ちょっとしたニュース    
         2002年8〜10月編


・パシフィック・リーグ全日程終了。
 2002年度のパシフィック・リーグ公式戦は10月18日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。カブレラ選手(近鉄)の55本塁打はパ・リーグタイ記録及び日本タイ記録。松井稼頭央選手(西武)の193安打は歴代3位の記録。
 なお、全試合出場者は3名で、松井稼頭央(西武)が7年連続7度目、中村紀洋(近鉄)が4年連続4度目、吉岡雄二(近鉄)が初。

首位打者 小笠原道大(日本ハム) .340
本塁打王 アレックス・カブレラ(西武) 55
打点王 タフィ・ローズ(近鉄) 117打点 3年ぶり2度目
盗塁王 谷佳知(オリックス) 41盗塁
最多安打 松井稼頭央(西武) 193安打 3年ぶり2度目
最高出塁率 アレックス・カブレラ(西武) .467

・セントラル・リーグ全日程終了。
 2002年度のセントラル・リーグ公式戦は1017日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。
 なお、全試合出場者は
9名で福留孝介(中日)が初、松井秀喜(巨人)が9年連続9度目、岩村明憲(ヤクルト)が初、新井貴浩(広島)が初、石井琢朗(横浜)が2年連続3度目、金本知憲(広島)が4年連続4度目。

首位打者 福留孝介(中日) .343
本塁打王 松井秀喜(巨人) 50本 2年ぶり3度目
打点王 松井秀喜(巨人) 107打点 2年ぶり3度目
盗塁王 赤星憲広(阪神) 26盗塁 2年連続2度目
最多安打 清水隆行(巨人) 191安打
最高出塁率 松井秀喜(巨人) .461 2年ぶり3度目

・福浦(ロッテ)が通算700安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は10月14日の対西武28回戦(千葉マリン)で7回裏の第4打席に土肥投手から今季146安打目となるライト前ヒットを放ち、史上394人目の通算700安打を達成しました。初安打は9775日の対オリックス14回戦(千葉マリン)でフレーザー投手から記録。
 10月14日現在の通算成績は694試合、2323打数700安打、打率.301、46本塁打、302打点、4盗塁。

・大村(近鉄)が通算900安打。
 大村直之外野手(近鉄)は10月13日の対オリックス28回戦(神戸)で、1回表の第1打席にユウキ投手から今季144安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上254人目の通算900安打を達成しました。初安打は95418日の対ロッテ4回戦(日生)で記録。
 10月
13日現在の通算成績は951試合、3306打数900安打、打率.272、43本塁打、282打点、78盗塁。

・小久保(ダイエー)が通算600得点。
 小久保裕紀内野手(ダイエー)は10月12日の対近鉄28回戦(福岡ドーム)で、5回裏の第3打席に二塁打を放ち出塁し、その後高橋選手のタイムリーでホームイン。今季87得点目を記録して、通算600得点を達成しました。

・松井(巨人)が年間塁打の球団新記録と通算900得点と史上8人目の50本塁打。
 松井秀喜外野手(巨人)は10月10日の対ヤクルト28回戦(東京ドーム)で、1回裏の第1打席に藤井投手から49号2ランを放ち、今季通算342塁打として64年王貞治の340塁打を更新する年間塁打の球団新記録を達成しました。また、この本塁打で今季111得点目を記録し、史上44人目の通算900得点を達成しました。
 さらに、8回裏の第4打席には五十嵐亮投手から50号ソロを放ち、史上8人目(11度目)の年間50本塁打を達成しました。セ・リーグでは85年ランディ・バース(阪神)以来17年ぶりの50本塁打となりました。

<年間50本塁打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 本数 年度     選手名(当時の所属) 本数 年度
1 王貞治(巨人) 55本 64年   7 小鶴誠(松竹) 51本 50年
1 T・ローズ(近鉄) 55本 01年   7 王貞治(巨人) 51本 73年
1 A・カブレラ(西武) 55本 02年   9 王貞治(巨人) 50本 77年
4 R・バース(阪神) 54本 85年   9 落合博満(ロッテ) 50本 86年
5 野村克也(南海) 52本 63年   9 松井秀喜(巨人) 50本 02年
5 落合博満(ロッテ) 52本 85年          

・小坂(ロッテ)が通算700安打。
 小坂誠内野手(ロッテ)は10月10日の対近鉄26回戦(千葉マリン)で6回裏の第3打席にパウエル投手から今季81安打目となるライト前ヒットを放ち、史上393人目の通算700安打を達成しました。初安打は97年4月5日の対日本ハム1回戦(東京ドーム)で西崎投手から記録。
 10月10日現在の通算成績は753試合、2753打数700安打、打率.254、10本塁打、182打点、205盗塁。

・鈴木(西武)が通算600打点。
 鈴木健内野手(西武)は10月10日の対オリックス28回戦(神戸)で、2回表の第1打席に小倉投手から今季26打点目を記録する5号3ランを放ち、通算600打点を達成しました。初打点は91年6月9日の対オリックス12回戦(神戸)で、2回表に星野投手から記録。
 10月10日現在の通算成績は1280試合、3923打数1081安打、打率.276、147本塁打、601打点、12盗塁。

・堀(ロッテ)が通算1300安打。
 堀幸一内野手(ロッテ)は10月9日の対近鉄25回戦(千葉マリン)で、5回裏の第3打席に高木投手から今季89安打目となる遊撃内野安打を放ち、史上125人目の通算1300安打を達成しました。初安打は89414日の対近鉄1回戦(川崎)で記録。
 10月9日現在の通算成績は
1460試合、4852打数1301安打、打率.268、127本塁打、571打点、119盗塁。

・中村(近鉄)が通算満塁本塁打で歴代4位。
 中村紀洋内野手(近鉄)は10月6日の対オリックス27回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席に徳元投手から今季39号満塁ホームランを放ち、歴代4位タイの12本目の満塁ホームランとなりました。

<通算満塁本塁打・ベスト10>
  選手名(最終所属) 本数     選手名(最終所属) 本数
1 王貞治(巨人) 15本   7 山本浩二(広島) 11本
2 藤井康雄(オリックス) 14本   7 門田博光(ダイエー) 11本
3 駒田徳広(横浜) 13本   9 田淵幸一(西武) 10本
4 江藤慎一(ロッテ) 12本   9 池山隆寛(ヤクルト) 10本
4 野村克也(西武) 12本   9 清原和博(巨人) 10本
4 中村紀洋(近鉄) 12本   9 江藤智(巨人) 10本

・松井(西武)が史上6人目の1000試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は10月6日の対日本ハム28回戦(東京ドーム)に、「1番・ショート」で先発出場し、史上6人目の1000試合連続出場を記録しました。

<連続試合出場・ベスト10>
  選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 衣笠祥雄(広島) 2215試合 70.10.19〜87.10.22
2 松井秀喜(巨人) 1248試合 93.8.22〜継続中
3 飯田徳治(国鉄) 1246試合 48.9.12〜58.5.24
4 広沢克己(巨人) 1180試合 86.10.12〜95.10.8
5 藤村富美男(阪神) 1014試合 46.8.30〜54.7.31
6 松井稼頭央(西武) 1000試合 95.7.22〜継続中
7 石嶺和彦(阪神) 894試合 88.8.14〜95.7.12
8 大杉勝男(ヤクルト) 890試合 68.9.21〜75.8.20
9 三宅秀史(阪神) 882試合 56.4.11〜62.9.5
10 山本浩二(広島) 872試合 76.10.22〜83.8.28

・清水(巨人)が年間打数のセ・リーグ新記録。
 清水隆行外野手(巨人)は10月5日の対阪神28回戦(甲子園)で、4打数を記録し今季通算601打数として01年仁志敏久(巨人)の597打数を更新する年間打数のセ・リーグ新記録を達成しました。

・福留(中日)が年間二塁打の球団タイ記録。
 福留孝介外野手(中日)は10月5日の対横浜27回戦(横浜)で、5回表の第3打席に後藤投手から今季42本目の二塁打を放ち、96年アロンゾ・パウエル(中日)と並ぶ年間二塁打の球団タイ記録を達成しました。

・中村(近鉄)が通算本塁打でチーム歴代2位。
 中村紀洋内野手(近鉄)は10月5日の対日本ハム28回戦(東京ドーム)で、2回表の第1打席に加藤投手から今季37号ソロを放ち、通算260本塁打として259本塁打のラルフ・ブライアントを抜いてチーム歴代単独2位の本塁打数となりました。

<近鉄の通算本塁打ベスト5>
  選手名 記録 年間最多 在籍期間
1 土井正博 305本塁打 40本塁打(71年) 1961〜74
2 中村紀洋 261本塁打 46本塁打(01年) 1992〜
3 ラルフ・ブライアント 259本塁打 49本塁打(89年) 1988〜95
4 タフィ・ローズ 237本塁打 55本塁打(01年) 1996〜
5 羽田耕一 225本塁打 30本塁打(80年) 1972〜89

