の対近鉄17回戦(千葉マリン)で、8回裏の第4打席に三沢投手から今季4本目の三塁打を放ち、通算47三塁打として榎本喜八と並ぶ通算三塁打の球団タイ記録を達成しました。

・田中幸(日本ハム)、小関(西武)が登録抹消。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は右股関節炎のため、また小関竜也外野手(西武)は再調整のため7月22日に一軍登録を抹消されました。

・大村(近鉄)が通算1000安打。
 大村直之外野手(近鉄)は7月21日の対ロッテ15回戦(千葉マリン)で、8回表の第4打席に清水直投手から今季100安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上213人目の通算1000安打を達成しました。初安打は95年4月18日の対ロッテ4回戦(日生)で8回裏に河本投手から記録。
 7月21日現在の通算成績は1035試合、3647打数1000安打、打率.274、55本塁打、319打点、100盗塁。

・福浦(ロッテ)が通算800安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は7月21日の対近鉄15回戦(千葉マリン)で、5回裏の第3打席に門倉投手から今季98安打目となる三塁打を放ち、史上322人目の通算800安打を達成しました。初安打は97年7月5日の対オリックス14回戦(千葉マリン)で4回裏にフレーザー投手から記録。
 7月21日現在の通算成績は777試合、2648打数801安打、打率.302、58本塁打、343打点、5盗塁。

・前田(広島)が通算1400安打。
 前田智徳外野手(広島)は7月21日の対巨人15回戦(東京ドーム)で、4回表の第2打席に木佐貫投手から今季65安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上103人目の通算1400安打を達成しました。広島では衣笠祥雄2543安打、山本浩二2339安打、野村謙二郎1810安打、高橋慶彦1741安打、正田耕三1546安打、山崎隆造1404安打に次ぐ7人目の記録。初安打は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で1回裏に西村投手から二塁打して記録。
 7月21日現在の通算成績は1330試合、4609打数1400安打、打率.304、190本塁打、701打点、61盗塁。

・城島(ダイエー)が通算500打点。
 城島健司捕手(ダイエー)は7月21日の対日本ハム19回戦(福岡ドーム)で、2回裏の第2打席に立石投手から今季68打点目を記録する19号2ランを放ち、史上162人目の通算500打点を達成しました。初打点は95年7月9日の対ロッテ15回戦(千葉マリン)で7回表にヒルマン投手から記録。
 7月21日現在の通算成績は830試合、2968打数861安打、打率
.290、136本塁打、501打点、49盗塁。

・カブレラ(西武)が入団以来3年連続30号。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は7月21日の対オリックス15回戦(西武ドーム)で、6回裏の第3打席に金田投手から30号本塁打を放ち史上7人目の入団以来3年連続30本塁打を記録しました。

<入団から3年連続30本塁打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 期間
1 C・ジョーンズ(南海−近鉄) 5年連続 70〜74年
2 T・ソレイタ(日本ハム) 4年連続 80〜83年
2 O・デストラーデ(西武) 4年連続 89〜92年
2 M・ウィンタース(日本ハム) 4年連続 90〜93年
2 R・ペタジーニ(ヤクルト) 4年連続 99〜02年
6 W・クロマティ(巨人) 3年連続 84〜86年
6 A・カブレラ(西武) 3年連続 01〜03年

・江藤(巨人)が通算1500試合。
 江藤智内野手(巨人)は7月20日の対横浜20回戦(横浜)に「6番・サード」で先発出場して史上139人目の通算1500試合出場を達成しました。初出場は広島時代の91年4月7日の対阪神1回戦(広島)で7回裏に代打出場して記録。
 7月20日現在の通算成績は1500試合、5153打数1412安打、打率.274、338本塁打、931打点、79盗塁。

・金本(阪神)が700試合連続出場。
 金本知憲外野手(阪神)は7月20日の対広島17回戦(横浜)に「3番・レフト」で先発出場して98年7月10以来、史上20人目となる700試合連続出場を記録しました。

・前田(広島)が通算700打点。
 前田智徳外野手(広島)は7月19日の対阪神16回戦(甲子園)で、9回表の第4打席に久保田投手から今季46打点目を記録する13号2ランを放ち、史上81人目の通算700打点を達成しました。広島では山本浩二1475打点、衣笠祥雄1448打点、金本知憲708打点に次ぐ4人目の記録。初打点は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で1回裏に西村投手からタイムリー二塁打して記録。
 7月18日現在の通算成績は
1328試合、4601打数1396安打、打率.303、190本塁打、700打点、61盗塁。

