八千代市保育園父母会

連絡会ニュースNo.9

1999年 5月 6日(木)発行

八千代市保育園父母会連絡会広報部

 (4/24代表者会議報告)

「父母会連絡会」総会5/27(木)に決定

〜日本福祉大学垣内先生の講演終了後に開催〔いずれも保育あり〕〜

4月24日(土)午後2時より、八千代市福祉センターにて今年度第1回目の各園父母会代表者会議を開きました。主な議題は、

 1.会則【案】の検討

 2.役員体制の検討

 3. 当面の取り組み   についてでした。

 年度替わりで、各園父母会役員メンバー引継ぎの最中でもあるため、7園の父母会代表者15名に保母さんらを加えて17名で話し合いをしました。

 保母・看護婦さんの退職不補充施策によって、4歳児保育は21:1から25:1に5歳児保育は24:1から30:1に改悪されました。このため大和田西・高津西・ゆりのき台が直接の影響を受け、該当児保育水準は昨年より下がりました。市長の「保育の質は下げない」という言葉をどう信じたら良いのでしょうか?

 現在、私たちが最重要課題として取り組んでいる「公立保育園民営化」問題について再度学習を深め、今後の行動に生かそうと、5月27日(木)に日本福祉大学垣内先生の講演を聴くことにしました。午後5時15分から7時30分までです。そして同日夜7時30分から8時までの30分ほどを利用して「連絡会」総会を開催することにしました。保育園父母の皆さんにおかれましては、平日の夜都合をつけるのは大変とは思いますが、万障繰り合わせて是非ご出席下さるようお願い致します。

 尚、以下の件についてご承認を仰ぐ予定ですので、ご出席の有無を問わず、予めご意見・ご質問等お寄せいただければ幸いです。

 

1.会則【案】〔以下参照〕について

 第10条の会費について、多くの保育園父母会では4月下旬から5月上旬にかけての父母会総会を経て、正式に支出を決める予定です。会費の使途は主に、このニュースの紙代・印刷代や各種連絡通信費になります。

 又、「保育の問題」ということで、昨年来協力・助言してくれている千葉県保育問題協議会〔県保問協〕へ「連絡会」として加盟することを検討しています。『この会〔県保問協〕は、子どもの発達を保障し、働くものの生活と権利を守るために、保育所、幼稚園、学童保育所の増設、保育内容の向上、保育労働者の労働条件改善などの保育運動をすすめることを目的』として千葉県の子育て運動の中心的役割を担っています。そういうわけで、今後も私たち八千代市保育園父母会連絡会の適切な相談母体になりうると思われるからです。この場合、会費〔最低2口10000円;会員数等に応じて口数決定〕を支出することになります。尚、5月9日〔日〕午前10時より船橋・勤労市民センターにて県保問協第29回定期総会が開催されます。

2.役員体制について

 以下のように、今年度の役員候補を検討しました。

 会長:高津西保育園

 副会長:ゆりのき台保育園、八千代台保育園、村上北保育園

 事務局長:高津南保育園

 会計:大和田南保育園、睦北保育園

 広報担当:高津西保育園、高津南保育園、大和田西保育園

 運営委員:八千代台南保育園、八千代台西保育園、村上南保育園、米本南保育園

 各園の連絡会代表委員が役割を分担してそれぞれの役員に付くということにしました。各園父母会におかれましては5月下旬総会前までに、ご相談のうえ、役員をお引き受けいただく方のお名前を確定し、事務局〔高津南保育園父母会〕までご連絡下さるようお願い致します。

3.今後の日程と当面の課題

 八千代市6月議会への署名提出について

5月16日〔日〕までに、全市議会議員に「紹介議員要請」をします。

       各園で、3〜4議員ずつお願いする予定です。

       ご協力お願いします。

6月 8日〔火〕17:00までに署名を提出します。

6月21日〔月〕10:00より民生常任委員会で審議される予定です。

       先着5名まで傍聴できます。

6月25日〔金〕閉会

 

「子育て支援対策検討委員会」への参加について

  昨年度の私たちの要望に対する市側の打ち返しとして「子育て支援のあり方」と「保育のあり方」を考える「検討委員会」が5月12日〔水〕に設置されます。公・私保育園代表、市民代表、学識経験者で月1回ペースで7月まで審議する、とのことです。

