ぬいぐるみのページ 7

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長靴をはいたネコ(フランス・1940年代?)

顔アップ・右ミミカケてます (^_^;) 身長45cm 何処へ・・・ あけだちゃんちでボクと握手!

この張り子のネコはパリのクリニャンクールののみの市で
1990年に購入してきました。

その前年に同じくパリへ行った時に
ルーブル・アンティケェール(高級な骨董品屋が集まっているビル)の中の
人形店で素晴らしいブリュ・ジュンがあり、お願いして写真を撮らせていただきました。

今、見るとなんか全然違う

帰国してからブリュを見ていただこうと、
撮ってきた写真をある方に見せたところ、本当に偶然にブリュの隣にこのネコが写っていました。
そこで「このネコ、かわいいわね!欲しいわ!」という話になったのです。

それから1年して、
再びパリに行きクリニャンクールで同じネコを見つけ
(といってもこちらの方が状態がかなり悪いです)
それほど高価なものでもなかったので
「そうだ!買っていってお譲りしよう」と購入しました。

帰国後、しばらくしてからお土産とお土産話を持ってその方の家へ遊びに行くことになりました。
では!とネコを持参しましたところ
「あら、そんな話したかしら」
 (^_^;)

あとは書かなくてもどうぞお汲み取り下さいませ。
(確認しないでいきなり買っちゃった私が悪いです)

その後の調べで1940年代にフランスで作られたものだという事だけがわかりました。
張り子=紙製なのでちょっとぶつけると塗料は取れますし、カケます<カケさせた人・・・それは私〜♪
両足は中でつながれていて(多分)子供がネコの両手を引くと
いかにもネコが歩いているように見せたかったのだと思います。
襟はボール紙製、しっぽは布に詰め物です。

中に見える紙はフランス語の新聞です

そんなワケで行き場をなくし我が家にきたネコちゃん。

今までに何回かネコ好きな方々から「お譲りいただけないでしょうか?」という
お話はいただいてきたものの
このかわいいんだか、かわいくないんだかわからない不思議な顔に
私もいつの間にか魅かれて、手放せなくなってしまいました。
言葉で言うのは難しいのですが、なんだか家の守り神のような気がしているのです。

そんな状況で家に来ることになったネコちゃんですが、
今ではそれこそ一番最初からこの棚にいるかのようにいばっているのです。

ある日の人形棚・アルフォンゾやミニョネットと共に

1990年パリ・クリニャンクールで入手

作成年月日2000年6月24日

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