・松井(巨人)が歴代2位の1247試合連続出場。
 松井秀喜外野手(巨人)は10月4日の対横浜28回戦(横浜)に、「4番・センター」で先発出場し93年8月22日以来の連続出場を1247試合に伸ばしました。これにより松井選手は飯田徳治(南海−国鉄)の1246試合連続出場を抜いて歴代2位に進出しました。

<連続試合出場・ベスト10>
  選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 衣笠祥雄(広島) 2215試合 70.10.19〜87.10.22
2 松井秀喜(巨人) 1247試合 93.8.22〜継続中
3 飯田徳治(国鉄) 1246試合 48.9.12〜58.5.24
4 広沢克己(巨人) 1180試合 86.10.12〜95.10.8
5 藤村富美男(阪神) 1014試合 46.8.30〜54.7.31
6 松井稼頭央(西武) 998試合 95.7.22〜継続中
7 石嶺和彦(阪神) 894試合 88.8.14〜95.7.12
8 大杉勝男(ヤクルト) 890試合 68.9.21〜75.8.20
9 三宅秀史(阪神) 882試合 56.4.11〜62.9.5
10 山本浩二(広島) 872試合 76.10.22〜83.8.28

・清水(巨人)が年間打数のセ・リーグタイ記録。
 清水隆行外野手(巨人)は10月4日の対横浜28回戦(横浜)で、5打数を記録し今季通算597打数として01年仁志敏久(巨人)と並ぶ年間打数のセ・リーグタイ記録を達成しました。

・金本(広島)が通算700打点。
 金本知憲外野手(広島)は10月4日の対ヤクルト25回戦(広島)で、4回裏の第2打席に藤井投手から今季76打点目を記録する27号ソロを放ち、史上79人目の通算700打点を達成しました。広島では山本浩二1475打点、衣笠祥雄1448打点に次ぐ3人目の記録。初打点は93年9月4日の対横浜21回戦(北九州)で、8回裏に三浦投手から代打本塁打して記録。
 10月4日現在の通算成績は1176試合、4085打数1174安打、打率.287、242本塁打、700打点、123盗塁。

・福留(中日)が年間安打の球団新記録。
 福留孝介外野手(中日)は10月3日の対広島28回戦(広島)で、1回表の第1打席に河内投手から今季178安打目となる三塁打を放ち、49年坪内道典の177安打を更新する年間安打の球団新記録を達成しました。

・9月の打者部門月間MVP。
 10月3日に両リーグから9月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは松井稼頭央内野手(西武)で、96年9月、99年9月、02年6月に次ぐ4度目の受賞。9月の成績は24試合で97打数36安打、打率.371、9本塁打、20打点。
 セ・リーグは福留孝介外野手(中日)で、初受賞。9月の成績は23試合で89打数31安打、打率.348、5本塁打、16打点。

・カブレラ(西武)が年間本塁打の日本タイ記録。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は10月2日の対近鉄28回戦(西武ドーム)で、8回裏の第4打席に岡本投手から今季55号ソロを放ち、64年王貞治(巨人)と01年タフィ・ローズ(近鉄)の55本塁打と並ぶ年間本塁打の日本タイ記録を達成しました。これは01年ローズと並ぶパ・リーグタイ記録でもあります。

・今岡(阪神)が通算600安打。
 今岡誠内野手(阪神)は10月2日の対中日26回戦(甲子園)で、7回裏の第4打席に遠藤投手から今季153安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上448人目の通算600安打を達成しました。初安打は97年4月9日の対横浜2回戦(横浜)で8回表に米投手からレフト線二塁打して記録。
 10月
2日現在の通算成績は639試合、2179打数601安打、打率.276、34本塁打、200打点、14盗塁。

・松井(西武)が年間長打の日本新記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は10月2日の対近鉄28回戦(西武ドーム)で、3回裏の第2打席に高木投手から今季86長打目となる左中間二塁打を放ち、50年小鶴誠(松竹)の85長打を更新する年間長打の日本新記録を達成しました。

<年間長打・ベスト5>
  選手名(当時の所属) 記録 年度 二塁打 三塁打 本塁打
1 松井稼頭央(西武) 86長打 2002年 44 6 36
2 小鶴誠(松竹) 85長打 1950年 28 6 51
3 藤村富美男(阪神) 84長打 1949年 35 3 46
4 藤村富美男(阪神) 83長打 1950年 41 3 39
5 フィル・クラーク(近鉄) 81長打 1998年 48 2 31

・ローズ(近鉄)が2年で100本塁打。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月30日の対ダイエー27回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席に星野投手から今季45号2ランを放ち、昨年から前後2年間での本塁打合計が100本となりました。これは9月13日に達成したアレックス・カブレラ(西武)に続き史上5人目の記録。この試合のローズ選手は7回裏の第4打席にも吉武投手から46号ソロを放ち、記録を101本に伸ばしました。
 また、ローズ選手はこの試合の3打点で通算703打点として701打点の栗橋茂を抜いてチーム歴代5位の打点数となりました。

<前後2年間で100本塁打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 本数 内訳(年度)
1 アレックス・カブレラ(西武) 103本 49本(01年)、54本(02年)
2 落合博満(ロッテ) 102本 52本(85年)、50本(86年)
3 ランディ・バース(阪神) 101本 54本(85年)、47本(86年)
3 タフィ・ローズ(近鉄) 101本 55本(01年)、46本(02年)
5 王貞治(巨人) 100本 51本(73年)、49本(74年)

<近鉄の通算打点ベスト5>
  選手名 記録 年間最多 在籍期間
1 土井正博 960打点 113打点(71年) 1961〜74
2 羽田耕一 812打点 85打点(82年) 1972〜89
3 中村紀洋 768打点 132打点(01年) 1992〜
4 小玉明利 758打点 82打点(56年) 1954〜67
5 タフィ・ローズ 703打点 131打点(01年) 1996〜

・鈴木(西武)が一軍登録。
 打撃不振のため7月22日に登録抹消されていた鈴木健内野手(西武)は9月30日に一軍登録されました。

・松井(巨人)が3年連続100打点。
 松井秀喜外野手(巨人)は9月29日の対中日28回戦(東京ドーム)で、5回裏の第3打席に野口投手から46号2ランを放ち、今季100打点目を記録。00年以来、史上12人目(14度目)の3年連続100打点を達成しました。また、通算では5度目の100打点となり歴代4位タイ記録となりました。

<年間100打点以上の通算記録・連続記録ベスト10>
通算 選手名(最終所属) 回数   連続 選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 14回   1 王貞治(巨人) 7年 63〜69年
2 野村克也(西武) 7回   2 山本浩二(広島) 5年 77〜81年
3 山本浩二(広島) 6回   3 野村克也(南海) 4年 62〜65年
4 長嶋茂雄(巨人) 5回   3 王貞治(巨人) 4年 71〜74年
4 ブーマー・ウェルズ(ダイエー) 5回   3 ブーマー・ウェルズ(阪急) 4年 84〜87年
4 松井秀喜(巨人) 5回   6 川上哲治(巨人) 3年 48〜50年
7 長池徳二(阪急) 4回   6 藤村富美男(阪神) 3年 48〜50年
7 大杉勝男(ヤクルト) 4回   6 青田昇(巨人) 3年 49〜51年
7 落合博満(日本ハム) 4回   6 長嶋茂雄(巨人) 3年 68〜70年
7 タフィ・ローズ(近鉄) 4回   6 長池徳二(阪急) 3年 69〜71年
        6 大杉勝男(東映) 3年 70〜72年
        6 王貞治(巨人) 3年 76〜78年
        6 中村紀洋(近鉄) 3年 00〜02年
        6 松井秀喜(巨人) 3年 00〜02年

・ローズ(近鉄)が通算700打点。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月29日の対日本ハム27回戦(大阪ドーム)で、8回裏の第4打席に加藤投手から今季110打点目を記録する44号ソロを放ち、史上78人目の通算700打点を達成しました。近鉄では土井正博960打点、羽田耕一812打点、中村紀洋768打点、小玉明利758打点、栗橋茂701打点に次ぐ6人目の記録。外国人選手では6人目。初打点は96330日の対西武1回戦(西武)で、4回表に新谷投手からタイムリーヒットして記録。
 9月29日現在の通算成績は934試合、3570打数1035安打、打率.290、235本塁打、700打点、72盗塁。

・清水(巨人)が年間安打の球団新記録。
 清水隆行外野手(巨人)は9月28日の対中日27回戦(東京ドーム)で、6回裏の第4打席に山北投手から今季186安打目となる二塁打を放ち、50年青田昇の185安打を更新する年間安打の球団新記録を達成しました。

