100gから4.5Kg


昨日(1998/9/5)飼い主Aとお医者さんの所にいってきました。昨日は事故に逢ったワンちゃんも来ていたそうでゆっくりしてこれなかったそうです。
普通ワンちゃんはお医者さん嫌いですよね?
金太郎は、ぜんぜん嫌がらないのです。賢君なんて勘がいいのか行こうとしただけで、なんか変だぞという顔をするし、近くに行けばブルブル震えていました。純ちゃんも車がお医者さまの近くになっただけで、落ち着かなくなり、中に入ればしがみついてました。
金太郎は平気ですね。主治医の先生に尻尾振って、「先生来たよ〜」とやってます。普通先生は嫌われる役ですから、こういう子は先生も可愛いようですね。(^_^)

体重を量りました。4.5kだそうです。病気の一件で少し痩せたような感じでしたが、ここ2週間、ちゃんと食べ、それなのに満足にお散歩に行けない(体調を考えたのと、雨のせい。豪雨でしたからね)ために体重は完全に戻り、ちょっとむちっとしたかなと思ったら、最高記録を更新しました。

金太郎が産まれたときには100gのお肉だったそうですから、立派に成長したものです。100gなんてとんかつのお肉ですが、それでも狆としては大きいのか、仮死状態で産まれたそうです。それから1時間、岡山のおとうさんがずっとさすっていてくれてようやく仮死状態を脱したそうです(岡山のおとうさんに感謝m(__)m)


お医者さんといえば、去年、一度駈け込んだことがあります。
金太郎は小さいときからガジガジなんでもかじる、げっ歯類的なところがありました。耳かきを始め油断すると変なもの、目に付くものをよくかじってました。

ある日、体温計をかじってくれたんです。電子体温計ならまだしも、昔からの水銀の入った体温計です。話を聞いて飛んで行くと、確かに破壊された体温計が、、、口は切ってないようだし、本人も平気な顔をしてますが、中に入っていたはずの水銀が見当たりません。
これは、吐かせるしかないと、お医者さんの所に連れて行きました。

話を聞いて、吐かせることになって、まずは卵の白身を飲ませることになりました。普通は卵の白身をたくさん飲ませると気持ちが悪くなって吐くのだそうです。しかし、金太郎はびくともしません(後から聞いた話では、よく跳び回って遊んでいるような子の場合、有効ではないことがあるそうで、金太郎はと言えば、遊ぶときには転げまわるは、転がされるはで十分に鍛えてあります(^_^;))。

それではしょうがないので、弛緩剤を注射して、胃洗浄ということになりました。注射されてぐったりした金太郎をだいていると、純が亡くなったときの力の無い重さの感触が思い出されて本当に嫌でした。
マウスピースを咥えさせられ、胃に水(?)を入れられ、腹圧で胃の内容物が一緒に出てくる。これを何度か繰り返します。意識ははっきりしてないようなのですが、苦しいのでしょう、さかんに嫌がり泣きます。

金太郎のあんな泣き声はこのときに聞いただけです。

そして、ガラスとプラスチックの破片が出てきました。けど、水銀と思えるものは出てきません。どうも水銀は飲み込まなかったようだと判断して、治療を終えました。
もとに戻る注射をうって、少しすると体に力が返ってきます(このときは本当に嬉しかったです)。そしてすぐにもとの元気な金太郎の復活です。
とはいえ、さすがにつらかったのか、ひしとしがみついてました(^_^)

なお、数ヶ月たったときに、水銀の玉が入れ物の隅に見つかりました。

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