最終電車
(ヴィジット)


<ストーリー>

遅くまで残業して、最終電車に乗り込む主人公。
心身疲れきっていましたが、よく終電に乗り合わせる若い女性の姿を見かけ、少し心が和みます。
そして、疲れた体を座席にゆだね、家路についたのですが…
どうもいつもの終電とは「何か」が違います。
その違和感が現実のものとなった時、主人公は…?
そして他の乗客達は…?


最終電車という、ありふれていながらどこか不思議な空間を舞台とした発想が面白いです。
シナリオもそつなくまとまっていて、バラエティ豊富です。
かなり楽しめるサウンドノベルではあるのですが…
惜しい!本当に惜しい!

 

このゲームの唯一にして最大の欠点、それは
シナリオ内の分岐が少ないことです。
…と言うより、分岐は多いのですが、それが単に「正解か不正解か」でしかない場合が多いのです。
つまり「間違った選択肢を選ぶと即ゲームオーバー」になりやすいのです。
おかげで、一度そのシナリオをクリアしてしまうと、あまり同じシナリオをする気が起こりません。
「様々な選択肢を選ぶ面白さ」がイマイチ薄味なのは残念です。

 

でも、個人的にはパロディシナリオの「最終戦隊バトレンジャー」がムチャクチャ笑えたから好きです。
あんまり笑えたんで、おまけ作っちゃいました。
よかったら見てください。

おまけ:最終戦隊バトレンジャーとは?


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