・中村(近鉄)が3年連続100打点。
 中村紀洋内野手(近鉄)は9月28日の対日本ハム26回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席にシールバック投手から押し出し四球を選び今季100打点目を記録。00年以来、史上11人目(13度目)の3年連続100打点を達成しました。近鉄では初の記録。

<3年連続100打点以上の選手>
  選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間     選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 7年 63〜69年   6 青田昇(巨人) 3年 49〜51年
2 山本浩二(広島) 5年 77〜81年   6 長嶋茂雄(巨人) 3年 68〜70年
3 野村克也(南海) 4年 62〜65年   6 長池徳二(阪急) 3年 69〜71年
3 王貞治(巨人) 4年 71〜74年   6 大杉勝男(東映) 3年 70〜72年
3 ブーマー・ウェルズ(阪急) 4年 84〜87年   6 王貞治(巨人) 3年 76〜78年
6 川上哲治(巨人) 3年 48〜50年   6 中村紀洋(近鉄) 3年 00〜02年
6 藤村富美男(阪神) 3年 48〜50年          

・カブレラ(西武)が2年間合計で史上最多の103本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月27日の対ダイエー25回戦(福岡ドーム)で、6回表の第3打席に水田投手から今季54号ソロを放ち、前後2年間での合計103本塁打は85〜86年の落合博満(ロッテ)の102本を抜く史上最多記録となりました。

<前後2年間の本塁打合計・ベスト5>
  選手名(当時の所属) 本数 内訳(年度)
1 アレックス・カブレラ(西武) 103本 49本(01年)、54本(02年)
2 落合博満(ロッテ) 102本 52本(85年)、50本(86年)
3 ランディ・バース(阪神) 101本 54本(85年)、47本(86年)
4 王貞治(巨人) 100本 51本(73年)、49本(74年)
5 王貞治(巨人) 99本 48本(72年)、51本(73年)
5 王貞治(巨人) 99本 49本(76年)、50本(77年)

・松井(西武)が年間安打の球団新記録と年間長打の日本タイ記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月27日の対ダイエー25回戦(福岡ドーム)で、3回表の第2打席に水田投手から今季180安打目となる36号2ランを放ち、98年に自らが記録した179安打を更新する年間安打の球団新記録を達成しました。
 また、5回表の第3打席には同じく水田投手から今季85長打目となるライト線二塁打を放ち、50年小鶴誠(松竹)と並ぶ年間長打の日本タイ記録を達成しました。

・小久保(ダイエー)が通算1000安打。
 小久保裕紀内野手(ダイエー)は9月27日の対西武25回戦(福岡ドーム)で、1回裏の第1打席に後藤投手から今季136安打目となる30号2ランを放ち、史上211人目の通算1000安打を達成しました。初安打は94410日の対オリックス2回戦(神戸)で野田投手から記録。
 9月27日現在の通算成績は1008試合、3671打数
1000安打、打率.272、225本塁打、691打点、50盗塁。

・松井(西武)が通算三塁打と年間安打の球団タイ記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月25日の対オリックス26回戦(神戸)で、6回表の第4打席に相木投手から今季6本目の三塁打を放ち、玉造陽二と並ぶ通算47三塁打の球団タイ記録となりました。
 また、この安打で98年に自らが記録した179安打と並ぶ年間安打の球団タイ記録となりました。

・松井(西武)が年間長打のパ・リーグ新記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月24日の対オリックス25回戦(神戸)で、6回表の第3打席に本柳投手から今季82長打目となる35号ソロを放ち、98年フィル・クラーク(近鉄)の81長打を更新する年間長打のパ・リーグ新記録を達成しました。日本記録は1950年小鶴誠(松竹)の85長打。

・松井(西武)が年間長打のパ・リーグタイ記録と4000打数以上の打率8位。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月23日の対オリックス24回戦(神戸)で、7回表の第4打席に小倉投手から今季81長打目となる34号ソロを放ち、98年フィル・クラーク(近鉄)と並ぶ年間長打のパ・リーグタイ記録を達成しました。
 また、松井選手は4回表の第3打席で通算4000打数に到達して、4000打数以上の打率ランキング8位にランクされました。

<4000打数以上打率ベスト10>
  選手名(最終所属) 打率 打数・安打
1 L・リー(ロッテ) .320 4934打数1579安打
2 若松勉(ヤクルト) .31918 6808打数2173安打
3 張本勲(ロッテ) .31915 9666打数3085安打
4 ブーマー・W(ダイエー) .317 4451打数1413安打
5 川上哲治(巨人) .313 7500打数2351安打
6 与那嶺要(中日) .3110 4298打数1337安打
7 落合博満(日本ハム) .3108 7627打数2371安打
8 松井稼頭央(西武) .309 4002打数1237安打
9 レオン・リー(ヤクルト) .308 4667打数1436安打
10 中西太(西鉄) .307 4116打数1262安打

・田中幸(日本ハム)が通算650長打。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は9月23日の対ロッテ23回戦(東京ドーム)で、5回裏の第3打席に渡辺俊投手から今季43長打目となる16号3ランを放ち、史上25人目の通算650長打を達成しました。650長打の内訳は356二塁打、27三塁打、267本塁打。

・イチロー(マリナーズ)が2年連続200安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は9月22日(現地時間)のエンゼルス戦で2安打して今季通算200安打とし、48年ぶり7人目となる新人からの2年連続200安打を達成しました。

<新人王有資格者年からの2年連続200安打>
選手名(当時の所属) 1年目 2年目 2年間計
J・ジャクソン(インディアンス) 233安打(1911年) 226安打(1912年) 459安打
L・ウェイナー(パイレーツ) 223安打(1927年) 221安打(1928年) 444安打
J・フレデリック(ドジャース) 206安打(1929年) 206安打(1930年) 412安打
J・ディマジオ(ヤンキース) 206安打(1936年) 215安打(1937年) 421安打
J・ペスキー(レッドソックス) 205安打(1942年) 208安打(1943年) 413安打
H・キーン(タイガース) 209安打(1953年) 201安打(1954年) 410安打
イチロー(マリナーズ) 242安打(2001年) 200安打(2002年) 442安打

・松井(西武)が史上初となる二度目の40二塁打と年間二塁打・塁打の球団新記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月20日の対ロッテ24回戦(千葉マリン)で、3回表の第2打席にミンチー投手から今季40本目の二塁打を放ち、史上15度目の年間40二塁打を達成しました。松井選手自身、00年に次ぐ2度目の達成で、40二塁打を2度記録したのは史上初の快挙でした。
 また、この二塁打で年間317塁打として01年アレックス・カブレラの315塁打を更新する年間塁打の球団新記録を達成しました。さらに8回表の第4打席にミンチー投手から今季41本目の二塁打を放ち、00年に自らが記録した40二塁打を更新する年間二塁打の球団新記録を達成しました。

・赤星(阪神)が1試合2三塁打のセ・タイ記録。
 赤星憲広外野手(阪神)は9月20日の対広島25回戦(甲子園)で、1回裏の第1打席と2回裏の第2打席にそれぞれ長谷川投手から三塁打を放ち、1試合2三塁打のセ・リーグタイ記録を達成しました。

・江藤(巨人)が通算900打点。
 江藤智内野手(巨人)は9月20日の対ヤクルト25回戦(神宮)で、1回表にホッジス投手から今季52打点目を記録するタイムリーヒットを放ち、史上38人目の通算900打点を達成しました。初打点は広島時代の90年6月16日の対大洋11回戦(会津若松)で1回裏に新浦投手から本塁打して記録。
 9月20日現在の通算成績は1426試合、4967打数1362安打、打率.274、328本塁打、900打点、78盗塁。

・鈴木尚(横浜)が登録抹消、清原(巨人)が一軍登録。
 首を痛めて欠場が続いていた鈴木尚典外野手(横浜)は9月19日に一軍登録を抹消されました。また、7月29日に登録抹消されていた清原和博内野手(巨人)は、9月20日に一軍登録されました。

・松井(西武)が史上初の6年連続170安打と年間塁打球団タイ記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月18日の対日本ハム27回戦(西武ドーム)で、3回裏の第2打席にミラバル投手から今季170安打目となるセンター前ヒットを放ち、97年以来6年連続の170安打を達成しました。これは94〜98年にイチロー(オリックス)が記録した5年連続170安打を更新する史上初の記録。
 また、この安打で今季315塁打となり01年アレックス・カブレラと並ぶ年間塁打の球団タイ記録となりました。

・中村(近鉄)が通算打点でチーム歴代3位。
 中村紀洋内野手(近鉄)は9月18日の対ロッテ23回戦(千葉マリン)で、2回表の第1打席に清水直投手から今季91打点目を記録する35号ソロを放ち、通算759打点として758打点の小玉明利を抜いてチーム歴代単独3位の打点数となりました。

