沖縄県完訪ラストスパートの旅 Part1 2001年7月4日(水)〜6日(金)
【目的】
沖縄本島周辺の未訪離島の訪問.
【行程】
[7月4日(水)]:晴れ一時にわか雨
★70156 那覇空港内,70161 潮平,70705 宜次簡易,70099 那覇国場,70122 真玉橋,
70123 古波蔵,70151 与儀,70162 首里寒川,★70082 泊,70105 那覇久茂地,
70140 泊ふ頭,70095 那覇久米,70147 曙,70078 安謝,70097 浦添勢理客,
70110 浦添内間,70125 浦添宮城,70084 屋富祖,70101 浦添城間,70154 浦添港川,
70128 浦添伊祖,70065 浦添牧港,70107 大謝名,70077 真栄原,70160 浦添西原,
70114 我如古,70021 宜野湾,70155 宜野湾長田,70019 中城,70718 和仁屋簡易,
70020 北中城,70094 普天間 (★:宝)
羽田6:55発の那覇行ANA991に乗るために,鷺沼駅を始発電車で出発し,溝の口,川崎,京急蒲田で乗り継いで,羽田空港には6:10ちょっと過ぎに到着した.那覇からの乗り継ぎ便が希望より1本早い便しか取れなかったために早起きをしなければならず,ちょっと辛かった.@_@;
機内では,早起きしたこともあって,いつものようにほとんど爆睡だった.そういえば,スーパーシートがないB767-300は初めてだったと思う.今回はANAのFFP無料航空券を使っている.
那覇空港到着直前,風が強いのかかなり揺れたが,ほぼ定刻の9:25頃那覇に到着した.1階の到着ゲートを出たところに那覇空港内局があるので,乗り継ぎのチェックイン前に訪問し,無事に「飛行機の絵」の宝をゲットした.
そして,3階のチェックインカウンターに向かい,那覇10:20発ケラマ行RAC701の発券とチェックインを行った.そこで,台風4号に関する係員との何気ない会話の中で信じられない言葉が入ってきた.当方はケラマ空港からマリンバスで阿嘉島へ向かう予定だったのだが,「陸路を走る阿嘉島行マリンバスは運行するけれど,海路の座間味島行マリンバスは欠航」とのことだった.「もしや」と思って座間味村に船の運行状況を確認するために電話をしたところ,「全便欠航」とのことだった.
確認せずに阿嘉島まで行ってしまっていたら,結果的には6日まで脱出できなかったわけで,非常にラッキーだった.
座間味村の船が欠航では,阿嘉島から座間味島に渡ることも,座間味島から那覇に戻ることもできないので,キャンセルを申し出たところ,チケットにスタンプを押された上で無手数料でキャンセルすることができた.\^o^/ ただ,チケットレスで購入してあったチケットなので,現金払い戻しはなかったが….
「さてどうしたものか」と考え,粟国島に行くことを考えたが,満席だったので,レンタカーの借り出し時間を繰り上げ,沖縄本島をまわることにした.幸いにもレンタカーの空きは大丈夫だったが,使用時間を36時間に延長すると,24時間の倍以上の料金がかかった.
翌日(5日)にまわる予定だった潮平局から局めぐりを開始し,糸満市を再完訪した.時間は11時ちょっと前である.
この後,落ち穂拾いをしながら東風平町1局,豊見城村1局,那覇市11局,浦添市9局を訪問し,2市1町1村を完訪した.途中,泊局は「那覇市」が入っている宝だった.また,2000年9月4日設置の浦添西原局は当方の地図では簡易局時代の位置にマークを打っていたため,真ん前を通ったにもかかわらず迷ったが,地元の人に聞いて訪問できた.県道241号線沿い浦添西原交差点から北に約400m,南から向かうと左側にある.
那覇久米局を除いて各局待ち時間もなく順調に進み,宜野湾市に入った.ここから先は翌日も渡嘉敷島に行くために泊港に戻っていると思ったのでプランがなく,取りあえず中城村,北中城村を完訪して,最後は宜野湾市に戻った普天間局で終了した.
この日の成果は32局と,始動が遅かったわりには上出来で,宝も2局ゲットした.
その後は,普天間局すぐ近くのゆうせい情報プラザに立ち寄ったが,ここまで来ることを予定していなかったのでATM用通帳を持ってきておらず,ATM操作は行えなかった.PCが数台設置されていたので,掲示板へのアクセスをした.篠原さんの局めぐり記で拝見していたとおり,駐車場はなかった.
この後,夕食を取ってからホテルに入ると,「インターネット割引料金だからマイレージ加算はできない」とちょっと首を傾げるような扱いを受けた.予約の際に(マイレージ積算できるかどうか)確認のメッセージを入れたのだが,返答がなかったものである.たかだか300マイル(現在は200マイル)でリピータにも成りうるものだし,せこいことを言わなくてもいいと思うのだが….