・緒方(広島)が通算250盗塁。
 緒方孝市外野手(広島)は7月19日の対阪神16回戦(甲子園)で、3回表に今季4盗塁目となる二盗に成功して史上35人目の通算250盗塁を達成しました。広島では高橋慶彦464盗塁、衣笠祥雄266盗塁、古葉竹織263盗塁に次ぐ4人目の記録。初盗塁は89年9月16日の対中日21回戦(ナゴヤ)で8回表に二盗して記録。

・岩村(ヤクルト)が一軍登録。
 今季の開幕戦で右手首を痛め、3月29日に登録抹消されていた岩村明憲内野手(ヤクルト)は7月19日に一軍登録されました。

・大道(ダイエー)が通算800安打。
 大道典嘉外野手(ダイエー)は7月18日の対ロッテ15回戦(千葉マリン)で、9回表の第5打席に小林雅投手から今季76安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上321人目の通算800安打を達成しました。初安打は89年10月14日の対近鉄26回戦(藤井寺)で8回表に阿波野投手から記録。
 7月18日現在の通算成績は1072試合、2790打数800安打、打率.287、54本塁打、348打点、8盗塁。

・小田嶋(横浜)が代打サヨナラ満塁ホームラン。
 小田嶋正邦捕手(横浜)は7月18日の対巨人18回戦(横浜)で、11回裏に鴨志田投手から代打サヨナラ満塁ホームランを放ちました。代打サヨナラ満塁ホームランは01年9月の藤井康雄(オリックス)以来で史上14本目。

<代打サヨナラ満塁ホームランの打者>
選手名(当時の所属) 日時・カード   選手名(当時の所属) 日時・カード
樋笠一夫(巨人) 56.3.25対中日   柳原隆弘(近鉄) 84.6.11対南海
藤村富美男(阪神) 56.6.24対広島   藤田浩雅(阪急) 88.6.18対南海
池田純一(阪神) 70.7.29対ヤクルト   グレン(阪神) 96.5.1対横浜
広野功(巨人) 71.5.20対ヤクルト   広永益隆(オリックス) 98.7.7対ロッテ
今井務(東映) 72.8.30対ロッテ   北川博敏(近鉄) 01.9.26対オリックス
飯田幸夫(中日) 74.9.3対広島   藤井康雄(オリックス) 01.9.30対ロッテ
岩下正明(ヤクルト) 82.4.6対広島   小田嶋正邦(横浜) 03.7.18対巨人

・清原(巨人)が歴代単独10位の通算466本塁打。
 清原和博内野手(巨人)は7月18日の対横浜18回戦(横浜)で、2回表の第1打席に斎藤投手から今季12号2ランを放ち、通算466本塁打として465本の土井正博(近鉄−太平洋・クラウン・西武)を抜いて歴代10位となりました。

<通算本塁打ベストテン>
  選手名(最終所属) 通算
本塁打
打数 本塁打率 実働期間 年間最多本塁打 本塁打王
1 王貞治(巨人) 868 9250 10.65 195980 55本(64年) 15
2 野村克也(西武) 657 10472 15.93 195480 52本(63年) 9
3 門田博光(ダイエー) 567 8868 15.64 197092 44本(8188年) 3
4 山本浩二(広島) 536 8052 15.02 196986 44本(777880年) 4
5 落合博満(日本ハム) 510 7627 14.95 197998 52本(85年) 5
6 張本勲(ロッテ) 504 9666 19.17 195981 34本(70年) -
6 衣笠祥雄(広島) 504 9404 18.65 196587 32本(74年) -
8 大杉勝男(ヤクルト) 486 7763 15.97 196583 44本(70年) 2
9 田淵幸一(西武) 474 5881 12.40 196984 45本(74年) 1
10 清原和博(巨人) 466本 7010 15.04 1986 37本(90年) -