<近鉄の通算打点ベスト5>
  選手名 記録 年間最多 在籍期間
1 土井正博 960打点 113打点(71年) 1961〜74
2 羽田耕一 812打点 85打点(82年) 1972〜89
3 中村紀洋 759打点 132打点(01年) 1992〜
4 小玉明利 758打点 82打点(56年) 1954〜67
5 栗橋茂 701打点 84打点(80年) 1974〜89

・立浪(中日)が通算1900安打。
 立浪和義内野手(中日)は9月17日の対阪神24回戦(ナゴヤドーム)で6回裏の第3打席に吉野投手から今季135安打目となる二塁打を放ち、史上34人目の通算1900安打を達成しました。中日では高木守道2274安打、谷沢健一2062安打に次ぐ3人目の記録。初安打は88年4月8日の対大洋1回戦(ナゴヤ)で6回裏に欠端投手から二塁打して記録。
 9月17日現在の通算成績は1787試合、6634打数1901安打、打率.287、137本塁打、731打点、123盗塁。

・松井(西武)が年間長打の球団新記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月17日の対日本ハム26回戦(西武ドーム)で、1回裏の第1打席に正田投手から今季75長打目となる三塁打を放ち、00年に自らが記録した年間74長打を更新する球団新記録を達成しました。

・小久保(ダイエー)が通算1000試合出場。
 小久保裕紀内野手(ダイエー)は9月17日の対オリックス25回戦(福岡ドーム)に、「4番・サード」で先発出場して史上382人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年4月9日の対オリックス1回戦(神戸)で、「6番・ライト」で先発出場して記録。
 9月17日現在の通算成績は1000試合、3641打数994安打、打率.273、223本塁打、686打点、50盗塁。

・松井(西武)が年間長打の球団タイ記録。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月16日の対日本ハム25回戦(西武ドーム)で、2回裏の第2打席に金村投手から今季74長打目となる31号ソロを放ち、00年に自らが記録した年間74長打と並ぶ球団タイ記録を達成しました。

・高橋由(巨人)が一軍登録。
 8月3日の広島戦で左足かかとを痛めて登録抹消されていた高橋由伸外野手(巨人)は、9月16日に一軍登録されました。

・松井(西武)が通算1000試合出場と年間30本塁打30盗塁。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月15日の対近鉄27回戦(大阪ドーム)に、「1番・ショート」で先発出場して史上381人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年4月5日の対近鉄2回戦(藤井寺)で、途中からショートの守備に付いて記録。
 9月15日現在の通算成績は1000試合、3974打数1225安打、打率.308、111本塁打、472打点、291盗塁。
 また、松井選手は第3打席に宮本投手から今季30号2ランを放ち史上10人目(13度目)の年間30本塁打30盗塁を達成しました。

<年間30本塁打30盗塁の選手>
選手名(当時の所属) 年度 本塁打 盗塁   選手名(当時の所属) 年度 本塁打 盗塁
別当薫(毎日) 1950年 43本塁打 34盗塁   秋山幸二(西武) 1989年 31本塁打 31盗塁
岩本義行(松竹) 1950年 39本塁打 34盗塁   秋山幸二(西武) 1990年 35本塁打 51盗塁
中西太(西鉄) 1953年 36本塁打 36盗塁   野村謙二郎(広島) 1995年 32本塁打 30盗塁
張本勲(東映) 1963年 33本塁打 41盗塁   金本知憲(広島) 2000年 30本塁打 30盗塁
簑田浩二(阪急) 1980年 31本塁打 39盗塁   井口資仁(ダイエー) 2001年 30本塁打 44盗塁
簑田浩二(阪急) 1983年 32本塁打 35盗塁   松井稼頭央(西武) 2002年 30本塁打 31盗塁
秋山幸二(西武) 1987年 43本塁打 38盗塁          

・中根(横浜)が通算700安打。
 中根仁外野手(横浜)は9月14日の対ヤクルト24回戦(横浜)で6回裏に代打で石川投手から今季18安打目となる二塁打を放ち、史上392人目の通算700安打を達成しました。初安打は近鉄時代の89年5月5日の対西武4回戦(藤井寺)で2回裏に工藤投手から本塁打して記録。
 9月14日現在の通算成績は1036試合、2635打数700安打、打率.266、77本塁打、337打点、52盗塁。

・野口(ヤクルト)が初打席本塁打。
 野口祥順内野手(ヤクルト)は9月13日の対横浜23回戦(横浜)で、9回表の第1打席に千葉投手から史上44人目のプロ入り初打席初本塁打を記録しました。ヤクルトでは97年7月20日の小野公誠捕手以来、5年ぶり5人目の記録。

・カブレラ(西武)が通算100号本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月13日の対近鉄25回戦(大阪ドーム)で、9回表の第5打席に吉川勝投手から今季51号2ランを放ち、史上224人目の通算100本塁打を達成しました。247試合目の達成は史上2番目のスピード記録。入団2年目の達成は史上初。また、前後2年間で100本塁打は85〜86年の落合博満(ロッテ)とランディ・バース(阪神)以来で16年ぶり史上4人目の記録。初本塁打は01年3月27日の対オリックス1回戦(神戸)で6回表に木田投手から記録。
 9月13日現在の通算成績は247試合、890打数271安打、打率.304、100本塁打、233打点、6盗塁。

<100本塁打達成スピード・ベスト10>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算本数
1 ラルフ・ブライアント(近鉄) 246試合 90.6.17 259本塁打
2 アレックス・カブレラ(西武) 247試合 02.9.13 100本塁打
3 トニー・ソレイタ(日本ハム) 303試合 82.6.6 155本塁打
4 ランディ・バース(阪神) 304試合 85.8.24 202本塁打
5 オレステス・デストラーデ(西武) 308試合 91.8.17 160本塁打
6 ロベルト・ペタジーニ(ヤクルト) 333試合 01.6.28 156本塁打
7 チャーリー・マニエル(近鉄) 348試合 79.5.6 189本塁打
8 秋山幸二(西武) 351試合 87.5.26 437本塁打
9 デーブ・ロバーツ(アトムズ) 355試合 69.9.18 183本塁打
10 ウォーレン・クロマティ(巨人) 357試合 86.9.26 171本塁打

<前後2年間で100本塁打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 本数 内訳(年度)
1 落合博満(ロッテ) 102本 52本(85年)、50本(86年)
2 ランディ・バース(阪神) 101本 54本(85年)、47本(86年)
3 王貞治(巨人) 100本 51本(73年)、49本(74年)
3 アレックス・カブレラ(西武) 100本 49本(01年)、51本(02年)

・町田(広島)が18本目の代打本塁打。
 町田康嗣郎外野手(広島)は9月13日の対中日25回戦(広島)で、6回裏に代打で山北投手から今季3号3ランを放ちました。これは町田選手自身、通算18本目の代打本塁打で淡口憲治(巨人−近鉄)の17本を抜いて歴代単独3位に進出しました。

<通算代打本塁打・ベスト5>
  選手名(当時の所属) 本数 備考
1 高井保弘(阪急) 27本 日本記録、パ・リーグ記録
2 大島康徳(日本ハム) 20本 中日で16本、日本ハムで4本
3 町田康嗣郎(広島) 18本 セ・リーグ記録
4 淡口憲治(近鉄) 17本 巨人で15本、近鉄で2本
5 川又米利(中日) 16本  

・吉岡(近鉄)が通算100号本塁打。
 吉岡雄二内野手(近鉄)は9月11日の対日本ハム24回戦(東京ドーム)で、9回表の第5打席に清水投手から今季23号ソロを放ち、史上223人目の通算100本塁打を達成しました。初本塁打は巨人時代の95年9月2日の対広島21回戦(東京ドーム)で6回裏に望月投手から記録。
 9月11日現在の通算成績は661試合、2114打数569安打、打率.269、100本塁打、327打点、24盗塁。

・松井(西武)が球団新記録の年間100得点。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月11日の対ダイエー24回戦(西武ドーム)で、8回裏の第4打席にライト前ヒットで出塁。その後、貝塚選手のタイムリー二塁打で生還し今季100得点目を記録しました。これは90年清原和博選手と00年に松井稼頭央選手自身が記録した99得点を更新する年間得点の球団新記録でした。

・大道(ダイエー)が通算700安打。
 大道典嘉外野手(ダイエー)は9月11日の対西武24回戦(西武ドーム)で、2回表の第1打席に西口投手から今季66安打目となる二塁打を放ち、史上391人目の通算700安打を達成しました。初安打は89年10月14日の対近鉄26回戦(藤井寺)で阿波野投手から記録。
 9月11日現在の通算成績は974試合、2442打数700安打、打率.287、50本塁打、303打点、7盗塁。

