八千代市保育園父母会

連絡会ニュースNo.53

2003年 3月14日(金)発行

八千代市保育園父母会連絡会広報部

[2/22浅井先生講演会&定例会報告]

2002年度最後の定例会、全園代表者の出席を!3月23日[日]10:00〜福祉センター

〜3月度定例運営委員会は、年度末のまとめ・引継ぎ等を予定しています。〜

2/22会合参加者

2月22日(土)本年度第9回定例運営委員会を福祉センターにて開きました。主な協議題は、

@ 「第4回あそぼうよ。みんなよっといで」取り組みについて

A 「第15回八千代子育てのつどい」取り組みについて

B 「2003年度連絡会のしおり」作成について

C  各園近況報告

D  来年度連絡会運営委員選出について(次頁文書参照)  などでした。

@については、

との感想が出されました。前回は福祉センターで開催し、今回は1、2回目と同じふれあいプラザで行なったわけですが、次回については改めて協議していきます。

Aについては、保育士さんが報告してくれました。

「100名近い参加があり、絵本を通してのコミュニケーションを培う講演などがあった。高校生の参加もあり、絵本の読み聞かせなどにとても興味を持っていた。『あそぼうよ。〜』ももっと広げたい。今回は市の後援がとれ、施設などの特典があったので、次年度以降も是非考えてほしい。父母会から市の後援を依頼したほうがとれやすいと思う。」とのことでした。

B来年度用の「連絡会のしおり」については、次回定例運営委員会(3/23[日])で完成させたいので、昨年度版を参考に各園で協議してきて下さい。

その他、保育士さんから、

と、以上2点の情報提供がありました。

会計より:今年度の会費を出していない園があるので、確認をお願いします。

2003年2月22日

各保育園父母会会長

各保育園保護者会会長 様

八千代市保育園父母会連絡会会長  

保育園父母会連絡会への運営委員選出について(お願い)

 初春の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、八千代市保育園父母会連絡会も保育園の民間委託を契機に再結成され、早や4年が経過しようとしています。民間委託の反対運動を通して各保育園の父母が連携し、行政に対して一定の条件を提示する中で、現在の茶々おおわだみなみ保育園があすみ福祉会に受諾運営されることになりました。結果的には民間委託の撤回とはなりませんでしたが、保育の質を低下させないという成果を得ることができました。

その後は、民間委託の保育内容を検証していくと共に、毎年、市に対して要望書を提出し児童支援課と懇談会を持ち、育児休業取得時の「上の子の措置」の改善をはじめ、新設される保育園と学童保育所併設園での学童保育所父母会との連携や市の考え方を明らかにさせるなど、行政と父母との橋渡し役を務めてきました。

残念ながら今年度の懇談会で、育児休業法の改正(3年間)により育児休業取得時の「上の子の扱い」について、平成16年度より3歳未満児は保育園に預けることができなくなってしまいましたが、当初提案を一年間延期させることができました。

このことは、各保育園の父母会が協力し一丸となって市に対して要望をしてきたからこそ実現できた課題だと思います。このように、行政に対して父母の考え方を主張するには、各保育園との調整を図る保育園父母会連絡会は重要と考えます。

つきましては、上記の主旨をご理解頂き、是非とも各保育園、保護者会より保育園父母会連絡会への運営委員への選出を宜しくお願い申し上げます。

 

新設保育園法人が白紙に!(2/22定例運営委員会各園近況報告から)

ゆりのき台

・次年度役員への引継ぎの準備をした。

茶々おおわだみなみ

・各クラス懇親会があった。

・新しい保育園運営について園から手紙(

茶々だより)が出た。フレッシュタウンから抗議の文書がきて、話し合ってはきたが、1月に中止となったとのこと。

・園のとなりの空き地を園で使えるようになった。所有者と協議したとのこと。

茶々だより[平成15年2月21日号]より関連部分転載

「平成15年度、フレッシュタウン地域での新しい保育園建設計画が、近隣のかたがたの理解を得ることができないことから、とりやめとなりましたので、報告させていただきます。昨年7月、保護者のみなさんにお知らせをしてから、八千代市児童支援課、千葉県庁児童家庭課の指導を受けて準備を重ねてきましたが、来年度の建設事業は取りやめる結果になってしまいました。 一番の理由は、建設予定地の自治会、隣接住民の方々から建設規模の大幅な見直しをもとめることを中心とした抗議書が出され合意にいたらなかったことです。もちろん私たちは、繰り返し話し合いを重ねて定員や設計の変更もしながらていねいに対応し、法的な基準にあった建設計画を準備しました。なんとか理解していただけるよう準備を重ねてきたのですが、国、県への最終協議となった段階で抗議書が出され、本年1月、話し合いは元へもどり平行線のまま、とりやめざるを得なくなりました。 何よりも保育を必要とする保護者、子どもたち、地域のみなさんの気持ちからみて大変残念なことです。こまかな内容は、八千代市、千葉県に文書でお伝えしてありますが、地域のなかで保育園の果たす役割をこれからもみなさんと考え合っていきたいと思います。」

大和田西

・車上荒らし対策として防犯灯が設置された。

八千代台

・2月6日に人形劇があった。

・来月に新役員決める予定。

八千代台西

・先月、父母会で人形劇を企画した。
・卒園式で記念品とか花束とか考えているが、父母会予算がきつい。

高津南保育園で子鬼に豆まき悪い鬼なんかどっかに行っちゃえ!

