イボキサゴ採取体験

2014/6/14 今年夏の一番の大潮の日に木更津の盤州干潟で加曽利貝塚博物館友の会によるイボキサゴを採取するイベントが開かれました。
一次集合場所はJR内房線巌根駅。千葉⇔君津間で唯一快速が止まらない駅。
ホームが快速停車に足らないのが理由で止まらないとのこと。
のんびりとした感じが残っていて、いい感じです。

二次集合所は盤州のすぐ北、竜宮ホテルの駐車場。
車で来た人はこの近くの無料駐車場に車を止めて二次駐車場へ。

ここから小櫃川河口にある盤州干潟へ歩いていきます。
1.巌根駅 2.竜宮城ホテル駐車場入り口。
 6/14は潮干狩り格好の日で、一般の潮干狩りに来る人の車がたくさんいました。
3.盤州干潟へ。参加者は約40人。
 千葉市の貝塚を構成する会のうち最も多く見られるイボキサゴを採取してみたいと思っている人がたくさんいました。
4.盤州干潟の入口で西野さん(千葉市埋蔵文化財調査センター)の説明。
5.入口からは葦原が続き。 6.普通の日の波打ち際。貝殻やアオサが見られ、ここが海だ! という実感がしました。
7.干潟と浅い海の中を1km以上歩いて、6/14の波打ち際に到着。
 イボキサゴが波打ち際にたくさんいました。
8.篩を波打ち際でサクッとやると、1回で数十匹のイボキサゴが採れました。
 上の写真では100円均一ショップで買ったプラスティックの籠で採取した人。
 盤州干潟の先端で、イボキサゴの集団が見られることが体感できました。
 縄文時代にはイボキサゴに適した環境が千葉にあり、縄文人はその生態を熟知して採取したようです。
9.竜宮城ホテルの駐車場入り口で最終説明の後、解散。ご苦労様でした。
 採取したイボキサゴは各自持ち帰り、生態を観察するなり、個人の責任で試食しました。



実験調理例は加曽利貝塚博物のHPを参考にしてください。

小輩の調理後の感想 :
 イボキサゴをそのまま炒った後食べると、「貝!」。ウマイというほどではないが食べれる。
 イボキサゴで出したダシを飲むと、旨味を感じるが塩っ気が足りない。減塩料理に慣れている人だったら可 のレベル。ナンプラを薄めるだけよりはいいか?
 他の具材を入れて塩分を適度に調節すればもっと良くなるであろう というレベルでした。
 

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