沖縄県完訪の旅  2002年9月10日(火)〜12日(木)

 

【目的】

 沖縄県の郵便局を完訪する.

 

【行程】

[9月10日(火)]:晴れ

   70052 粟国

 

 2002年6月の遠征(局めぐり記はこちら)の結果,沖縄県完訪まで残り4局となっていた.ここまで来ると,できるだけ早く完訪してしまいたい,と考えるのは当然の流れで,ツアー代金と仕事のスケジュールを睨みながら,9月第2週に実行することにした.その中でも,10日(火)の出発としたのは,9月10〜12日は局めぐりを始めてから過去19年間,1局も訪問実績がなかったためである.

 今回,JTS(ジャパンツアーシステム)の「JAL紀行倶楽部 サマースペシャル沖縄 フリータイム那覇3日間」を利用しており,9月の料金は3連休前を除いて2名1室,2朝食付きで\24,900と破格のものである.羽田−那覇の通常の航空運賃は片道\34,500であるが,まともに運賃を払うのがバカバカしくさえ思えた.^_^;

 ということで,羽田10:50発JAL903(写真左:那覇空港で撮影)で出発.この日は50分の乗り継ぎで那覇から粟国に向かうことになっており,機内で昼食を済ませておいた.

 那覇にはほぼ定刻の13:20頃到着した.

 那覇到着後,預けていた手荷物を受け取り,先にホテルに向かう家族をタクシーに乗せてからチェックインした.50分の乗り継ぎ時間は慌ただしく,昼食を済ませておいてよかった.

 そして,那覇14:10発RAC727(写真左:粟国空港で撮影)で粟国島に向かう.当方にとって,アイランダーBN2Bは初めての利用だった.往復とも定員9人の機内は満席だった.

 那覇空港では他の便の出発,到着を待っていたため14:25頃まで離陸できず,粟国空港には10分程度遅れて,14:45頃到着した.

 粟国空港では「沖縄・離島情報 平成14年夏号」記載の有償輸送の車が来ておらず,ちょっと焦った.しかし,民宿のお客さんを迎えに来られていた20歳代前半くらいの女性が声をかけてくれ,粟国局(写真左)の近くまで送ってくれた.感謝感謝!! ^_^;

 粟国局では,貯金の他に離島ということで定額小為替と風景印を依頼.この日の成果はこの1局のみだった.

 粟国局訪問後,粟国空港まで歩いて戻っていたところ,先ほどの女性が(到着便がないにもかかわらず)なぜか通りかかり,再び空港まで送ってもらえた.今度は助手席にも同年代の女性が乗られており,粟国空港で置いてあった車に分乗して帰られた.

 そして,1時間ほど待った後,粟国16:30発RAC730(写真左)で那覇に戻った.往路と同じ飛行機(JA5281)だった.

 那覇空港からバスでこの日の宿のホテル西武オリオンに向かい,家族と合流.夕食は牧志公設市場で取った.

 

[9月11日(水)]:晴れ

   70069 阿嘉,70050 座間味

 

 この日は座間味村の2島2局を訪問する予定である.2001年7月の訪沖時(局めぐり記はこちら)には台風の影響で訪問が叶わなかった局だが,この日は快晴で船の運航に問題はない.

 ということで,ホテルでの朝食後,タクシーで泊港北岸(高速船はとまりんよりも北岸に付けてもらう方が便利)に向かった.

 泊港9:00発の「クイーンざまみ3」(写真左:阿嘉港で撮影)で阿嘉島に向かう.8月より就航した真新しい船で,船内は9月の平日にもかかわらず,思ったよりも混んでいた.

 先に停船した座間味港でかなりの乗客が下船するも,那覇に戻る乗客が同じくらい乗船してきて,混んでいることには変わりなかった.

 阿嘉港には定刻より3分ほど遅れ,10:13頃到着.

 クイーンざまみの船内から,併走する久米島行高速船「ぶるーすかい」(写真左)を撮影.デッキ(甲板)に出ればもう少しきれいに撮れたと思うが,この時は高速船にデッキがあるとは思っていなかった.

 阿嘉局(写真左)は阿嘉港から5分ほどのところにあった.

 ここでも,貯金の他に離島ということで定額小為替と和文印を依頼した.風景印はなかったが,ものすごくきれいな島だし,作ってもいいのに,と思った.

 次は,阿嘉港11:45発の「フェリーざまみ」(写真左)で座間味島に向かう.ほぼ定刻に出航し,わずか15分で座間味港に到着した.

 港の前の食堂で昼食を食べた後,のんびりと座間味局(写真左)を訪問.ここでも,貯金の他に離島ということで定額小為替と風景印を依頼した.

 この日の成果は,座間味村の2島2局で,沖縄県の未訪局はいよいよ伊平屋局のみとなった.