・オールスター第2戦。
 03年オールスター第2戦は7月16日に千葉マリンで開催され、5-3で全セが勝ちました。対戦成績は全パの71勝61敗8分け。
 試合は1回表にセが金本(阪神)の1号ソロ(通算3号)で先制。金本は3回表にも2打席連続の2号ソロ(通算4号)を放ち2-0とリードを広げました。パは4回裏にカブレラ(西武)の2号ソロ(通算4号)で1点を返しますが、セは5回表に金本の犠牲フライ、6回表にはアリアス(阪神)の2試合連続2号ソロ(通算3号)でそれぞれ加点し4-1とします。しかし、パも反撃に転じて続く6回裏に小笠原(日本ハム)の1号ソロ(通算1号)とカブレラの2打席連続3号ソロ(通算5号)で4-3と追い上げます。しかし、セは7回表にラミレス(ヤクルト)がタイムリー二塁打で5点目を奪いパを突き放し、最後は高津(ヤクルト)が3人に抑えて逃げ切りました。

 MVPは2本塁打3打点の金本(阪神)で96年第3戦以来2度目の受賞。優秀選手賞に3イニング無失点の伊良部(阪神)、2本塁打のカブレラ(西武)、ホームラン含む3安打のアリアス(阪神)、球宴初本塁打の小笠原(日本ハム)が選ばれました。

 古田(ヤクルト)は2打数ノーヒット、通算68打数24安打の.353となりました。現役3位の通算試合数は33試合に伸ばしました。
 金本(阪神)とカブレラ(西武)の1試合での2打席連続本塁打はそれぞれ史上11人目と12人目。カブレラのシリーズ3本塁打は2試合制では90年清原(西武)と並ぶタイ記録。また通算5本塁打は歴代11位タイで外国人選手では歴代最多記録。

全セ 1 0 1 0 1 1 1 0 0   5
全パ 0 0 0 1 0 2 0 0 0   3

・オールスター第1戦。
 03年オールスター第1戦は7月15日に大阪ドームで開催され、4-4の引き分けに終りました。対戦成績は全パの71勝60敗8分け。
 試合は2回裏にセがアリアス(阪神)の1号ソロ(通算2号)で先制すると、パもすかさず3回表に谷(オリックス)の1号ソロ(通算1号)で同点。パはさらに5回に松井(西武)の1号ソロ(通算3号)、6回にはカブレラ(西武)の1号2ラン(通算3号)で4-1とリードを広げました。これに対し、3回以降無得点のセも終盤に反撃。7回裏に二塁打の阿部(巨人)を置いて、代打の高橋由(巨人)が追撃の1号2ラン(通算2号)。高橋由は9回に回って来た打席でも2打席連続2号ソロ(通算3号)で同点とする活躍を見せました。

 試合はこのまま4-4で規定により9回で引き分けとなりました。MVPは2本塁打3打点の高橋由(巨人)で初受賞。優秀選手賞に先制本塁打のアリアス(阪神)、一時は勝ち越す本塁打を放った松井(西武)、2ランホームランのカブレラ(西武)、そして2イニングをノーヒットに抑えた和田(ダイエー)が選ばれました。

 50打数以上では通算打率3位の古田(ヤクルト)は代打でセカンドゴロに倒れ1打数ノーヒット、通算66打数24安打の.364として4位に後退。現役3位の通算試合数は32試合に伸ばしました。また、松井(西武)は1得点を追加して通算11得点で歴代17位タイとしています。
 高橋由(巨人)の1試合での2打席連続本塁打は97年第2戦の清原(巨人)以来で史上10人目。代打本塁打は29人目で通算31本目。

全パ 0 0 1 0 1 2 0 0 0   4
全セ 0 1 0 0 0 0 2 0 1   4

・小坂(ロッテ)が通算200犠打。
 小坂誠内野手(ロッテ)は7月12日の対オリックス18回戦(ヤフーBB)で、3回表の第1打席に金田投手から今季9個目の犠打を記録し、史上25人目の通算200犠打を達成しました。

・近鉄が1試合8本塁打の球団新記録。
 大阪近鉄バファローズは7月12日の対日本ハム18回戦(東京ドーム)で1試合8本塁打の球団新記録を達成しました。従来の記録は1984817日対南海戦と1994713日対ロッテ戦の7本塁打。8本塁打の内訳は1回ローズ29号2ラン、2回北川8号ソロ・鷹野2号ソロ、3回鷹野4号3ラン、6回鷹野4号ソロ・大村12号2ラン、7回水口2号2ラン、8回ローズ30号ソロ。

