新井 宏昌(あらい ひろまさ) 1952年4月26日生まれ・右投げ左打ち

 大阪・PL学園から法政大学を経て74年ドラフト2位で南海ホークスに入団。規定打席不足ながら、1年目に早速.303のアベレージを残した。2年目からはレギュラーに定着し、以後引退の年まで17年連続で100試合以上に出場。5年目の79年には加藤英司(阪急)と激しく首位打者を争い、.358の高打率を残すも2位に終った。(当時としては2位の史上最高打率記録)

 その後も81・82年に連続3割を達成するなどコンスタントに活躍するが、85年.262に終るとオフに近鉄にトレードで移籍。これをきっかけに甦り、86年は全試合出場で自己最多の148安打、プロ12年目で初の二桁本塁打と復活。翌87年は130試合制新記録(当時)となる184安打を放ち、打率.366と79年を上回るハイアベレージで念願の首位打者を獲得。89年には5度目の3割打者となり、91年にも規定打席不足ながら39歳にして.309をマークした。92年に大卒選手5人目となる2000本安打を達成し、その年限りで引退した。 

 81年9月26日の西武戦で1イニング2二塁打の日本タイ記録。82年5月8日の近鉄戦で代打満塁本塁打。87年6月3日の日本ハム戦から7月2日の阪急戦まで24試合連続安打。92年7月8日のオリックス戦で3回裏に伊藤敦投手から右中間三塁打を放ち、史上26人目の2000本安打達成。

 首位打者1回(87)。ベストナイン4度(79、82、86、87)、ゴールデングラブ1度(87)受賞。オールスター出場4度(87〜89、91)。日本シリーズで89年に敢闘賞受賞。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 四死球 三振 打率(順位)
75 南海 50 188 29 57 7 3 1 73 16 7 15 8 .303
76 南海 119 406 50 110 12 8 2 144 35 20 25 21 .271(15位)
77 南海 121 409 63 93 15 5 1 121 21 14 45 38 .227(29位)
78 南海 116 344 31 87 8 4 1 106 17 6 26 25 .253
79 南海 114 388 52 139 19 1 2 166 34 17 31 17 .358(2位)
80 南海 112 324 38 85 15 1 6 120 43 7 29 26 .262
81 南海 117 406 51 122 18 8 4 168 33 12 37 22 .300(11位)
82 南海 114 413 50 130 29 4 7 188 41 12 34 17 .315(2位)
83 南海 130 479 69 139 25 2 5 183 53 19 37 15 .290(15位)
84 南海 127 412 55 118 25 1 4 157 39 14 42 19 .286(11位)
85 南海 118 325 39 85 17 2 3 115 26 10 30 25 .262
86 近鉄 130 514 72 148 31 4 12 223 51 6 25 26 .288(16位)
87 近鉄 128 503 67 184 22 5 13 255 67 5 36 26 .366(1位)
88 近鉄 125 465 64 133 23 5 8 190 54 2 30 31 .286(12位)
89 近鉄 124 444 64 134 25 2 7 184 47 6 43 22 .302(9位)
90 近鉄 115 363 58 106 19 4 6 151 34 4 38 26 .292(8位)
91 近鉄 110 333 43 103 16 2 3 132 44 2 30 26 .309
92 近鉄 106 295 38 65 12 4 3 94 25 2 32 32 .220
                             
18年 2076 7011 933 2038 338 65 88 2770 680 165 585 422 .291
歴代順位 28位 33位 43位 31位 34位 14位   57位 104位 91位 92位   38位
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 四死球 三振 打率(順位)