2月3日は節分。 各地で豆まきが行われました。 高津南保育園では毎年、卒園する5歳児が節分で鬼の役をすることになっています。 今年はらいおん組の29人が、子鬼に変身しました。

園児たちは新聞紙や紙粘土、毛糸などを使ってお面を作って準備し、自分で作ったお面を付けて、園内を回りました。 年少の園児たちは「鬼は外」と元気良く声をあげて鬼に向かって豆まき。 今年1年元気に過ごせるようにと願いました。広報やちよ3月1日号より)

村上南

・人形劇を2月に企画。

・新役員が決まっていないが、今の役員が大体引き継ぐ予定。

米本南

卒園おめでとう

・3月4日に遠足、25日に卒園式。

高津西

・卒園進級のプレゼントを3月に配る予定。

・クラスに応じたお話会をした。ビデオに撮って父母にまわしている。

・3月にお別れ会。去年に続きマジックショーをする。

・新役員は今の人はそのまま引継ぎ。あとは4月に入ってくる人を誘う。

役員については連絡会への参加をお願いしたい。(会長)

 

「笑顔と優しさを大切に、学ぶことを忘れずに」

「父母会の手作りのような研修会というものがとてもよいですね。」

〜2月22日[土]浅井春夫先生講演会で子育てについてたくさんの事を学びました。〜

浅井春夫先生

 

講演会を終えて〜まとめと感想〜  

八千代台保育園父母会役員

 始めのお話は、“なぜ、結婚をしましたか?”からでした。それは「2人の方が楽しいし、子供を持つと、もっと楽しいことが増えませんか。」ということでした。

 当日の新聞記事より、“将来に希望を持てない子供たちが増加している”という現状の中で、“親を扶養すべきだ。”という意識は上昇している。と明るく嬉しい報告がありました。子供たちが将来に希望を持てる社会であるために、親としては、世界にも目を向けて学ぶことを忘れずに、そして子供たちに伝えていくことが大切であるというお話でした。

 現在の子供たちは、“楽しい時間・場所・友達関係が保障される時期である”と、子供の権利条約にあるにもかかわらず、親の都合により、遅寝・早起きのため、“寝たいだけ寝て遊びたい”ということが与えられなく、疲れている子供が多いということです。限られた時間の中では、「子供が親といられてよかった」と思える環境(家庭)を作ってあげることが必要であり、親同士のコミュニケーションを大切にし見せてあげることにより、子供も勇気づけられるということです。浅井春夫先生講演

 家庭での子育てで大切なことは“していいことの良い・悪いの判断をつけさせる”ことで、“悪いことをしたからおやつは抜き”などと権利を奪ってしまうことは良くないことである。そして“約束を守らせること!責任を取らせること!”を教えなければならない。それには行動の仕方を子供にわかりやすく教えることで、指導を強化するよりも効果的であるか考えてみて、親が説得をして、子供が納得するようにする。“〜はダメ”と禁止するのではなく「〜しよう」と目標を作ってあげる。子供をひいき目でいいから、信じて守ってあげて、勇気づけ、はげましながら、少しの変化を見逃さないで、子供の“良さ”を発見して伸ばしてあげよう!

 子供と対話するときの注意しなければいけないことは、必ず交互にしゃべり・伝えることであり、表情・ジェスチャーを豊かにしてコミュニケーションをとりましょう。“自分が好き”な子供たちであるように大人として笑顔と優しさを大切に、学ぶことを忘れずに、と最後に残された言葉でした。

 私自身参加しまして、親になり6年近く経ちますが改めて乳幼児期の子育ての大切さを知りました。子供が大半の時間を過ごし協力していただいている保育園の先生との意見交換を多く持ち学んだことを生かして子育てをしていきたいと思いました。

質疑応答から

・夫婦間で価値観の違い。叱る度合いが夫婦で違う場合は・・?例えば、子供がテレビを見ていて興奮するせいか、画面を叩く。するとお父さんはとっても怒る。テレビをすごく大事にしているようだ。

もうすぐお花見の季節だよ。

→人によって大事にする強弱がある、ということがわかればいいとおもう。しかし、叱っても叩くのが直らないのが心配だ。なぜ叩くのかを考えなければならない気がする。子供が関心をもってもらいたい、という場合もある。

・小学生の子供のこと。仲のいい友達の親が、何か勝ったり100点とったりすると何かを買ってもらえたりする。近くにいるので子供にどういってあげたらいいのかよくわからない。

→親の期待が強いと応えようとする。それは子供の特有の事。それも思春期まで。何か成果をあげたときには、その家なりの喜びかたをすればいいのではないか。親らしい伝え方をすればいい。

・小学2年生の子供のこと。小さいころから車が好きで、今でもいつも遊んでいる。ウルトラマンか仮面ライダーやゲームにはほとんど興味を示さない。保育園のころから車好きが少なく、学校や学童でも一緒に遊ぶ友達が少ない。深刻に心配しているわけではないが、意見を聞かせていただきたい。

→いいんじゃないですか。自分の世界をもっているのはとてもいいこと。ゲームなどは画面の中に世界がある。自分の想像力を働かせて遊ぶのはとてもいい。大人になってもそのままでは困るが、そういう人は稀なので心配することはないと思います。



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