・カブレラ(西武)が史上最速で50号到達。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月10日の対ダイエー23回戦(西武ドーム)で、7回裏の第3打席に若田部投手から50号ソロを放ち、史上7人目(10度目)の年間50本塁打を達成しました。これは昨年カブレラ自身が記録した49本塁打を更新する年間本塁打の球団新記録。また、チーム117試合目での50号到達は史上最速。

<50号到達者の達成ペース>
  選手名(当時の所属) ペース 年度 最終     選手名(当時の所属) ペース 年度 最終
1 A・カブレラ(西武) 117試合目 02年   6 R・バース(阪神) 124試合目 85年 54本
2 王貞治(巨人) 122試合目 64年 55本   7 落合博満(ロッテ) 128試合目 85年 52本
2 落合博満(ロッテ) 122試合目 86年 50本   8 王貞治(巨人) 129試合目 77年 50本
2 T・ローズ(近鉄) 122試合目 01年 55本   9 小鶴誠(松竹) 132試合目 50年 51本
5 王貞治(巨人) 123試合目 73年 51本   10 野村克也(南海) 149試合目 63年 52本

・西山(広島)が通算700安打。
 西山秀二捕手(広島)は9月10日の対横浜19回戦(長崎)で5回表の第2打席にホルト投手から今季31安打目となる遊撃内野安打を放ち、史上390人目の通算700安打を達成しました。初安打は90年4月17日の対中日1回戦(ナゴヤ)で6回表に鹿島投手から二塁打して記録。
 9月10日現在の通算成績は1107試合、2830打数701安打、打率.248、49本塁打、275打点、36盗塁。

・高木大(西武)が登録抹消。
 高木大成内野手(西武)は、9月10日に一軍登録を抹消されました。

・堀(ロッテ)が通算250二塁打。
 堀幸一外野手(ロッテ)は9月8日の対日本ハム22回戦(千葉マリン)で、3回裏の第2打席にシールバック投手から今季15本目の二塁打を放ち、史上72人目の通算250二塁打を達成しました。

・田口(カージナルス)がメジャー初安打。
 田口壮外野手(カージナルス)は9月7日(現地時間)の対カブス戦で2回に代打で起用され、メジャー初安打となるライト前ヒットを放ちました。

・松井(巨人)が5年連続100得点のプロ野球新記録。
 松井秀喜外野手(巨人)は9月7日の対広島26回戦(東京ドーム)で、4回裏の第2打席に長谷川投手から42号2ランを放ち、今季100得点目を記録。98年以来5年連続の100得点となり、63〜66年まで4年連続の王貞治(巨人)を抜く新記録となりました。100得点の回数では5度目で、王貞治の10度に次ぐ歴代2位。

・古田(ヤクルト)が通算2500塁打。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は9月7日の対中日23回戦(神宮)で、3回裏の第1打席に朝倉投手から今季161塁打目を記録するセンター前ヒットを放ち、史上66人目の通算2500塁打を達成しました。

・田中幸(日本ハム)が通算3000塁打。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は9月7日の対ロッテ21回戦(千葉マリン)で、2回表の第1打席にミンチー投手から今季160塁打目を記録するレフト前ヒットを放ち、史上36人目の通算3000塁打を達成しました。

・カブレラ(西武)が入団から2年連続100打点。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月7日の対オリックス22回戦(西武ドーム)で、3回裏の第2打席にユウキ投手からライト前タイムリーを放ち、入団から2年連続100打点を達成しました。89・90年のマイク・ディアズ(ロッテ)、96・97年のルイス・ロペス(広島)に次いで史上3人目。

・田中幸(日本ハム)が通算1800安打。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は9月5日の対西武24回戦(東京ドーム)で、9回裏の第4打席に豊田投手から今季95安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上45人目の通算1800安打を達成しました。張本勲2435安打、毒島章一1977安打に次ぐ3人目の記録。初安打は86年6月10日の対南海9回戦(後楽園)で井上投手からソロ本塁打して記録。
 9月5日現在の通算成績は1876試合、6841打数1800安打、打率.263、264本塁打、926打点、36盗塁。

・古田(ヤクルト)が通算717四死球の球団新記録。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は9月5日の対巨人24回戦(大阪ドーム)で、7回表の第4打席にアルモンテ投手から今季30四死球目となる四球を選び、通算717四死球で、杉浦享の716四死球を更新する球団新記録を達成しました。717四死球の内訳は632四球、85死球。

・カブレラ(西武)が入団2年間での合計打点新記録。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月5日の対日本ハム24回戦(東京ドーム)で2打点を記録し、昨年から入団2年間での合計打点は223となりました。これはルイス・ロペス(広島)が96〜97年にかけて記録した221打点を更新する、入団2年間での合計打点の新記録となりました。

<入団2年間の打点計・ベスト5>
  選手名(当時の所属) 2年間計 1年目 2年目
1 アレックス・カブレラ(西武) 223打点 124打点(01年) 99打点(02年)
2 ルイス・ロペス(広島) 221打点 109打点(96年) 112打点(97年)
3 ナイジェル・ウィルソン(日本ハム) 218打点 94打点(97年) 124打点(98年)
4 ロベルト・ペタジーニ(ヤクルト) 208打点 112打点(99年) 96打点(00年)
5 フィル・クラーク(近鉄) 207打点 93打点(97年) 114打点(98年)

・8月の打者部門月間MVP。
 9月4日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはアレックス・カブレラ内野手(西武)で、01年4月に次ぐ2度目の受賞。8月の成績は26試合で86打数38安打、打率.442、15本塁打、32打点。
 セ・リーグは松井秀喜外野手(巨人)で、2ヶ月連続の受賞。通算では94年4月、96年7月・8月、98年5月、01年9月、02年7月に次ぐ7度目の受賞。セ・リーグでは山本昌(中日)と並ぶ最多受賞となりました。8月の成績は27試合で92打数37安打、打率.402、13本塁打、25打点。

・立浪(中日)が通算900四死球。
 立浪和義内野手(中日)は9月3日の対横浜21回戦(静岡)で、9回表の第4打席に福盛投手から今季42四死球目となる四球を選び、史上22人目の通算900四死球を記録しました。900四死球の内訳は857四球、43死球。

・初芝(ロッテ)が通算1400安打。
 初芝清内野手(ロッテ)は9月2日の対近鉄21回戦(大阪ドーム)で、4回裏の第2打席に高村投手から今季63安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上101人目の通算1400安打を達成しました。ロッテでは榎本喜八2276安打、有藤道世2057安打、L・リー1579安打、山内一弘1516安打、山崎裕之1411安打に次ぐ6人目の記録。初安打は89年6月4日の対オリックス10回戦(西京極)で伊藤隆投手から二塁打して記録。
 9月2日現在の通算成績は1545試合、5320打数1400安打、打率.263、217本塁打、810打点、10盗塁。

・立浪(中日)が日本新となる7度目の30二塁打。
 立浪和義内野手(中日)は9月1日の対広島24回戦(ナゴヤドーム)で、7回裏の第3打席に長谷川投手から今季30本目となる二塁打を放ち、4年連続7度目の30二塁打を記録しました。これは山内一弘(毎日・大毎−阪神−広島)の6度を更新する最多記録。また、4年連続30二塁打は46〜50年に5年連続の藤村富美男(阪神)、59〜62年に4年連続の山内一弘、77〜80年に4年連続の若松勉(ヤクルト)、97〜00年に4年連続の鈴木尚典(横浜)に次いで5人目。

・松井(巨人)が3度目の40本塁打。
 松井秀喜外野手(巨人)は9月1日の対横浜24回戦(横浜)で、7回表の第4打席にバワーズ投手から今季40号ソロを放ち、00年以来2年ぶり3度目の40本塁打を達成しました。年間40本塁打3度は歴代6位タイ記録。チーム115試合目での40号は松井選手自身、99年の124試合目、00年の120試合目を上回る自己最速記録。

<年間40本塁打以上の回数・ベスト10>
  選手名(最終所属) 回数 達成年度
1 王貞治(巨人) 13回 63〜70、72〜74、76〜77
2 野村克也(西武) 5回 62〜65、70
2 山本浩二(広島) 5回 77〜81
4 長池徳二(阪急) 4回 69、71〜73
4 門田博光(ダイエー) 4回 80〜81、83、88
6 大杉勝男(ヤクルト) 3回 70〜72
6 田淵幸一(西武) 3回 74〜75、80
6 ブーマー・ウェルズ(ダイエー) 3回 86〜87、89
6 落合博満(日本ハム) 3回 85〜86、89
6 秋山幸二(ダイエー) 3回 85〜87
6 タフィ・ローズ(近鉄) 3回 99、01〜02
6 松井秀喜(巨人) 3回 99〜00、02

・金本(広島)が8年連続20本塁打。
 金本知憲外野手(広島)は9月1日の対中日24回戦(ナゴヤドーム)で、1回表の第1打席に朝倉投手から20号2ランを放ち、95年以来8年連続の20本塁打を達成しました。広島では山本浩二(広島)と衣笠祥雄(広島)がそれぞれ74〜86年にかけて13年連続20号を記録しており、チーム史上3人目。