その後は「沖縄」ということで,オリオンビールを飲んで早々と就寝した.
[7月5日(木)]:晴れ一時にわか雨
70134 真志喜,70090 大山,70130 伊佐,70163 ハンビー,70159 北谷宮城,
70023 北谷,70133 北谷桑江,70074 山里,70143 宜野湾上原,70116 諸見,
70026 沖縄,70157 沖縄高原,70063 泡瀬,70106 沖縄照屋,70127 沖縄パークアベニュー,
70087 安慶田,70027 沖縄美里,70124 越来,70152 沖縄かりゆし,70091 知花,
70024 嘉手納,70108 伊良皆,70025 読谷,70072 喜名,70071 仲泊,70146 名護大北
この日は,前日の段階で満席だった那覇12:35発ケラマ行RAC707が取れたら,朝から高速船で渡嘉敷島を往復し,飛行機,マリンバスで阿嘉島に向かい,高速船で座間味島,フェリーで那覇に戻る3島3局訪問のプランを考えていたが,飛行機が取れなければ素直に前日行き損なった阿嘉島,座間味島に行こうと考えていた.この段階では,快晴の天気もあって欠航は考えていなかった.そして,泊港(とまりん)の駐車場に車を入れて,とまりんに向かったが,窓口は8:00からとのことで,まだ開いていない.しかし,ほどなく各島に向かう船が「時化のため欠航」と決まり,渡嘉敷村,座間味村も例外ではなかった.
仕方がないので,前日の続きをまわろうと,宜野湾市の真志喜局に向かい,案内板にちょっと惑わされたが8:40頃には到着した.その後,2001年3月12日設置のハンビー局,2000年6月19日設置の北谷宮城局は地図に記載がなく(北谷宮城局設置にともない廃止された浜川簡易局は記載があったが…),前の局で場所を確認した.
北谷町4局を完訪し,沖縄市に入ったところで,前日時間切れでポツンと残してしまった宜野湾上原局も押さえておこうといったん南下.この局は2000年2月28日に移転しているが,国道沿いだったので難なく訪問できた.宜野湾市完訪!!
そして,再び沖縄市に戻り,沖縄市12局も完訪.そして,嘉手納町1局,読谷村3局を完訪し,これまた1999年の訪沖の際に時間切れで残っていた恩納村の1局を訪問して恩納村も完訪.この後,1999年6月28日に改称された石川局を再訪したいところだったが,まさかこんなに北上できるとは思っていなかったので,改称局訪問用通帳(通常貯蓄貯金貯蓄型II:銀の通帳)を家に置いてきており,訪問はしなかった.
仕方がないので,そのままR58を北上し,1999年の訪沖の際になぜか行き忘れた名護大北局を訪問して,沖縄本島を完訪した.\^o^/
ちょっとした感慨はあったが,島に行けなかった代償ということで,複雑な気分だった.
時間は14:40頃だったが,もうまわる局はない.ということで,この日の成果は26局,宝はなかった.
局内にはトイレがあり,PCが設置されているので,しばらく滞在した.^o^;
そして,那覇に戻る途中でCoCo壱沖縄石川店で遅い昼食を取ってから,那覇でレンタカーを返却した.
この日泊まったホテルは,割引料金でもマイルを積算してくれた.まあ,ここは割引料金でも積算されることを知ってはいたのだが….
夕食をとることを考えて石川での「おやつ」は少な目にしたのだが,空腹にはならなかったので,結局夕食は食べなかった.
[7月6日(金)]:晴れ
70062 大田,70054 久米島,70075 仲里,70051 渡嘉敷
この日は今回の旅行の最終日である.プランでは那覇7:50発久米島行JTA201で久米島に向かい,フェリーで渡名喜島を往復した後,久米島18:55発那覇行JTA222,那覇21:00発羽田行ANA992と乗り継いで東京へと戻る予定となっている.
朝,ホテル近くの県庁北口バス停を6:35発の始発のバスで出発し,那覇空港へ.そして,チェックインの後,電話で搭乗直前まで久米商船にフェリーの運行状況を確認しようと試みたが,朝が早いためか繋がらなかった.
途中,JTA201では右側に今回訪問がかなわなかった慶良間諸島が見える案内があったが,当方の席は進行方向左側のA席が指定されていたため,見ることもできなかった.
久米島空港にはほぼ定刻の8:20頃到着し,レンタカーを借り受けてからフェリーが発着する兼城港に向かったが,最後まで欠航に泣かされる結果となった.那覇行は出港するが,渡名喜島には寄港しないとのことだった.
