名称 甘縄神明宮
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)
倉稻魂命(うがのみたまのみこと)
武甕槌命(たきみかつらのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
御由緒
和銅3年庚戌年(西暦710年)染屋太郎大夫時忠の創建です。
永保元年辛酉年(西暦1,081年)源義家公が社殿を再建されました。
源頼朝公、政子の方、實朝公など武家の崇敬が篤く、古来から伊勢別宮と尊稱されている鎌倉で最も古い神社です。社殿の裏山は御興ヶ嶽(見越ヶ嶽)と云い、古くから歌に読まれています。
源頼義は相模守として下向の節、当宮に祈願し、一子八幡太郎義家が生まれたと伝えられています。
大正12年の関東大震災で、天保9年(1,838年)建造の社殿が損壊し、現在の社殿は昭和12年9月に新築したものです。
祭礼
9月7日〜9月14日
御輿渡御は9月第二日曜日です。
場所
鎌倉駅から由比ヶ浜大通りをまっすぐ進み、長谷交差点の手前約150mの鎌倉市消防団第25分団建物(旧長谷消防署)を右折した突き当たりが甘縄神明宮です。甘縄神明宮の鳥居の左手には川端康成記念館、右手約200mには鎌倉文学館があります。
境内風景
鎌倉市消防団第25分団建物(旧長谷消防署)の脇を入った突き当たりの山(御輿ヶ嶽)の中腹に甘縄神明宮があります。
石段の登り口左には、北条時宗公が産湯を浸かったと云う井戸があります。
また、石段右手には神輿庫があり、甘縄神明宮の御神輿が2基納められております。
石段を登りきると、すぐ正面が拝殿、その後が本殿になっております。拝殿の右手の階段を上がると秋葉神社、拝殿の左手には五所神社のそれぞれ小さい社(末社)があります。
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