あの日の夕暮れ


夕暮れ時

学校帰りに歩いた道

日は西にその光を隠し

空を紅く染め

僕の影を長く大地に刻みつけた

静かな時は流れる

ゆっくりと・・・歩みを進める

全てが紅く輝く世界の中で

雲は僕と反対に流れてた

いつもの道に

いつもの風景を見つけ

いつもの場所に帰りゆく

夕暮れ時・・・あの日の僕は

少しずつ・・・違う時を歩いてきた

見えない未来は

少しずつ僕を歩ませた

1997.5.18


この詩をもとにして、数年後に家路を作りました。

使ってる言葉はほとんど変わらないけど印象は変わってるんじゃないでしょうか

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