魔女たちの眠り
(パックインビデオ)
<ストーリー>
残業中の主人公にかかってきた一本の不可解な電話。
「たすけて…殺される…」
その一言だけで切れてしまった電話に、主人公は妙な胸騒ぎと懐かしさを覚える。
そしてその後、主人公は幼なじみの女性が不可解な事件に巻き込まれた事を知る。
「あの声は彼女のものだったのでは…?」
そう直感した主人公は、唯一の手掛かりである山奥のとある村に向かう。
森に囲まれ、外界から隔絶されたこの村に秘められた秘密とは…?
赤川次郎がシナリオ原作ということで話題になった作品。
さすがに、シナリオの展開はなかなか凝っています。
二部構成になっていて、第一部での行動によって第二部のシナリオが決定する仕組みになっています。
シナリオの種類もけっこうあり、結末も様々ではあるのですが…。
第一部が、どのシナリオでも同じような展開になってしまうので、何度もやっていると飽きが来ますし、
第二部も、各シナリオ毎に内部での分岐が少ないので、似たような展開で話が進んでゆき、結末だけが違うという感じがします。
つまり違うエンディングを見るために、同じ作業を繰り返さねばならないのです。
結末だけでなく、そこに到るまでの分岐が多様であれば
そんなことを感じずに済んだのですが…。
その点だけが残念でした。
ちなみにこの作品、WINDOWS95とプレイステーションでリメイクされています。
私はWIN95版だけプレイしましたが…どうもあまりうまく移植されてない感じがしました。
確かにグラフィックは飛躍的に美しくなってるんですけどね…。
おまけ:登場人物紹介