奥津城歴史と冒険の森プロジェクト 第15回作業

 2019年2月24日
 奥津城歴史と冒険の森プロジェクト第15回作業を行いました。今回は今年最初の作業日ということで,第二郭の昨年の作業で刈った草の始末と,でこぼこの地面を整地する作業を行いました。参加者は岡ちゃん含めて六名。朝は0度近くまで冷え込んだのですが,日中は風も穏やかで作業していると汗ばむほどの暖かさでした。
 しかし,近くの杉林の花も全開で花粉症のメンバーにはつらい環境での作業になってしまいました。
   
 岡ちゃんは皆さんとは別に前々回の作業で,地面が樹木の根で固く,取り付けを断念した第一郭の看板取り付けを行いました。第一郭のシンボルツリーの桜の木の枝を使うという苦肉の策。枝を傷めないように麻布で養生して鎖でつるす形にしました。
 自分で言うのも何ですが,なかなかいい感じにできました。
 黙々とみんなで枯れ草をかき集め,集めた草は地主さんの許しを得て崖の下に落として処理します。こうすることで地面が乾燥しヤマビルなどの繁殖が防げます。子どもたちの遊び場として活用する予定なので,ヤマビル被害がでないよう,いろいろな対策を考えています。

 
 枯れ草とはいえ,下の方の草は湿っているので結構重く,今回は持ち込んだ一輪車が活躍しました。熊手で集めて一輪車や箕で運びます。これが結構重労働。腕や腰にかなり負担がかかりました。参加みなさん大丈夫だったでしょうか?
 さらに作業しているすぐ上には杉の花がオレンジ色に膨らんで花粉をまき散らしています。目を真っ赤にして頑張っている方もいて,本当に頭が下がります。
 昨年の台風のせいか枯れ枝もたくさん散らばっていて,その片付けも大変でした。
 お弁当はいつものように近くのうどん店「多吉」のお弁当。いつも季節の食材を詰め込んだおいしいお弁当を提供してくれます。今回はビッグひな祭りの期間中ということもあり,ちらし寿司の入った春らしいお弁当でした。ごちそうさまでした。
 木 の根が多くスコップが入らない土が多いので整地作業は難航。時間的にも枯れ草の処理で多くの時間を費やしてしまったため,整地は次回に持ち越しとなりました。
それでも,草がきれいに片付けられ,こんなにきれいになりました。