ベルサイユのばら(以下・ベルばら)の人形というと1999年にタカラから発売された
オスカルが一番メジャーではないかと思いますが
私の場合、きちんと作られた人形というのはあまり面白くありません。
バカな子ほど可愛いと申しますか
ユルい方が、いじりがいがあって面白いモノです。
上記のオスカルより前に発売されていたベルばらの人形を
ご紹介しましょう。
1979年のアニメ化の際にアサヒ玩具よりオスカルとアントワネットが発売されておりました。
それぞれサイズが4種類あったと思います。
まずは一番小さいサイズ
オスカル・フランソワード・ジャルジェ (箱の表記のまま) |
マリー・アントワネット |
顔だけで見ると、なかなか良ろしいのではないかと思っちゃった
そんなアナタに
オスカル17.3cm アントワネット17cm |
オスカルだけは箱があるので 普段はこのように収納してます |
あう!姫野さんの設定書じゃん! |
なんか頭デッカチで波多利郎みたいになっちゃってますね〜
ブーツの高さの分と思いますが
オスカルの方が数ミリ背が高いのがポイント!
箱を開けたベロの部分の説明書きです
はいはい | しねえよ! |
アニメ「ベルばら」には、このシーンたまんねっす!というシーンがいくつかありまして
それは18話のアントワネットとフェルゼンの密会であったり
19話のシャルロットであったり、
20話のラストシーンであったりと、
出崎たまんねえよ!なのですが
今回は36話「合言葉は゛サヨナラ゛」から
オスカルとアンワネットの永遠の別れのシーンを再現してみました
なにとぞ軍隊にパリ市内よりの撤退命令をお出し下さい
どうあろうと王室と国民が殺し合うようなことがあってはなりません
オスカル・・・もしそうなったならば、あなたは私を守ってくれますね
私は近衛をやめた身でございます
軍をお引き下さい!
それは・・・できません
なぜ・・・涙を
まるでもうこれきり会えないみたいに
オー・ルボワール・・・
オー・ルボワール
また会いましょう
しかしこれが永遠の別れであることが
アントワネットにもオスカルにもわかりすぎるほどわかっていた
一国の女王という壁は温めあった友情ですら、ついに越えることができなかったのである
はい、次!<楽しそう♪
こちらは43センチサイズのオスカル
頭・手先・ブーツが全てソフビ製です。
あとはぜ〜んぶ!布に詰め物。
スタンドがないと立てないですわ〜。
「立て!立つんだ!オスカル!」
不毛〜
軍服の色はこの青(衛兵隊隊長)と赤(近衛連隊長)があったように思います。
このサイズのアントワネットも販売されていました。
世の中に不満があります キッパリ! |
アサヒ玩具のベルばらの人形の箱は姫野さんの設定をトレスしてるので・・・
ロザリーは 16話「母、その人の名は・・・?」の ドレスアップスタイルですね〜 |
やや 大人になった時の設定書ですね |
というか・・・マジックでなぞりましたの方が正しいね〜
17センチサイズと43センチサイズの間に30センチ程のオスカル(軍服2種)とアントワネットがあったと思います
こちらは布に詰め物でなくて、普通のソフビ人形のタイプ(17センチサイズと同じ)でした。
最後に60センチサイズ
友人が所有していますが、
「自立しないので、壁に立てかけています」と言ったのが
印象的でした。
紐でもあれば、ぶら下げられるんですけどね
って
それもイヤだなぁ
コレらの人形の他に薄いスポンジを、はさんだぺったんこなビニール人形と
(これはオスカル・アンドレ・アントワネット・フェルゼンがあった模様)
ビニールで出来たベルサイユ宮殿のおもちゃもありましたが、持ってないので割愛〜。
オスカルのお面と、オシャレな襟元がセットになったオスカルセットという強烈な商品もありましたっけ。
と、書きましたらば蟹、ご親切な方から画像のご提供をいただけました!
但し書き
−お願い−
オスカルのお面の目の裏のところに、瞳のシールがはってあるのよ。
使うときには、必ずシールをはがしてから遊んでね!
目を開けないとぜんぜん見えないからあぶないのよ!
わかった!
そりゃ、危ね〜わな・・・
アニメのナレーション・本山 可久子さんの声で読んでいただけると
よりスリリングな気分が味わえると思います
わかった!
って、念押されちゃってるしなぁ。
−内容−
王冠(ヘアバンド)
ブレスレット
手かがみ
ブラシ
「フフ・・・アンドレ、私は王妃になりそこなった」
「パンがないならお菓子を食べればいいのよ!」
とかなんとか、ほざきながら
オスカルセットと王冠セットで遊ぶ子供を見てみたい気もちょっとします<本気か?!
愛が苦しみならいつまでも苦しもう♪
とでも、とりあえず言っておきますか〜
アニメ放映時のベルサイユのばらのおもちゃメーカーはアサヒ玩具でした。
ママレンジ・ピンクレディー人形・LSIゲーム・モデルペットで有名な会社でしたが
1980年代初頭(モスクワオリンピックのミーシャのおもちゃを製造していた所までは確認済み)
に、倒産してしまいました。
人形としての出来という点でおいては???の部分もありますが
味がある事は確かで惜しいメーカーを無くしてしまったと思います。
ベルばら人形
つづく・・・
1995年頃・個人売買で入手
作成年月日2002年6月20日・6月27日追記