2010年の日記一覧


2010年1月1日  金曜日
日付と、年が変わって3時間ほど。ワインと、相応しくない様な音楽と、退廃に身をおく。
別に何があったわけでもない。唐突に、この空気が心地よくなった。
早く眠らなければと思うほど眠れないまま、もう少しアルコールとか思ってる。
日記に記すのも久しぶり。そうして記すこともないまま日々は過ぎてきた。
薬は飲んで数時間。もう効果も逃してしまっている。追加してもいいか、余ってるんだし。
そうそう、変わって事もなくといったけれど、来春から病院が変わりそうです。
それから前回の日記からオフ会もあったか。イベント事はいつものとおり。
日々満足してないわけじゃない。だけど、こういう日も来るし、望んだ生き方でもないんだ。
退廃に身をおくのは、目指すことに疲れてしまったから。理想を捨てたんだ。
妥協して、自分で自分を見限り、否定するような現状の中で・・・
見えないストレスはいつかは許容を超える。そうして狂気に呑まれて、
幾度となく、堕落して、壊れて・・・暴走してきた。まぁ、左腕は最近きれいだけれどね
薬も無茶な飲み方はしてないし。だからこそ・・・そろそろなのかな、とも思ってしまう。
どうしても、狂気に惹かれるんだ。祝うべき新しい時に血を見るなんて、なんて皮肉・・・
明るい日記を何も提供できないというのも、問題ではあるな・・・。

この場所にはもはや、教訓も何もなく、無駄な文字の羅列。
最初からそうだった、独りよがりの、唯、自分のための場所・・・。
そんな人間に自己の意味はあっても他者からの意味はないのかもしれない。
理解や、求めてほしいとか思っているのかも、今は微妙・・・。
昔はわかってほしくて言葉をあれだけ紡いでいたのにね。
否定は相変わらず怖いままで、破綻した考え方のままで、支離滅裂だ
強くなったのかと問えば、相変わらず子供のまま。
あぁ・・・壊れてみたいなぁ。やはりあの感覚が忘れられない。
それが弱さなのだろう。イチかゼロかでしか物事を見ないまま、誇れるものもなくした
心の在り方まで放棄してしまった。自分では見つけられない価値・・・
きっとあなたも価値を見出すことはないだろう

意識をなくすように眠りたい。このまま起きていても・・・
行動に移すのは容易い。一度始めてしまえば躊躇いもないだろう
枷が外れるのもきっと簡単なことで、そうして眠れるというのなら・・・
早速君に、謝る事が出来てしまいそうだ

2010年2月27日 土曜日
午前5時。眠れなくて・・・考え始めるといつも起こる衝動。
抑えていたものが、少しずつ限界に。最近はDirがまた心地よくなる。
何かを壊したい・・・。壊したいものはきっと自分だ。前回から、二ヶ月
何もないこの言葉の羅列の中に、血を流す日だけを記録している。
薬で抑えて、この命を維持していくことに、どれだけ意味と価値があるのか。
わからないから、理解できないから、納得できないから、
こんな時に薬で抑えようなんて気持ちも起こらない。唯、抑圧した黒い、赤い狂気を
流してしまえばいいんだ。

2010年5月13日 木曜日
5月10日、午後9時1分、母方の祖母が亡くなる。享年93歳。
翌日、5月11日、午後6時より通夜、翌5月12日午前10時より告別式の後、出棺
午後3時より百か日までの法要、会食。納骨は、15日に予定されてる。
最後に見た顔は、普通に眠っているだけのようだった。何でこうしてあげられなかったのだろう、と
色々と悔いばかりが出てくる。そして、もういないことをまだ実感できない。
心の痛みはなく、唯、身体だけがどこか落ち着かず、安定剤を求めてる。
気を張っているからなのか、疲れた。そして、まだ気を抜けない。まだすべてが終わったわけではないから
母は気丈だ。それとも忙しさで余裕もないだけかもしれない。終わって気が抜けたときにこそ、
家族で支える必要があるだろう。
小さい頃から、色々とよくしてくれた人だった。自分の事より他人を気にかける人で、
いつも心配してくれた。明るく、優しい人で、誰にでも好かれるような人だった。
こうして書き連ねていると、自分が何も返せていないのだと気づく。
最後の言葉、ありがとうとしか、伝えることは出来なかった。葬儀中、ずっとその一言に尽きた。

何か動いていないと、故人を冒涜するようなことをしてしまいそうで・・・
また、血と痛みに頼ってしまいそうで・・・
左胸の痛みをかすかに感じながら、左腕の疼きを抑えながら、唯、唯、混乱しているのだと思う。


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