・高木大(西武)が一軍登録。
 8月22日に再調整のため登録抹消されていた高木大成内野手(西武)は、9月1日に一軍登録されました。

・初芝(ロッテ)が通算1000三振。
 初芝清内野手(ロッテ)は8月30日の対ダイエー23回戦(千葉マリン)で、9回裏の第4打席にペドラザ投手から今季73個目の三振を喫し、史上29人目の通算1000三振を記録しました。

・緒方(広島)が通算150号本塁打。
 緒方孝市外野手(広島)は8月30日の対中日22回戦(ナゴヤドーム)で、8回表の第4打席に小笠原投手から今季18号ソロを放ち、史上123人目の通算150本塁打を達成しました。初本塁打は88年9月17日の対阪神23回戦(甲子園)で4回表に野田投手から記録。
 8月30日現在の通算成績は1160試合、3390打数948安打、打率.280、150本塁打、450打点、245盗塁。

・柴原(ダイエー)が通算700安打。
 柴原洋外野手(ダイエー)は8月30日の対ロッテ23回戦(千葉マリン)で、7回表の第4打席に川井投手から今季105安打目となる右中間二塁打を放ち、史上389人目の通算700安打を達成しました。初安打は97年4月13日の対オリックス3回戦(福岡ドーム)で記録。
 8月30日現在の通算成績は684試合、2441打数700安打、打率.287、25本塁打、194打点、62盗塁。

・松井(西武)が日本人スイッチヒッター最多の年間27本塁打。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月30日の対近鉄22回戦(西武ドーム)で、7回裏の第4打席にパウエル投手から今季27号2ランを放ち、85年松永浩美(阪急)の26本を抜く日本人スイッチヒッターの年間最多本塁打を記録しました。外国人選手では90年デストラーデ(西武)の42本が年間最多記録。

<日本人・外国人スイッチヒッター年間本塁打ベスト5>
  選手名(所属) 本数 年度     選手名(所属) 本数 年度
1 松井稼頭央(西武) 27本 02年   1 デストラーデ(西武) 42本 90年
2 松永浩美(阪急) 26本 85年   2 デストラーデ(西武) 41本 92年
3 高橋慶彦(広島) 24本 83年   3 デストラーデ(西武) 39本 91年
3 高橋慶彦(広島) 24本 85年   4 ホージー(ヤクルト) 38本 97年
3 松井稼頭央(西武) 24本 01年   5 バナザード(ダイエー) 34本 89年

・伊東(西武)が2500塁打と犠打リーグ新記録と1700安打達成。
 伊東勤捕手(西武)は8月28日の対ロッテ23回戦(西武ドーム)で、3回裏の第1打席に清水直投手から今季117塁打目を記録するライト前ヒットを放ち、史上65人目の通算2500塁打を達成しました。
 また、6回裏の第3打席には清水直投手から今季8個目の犠打を記録し、通算301犠打として新井宏昌(南海−近鉄)の300犠打を更新するパ・リーグ新記録を達成しました。
 さらに、8回裏の第4打席には小林宏投手から今季81安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上55人目の通算1700安打を達成しました。西武では石毛宏典1806安打に次ぐ2人目の記録。初安打は82年5月4日の対近鉄前期3回戦(西武)で、村田投手から代打で二塁打して記録。
 8月28日現在の通算成績は2291試合、6824打数1700安打、打率.249、153本塁打、799打点、134盗塁。

・カブレラ(西武)が月間15本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は8月28日の対ロッテ23回戦(西武ドーム)で、3回裏の第2打席に清水直投手から今月15本目となる44号3ランを放ちました。これはカブレラ選手にとって昨年4月に次ぐ2度目の月間15本塁打。月間15本塁打を2度以上記録したのは王貞治(巨人)に次ぐ2人目の記録。

<月間本塁打15本以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 試合数 達成年月
1 門田博光(南海) 16本 21試合 81年7月
1 江藤智(広島) 16本 26試合 94年8月
3 王貞治(巨人) 15本 20試合 70年6月
3 大杉勝男(東映) 15本 23試合 72年5月
3 長池徳二(阪急) 15本 24試合 72年9月
3 王貞治(巨人) 15本 24試合 73年8月
3 エイドリアン・ギャレット(広島) 15本 23試合 78年4月
3 チャーリー・マニエル(近鉄) 15本 27試合 79年5月
3 宇野勝(中日) 15本 25試合 84年8月
3 アレックス・カブレラ(西武) 15本 23試合 01年4月
3 アレックス・カブレラ(西武) 15本 24試合 02年8月

・イチロー(マリナーズ)が日米通算1700安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は、8月27日(現地時間)のツインズ戦で、3回表の第2打席にメイズ投手から今季180安打目となるレフト前ヒットを放ち、日米通算1700安打を達成しました。
(日本)   951試合 3619打数 1278安打 打率.353 118本塁打 529打点 199盗塁
(アメリカ) 285試合 1220打数   422安打 打率.346  14本塁打 113打点   83盗塁
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  通算  1236試合 4839打数 1700安打 打率.351 132本塁打 642打点 282盗塁 

・秋山(ダイエー)が引退表明。
 秋山幸二外野手(ダイエー)は8月26日に記者会見して、今季限りの現役引退を表明しました。同日、一軍選手登録も抹消されました。引退試合が行われるかは未定。
 秋山選手の今季成績は74試合、227打数57安打で打率.251、5本塁打、24打点。通算成績は2187試合、7995打数2157安打、打率.270、377二塁打、41三塁打、437本塁打、3927塁打、1312打点、303盗塁、985四死球、20犠打、61犠飛、1712三振、191併殺打。

・前田(広島)が通算1300安打。
 前田智徳外野手(広島)は8月25日の対ヤクルト21回戦(広島)で、1回裏の第1打席にホッジス投手から今季95安打目となるライト前ヒットを放ち、史上124人目の通算1300安打を達成しました。初安打は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で1回裏に西村投手から二塁打して記録。
 8月25日現在の通算成績は1229試合、4273打数1302安打、打率.305、172本塁打、638打点、60盗塁。

・中村(近鉄)が5年連続30本塁打。
 中村紀洋内野手(近鉄)は8月25日の対日本ハム21回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席に隼人投手から今季30号2ランを放ち、98年以来5年連続の30本塁打を達成しました。5年連続30本塁打は史上10人目で歴代7位タイ記録。

<5年連続30本塁打以上の打者>
  選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間     選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 王 貞治(巨人) 19年 60〜80年   6 大杉勝男(日拓) 6年 68〜73年
2 秋山幸二(西武) 9年 85〜93年   7 クラレンス・ジョーンズ(近鉄) 5年 70〜74年
3 山本浩二(広島) 8年 77〜84年   7 田淵幸一(阪神) 5年 72〜76年
4 野村克也(南海) 7年 62〜68年   7 池山隆寛(ヤクルト) 5年 88〜92年
4 松井秀喜(巨人) 6年 96〜02年   7 中村紀洋(近鉄) 5年 98〜02年

・金子(日本ハム)が登録抹消。
 金子誠内野手(日本ハム)は8月25日に一軍登録を抹消されました。24日の対近鉄戦で7回裏の守備で水口選手の打球を処理した際に右膝を強打して途中交代していました。検査の結果「右膝後十字靭帯損傷の疑いあり」と診断され、26日に帰京して再検査を受ける予定との事。

・立浪(中日)が通算550長打。
 立浪和義内野手(中日)は8月24日の対横浜19回戦(ナゴヤドーム)で、10回裏の第5打席に横山投手から今季42長打目となるライト線二塁打を放ち、史上50人目の通算550長打を達成しました。550長打の内訳は383二塁打、32三塁打、135本塁打。

・カブレラ(西武)が入団2年間合計で史上最多の90本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は8月24日の対オリックス20回戦(神戸)で、2回表の第1打席に具投手から今季41号ソロを放ち、入団2年間での通算本塁打を90本としました。これはトニー・ソレイタ(日本ハム・80〜81年)の89本を更新する入団2年間での最多本塁打記録となりました。

<入団2年間の本塁打合計・ベスト5>
  選手名(当時の所属) 本数 1年目 2年目
1 アレックス・カブレラ(西武) 90本 49本(01年) 41本(02年)
2 トニー・ソレイタ(日本ハム) 89本 45本(80年) 44本(81年)
3 ラルフ・ブライアント(近鉄) 83本 34本(88年) 49本(89年)
4 ロベルト・ペタジーニ(ヤクルト) 80本 44本(99年) 36本(00年)
5 エイドリアン・ギャレット(広島) 75本 35本(77年) 40本(78年)

