テレビアニメーション「ベルサイユのばら」は
40話に該当する
最終話
さようなら
わが愛しのオスカル

で完結しています。

が(確か)翌週には
18世紀後半のベルサイユ
そこに気高く生き激しく愛し
そして、美しく散っていった女たちがいた
皆様のご要望にお応えして
懐かしい名場面の数々を散りばめて
お送りする
総集編
ベルサイユのばら
ベルサイユのばらと女たち
おたのしみに

と、いった予告のもと
総集編「ベルサイユのばらと女たち」が放映されました。



ナレーション「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
王家に仕える将軍の家に女ばかりの子供たちの末娘として産まれた彼女は
男として軍人として育てられバラのように気高くも激しい人生を送る事になる」

「18世紀後半のベルサイユ
ここでオスカル・フランソワをはじめとする数々の女たちの美しくも激しいドラマが生まれては消えていった」

オープニング

総集編
ベルサイユのばらと女たち

本編の内容を元に
デュ・バリー婦人
ポリニャック婦人
シャルロット
ロザリー
ジャンヌ
それぞれがナレーションで紹介されていく。

早朝に逢引するアントワネットとフェルゼン
フェルゼンとダンスをするドレス姿のオスカル
近衛をやめ衛兵隊へ
ジャルジェ将軍との確執
オスカルとアンドレの抱擁のシーンが中心

「オスカルは自分の信じる道に従って貴族の身分を捨てた」

「民衆と共に革命に突き進むオスカルとアンドレ
だが、この道はもう二度と戻れない道である事を二人は知っていた」

FIN

と、ソツなくまとめた30分
声優さんはテレビと同じキャスティングです。
アフレコをやり直したシーンもあるようです。



ご存知の方もおいでと思いますが
アニメ「ベルサイユのばら」放映当時、一部の地域で
23話「ずる賢くてたくましく!」の次にいきなり放映された
「燃えつきたバラの肖像」という作品があります。

当時のアニメージュの質問コーナーにも
「ベルサイユのばらが、急に終わってしまいましたが、何故ですか?」のような
質問があり
「関東地方以外の数県で打ち切りが決定し、その為に短縮版を作り放映しました」
といった回答が掲載されていました。
質問者は岐阜県か長野県の方だったと思います。

その短縮版「燃えつきたバラの肖像」
のシナリオを入手しました。

1ページから9ページまでは、残念ながら処分されてしまっていますが
10ページから71ページに渡る内容からして
そのシナリオに間違いないと思います。
一部の地方だけで最終回(24話として)として1度、放映されただけで
その後、再放送もなく、ビデオにもLDにもDVDにも収録されていない
まさに幻の作品といえるでしょう。

こうなったら!長いけどっ!一挙、掲載しますのでどうぞごゆっくりご堪能いただき
「ここンとこは止め絵にしよう」
「ハーモニーも使っちゃうもんね」
「透過光なんかバリバリだぜ」
とシーンを想像したり、
各声優さんになりきってみたり
どうぞお楽しみください。

既にやった
ああ!このままでは月影先生に見初められてしまうわ<熱が出たのか?

では、どうぞ・・・

燃えつきたバラの肖像