・村松(ダイエー)が通算400得点。
 村松有人外野手(ダイエー)は7月11日の対西武17回戦(西武ドーム)で、1回表に今季53得点目を記録して史上283人目の通算400得点を達成しました。

・片岡(阪神)が通算1000三振。
 片岡篤史内野手(阪神)は7月10日の対広島14回戦(広島)で、7回表の第4打席にランドクィスト投手から今季50個目の三振を喫し、史上32人目の通算1000三振を記録しました。

・種田(横浜)が通算700安打。
 種田仁内野手(横浜)は7月9日の対中日15回戦(ナゴヤドーム)で、5回表の第3打席に遠藤投手から今季27安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上397人目の通算700安打を達成しました。初安打は中日時代の91年4月6日の対巨人1回戦(東京ドーム)で9回表に木田投手から代打でライト前ヒットして記録。
 7月9日現在の通算成績は975試合、2773打数700安打、打率.252、51本塁打、242打点、62盗塁。

・野村(広島)が通算1800安打。
 野村謙二郎内野手(広島)は7月8日の対阪神12回戦(倉敷)で、9回裏の第4打席に井川投手から今季37安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上46人目の通算1800安打を達成しました。広島では衣笠祥雄2543安打、山本浩二2339安打に次ぐ3人目の記録。初安打は89年5月4日の対ヤクルト6回戦(広島)で6回裏に中本投手からセンター前ヒットして記録。
 7月8日現在の通算成績は1659試合、6271打数1800安打、打率.287、156本塁打、678打点、245盗塁。

・石井(横浜)が通算200犠打と日本タイの1試合4犠打。
 石井琢朗内野手(横浜)は7月8日の対中日14回戦(ナゴヤドーム)で、1回表の第1打席に野口投手から今季7個目の犠打を犠打を記録し、史上24人目の通算200犠打を達成しました。
 また、石井選手はこの試合で3回表の第2打席、5回表の第4打席、9回表の第5打席にも犠打を記録して日本タイ記録となる史上6人目の1試合4犠打を達成しました。

<1試合4犠打の選手>
選手名(当時の所属) 達成年月日・カード 通算犠打
弓岡敬二郎(阪急) 85.6.9対南海戦 240犠打
平田勝男(阪神) 85.7.18対広島戦 138犠打
栗山英樹(ヤクルト) 89.6.4対中日戦 79犠打
平野謙(西武) 91.6.19対オリックス戦 451犠打
佐藤幸彦(ロッテ) 93.7.9対西武 32犠打
石井琢朗(横浜) 03.7.8対中日 203犠打

・6月の月間MVP。
 7月8日に両リーグから6月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはアレックス・カブレラ内野手(西武)で01年4月、02年8月に続く3度目の受賞。成績は21試合で74打数30安打、打率.405、12本塁打、26打点。
 セ・リーグは高橋由伸外野手(巨人)で99年4月、00年8月、01年8月に続く4度目の受賞。成績は
23試合で92打数40安打、打率.435、7本塁打、15打点。

・仁志(巨人)が一軍登録。
 左足首の打撲で6月2日に登録抹消されていた仁志敏久内野手(巨人)は7月8日に一軍登録されました。

・松井(ヤンキース)が日米通算1500安打。
 松井秀喜外野手(ヤンキース)は7月7日(現地時間)の対レッドソックス戦で、9回裏の第4打席に今季110安打目となるライト前ヒットを放ち、日米通算1500安打を達成しました。
(日本)   1268試合 4572打数 
1390安打 打率.304 332本塁打 889打点 46盗塁
(アメリカ)   87試合  355打数
  110安打 打率.310  9本塁打  64打点   0盗塁
-----------------------------------------------------------------------
  通算   1355試合 4927打数 1500安打 打率.304 341本塁打 953打点 46盗塁 

・城島(ダイエー)が通算300長打。
 城島健司捕手(ダイエー)は7月7日の対オリックス12回戦(福岡ドーム)で、3回裏の第2打席に吉井投手から今季42長打目となる二塁打を放ち、史上201人目の通算300長打を達成しました。300長打の内訳は160二塁打、6三塁打、134本塁打。初長打は96年9月3日の対ロッテ23回戦(福岡ドーム)で黒木投手から二塁打して記録。