・ローズ(近鉄)が3度目の40本塁打と4度目の100打点。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は8月24日の対日本ハム20回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席にミラバル投手から今季40号ソロを放ち、2年連続3度目の40本塁打を達成しました。2年連続40本塁打は8月20日に達成したアレックス・カブレラ(西武)に次いで15人目(17度目)。40本塁打以上3度は歴代6位タイ記録。
 また、ローズ選手はこの試合3打点で2年連続4度目の100打点も達成。100打点以上4度は歴代6位タイ記録。2年連続40本&100打点は王貞治(7年)、山本浩二(5年)、野村克也(4年)、大杉勝男(3年)、落合博満、バース、ブーマーに次ぐ8人目。

<年間40本塁打以上の回数・ベスト10>
  選手名(最終所属) 回数 達成年度
1 王貞治(巨人) 13回 63〜70、72〜74、76〜77
2 野村克也(西武) 5回 62〜65、70
2 山本浩二(広島) 5回 77〜81
4 長池徳二(阪急) 4回 69、71〜73
4 門田博光(ダイエー) 4回 80〜81、83、88
6 大杉勝男(ヤクルト) 3回 70〜72
6 田淵幸一(西武) 3回 74〜75、80
6 ブーマー・ウェルズ(ダイエー) 3回 86〜87、89
6 落合博満(日本ハム) 3回 85〜86、89
6 秋山幸二(ダイエー) 3回 85〜87
6 タフィ・ローズ(近鉄) 3回 99、01〜02

<年間100打点以上の回数・ベスト10>
  選手名(最終所属) 回数 達成年度
1 王貞治(巨人) 14回 63〜69、71〜74、76〜78
2 野村克也(西武) 7回 62〜65、67、70、72
3 山本浩二(広島) 6回 77〜81、83
4 長嶋茂雄(巨人) 5回 63、66、68〜70
4 ブーマー・ウェルズ(ダイエー) 5回 84〜87、89
6 長池徳二(阪急) 4回 69〜71、73
6 大杉勝男(ヤクルト) 4回 70〜72、77
6 落合博満(日本ハム) 4回 85〜86、89〜90
6 松井秀喜(巨人) 4回 97〜98、00〜01
6 タフィ・ローズ(近鉄) 4回 97、99、01〜02

・松井(西武)が通算1200安打。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月23日の対オリックス19回戦(神戸)で、9回表の第5打席に小林投手から今季120安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上150人目の通算1200安打を達成しました。初安打は95年4月9日の対日本ハム3回戦(西武)で8回裏に芝草投手から記録。
 8月23日現在の通算成績は982試合、3899打数1200安打、打率.308、107本塁打、460打点、287盗塁。

・仁志(巨人)が一軍登録、高木大(西武)が登録抹消。
 脇腹を痛めて7月25日に登録抹消されていた仁志敏久内野手(巨人)は8月23日に約1ヶ月ぶりに一軍登録されました。
 また、高木大成内野手(西武)は8月22日に一軍登録を抹消されました。7月22日に一軍登録されましたが、26試合で43打数8安打の打率.186と不振でした。

・石井琢(横浜)が通算1500安打。
 石井琢朗内野手(横浜)は8月22日の対巨人21回戦(東京ドーム)で、4回表の第3打席に入来投手から今季105安打目となる5号ソロを放ち、史上83人目の通算1500安打を達成しました。横浜では松原誠2081安打、近藤和彦1725安打、高木豊1668安打に次ぐ4人目の記録。初安打は89年10月10日の対ヤクルト25回戦(神宮)で3回表に加藤投手から記録。
 8月22日現在の通算成績は1372試合、5176打数1502安打、打率.290、62本塁打、438打点、282盗塁。

・金本(広島)が通算700得点。
 金本知憲外野手(広島)は8月21日の対阪神20回戦(大阪ドーム)で、1回表の第1打席に二塁打を放ち出塁し、続く前田選手のタイムリーでホームイン。今季58得点目を記録して、史上92人目の通算700得点を達成しました。

・小笠原(日本ハム)が4年ぶりに欠場。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は8月21日の対オリックス21回戦(神戸)を欠場し、98年10月7日のダブルヘッダー第2試合対ロッテ27回戦(千葉マリン)から続いていた連続試合出場は512でストップしました。20日の同カードで7回表に山本投手から左手甲に死球を受け、「左手第5指の打撲」と診断されていました。

・古田(ヤクルト)が通算800打点。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は8月20日の対中日20回戦(神宮)で、8回裏に代打で川上投手から今季46打点目を記録するタイムリー二塁打を放ち、史上63人目の通算800打点を達成しました。ヤクルトでは池山隆寛898打点、若松勉884打点に次ぐ3人目の記録。初打点は90年4月30日の対巨人5回戦(神宮)で2回裏に木田投手からタイムリー二塁打して記録。
 8月20日現在の通算成績は1565試合、5633打数1671安打、打率.297、162本塁打、801打点、65盗塁。

・カブレラ(西武)が入団以来2年連続40本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は8月20日の対ダイエー20回戦(西武ドーム)で、6回裏の第3打席にラジオ投手から今季40号2ランを放ち、トニー・ソレイタ(日本ハム・80〜81年)に次ぐ史上2人目の入団以来2年連続40本塁打を達成しました。

・初芝(ロッテ)が通算550長打。
 初芝清内野手(ロッテ)は8月20日の対近鉄19回戦(仙台)で、2回裏の第1打席にバーグマン投手から今季22長打目となる12号ソロを放ち、史上49人目の通算550長打を達成しました。550長打の内訳は301二塁打、33三塁打、216本塁打。

・中村(近鉄)が通算250号本塁打。
 中村紀洋内野手(近鉄)は8月18日の対西武21回戦(西武ドーム)で、1回表の第1打席に張投手から今季27号2ランを放ち、史上43人目の通算250号本塁打を達成しました。近鉄では土井正博305本、ラルフ・ブライアント259本に次ぐ3人目の記録。初本塁打は92年6月18日の対日本ハム15回戦(藤井寺)で、5回裏に河野投手から記録。
 8月18日現在の通算成績は1119試合、3928打数1049安打、打率.267、250本塁打、744打点、17盗塁。

・立浪(中日)が通算安打でチーム歴代3位。
 立浪和義内野手(中日)は8月15日の対広島21回戦(広島)で、9回表の第5打席に玉木投手から今季112安打目となるセンター前ヒットを放ち、通算1877安打として1876安打の木俣達彦を抜いてチーム歴代単独3位の安打数となりました。

<中日の通算安打ベスト5>
  選手名 記録 年間最多 在籍期間
1 高木守道 2274安打 146安打(65年) 1960〜80
2 谷沢健一 2062安打 176安打(76年) 1970〜86
3 立浪和義 1877安打 165安打(96年) 1988〜
4 木俣達彦 1876安打 143安打(79年) 1964〜82
5 中暁生 1820安打 153安打(66年) 1955〜72

・ペタジーニ(ヤクルト)が通算150号本塁打。
 ロベルト・ペタジーニ内野手(ヤクルト)は8月15日の対巨人22回戦(東京ドーム)で、1回表の第1打席に入来投手から今季31号2ランを放ち、史上122人目の通算150号本塁打を達成しました。496試合目の達成は歴代6位のスピード。初本塁打は99年4月2日の対横浜1回戦(横浜)で、8回表に横山投手から記録。
 8月15日現在の通算成績は496試合、1714打数552安打、打率.322、150本塁打、400打点、21盗塁。

<150本塁打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算本数
1 ラルフ・ブライアント(近鉄) 424試合 92.6.28 259本塁打
2 ランディ・バース(阪神) 433試合 86.8.19 202本塁打
3 オレステス・デストラーデ(西武) 464試合 92.9.29 160本塁打
4 チャーリー・マニエル(近鉄) 475試合 80. 189本塁打
5 トニー・ソレイタ(日本ハム) 493試合 83.9.23 155本塁打
6 ロベルト・ペタジーニ(ヤクルト) 496試合 02.8.15 150本塁打
7 秋山幸二(西武) 528試合 88.7.31 437本塁打
8 マット・ウインタース(日本ハム) 570試合 94.6.26 160本塁打
9 デーブ・ロバーツ(ヤクルト) 571試合 71. 183本塁打
9 クラレンス・ジョーンズ(近鉄) 571試合 74. 246本塁打

・江藤(巨人)が通算900得点。
 江藤智内野手(巨人)は8月14日の対ヤクルト21回戦(東京ドーム)で、9回裏の第4打席に14号2ランを放ちホームイン。今季41得点目を記録して、史上43人目の通算900得点を達成しました。

・ローズ(近鉄)が通算1000安打。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は8月13日の対オリックス20回戦(神戸)で、8回裏の第4打席にヤーナル投手から今季98安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上210人目の通算1000安打を達成しました。初安打は96年3月30日の対西武1回戦(西武)で新谷投手から記録。
 8月13日現在の通算成績は899試合、3436打数1000安打、打率.291、228本塁打、681打点、71盗塁。