仕方がないので,久米島の2村3局を訪問し,仲里局向かいの仲里村役場に公衆電話を借りるために立ち寄った.この付近はすべて那覇市と同じ098の地域で,携帯で発信するよりも安いと思ったからである.
通話先は渡嘉敷村.もしかしたら前日訪問がかなわなかった渡嘉敷島に行けるかも,と船の運行状況を確認しようと思い,午後からフェリーは運航を再開するとの情報を得た.ただし,高速船はこの日も全便欠航だった.そこでJALに電話し,JTA222の前売り21のチケットを(渡嘉敷島行のフェリーに間に合う)RAC874に変更できるかどうか確認したところ,「空港で空席があればOKで,10席くらいの空席がある」との情報を得た.ただ,航空会社の時刻表は所持しておらず,RAC874の時刻は「沖縄離島情報」に記載の時刻は7月13日以降のもので11:50発となっていたが,この日は11:10発とかなり慌ただしいものだった.
久米島を全く見ない,あるいはマイルが貯まらないという事情もあり,渡嘉敷島に行くかどうか迷ったが,せっかく行くチャンスがあるのだから行っておこうと空港に戻ることにした.貯まらないマイルはフライトマイル44マイル(区間マイル59マイルの75%),JALカードボーナスマイル6マイルだけでなく,インターネット予約の50マイル,チケットレスの150マイルの計250マイルと,もしかしたらJALカード協賛店の70マイルもRACは協賛に指定されていないので貯まらないかも知れない.
空港に戻る途中で給油した後,もし飛行機が移動中に満席になっていたら困るので,レンタカーは返却せずにそのまま空港に向かった.そして,JTA222のチケットをRAC874に変更してもらおうとしたところ,「別会社だからできない」と言われた.当方は「JALにも確認してあるし,時刻表にも予約便より前のJALグループ航空会社便に変更できると書いてある」と粘り強く主張し,別の係員が出てきて「変更OK」となった.その間15分,出発時刻までは20分と迫っていた.
そして,チェックインをしておいてもらうように頼み,急いでレンタカーを空港前の営業所に返却.精算を済ませると,「(借りていた)車で空港まで戻って,空港で待機している係員にキーを渡す」よう計らってくれた.通常,送ってくれることが多いのだが,事務所には1人しかいなかったし,送るよりは合理的なのだろう.とにかく慌ただしかった.
そして,久米島ではわずか3時間弱の滞在で那覇に戻った.まあ,渡名喜島に平日日帰りで行くには那覇からでは不可能なので,また久米島にも立ち寄るだろう,とこの時は思った.帰宅後に,「沖縄・離島情報平成13年夏号」で7/1〜8/31,11/1〜翌年4/24を除く金曜日なら行きはフェリー,帰りは高速船で那覇から日帰り往復できることが判明したのだが….
那覇空港からとまりん近くの泊高橋までバスで向かい,昼食後に渡嘉敷島行のフェリーに乗ると,ものすごい揺れだった.あの狭い船室で恐怖のあまり泣き出す子供2人に酔っている人,数えきれず.3日ぶりの船に小学生の団体で,ものすごく混雑していたので,横になれるスペースもなく,辛かった.当方,三半規管が鈍いのか乗り物酔いはまったくしないのだが,揺れで内臓がしびれた.@_@;
渡嘉敷港には定刻よりも25分ほど遅れ,15:35着.折り返しまで25分ほどとなっていたが,何とか急いで局に行くことはできた.これから行かれる方は,公民館を目印に向かい,公民館の右側から真裏にまわると局がある.徒歩で10分はかからない.
そして,帰りの船の出港が10分ほど遅れたので僅か35分ほどの渡嘉敷島滞在であったが,何とか船で島を訪問することができた.\^o^/
この日の成果は2島4局,宝はなかった.この結果,沖縄県の未訪局は伊平屋,伊是名,粟国,座間味,阿嘉,渡名喜の6島6局となり,訪問後改称された石川,宮古,上野,大浜,黒島,西表大原の6局を合わせても12局となった.(その後,真喜良局,松本局の開局,改称で志林川局要再訪で,現在は15局となっている.)
そして,泊高橋から1時間に1〜2本しかない国際通りをかすめる程度で空港に行くバスをタイミングよくキャッチし,那覇空港に戻った.そして,那覇21:00発ANA992のチケットを1本前の那覇19:50発ANA92のチケットに変更し,宮古島にいらっしゃる篠原さんに電話をかけておいた.
多少の揺れはあったが,羽田にはほぼ定刻の22:10頃到着し,ほぼ同時刻に宮古島から戻った篠原さん,福岡から戻った739163さんと合流.京急蒲田で終電までの僅か30分のミニオフとなった.お疲れの所,ありがとうございました.
そして,横浜地下鉄の終電に乗り,帰宅は0:40頃となった.
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