・高橋由(巨人)が通算800安打。
 高橋由伸外野手(巨人)は7月6日の対中日17回戦(東京ドーム)で、12回裏の第6打席に久本投手から今季78安打目となる13号ソロを放ち、史上320人目の通算800安打を達成しました。初安打は98年4月3日の対ヤクルト1回戦(神宮)で6回表に高木投手からライト前ヒットして記録。
 7月6日現在の通算成績は683試合、2614打数800安打、打率.306、137本塁打、423打点、16盗塁。

・鈴木尚(横浜)が4000打数到達。
 鈴木尚典外野手(横浜)は7月6日の対広島13回戦(横浜)で、4打数を記録して通算4000打数に到達。4000打数以上の通算打率ランキング8位にランクされました。

<4000打数以上の通算打率ベストテン>
  選手名(最終所属) 打率 打数・安打 3割回数 年間最高打率
1 L・リー(ロッテ) .320 4934打数1579安打 9 .35880年)
2 若松勉(ヤクルト) .31918 6808打数2173安打 12 .35877年)
3 張本勲(ロッテ) .31915 9666打数3085安打 16 .38370年)
4 ブーマー・W(ダイエー) .317 4451打数1413安打 7 .35584年)
5 川上哲治(巨人) .313 7500打数2351安打 12 .37751年)
6 与那嶺要(中日) .3110 4298打数1337安打 6 .36154年)
7 落合博満(日本ハム) .3108 7627打数2371安打 11 .36785年)
8 鈴木尚典(横浜) .310 4001打数1239安打 4回 .337(98年)
9 松井稼頭央(西武) .3084 4357打数1344安打 6 .33202年)
10 レオン・リー(ヤクルト) .3076 4667打数1436安打 8 .34080年)

・立浪(中日)が通算2000本安打。
 立浪和義内野手(中日)は7月5日の対巨人16回戦(東京ドーム)で、8回表の第4打席に林投手から今季82安打目となるライト前ヒットを放ち、史上30人目の通算2000本安打を達成しました。1874試合目での達成は歴代8位のスピードで、33歳10ヶ月での達成は歴代4位の年少記録。中日では高木守道2274安打、谷沢健一2062安打に次ぐ3人目の記録。初安打は88年4月8日の対大洋1回戦(ナゴヤ)で6回裏に欠端投手からライト線二塁打して記録。
 7月5日現在の通算成績は1874試合、6948打数2000安打、打率.288、148本塁打、788打点、123盗塁。

<2000本安打達成ランキング>
  スピード順         年少順    
  選手名(当時の所属) 記録 通算安打     選手名(当時の所属) 記録 通算安打
1 川上哲治(巨人) 1646試合 2351安打   1 榎本喜八(東京) 317ヵ月 2314安打
2 長嶋茂雄(巨人) 1708試合 2471安打   2 張本勲(東映) 322ヵ月 3085安打
3 張本勲(東映) 1733試合 3085安打   3 土井正博(クラウン) 336ヵ月 2452安打
4 若松勉(ヤクルト) 1757試合 2173安打   4 立浪和義(中日) 33歳10ヵ月 2000安打
5 福本豊(阪急) 1790試合 2543安打   5 王貞治(巨人) 342ヵ月 2786安打
6 榎本喜八(東京) 1830試合 2314安打   5 野村克也(南海) 353ヵ月 2901安打
7 谷沢健一(中日) 1835試合 2062安打   7 長嶋茂雄(巨人) 353ヵ月 2471安打
8 落合博満(巨人) 1849試合 2371安打   8 山内一弘(阪神) 355ヵ月 2271安打
9 立浪和義(中日) 1874試合 2000安打   9 藤田平(阪神) 356ヵ月 2064安打
10 藤田平(阪神) 1875試合 2064安打   10 福本豊(阪急) 358ヵ月 2543安打

・清原(巨人)が通算800長打と入団以来18年連続二桁本塁打。
 清原和博内野手(巨人)は7月4日の対中日15回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席に岡本投手から今季15長打目となる10号3ランを放ち、史上12人目の通算800長打を達成しました。800長打の内訳は324二塁打、12三塁打、464本塁打。初長打は西武時代の86年4月5日の対南海2回戦(西武)で9回裏に藤本修投手から本塁打して記録。
 また、この本塁打で史上7人目の18年連続二桁本塁打を記録しました。入団以来の連続記録としては歴代2位タイ記録。