 本来は、父母の同意を得ないまま、市が公設民営化の具体的中身を話し合う「受託法人選考委員会」を設置しようとしたのに対し、「公設民営化」を前提とせず保育のあり方を問い直すように求めた検討委員会です。

 しかし、今回の委員会は、大いに問題があります。主な点としては、

  1. 市長は「民営化の方針は変えない」と明言している。
  2. テーマの「子育て支援対策」「保育のあり方」については既に2年間もの策定委員会〔各層代表参加〕を経て『八千代子どもにやさしいまちづくりプラン』として長期計画が完成している。(近く公開される予定)
  3. 担当部は、「広く意見を聞き、市長に上げる」と説明しているが意見が行政に反映されるかどうかは分からない。
  4. 参加メンバーは公私関係者ほぼ半々で、実際の構成比を反映していない。

 

 総合すると、『検討委員会』の結論には何の権限も無く、ただ「参加することに意義がある。」となりかねません。行政への市民参加を軽視した姿勢に「欠席」という手段もあります。

 しかし、市の「行革方針(民営化)」と「子どもにやさしいまちづくりプラン」との矛盾を指摘し、民営化案にあくまで反対する声を市長に伝える、という使命の方が重要と判断し『連絡会』から代表3人が参加することにしました。検討委員会の審議内容は随時ニュースでお知らせしますので、是非皆さんの声をお寄せ下さい。

八千代市保育園父母会連絡会会則【案】

〜4月24日の会議で副会長枠を3名とする案にしました。〜

〈名称〉

第 1条 この会は、八千代市保育園父母会連絡会と称する。

 

〈構成〉

第 2条 八千代市保育園父母会連絡会の目的に賛同する八千代市内の保育園の父母(保護者)

     会により構成する。

 

〈目的〉

第 3条 本会は次の事項を目的とする。

 1.子どもの立場に立ってよりよい保育がなされるように努める。

 2.働く親の働くための社会的条件を整えることに努力する。

 3.1つの保育園が孤立せず、市内の保育園が相互に連絡を取り、情報交換・親睦を図り、

   父母(保護者)会活動を支援する。

 

〈活動〉

第 4条 この会は、前条の目的を達成するために、次の活動を行う。

1.各父母(保護者)会の連絡、交流、学習のため、定例運営委員会、必要に応じて学習会

  などを開催する。

 2.保育環境を良くするために、市や市議会に働きかける。

 3.必要に応じてニュース及びチラシ、資料等の発行を行う。

 4.随時、保母をはじめ職員との連携をはかる。

 5.その他、目的達成のために必要な活動を行う。

 

〈役員〉

第 5条 この会には、会長1名、副会長3名、事務局長1名、会計2名、広報担当3名、

     その他運営委員等の役員をおき、その選出方法および任期は次の通りとする。

 1.役員は、各父母(保護者)会1名以上選出する。

 2.会長、副会長、事務局長、会計は、各父母(保護者)会から選出された役員の互選による

   こととする。

 3.役員の任期は、1年とする。ただし、再任を妨げない。

 4.事務局は、会長、副会長、事務局長、会計、広報担当で構成する。

第 6条 この会に監査2名をおく。監査は総会で選出し、会計を監査する。その任期は1年と

     する。ただし、再任を妨げない。

 

〈会議及び運営〉

第 7条 この会の会議は、総会、事務局会議、定例運営委員会とする。

 1.総会は、年1回開催し、必要に応じて臨時総会を実施することができる。

 2.事務局会議は、必要に応じて随時開催する。

 3.定例運営委員会は、おおむね年3回開催する。

 4.その他、必要に応じて会議、学習会等を開催する。

 5.会議には、この会の目的に賛同する賛助会員(個人・団体)も必要に応じて参加すること

   ができる。

第 8条 本会の議決は、総会出席者の3分の2以上の賛成を得なければならない。

 

〈経理〉

第 9条 この会の経理は、会費及び寄付金をもって、これに充てる。

  1. この会の会費は、加盟父母(保護者)会の規模に応じて総会で決める。算出基準は、

     100円×4月時点での各園の定員とする。賛助会員(個人)は、年会費500円を納め

     る。

第11条 この会の会計年度は、4月より翌年3月までとする。

 

〈会則の改正〉

第12条 この会則は、総会において出席者の3分の2以上の賛成を得なければ改正することが

     できない。

 

〈その他〉

第13条 本会の運営に必要な事項は、細則として別にこれを定める。

 

付則

この会則は、1999年 5月27日から適用する。

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