自然を見るのが好きで、カメラを積んでよくドライブに出かけた。
そのドライブの友として、走ってくれた歴代の車たちとその思い出。
   
日産 シルビア(S110) 5MT、FR  所有期間:90年3月〜91年11月(約1年半)

 車について

  エンジンは1800cc。 OHCながら7500回転までまわる!
  レッドゾーンは6000回転から。
  昔のエンジンはリミッタが無かったので無理にでもまわせた。
  このエンジンはツインプラグと言って、4気筒でありながらプラグが8本ある。
  この血統が、アルファのツインスパークエンジンへと引き継がれたのは
  あまりに有名な話。( USO!)
  

 思い出

 1週間運転の練習をして、きたっち(友人 )と京都→松山まで
  乗って帰った事。
 
 振り返って思う事
  セダン顔(角型4灯)だけど、2ドアクーペでカッコいい。
  後部座席は狭かったなぁ。後ろに人が乗る事は無かったですが。
  重ステだけど、走りだすと重くない。一度、久々に乗ったらエラい重くて、
  こんなに重かったっけ?と思いながら、車を止めてタイヤ見たらパンクしてた。
  重ステよりもクラッチ操作の重さの方が渋滞時はきつかった。
  エンジンは、なんかエンジンらしくて好きだったなぁ。変なカバー類はないし。
  5500回転以上はパワーが落ちるので引っ張る意味は無いです。
  140kmを越えたら車体が震え出してた。9年落ちだからか、小さめのプラット
  フォームに大き目ボディという無理な造りの所為か、なんでしょうね。
 
トヨタ セリカ(AT160) 5MT、FF  所有期間:91年11月〜97年12月(約6年)

 車について

  買った動機は、DOHCエンジンの車に乗りたかったから。
   エンジンは1600cc DOHC (4A-GE)。7800回転でリミッタが作動。
   軽く吹けあがるいいエンジンだった。
   フライホイールも軽いらしくエンストしやすかった。
 

 思い出

  93年3月、たくさん雪の残る鳥取へのドライブ。
  1日(24時間)で、松山-足摺-高知-川之江-松山とひたすら走った事。
   (何がしたかったのか..今でも不明。)
  北陸地方へのドライブ
   (夏の北陸地方はいいよ。)
  雪道ですべって、スリップ事故を起こしている車の集団に突っ込みそうに
   なった事。
  深夜33号線(高知→松山)をよくドライブした事。
  遠出した時、よく車の中で寝た事。
  夜中、山道走りに行って、曲がり切れずにまっすぐ刺さった事(笑)
        ・
  合計17府県を走った事 等。
 
 振り返って思う事
  当時はS13シルビアがカッコ良かった。FRらしいリアタイヤの位置に憧れてた。
  今にして思えば、このセリカの流麗なデザインもなかなか美しいです。
  奮発してVOLKの15インチつけてた。
  このセリカはハンドル切っても曲がりにくい車だった。
  20代の青春をともに過ごした車です。
 
ホンダ アコード(CF3) 5MT、FF  所有期間:97年12月〜2018年 8月 (約21年)

 車について

   環境問題を考えてリーンバーンエンジンの車を買う。
  エンジンは1800cc OHC VTEC。
  6300回転でリミッタが作動。(かなり淋しい...)
   エンジン音は機械らしい、いい音がする。
  車体の剛性が高く、急ハンドルを切っておつりがきても、
   コントロールしやすい。
 

 思い出

  98年2月 阿寺渓谷(長野)での雪道ドライブ。
  99年8月 京都⇔中部⇔東北の3,400kmドライブ。
  01年5月 九州でのドライブ。
  01年9月 愛媛⇔上高地までドライブ。
  04年7月 愛媛⇔信州までドライブ。
  04年11月 山口でのドライブ。
  この車でいろんなとこ行った。足を踏み入れなかったのは下記都道府県ぐらいです。
     北海道・茨木・千葉・群馬・和歌山・福岡・佐賀・長崎・鹿児島・沖縄
 
 振り返って思う事
  かっこいいセダンでした。ルーミーな明るい室内も好きでした。
  今にして思えばちょっとおっさんな車だった。
  低回転域では軽めのトルクがスムーズな加速につながってて好きでした。
 

日産 ノート(E12) CVT、FF  所有期間:2018年 8月〜

● 車について ●

  ここ最近は自分の通勤で使うだけなので、アコードは大きいなぁと
   思ってた。コンパクトカーで探してて、後部座席も広く、荷室も
   そこそこ広いノートに決定。
   エンジンは非力だと哀しくなるのでスーパーチャージャー付き
   を選択。
  オートマ(CVT)になって、初めてMTの良さを痛感。
   MTはギアを選ぶ事で、エンジンに何をさせたいか自分で決めれる。
   結果、車のコントロール幅が広いから遊べた。
  この車、走ってる時の滑らかさが半端ない。
   おそらくミラーサイクルによるポンピングロスの低減による効果?

   3気筒エンジンは振動が出やすく、今一つという意見があるけど、

   個人的には今まで乗った4気筒エンジンよりも滑らかだと思う。
   そしてスーパーチャージャーの加速もなかなか。
   アコード(1800ccエンジン)の加速と遜色ありません。
   足回りは柔らかい。攻める気になりません。
     → リコールでフロントのコイルスプリング交換してから足回りが安定した。
 

各車の諸元表

大きさ
 (長さ x 幅 x 高さ)
重さ ホイール
ベース
駆動
方式
エンジン 型式 パワー
(PS / rpm)
トルク
(kg・m / rpm)
トランス
ミッション
日産 シルビア (S110) 4400 x 1680 x 1310 1060 2400 FR 1800cc 直4OHC Z18E 115 / 6,000
 ※グロス値
15.5 / 3,600
 ※グロス値
MT
トヨタ セリカ (AT160) 4365 x 1690 x 1295 1080 2525 FF 1600cc 直4DOHC 4A-GE 130 / 6,600
 ※グロス値
15.2 / 5,200
 ※グロス値
MT
ホンダ アコード (CF3) 4635 x 1695 x 1420 1230 2665 FF 1800cc 直4OHC VTEC
 ※リーンバーン
F18B 140 / 6,100 17.2 / 5,000 MT
日産 ノート (E12) 4100 x 1695 x 1525 1090 2600 FF 1200cc 直3DOHC
 ※スーパーチャージャー
 ※直噴ミラーサイクル
HR12DDR 98 / 5,600 14.5  / 4,400 CVT