<入団以来連続シーズン二桁本塁打>
  選手名(当時の所属) 記録 期間 通算本塁打
1 張本勲(巨人) 20年 59〜78年 504本
2 山本浩二(広島) 18年 69〜86年 536本
2 清原和博(巨人) 18年 86〜03年 465本
4 長嶋茂雄(巨人) 17年 58〜74年 444本
4 有藤道世(ロッテ) 17年 69〜85年 348本

<連続シーズン二桁本塁打>
  選手名(当時の所属) 記録 期間 通算本塁打
1 野村克也(南海) 21年 57〜77年 657本
1 王貞治(巨人) 21年 60〜80年 868本
3 張本勲(巨人) 20年 59〜78年 504本
3 衣笠祥雄(広島) 20年 68〜87年 504本
5 土井正博(西武) 18年 63〜80年 465本
5 山本浩二(広島) 18年 69〜86年 536本
5 清原和博(巨人) 18年 86〜03年 465本

・桧山(阪神)がサイクルヒットと通算150二塁打。
 桧山進次郎外野手(阪神)は7月2日の対中日15回戦(甲子園)で、1回裏の第1打席に本塁打、3回裏の第2打席に二塁打、5回裏の第3打席に単打、7回裏の第5打席に三塁打を放ち、史上58人目(62度目)のサイクルヒットを達成しました。今季のサイクルヒット達成者は5人目でこれは史上最多。
 また、3回裏の第2打席にバルガス投手から今季8本目の二塁打を放ち、史上256人目の通算150二塁打を達成しました。初二塁打は93年4月14日の対ヤクルト2回戦(甲子園)で記録。

・宮本(ヤクルト)が通算900安打。
 宮本慎也内野手(ヤクルト)は7月2日の対横浜16回戦(長野)で、8回表の第5打席に岡本投手から今季89安打目となる三塁内野安打を放ち、史上262人目の通算900安打を達成しました。初安打は95年4月13日の対中日3回戦(神宮)で8回裏にキク投手からライト前ヒットして記録。
 7月2日現在の通算成績は943試合、3245打数900安打、打率.277、18本塁打、223打点、79盗塁。

・鈴木(ヤクルト)が通算600四死球。
 鈴木健内野手(ヤクルト)は7月2日の対横浜16回戦(長野)で、5回表の第3打席に河原投手から今季32四死球目となる四球を選び、史上77人目の通算600四死球を達成しました。600四死球の内訳は563四球、37死球。

・八木(阪神)が通算800安打。
 八木裕内野手(阪神)は7月2日の対中日15回戦(甲子園)で、2回裏の第1打席に野口投手から今季22安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上319人目の通算800安打を達成しました。初安打は87年5月13日の対巨人4回戦(後楽園)で8回表に江川投手から代打本塁打して記録。
 7月2日現在の通算成績は1305試合、3220打数800安打、打率.248、126本塁打、469打点、33盗塁。

・稲葉(ヤクルト)、村松(ダイエー)がサイクルヒット。
 稲葉篤紀外野手(ヤクルト)は7月1日の対横浜15回戦(松本)で、1回表の第1打席に三塁打、4回表の第2打席に本塁打、5回表の第3打席に単打、さらに打者一巡で回って来た同じ5回表の第4打席に二塁打を放ち、史上56人目(60度目)のサイクルヒットを達成しました。
 村松有人外野手(ダイエー)は7月1日の対近鉄16回戦(大阪ドーム)で、
1回表の第1打席に単打、打者一巡で回って来た同じ1回表の第2打席に二塁打、5回表の第4打席に三塁打、9回表の第6打席に本塁打を放ち、史上57人目(61度目)のサイクルヒットを達成しました。
 1日にサイクルヒット達成者2人は史上初。今季は既に5月3日のオーティズ(オリックス)、6月8日の福留孝介(中日)と合わせて4人がサイクルヒットを記録した事となり、これは1952年と並ぶ年間最多タイ記録。

・柴原(ダイエー)が通算400得点。
 柴原洋外野手(ダイエー)は7月1日の対近鉄16回戦(大阪ドーム)で、1回表に今季26得点目を記録して史上282人目の通算400得点を達成しました。