大嶽山②(452.9m) 神河町 25000図=「粟賀町」 法性寺から山頂の柏尾城跡へ map 法性寺より大嶽山に登り、山頂から尾根を北へたどった。
防獣ゲートをくぐり、ヒノキ林に入る。よく整備された道が続いていた。
尾根に達したところは、大歳神社からの道が合流していて、ベンチが置かれていた。
道の傾斜が急になってきた。シカのヒヅメ跡が、落ち葉を払いのけて滑っていた。
小嶽山からコルへ下りて、北へ登り返す。エナガの小さな群れが木々を渡っていった。ヤマガラの声も聞こえる。
山頂の岩に立つと、展望が開けた。北西に、高場山、黒滝(姫路市最高点)、三辻山、911.3mP、840mPと高い峰が並んでいる。
南西には、市川町との境界尾根の向こうに七種山と七種槍が頭だけを出していた。 眼下には寺前の街並み。播但線のえんじ色の電車が、寺前駅を出て4両編成でゴトゴトと走っていった。
山頂から、北へ続く尾根を進んだ。
414mピークに、真白い岩が一つ出ていた。流紋岩の中の石英脈だった。
山行日:2022年11月25日
法性寺~小嶽山~大嶽山~425mP~414mP~段ノ池 map |
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スタート地点の柏尾ふれあい館に車を置かせてもらう。法性寺から小嶽山・大嶽山へは、登山道が整備されている。 大嶽山から北へは、尾根の切り開きや林道を利用した。 |
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山頂の岩石 白亜紀後期 流紋岩 |
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薄いピンク色~灰色。斑晶として、石英・斜長石・カリ長石をふくんでいるが、変質していることが多い。 流理は不鮮明。球顆が発達していることが多い。 左は、大嶽山山頂の流紋岩の表面である。大きさ2~3mm程度の球顆が密にふくまれている。 |
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