・ペタジーニ(ヤクルト)が来日以来4年連続30号。
 ロベルト・ペタジーニ内野手(ヤクルト)は8月11日の対横浜19回戦(神宮)で、8回裏の第4打席に吉見投手から今季30号ソロを放ち、99年の来日以来4年連続の30本塁打を達成しました。入団から4年連続30本塁打は史上5人目。

<入団から4年連続30本塁打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 年数 期間 通算本塁打
1 クラレンス・ジョーンズ(南海・近鉄) 5年 1970〜74 246本
2 トニー・ソレイタ(日本ハム) 4年 1980〜83 155本
2 オレステス・デストラーデ(西武) 4年 1989〜92 160本
2 マット・ウインタース(日本ハム) 4年 1990〜93 160本
2 ロベルト・ペタジーニ(ヤクルト) 4年 1999〜02 149本

・小笠原(日本ハム)が通算700安打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は8月11日の対ロッテ17回戦(千葉マリン)で、1回表の第1打席に小野投手から今季120安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上388人目の通算700安打を達成しました。初安打は97年5月10日の対西武7回戦(西武)で記録。
 8月11日現在の通算成績は618試合、2201打数701安打、打率.318、114本塁打、347打点、37盗塁。

・ローズ(近鉄)が通算本塁打でチーム歴代4位。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は8月10日の対ダイエー19回戦(大阪ドーム)で、8回裏の第4打席に吉田投手から今季35号2ランを放ち、通算226本塁打として225本塁打の羽田耕一を抜いてチーム歴代単独4位の本塁打数となりました。

<近鉄の通算本塁打ベスト5>
  選手名 記録 年間最多 在籍期間
1 土井正博 305本塁打 40本塁打(71年) 1961〜74
2 ラルフ・ブライアント 259本塁打 49本塁打(89年) 1988〜95
3 中村紀洋 249本塁打 46本塁打(01年) 1992〜
4 タフィ・ローズ 226本塁打 55本塁打(01年) 1996〜
5 羽田耕一 225本塁打 30本塁打(80年) 1972〜89

・松井(西武)がリーグタイ年間3本目のサヨナラ本塁打。
 松井稼頭央内野手(西武)は8月9日の対オリックス16回戦(西武ドーム)で、9回裏の第5打席に山口投手から今季22号逆転サヨナラ2ランを放ちました。これは松井選手にとって5月10・11日に続く今季3本目のサヨナラ本塁打。年間サヨナラ本塁打3本はパ・リーグ6人目の最多タイ記録。

<年間サヨナラ本塁打3本以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 ジャック・ハウエル(ヤクルト) 5本 93年   2 若松勉(ヤクルト) 3本 81年
2 桑田武(大洋) 3本 61年   2 田尾安志(阪神) 3本 88年
2 大杉勝男(東映) 3本 69年   2 岸川勝也(ダイエー) 3本 89年
2 矢野清(阪急) 3本 69年   2 トロイ・ニール(オリックス) 3本 96年
2 王貞治(巨人) 3本 70年   2 タフィ・ローズ(近鉄) 3本 96年
2 長崎慶一(大洋) 3本 74年   2 松井稼頭央(西武) 3本 02年
2 田淵幸一(阪神) 3本 75年          

・松井(巨人)が7年連続30本塁打。
 松井秀喜外野手(巨人)は8月9日の対広島20回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席に高橋投手から今季30号ソロを放ち、96年以来7年連続の30本塁打を達成しました。7年連続30本塁打は歴代4位タイ、7度目の30本塁打は歴代9位タイ記録。チーム95試合目での30号は松井選手自身、00年の96試合目を上回る最速記録。

<30本塁打回数・連続30本塁打年数ベスト10>
通算 選手名(最終所属) 回数   連続 選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 王 貞治(巨人) 19回   1 王 貞治(巨人) 19年 60〜80年
2 野村克也(西武) 10回   2 秋山幸二(西武) 9年 85〜93年
3 山本浩二(広島) 9回   3 山本浩二(広島) 8年 77〜84年
3 門田博光(ダイエー) 9回   4 野村克也(南海) 7年 62〜68年
3 落合博満(日本ハム) 9回   4 松井秀喜(巨人) 7年 96〜02年
3 秋山幸二(ダイエー) 9回   6 大杉勝男(日拓) 6年 68〜73年
7 大杉勝男(ヤクルト) 8回   7 クラレンス・ジョーンズ(近鉄) 5年 70〜74年
7 田淵幸一(西武) 8回   7 田淵幸一(阪神) 5年 72〜76年
9 清原和博(巨人) 7回   7 池山隆寛(ヤクルト) 5年 88〜92年
9 松井秀喜(巨人) 7回   10 チャーリー・マニエル(近鉄) 4年 77〜80年
        10 トニー・ソレイタ(日本ハム) 4年 80〜83年
        10 掛布雅之(阪神) 4年 82〜85年
        10 ブーマー・ウェルズ(阪急) 4年 84〜87年
        10 原辰徳(巨人) 4年 85〜88年
        10 門田博光(オリックス) 4年 87〜90年
        10 落合博満(中日) 4年 88〜91年
        10 オレステス・デストラーデ(西武) 4年 89〜92年
        10 マット・ウインタース(日本ハム) 4年 90〜93年
        10 中村紀洋(近鉄) 4年 98〜01年

・大島(オリックス)が通算900安打。
 大島公一内野手(オリックス)は8月9日の対西武16回戦(西武ドーム)で、3回表の第2打席に松坂投手から今季61安打目となるライト線二塁打を放ち、史上253人目の通算900安打を達成しました。初安打は近鉄時代の93年4月23日の対西武1回戦(藤井寺)で、9回裏に鹿取投手から代打でヒットして記録。
 8月9日現在の通算成績は1106試合、3461打数901安打、打率.260、23本塁打、289打点、60盗塁。

・金本(広島)が通算打点でチーム歴代3位。
 金本知憲外野手(広島)は8月8日の対阪神18回戦(広島)で、1回裏の第1打席にムーア投手から今季52打点目を記録するタイムリーを放ち、通算676打点として675打点の水谷実雄を抜いてチーム歴代単独3位の打点数となりました。

<広島の通算打点ベスト5>
  選手名 記録 年間最多 在籍期間
1 山本浩二 1475打点 113打点(77、79年) 1969〜86
2 衣笠祥雄 1448打点 102打点(84年) 1965〜87
3 金本知憲 676打点 94打点(99年) 1992〜
4 水谷実雄 675打点 82打点(81年) 1966〜82
5 江藤智 670打点 106打点(95年) 1989〜99

・初芝(ロッテ)が通算800打点。
 初芝清内野手(ロッテ)は8月6日の対ダイエー18回戦(千葉マリン)で、5回裏の第3打席に渡辺投手から今季29打点目を記録するタイムリー二塁打を放ち、史上62人目の通算800打点を達成しました。ロッテでは有藤道世1061打点、榎本喜八965打点、レロン・リー912打点、山内一弘876打点に次ぐ5人目の記録。初打点は89年6月6日の対西武6回戦(西武)で山根投手から記録。

・7月の打者部門月間MVP。
 8月6日に両リーグから7月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはスコット・シェルドン内野手(オリックス)で、初受賞。5試合連続本塁打を記録するなど、7月の成績は20試合で77打数30安打、打率.390、9本塁打、19打点。
 セ・リーグは松井秀喜外野手(巨人)で、94年4月、96年7月・8月、98年5月、01年9月に次ぐ6度目の受賞。7月の成績は22試合で87打数33安打、打率.379、11本塁打、24打点。

・松井(巨人)が1200試合連続出場。
 松井秀喜外野手(巨人)は8月3日の対広島18回戦(広島)に、「4番・センター」で先発出場して史上3人目の1200試合連続出場を達成しました。

<連続試合出場・ベスト5>
  選手名(記録達成時の所属) 記録 達成期間
1 衣笠祥雄(広島) 2215試合 70.10.19〜87.10.22
2 飯田徳治(国鉄) 1246試合 48.9.12〜58.5.24
3 松井秀喜(巨人) 1200試合 93.8.22〜継続中
4 広沢克己(巨人) 1180試合 86.10.12〜95.10.8
5 藤村富美男(阪神) 1014試合 46.8.30〜54.7.31

・谷繁(中日)が通算1500試合出場。
 谷繁元信捕手(中日)は8月1日の対巨人20回戦(東京ドーム)に、「8番・キャッチャー」で先発出場して史上137人目の通算1500試合出場を達成しました。初出場は大洋時代の89年4月11日の対広島1回戦(横浜)で、8回裏に代打出場して記録。
 8月1日現在の通算成績は1500試合、4324打数1062安打、打率.246、118本塁打、508打点、22盗塁。