「兵庫の山々 山頂の岩石」
岩石標本室
宍粟市一宮町
千町岩塊流
中生代
白亜紀後期
段ヶ峰層
(仮称)
2002年12月3日
No:02Z03.4
流紋岩質溶結凝灰岩
rhyolitic welded tuff
(横4.7cm)
石英や長石の結晶片を多量に含んだ溶結凝灰岩です。強く溶結しているために、
基質はガラス質で、たいへん硬くなっています。このように強く溶結した凝灰岩には、
板状節理が発達しています。この標本は、千町に見られる岩塊流を構成している
岩石です。