〈保健関係引き継ぎ事項〉

1.看護婦業務の一日の流れに添う

2.「与薬」について

 ○基本的には預からない

 ○アレルギー体質、又は慢性疾患のある人は、病院の診断書を受け、預かる(体質改善、アトピーによるぬり薬、目薬など)

 ○保護者が飲ませることが基本であるが、やむを得ず預かる場合、薬の与薬依頼書を提出してもらう

 ○不必要に「くすりづけ」にならないよう、与藁依頼書の点検をこまめにチェックする

3.園医による内科検診(春・秋)、歯科検診(6月頃)をきっかけとして、健康管理に関する啓蒙や、指導をしていく

4.視力検査

  4才・5才 天候の良い日を選んで、年2回実施

5.発育測定

 ○毎月一定の日を設けて、身長、体重を測定する。胸囲(4月・10月)

 ○身体発育曲線をつける

6.入園時に日本体育学校健康センター災害共済に加入してもらい、手続き名簿を作成し、提出

  1. 4月に全園児の名簿を作成し、提出 
  2. 途中入園に関しては、その都度加入手続提出

7.ケガの対応  保育中のケガに対して、速やかな対応にあたる 

@ケガの知らせにより、その状態をみて、手当の判断をする

 A保護者に連絡を取る(園長、又は看護婦)

  ケガの状態を説明し、受診先を確認しあい、了解を得る

    ↓

  かかりつけ、又は地域の病院(誤解されない様に、誠意をもって対応する)

 B受診(看護婦が連れていき、医師に説明)

 C受診した結果を、保護者に報告

 D親の帰りを待ち、誠意ある態度で、治療代の支払い、通院の必要、学校健康センター災害共済に、医療費請求書提出等はなす(園長、担任)

 E日本体育学校健康センター災害共済費請求書提出について

  必要な書類     

  災害報告書     1号様式  

  医療等の状況     〃   (別紙1) (病院、医院)

    〃        〃   ( 〃 3) (接骨院、ほねつぎ)

  調剤報酬明細書 (薬局用)

8.生活の中の視診

 @朝の視診

   各クラスをまわりながら、健康状態を把握し、必要に応じて担任と連絡を取り合う

 A午睡後の視診      ↓

              〃

 Bその他

  体調の悪さを訴えたり、精神的な不安を抱いていたり、変化のあった時は、担任との連絡を取り合い、対応する

9.衛生管理

 @消毒剤の点検(0才・1才・2才・トイレ・給食室など〉

 A下痢を繰り返している子供の状態を把握し、その対応にあたる(保護者に受診をすすめる)

 B排便の始末後は手を消等し、嘔吐・おもらしは消毒液で拭き、手を消毒する必要を、職員にも徹底する

 C細菌検査、寄生虫検査、尿検査、ぎょう虫卵検査の結果を保護者に連絡し、陽性反応が出た園児には、受診をすすめる

 D園庭の点検

   動物のフンの始末と、そのまわりの消毒

10.保護者へのおたより

 @伝染病の発生時等は、必要に応じて掲示したり、おたよりをつくる

 A諸検査等、実施の時は、おたよりを作成する

 B必要に応じて、上記以外にも、保健だよりを発行していく

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