 この後は座間味港17:20発の高速船で那覇に戻る予定で,時間はたっぷりあったので,子供を海に入れてみた.しかし,日焼け止めが痒かったのか,子供の機嫌がものすごく悪くなり,予定を早めて座間味港15:00発のフェリーで戻ることにした.乗船券は高速船の往復券(\5,230)を使っていたが,差額の払い戻しはないがフェリーにも乗船できた.往路高速船,復路フェリーの場合の運賃は\4,610で\620安かった勘定になるが,やむを得ない.x_x;

 フェリーは往路に比べて冷房が効き過ぎている感があったが,家族全員ウトウトとしていた.

 泊港にはほぼ定刻の17:00頃到着し,ちょっと早いが夕食を取ろうと,前日に家内が観光案内所で聞いてあったステーキハウスにタクシーで向かった.味としては可もなく不可もなくといったところだが,ボリュームは凄かった.

 夕食後,この日3度目のタクシーでホテルに戻った.

 

[9月12日(木)]:晴れ

   70049 伊平屋

 

 この日はいよいよ最終日.国際通りを歩くという家族とは別行動である.ホテルでの朝食後,8:30にホテルに配車してもらう約束のレンタカーが時間を過ぎても来なくてちょっと焦ったが,8:35過ぎに来た.ツアーオプションのレンタカーを使っており,Sクラス日帰り,免責補償料,税込み,カーナビ,ベビーシート付きで\3,500と,こちらも格安だった.

 手続きの後,8:50頃出発.目指すは運天港で,2ヶ月半前の伊是名島訪問の際に行っているにもかかわらず,所要時間が読めなかったので,西原I.C.から許田I.C.までは沖縄自動車道を使った.運天港には10:10頃到着した.

 この日は伊平屋村の船がドック入りということで,伊江村の「ぐすく」(写真左)が応援に来ていた.前回の伊是名島に続いて,3度目(もう1度は伊江島訪問時)の伊江村の船ということになる.伊是名島訪問時は「いえしま」だったので,別の船だった.

 それだけなら特に問題はないのだが,伊平屋島・前泊港を9:00に出航し,運天港には10:20に到着するはずの船が,入港時刻を過ぎても入港せず,15分ほど遅れて10:35頃入港した.今回,伊平屋島での滞在時間は40分しかなく,気が気ではない.あらかじめ伊平屋村役場にドック入りで時刻変更がないか問い合わせてあり,「ない」との回答をもらっていたのだが,役場の方にとっては15分くらいは変更の内に入らないのかも知れない.

 それでも,定刻の11:00に運天港を出航してくれて,伊平屋島・前泊港には予想通り17分ほど遅れて12:37頃到着した.

 折り返しの船まで23分しかない.@_@;

 そして,前泊港から徒歩3分くらいの伊平屋局(写真左)を訪問.ここでも,貯金の他に離島ということで定額小為替と風景印を依頼した.また,この島がデザインされているふるさと絵はがき(6月に購入してあったもの)を実逓として差し出した.

 ここで,沖縄県の郵便局201局1分室を完訪した.\^o^/

 ただ,すべての処理を終えると,出航10分前の12:50を過ぎていて,急いで港に戻った.完訪の地にもかかわらず,缶コーヒーを買う余裕もないほど慌ただしいものだった.x_x;

 復路の船ものんびりと走り,運天港直前で伊是名村の「ニューいぜな」(写真左)に追い越された.定刻では当方が乗っている船の方が5分早く着くのだが….

 運天港からは名護大北局に立ち寄った後,急いで那覇市内に戻り,県庁北口バス停付近で家族をピックアップした.家内は色々と買い物をしたようで,重い袋を提げていた.

 そして,レンタカー返却後,那覇空港まで送ってもらった.チェックインを済ませ,手荷物を「JAL宅配便サービス」で送って身軽になった.そして,のんびり夕食を取ってから,那覇19:45発JAL908で帰宅した.JAL908と次のJAL932は「フレックストラベラー制度」の募集をしていたが,1人ではなかったので,さすがに7,500マイルをもらおうとは考えなかった.ただ,実際はスーパーシートにキャンセル待ちの人が入っていたので,オーバーブッキングは起こらなかったと思われる.

 搭乗直前に飲んだビール(JALカード提示で10%引き)はまた格別だったが,優先搭乗に促されるままに一気に飲み干すと,ちょっと酔ってしまった.^_^;

 

【最後に】

 今回の訪沖でめでたく沖縄県完訪となり,今後はタイトル維持に励むことになるだろう.当方にとっては初めての(都道府県)完訪で,今ひとつ大変さがわかっていない.

 ただ,次の新局設置の際に時間に余裕があれば,ぜひもう1度,伊平屋島に行きたいと思っている.今度は,できれば島に1泊して….


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